ストックなんてないからゆっくりまっててね
おっすオラ人間!
コンテンツ消費の激しい令和という激動の時代を生きる一消費者だよ☆
日課のごとく自室で「サンバ de トリコ!!!」を踊っていたら心臓が麻痺して死んじゃった!
その後気が付くと見知らぬ場所で目を覚ましたけどここってどこだろう?
「すみませーん今って西暦何年ですか?」
「今ですか?2023年ですけど」
「まじかよ、あ、4年後の未来から来ました。来年新紙幣導入しますよ」
「へーあざす」
いやー優しい人でよかった!
過去に来ちゃったけどここって前の世界と全く同じなのかな・・・
スマホは持ってないし今は春が始まったばかりの時期なのか少し肌寒い
いくらサンバの格好をしているとはいえ少し気温が低すぎるのではないだろうか
「ちょっと寒いなぁこういう時は運動して体を温めないと」
サンバの構えをとる。やはり運動が一番体温を上げるのにいいなぁ
そのまま一番を踊りきって二番に入ろうとしたとき不思議な少女に話しかけられる
「何だ、変な気配を感じてきてみたが、文字化物ではなく人間ではないか。
しかして・・・妙な気配を纏っているなお前、何者だ?」
それはおよそ日本ではあまり見ない赤色の紙
金の虹彩に紅の瞳孔。口調からは考えられない体躯
「田中太郎です!はじめてあった気がしません!まずはお友達からどうです?」
「ほざけガキ。貴様の寵愛を持ったような光が気に食わんから話しかけているというのに。面倒だな、使うか」
使う?いったい何を使うんだろうか。暴力?クスリ?もしかしてナイフかな?銃は流石にないでしょ
「対象“田中太郎”開け『刻語辞典』・・・ほーうなるほど。場所を変えようか」
目の前の彼女が指パッチンをする。かっこいい。いつのまにか目の前の景色が入れ替わり黒と金が栄える部屋にいつのまにか立っていた
それよりも“こくごじてん”聞いたことがある。国語辞典じゃないこくごじてんがあったような気がする。開けちゃいけないパンドラの記憶があったような
「さて、話をしようか推定田中太郎。私の字名【辞典】による能力『刻語辞典』は対象の全てを辞典にまとめたものとして記載させ書かれている言葉から能力として覚醒させることができる」
「お前を対象としたこの辞典に書かれていた1行目は“2023年4月11日 地球から自身の創作世界に転移”だ。さてもう一度聞こうか田中太郎。お前は何者だ?」
少女の目が鋭く、細く、そして静かに俺を据える
もう全てわかった心当たりしかない
ーーーでもこれだけは叫ばせてほしい
「いやここ自創作の世界かよ!!!覚えてるわけねぇだろ!!!」
Tips
田中太郎(18)
172㎝68㎏男
サンバ de トリコを踊るのが趣味
昔作っていた自創作の世界に転生してしまった
謎の少女
謎の少女。突然現れた世界の外の存在にワクワクしている
少し顔が怖い