廃ビルが立ち並ぶ街
サテライト
廃ビルの前で1人の青年が倒れていた。
その青年を長い赤髪の小さい少年が見つけた。
「大変だ! 人が倒れてる!
おーい君、大丈夫!?」
青年は少年に起こされ気がついた。
「ケガはないみたいだね。見たところ
襲われたわけじゃなさそうだけど」
「……」
「何も答えたくない?
この街は治安が悪いから
警戒するのも無理ないね。
自己紹介したほうがいいかな。
オレの名前はラリー。
君、名前は?」
「……」
「答えたくないみたいだね」
「そうじゃない……
名前を思い出せないんだ。
それに、なぜここで倒れていたのか
それも分からない」
「ええ!? 記憶喪失じゃないか!
大変だ! 何か力になれる事があれば
いいんだけど……
あっ、君の左腕についてるのデュエルディスクじゃない?」
「ああ、オレはデュエリストだ。
デュエルのルールだけは
なぜか覚えている」
「よし、それじゃあデュエルしてみようよ。
何か思い出すかもしれないよ」
「それもそうだな。やるか」
「よーし、いくよ!」
青年とラリーは
デュエルディスクを構えた
「「デュエル!!」」
青年
LP4000
ラリー
LP4000
ラリー「オレの先攻、ドロー!」
ラリー
手札5枚→6枚
「オレは≪X-ヘッド・キャノン≫を召喚!」
X-ヘッド・キャノン
☆4
ATK1800
「カードを1枚伏せてターンエンドだよ」
【ラリー】
LP4000
手札4枚
フィールド
Xヘッドキャノン
ATK1800
魔法・罠ゾーン
伏せ1枚
【青年】
LP4000
手札5枚
フィールド
なし
青年「オレのターン、ドロー!」
青年
手札5枚→6枚
「オレは≪ギガント・セファロタス≫を召喚」
≪ギガント・セファロタス≫
☆4
ATK1850
「セファロタスでヘッドキャノンを攻撃!」
「伏せカードオープン!
速攻魔法≪リミッター解除≫で
機械族の攻撃力は2倍になる!
機械族であるヘッドキャノンの攻撃力は
2倍になるぞ!」
X-ヘッド・キャノン
☆4
ATK1800→3600
「返り討ちだ!」
ヘッドキャノンの超砲撃で
デカイ植物怪物は破壊された。
青年
LP4000→2250
「くそ、やるな。オレはカードを
2枚伏せてターンエンドだ」
「リミッター解除の効果を受けたヘッドキャノンは、
エンドフェイズに破壊されるよ」
ヘッドキャノンは自爆し、ラリーのフィールドはガラ空きになった。
【ラリー】
LP4000
手札4枚
フィールド
なし
【青年】
LP2250
手札3枚
フィールド
魔法・罠ゾーン
伏せ2枚
ラリー「オレのターン、ドロー!」
ラリー
手札4枚→5枚
「オレは≪ロケット戦士≫を召喚!」
ロケット戦士
☆4
ATK1500
「ロケット戦士でダイレクトアタックだ!」
「トラップ発動!≪サンダー・ブレイク≫!
手札を1枚捨て、
フィールドのカード1枚を破壊する!
ロケット戦士を破壊だ!」
青年
手札3枚→2枚
ロケット戦士は電撃を喰らって消滅した。
「オレはカードを2枚伏せて
ターンエンド」
【ラリー】
LP4000
手札2枚
フィールド
魔法・罠ゾーン
伏せ2枚
【青年】
LP2250
手札2枚
フィールド
魔法・罠ゾーン
伏せ1枚
「オレのターン、ドロー!」
青年
手札2枚→3枚
「≪サイコ・コマンダー≫を召喚!」
サイコ・コマンダー
☆3チューナー
ATK1400
「サイコ・コマンダーでダイレクトアタック!」
「それくらいのダメージ受けてやる!」
ラリー
LP4000→2600
「ラリーよ、これで終わりじゃないぜ!
伏せカードオープン!
永続トラップ≪正統なる血統≫!
墓地の通常モンスターを復活させる!
サンダーブレイクのコストで墓地へ送った
≪X-セイバー アナペレラ≫を復活!」
X-セイバー アナペレラ
☆4
ATK1800
「アナペレラでダイレクトアタック!」
「わわわ! トラップ発動! ≪和睦の使者≫!
発動後、このターンの戦闘ダメージを0にする!
もっと早く発動するべきだったよ」
「その場合、アナペレラを復活させる事は
しなかったけどな」
「君、強いなぁ。
そこまで考えてなかったぜ」
「メインフェイズ2だ。
オレはシンクロ召喚をおこなう!
レベル3サイコ・コマンダーに
レベル4アナペレラをチューニング!
シンクロ召喚! レベル7
≪サイコ・ヘルストランサー≫!」
サイコ・ヘルストランサー
☆7
ATK2400
「ゲェーッ!! 攻撃力2400!?」
「ヘルストランサーの効果発動。
墓地のサイキック族1体を除外し
ライフを1200回復する!
オレは墓地からサイココマンダーを除外して
ライフを回復!」
青年
LP2250→3450
「そ、そんなぁ……
せっかく削ったライフが」
「カードを1枚伏せてターンエンド」
【ラリー】
LP2600
手札2枚
フィールド
魔法・罠ゾーン
伏せ1枚
【青年】
LP3450
手札1枚
フィールド
サイコヘルストランサー
ATK2400
魔法・罠ゾーン
伏せ1枚
「オレのターン、ドロー!」
ラリー
手札2枚→3枚
「オレは≪カードガンナー≫を召喚!」
カードガンナー
☆3
ATK400
「カードガンナーの効果!
自分のデッキの上から3枚のカードを
墓地へ送り、攻撃力1500アップ!」
カードガンナー
ATK400→1900
「カードガンナーでサイコヘルストランサーに攻撃!」
「正気か!?
迎え撃つんだ! サイコヘルストランサー」
カードガンナーはサイコヘルストランサーの反撃で破壊された。
ラリー
LP2600→2100
「カードガンナーの効果!
コイツが破壊されたら1枚ドローできる」
ラリー
手札2枚→3枚
「なるほど、それほど手札が悪かったのか」
「でもおかげで、お気に入りのカードが引けたよ!」
「お気に入りだと!?」
「オレは≪ワンショット・ブースター≫を
特殊召喚。こいつは通常召喚に成功したターン
手札にあれば特殊召喚できるんだ!」
ワンショット・ブースター
☆1
ATK0
「ワンショット・ブースターの効果!
こいつをリリースして
このターン戦闘した相手モンスターを
破壊する!」
「なに!?」
ワンショットブースターは
サイコヘルストランサーにくっつき
爆発した!
「自爆特攻が好きだな、ラリー」
「へへ、僕は仲間のためなら
捨て身の行動をとれるからね!
カードを1枚伏せてターン終了だよ」
【ラリー】
LP2100
手札1枚
フィールド
魔法・罠ゾーン
伏せ2枚
【青年】
LP3450
手札1枚
フィールド
なし
魔法・罠ゾーン
伏せ1枚
「オレのターン、ドロー!」
青年
手札1枚→2枚
「≪ダーク・ヴァルキリア≫を召喚」
ダーク・ヴァルキリア
☆4
ATK1800
「これで終わりにさせてもらうぜ
装備魔法≪ビッグバン・シュート≫を装備し
攻撃力400アップ」
ダーク・ヴァルキリア
ATK1800→2200
「ダークヴァルキリアで
とどめのダイレクトアタック!」
「永続罠発動! ≪六芒星の呪縛≫!
ダークヴァルキリアは攻撃できなくなる」
「甘いぞラリー! 罠カードオープン
≪トラップ・ジャマー≫!
バトルフェイズ中、相手の罠1枚の発動を
無効にし破壊する!」
六芒星は破壊され、ダークヴァルキリアの攻撃が続行される
「くそー! 2枚目の≪和睦の使者≫発動!」
「また戦闘ダメージを0にしただと!」
「ふぅ、危なかったー。
君の手札は0で
伏せカードもなくなったし、
僕のターン始めていいよね?」
「あ、ああ。ターン終了だ」
【ラリー】
LP2100
手札1枚
フィールド
なし
【青年】
LP3450
手札0枚
フィールド
ダークヴァルキリア
(ビッグバンシュート装備)
ATK2200
「じゃあオレのターン、ドロー!」
ラリー
手札1枚→2枚
「オレは魔法カード≪魔法除去≫を発動!
ビッグバンシュートを破壊する!」
ダークヴァルキリアは消滅した。
「ビッグバンシュートが破壊された時
ビッグバンシュートを装備していたモンスターは除外される……それを知っていたか!」
「へへ、勝ちを焦ったのは失敗だったね。
オレは≪キャノン・ソルジャー≫を召喚」
キャノンソルジャー
☆4
ATK1400
「キャノンソルジャーでダイレクトアタック!」
「ぐわあぁ!」
青年
LP3450→2050
「ターン終了だ!」
【ラリー】
LP2100
手札0枚
フィールド
キャノンソルジャー
ATK1400
【青年】
LP2050
手札0枚
フィールド
なし
「オレのターン、ドロー!」
青年
手札0枚→1枚
「≪チューン・ウォリアー≫を召喚」
チューン・ウォリアー
☆3チューナー
ATK1600
「チューン・ウォリアーでキャノンソルジャーを攻撃!」
キャノンソルジャーはチューン・ウォリアーのパンチで粉砕された!
ラリー
LP2100→1900
「ターン終了だ!」
【ラリー】
LP1900
手札0枚
フィールド
なし
【青年】
LP2050
手札0枚
フィールド
チューンウォリアー
ATK1600
「まずい、まずいぞ!
オレのターン
ドロー!」
ラリー
手札0枚→1枚
「よしきた! ≪ブルーサンダーT45(ティー フォーティーファイブ)≫を召喚」
ブルーサンダーT45
☆4
ATK1700
「ブルーサンダーでチューンウォリアーを攻撃!」
「くそ、チューンウォリアーが!」
青年
LP2050→1950
「ブルーサンダーの効果発動!
コイツが相手モンスターを破壊した場合
≪サンダーオプショントークン≫を
特殊召喚する! いでよ、オプショントークン!」
サンダーオプション トークン
☆4
ATK1500
「オプショントークンでダイレクトアタック!」
「バトルフェイズ中に特殊召喚だと!?
ぐわああ!」
青年は電撃を喰らった。
青年
LP1950→450
「ライフが3桁に!
くっ……」
「次のターンで決まりだね。ターンエンド」
【ラリー】
LP1900
手札0枚
フィールド
ブルーサンダーT45
ATK1700
サンダーオプショントークン
ATK1500
【青年】
LP450
手札0枚
フィールド
なし
「オレのターン、ドロー!」
青年
手札0枚→1枚
「こいつに賭けるしかない!
魔法カード≪カップ・オブ・エース≫!
コイントスをして、表なら2枚ドロー
裏なら相手が2枚ドローする!」
「よし、オレがコインを投げるよ」
ラリーは1枚のコインを投げた
地に落ちたコインは
表側だった。
「よし、2枚ドローするぜ!」
青年
手札0枚→2枚
「オレは≪Xセイバーガラハド≫を召喚!」
Xセイバーガラハド
☆4
ATK1800
「さらに魔法カード≪フォース≫発動。
モンスター1体の攻撃力を半分にし
その数値分、ガラハドの攻撃力アップだ!
対象はブルーサンダー!」
ブルーサンダーT45
ATK1700→850
ガラハド
ATK1800→2650
「ガラハド(ATK2650)で
ブルーサンダー(ATK850)に攻撃!」
「ブルーサンダーを倒しても
オレのライフは100残る!」
「いいや残らない!
ガラハドは相手モンスターに攻撃するとき
攻撃力が300アップするからな!」
ガラハド
ATK2650→2950
「合計2100のダメージをくらえ!」
ブルーサンダーT45は破壊された!
「うわあぁ!」
ラリー
LP1900→0
■■■
「君、本当に強いね」
「お世辞は辞めろ。さっきのコイン
両面が表のイカサマコインだっただろ。
それでオレに
わざと逆転のチャンスを与えるとは」
「うっかりしてたんだよ。
デュエルでコイン使う事なんて
あまり無いしさ。
それより、何か思い出した?」
「ああ、サンダーオプションの電撃攻撃のショックで名前だけ思い出せた」
「本当!?」
「オレの名前はルーティ。
よろしくなラリー」
「よろしく。名前が分かったところで
オレの仲間たちを紹介するよ!
オレ達のアジトまでついてきて!」
青年ルーティは
ラリーのアジトへ向かうのであった。
【続く】