とある少年が職員室に呼ばれており、約1時間ほどの説教を受けていた。
「〜〜〜〜、輪廻絶栄最大トーナメントとやらでは結果を残せず、試験はこの体たらくか。そしてこの前はE組を庇って本校舎の生徒を威圧したそうじゃないか。クズを庇う奴はクズ以下だ」
「長々と鬱陶しいよ。一行で頼」
「なに!?……まあいい。単刀直入に言う。鯱 刃覇。お前はE組行きだ」
「あーざす。本校舎、つまんなかったしちょうどいいすわ」
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「で、先生に啖呵切ってきたってわけかい」
「そーなんすよぉ。あ、青龍山さん、次お願いします」
刃覇は空手家の蒲郡文太と組み手をしつつ先ほどの出来事を伝えた。そして、組み手を見守っていた力士に声をかける。
「ちゃし」
「試験よりも空手の達人や横綱との稽古の方が楽しいすわ」
「……」
「刃覇!今日も来たんだねぇ」
「横綱と組み手とは贅沢な奴だ」
3人の元に、赤い服を着た優男風の青年と銀髪の青年が現れて刃覇に声をかけてきた。
「トルネさん!シルバさん!スパーリングしません?」
「生憎だが……刃覇、アンタに客だぜ」
「客?」
「お堅い感じだったなぁ。日本のコウムインってやつかな」
「北条のジーさんも待ってる。早く行ってこい。身体はあっためておくから、先にそっちの用事を済ませておけ」
指定された会議室に着くと、闘技場の主、北条國時と鯱一族族長の鯱御伝が待っていた。
そしてもう1人は……
「防衛省の烏間だ。鯱刃覇君であっているな」
そうすけど……
「君に暗殺の依頼をしたい」
「暗殺!?」
驚く刃覇に、祖父の御伝が呆れたように口を開く。
「何を驚いておる。元々我等は暗殺を生業としてきた一族だ」
「……闘技に夢中で暗殺一族だってこと、すっかり忘れてた」
「阿呆め……」
「…話を戻す。殺して欲しいのはこの国の要人ではない。この怪物だ。」
見せた写真には黄色いタコが写っていた。アカデミックドレスを着ている。
「なるほど……滾るぜ、これは」
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「皆さん、しばらくは闘技場行けないす」
「えー、寂しいねぇ」
「仕事が入ったのだろう」
「そーいや、鯱一族は暗殺一族だったな」
「刃覇さん、ちゃんこ鍋食べませんか」
腕を組み静かに聞いていた青龍山が口を開く。
「いいんすか!?」
「おいおい,作れるのか?」
「私も最初はちゃんこ番をしたものです」
刃覇は青龍山が作ったちゃんこ鍋を堪能してから闘技場を後にした……。
そして、数日後
椚が丘中学校3年E組の教室。黄色いタコのような生物が現れ、1人の男子生徒をを連れて入ってきた。
「おはようございます、殺せんせー。…その人は?」
殺せんせーと呼ばれた生物は男子生徒…潮田渚の問いに答えた。
「今日から暗殺に加わる仲間、鯱 刃覇くんです。自己紹介をお願いしますね」
「どーも、鯱 刃覇です。○川シーワールドに親戚はいないんで、そこんとこよろしく!」
拍手が起こる。
「刃覇くんも是非暗殺に挑戦してくださいね。まあ、暗殺に来たところで手入れしますけどね、ヌルフフフ」