私が超お姉ちゃんだ!   作:超かぐや姫!に脳を焼かれし者の左足

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小説版には描写があるのかもしれませんが、映像作品だけだと主要キャラ以外の口調とかが分からなくて適当なので初投稿です。


感想ありがとうございます。なんと返信したらいいのか分からないんで余計なこと言わないように返信してないんですが、ちゃんと読んでおります。


超お姉ちゃんと配信と海

-Sideかぐや-

 

お姉ちゃんのバスルームライブを見て、これはオタク達に受けると思った。で、ツクヨミでの活動に参加してもらったら、ちょっとだけいつもより順位が上がった。まだまだ優勝には遠いけど、順調だと思う。

 

後は何ができるかなぁ?…あ、芦花からコラボのお誘い!かぐやをメイクする動画にするって?かぐやは顔出しもしてるわけだし、いい感じになるかも。

 

 

「てことで芦花!お願いしま〜す」

 

「はーい。ほら、おとなしくして」

 

「くすぐったいよ〜」

「かぐやのができたらお姉ちゃんにもやったげて?」

 

「私もするの?」

 

「芦花〜、いい?」

 

「前々からみことは磨けば光るって思ってたんだよね〜」

 

「私はちょっと遠慮したいかな〜…なんて。あ〜、え〜っと、そう、お化粧品もったいないよ!」

 

「問答無用!」

 

 

手際よくかぐやの分のメイクを終わらせた芦花は、逃げようとしてたお姉ちゃんを猫掴みして鏡の前に座らせた。お姉ちゃんは諦めた顔で、ため息をついた。

 

 

「お姉ちゃん、なんで嫌がるの?」

 

「だって…恥ずかしいじゃん」

「最初はみんなそんなもんだよ。始めるから、顔動かさないで」

 

 

芦花はお姉ちゃんの顎に手を添えてメイクを始めた。なんだか王子様みたいだね。

対して、お姉ちゃんはぎゅっと目を瞑ってる。あの顔は多分息も止めてるやつだ。あ、だんだんくるしそうな顔色になってきた。

 

 

「お姉ちゃん…。息しないと死んじゃうよ?芦花、一旦ストップ」

 

「ぷはぁっ!はぁ…はぁ…。なんかさ、顔に触れられてるときに相手に息がかかっちゃうのって気が引けるんだよね」

 

「ふふふ。みことちゃん、そう気を張られるとやりにくいからさ。もうちょっとリラックスしよ?」

 

「ぜ、善処します」

 

 

一悶着あったけど、みんなの分のメイクが完成した。メイクとかよく分かんなかったけど、なんか良いね!

 

 

「写真とろ!寄って寄って、ピース!」

 

「ぴ、ぴーす」

 

 

お姉ちゃん、まだバスルームライブのピースが見られてたの引きずってるのかな?可愛かったし、そんな気にすることでもないのに〜。

 

・・・・

 

真実と一緒になんか食べに行こう!真実は食べ物系のライバーやってるから美味しいところも知ってるはず。

 

 

「真実!美味しいお店教えて?」

 

「私を選ぶとは、かぐやちゃん分かってんね〜。任せて〜」

 

「彩葉は忙しいから来れないってさ。残念だったね」

 

「彩葉の分も食べれば彩葉も楽しめるでしょ!」

 

「それでは、何を食べに行くか発表〜。…タピオカラーメン!」

 

「何それ?絶対合わない組み合わせじゃん」

 

「れっちご〜」

 

 

真実がかぐやとお姉ちゃんを引っ張って歩き出した。ついに到着してしまったお店は、ラーメンはラーメンでも二郎系だ。

 

「やだ!二郎系なんて聞いてなかった!私は入んないよ!怖い人いっぱいいるってTwitt〇r(新X)で見たもん!」

 

「お姉ちゃんさぁ。ここまで来て嫌はないっしょ。駄々こねてないで行くよ」

 

「大丈夫だよみこと。みんな優しいから〜」

 

「い〜や〜だ〜!」

 

 

お姉ちゃんを引きずりながらいざ入店。

ボリュームはあったけど、余裕を持って食べ切れた。タピオカがカラフルでキラキラしててちょっと笑っちゃった。

お姉ちゃんもうだうだ言ってた割には楽しそうで良かったよ。

 

・・・・

 

彩葉・芦花・真実・お姉ちゃん・かぐやの五人でツクヨミに集まって歌ったり、現実でオフショットみたいなのを撮ったりした。彩葉にはアップしないでって言われてるけど、いつかアップできたらいいな。

 

ツクヨミの路上ライブでもいい感じに人が集まるようになってきてるし、彩葉も毎回伴奏やってくれてる。お姉ちゃんも毎回じゃないけど、一緒に歌ってくれる。欲を言えば毎回彩葉と一緒にお姉ちゃんも歌ってほしいけど、恥ずかしいんだって。

 

 

「お姉ちゃん、たまにしか一緒に歌ってくれないのなんで〜?」

 

「何回も言ってるけど、恥ずかしいんだって。かぐやと一緒に仕事するようになるまではさ、ほとんど誰とも会話もしなかったんだよ?そんな奴が大勢の前に立って歌って踊るなんてカロリーがすごいの!一回やったらしばらく休憩したいって思うのは普通でしょ?」

 

「そんなんじゃ優勝したときのヤチヨコラボとのライブで倒れちゃうよ」

 

「それまでには頑張って慣れるから」

 

「あ、そういえば皆で海行こって話があったよ」

 

「えっいつ?」

 

「明後日」

 

「はぁ!?」

 

 

──────────────────────

 

-Sideみこと-

 

かぐや 260位

ファン数 296485

累計ふじゅ〜 731485

 

浮き輪の中で仰向けになってるかぐやの隣で、砂浜に直接うつ伏せになってかぐやのスマホを覗く。お腹がじゃりじゃりする…。四桁だった頃と比べるとだいぶ増えたなぁ。

 

 

「こないだの歌配信めっちゃ良かったけど〜」

 

「ね〜。かぐやちゃん、ゲームも歌もうまいよね」

 

「天才っ歌姫ですから!ニヒッ」

 

「芦花、私にはなんかないの?」

 

「みことちゃんは…歌がうまいよね」

 

「それ、ゲームは下手って言ってるようなもんじゃん!」

 

「実際そうじゃん。お姉ちゃんとツイ〇ビーやっても全部の動きがワンテンポ遅れてるし、マ〇オやってるときはすぐ穴に落ちるし…」

 

「でも!リズムゲームは得意だよ!」

 

「確かに〜。配信で音ゲーやってるときはすごく楽しそうだった。それに、ダンスも上手だったね。オリジナル曲にピッタリの振り付けだったし〜」

 

「あれ良かったよね。曲自体も良かった」

 

 

褒めてもらうと気持ちいいね。で、かぐやのあの得意げな顔。演出じゃなくて物理的に鼻が高くなってたんだ…。

 

 

「だって!よかったね!」

 

「あれ彩葉がつくったの?」

 

「彩葉、可愛い上に天才すぎ〜」

 

「…あれは昔作ったやつだから。かぐや、余計なこと言わないで。みこともニヤニヤしてないでちゃんとかぐやの手綱握っててよ。次かぐやが何かやらかしたらあんたがライブで歌うようになった理由、公開するからね」

 

「なになに?気になる〜」

 

「鬼!悪魔!どうしてそんな事ができるの!?」

 

 

かぐやが言ったことなのに、なぜか私の尊厳が人質に取られてしまった。さすがに本気では言ってないと思いたいけど、彩葉にはやると言ったらやるスゴ味がある…。…やらないよね?

 

 

「でも、まだまだ足りない。どうすればいいのだ…」

 

「やはりここは彩葉が着ぐるみを脱ぐことによって新たな需要をだね…うぉぉ」

 

 

彩葉が真実の食べてた焼きそばを取り上げて全部すすったぁ!肺活量すご…。

 

 

「嘘ぉ!今の嘘!」

 

「やっぱ歌!オタクもみんな喜んでたし」

 

「オタク言うな」

 

「彩葉♡新曲作ってよ〜。伴奏もして〜」

 

「これ以上勉強とバイトの時間は減らせません。スケジュールの空いた時間でもう十分手伝ってあげてるでしょ」

「彩葉、みことからもおねが〜い♡」

 

「芦花、真実。みことがライブに出るようになったきっかけはね…」

 

「申し訳ございません、彩葉様。かぐや、もうちょっとだけ新曲我慢してやってみよ?お姉ちゃんも頑張るから」

 

「ん〜…。このままじゃ優勝できない…。かぐやのこと助けて?彩葉に演奏してほしい。」

 

「まぁ…時間が空いてたら…」

 

「よっしゃー!もっともっと配信するぞ〜!」

 

 

なんで私のおねだりが効かないの?というか、彩葉に弱みを握られてるせいで、私だけおねだりするのにもリスクが……。

 

 

「ちょろ葉〜」

 

「ちょろ葉だね〜。…みことちゃんはちょろ葉よりも立場が弱いんだね」

 

「こんなはずでは…」

 

「うわっ何!?カニ!」

 

「岩場にいた!いっぱい集めて、軍隊作る」

 

「うわぁぁぁぁ!」

 

 

大量のカニが逃げる彩葉を追いかけて波打ち際の辺りまでカサカサしてた。カニって跳ねるんだ…。おや?カニが何匹かこっちに来てる。

 

 

「おお…。慰めてくれるのかいカニくん。私の味方は君たちだけだよ………。あたっ!痛い痛い挟まないで!」

 

 

カニに手を伸ばしたら指を挟まれた。全員が協力プレイをしているかのように、それぞれが別の指を挟んできた。…もしかして私って、地球のヒエラルキーのだいぶ下の方にいる?泣くぞ?

 

涙目になってカニが離してくれるのを待っていると、芦花がカニを外してくれた。ありがとうございますぅ…。一生ついていきます姉御ぉ…。

 

 

「彩葉、明るくなったね」

 

「突然ふっ…っていなくなっちゃいそうだったもんね。みことに対してやってるみたいに、人をからかう元気なんてものも全然なかったのにね」

 

「「どんな魔法、使ったの?」」

 

 

・・・・

 

海水浴から帰ってきて少し日が経った頃、複数人のライバーが集まる、大型コラボ企画であるヨミクイに招待された。なんと私とかぐや二人一組で出演できるらしい。

ここで素晴らしい回答をして、お姉ちゃん力を取り戻すチャンス!

 

 

「どもっす〜。司会の乙事照琴と…?」

 

「同じく司会の忠犬オタ公で〜す。さて、まどろっこしいことはすっ飛ばして、さっそく第1問!」

 

 

─何か1つを一生無料で買えるなら、どれを選ぶ?

 

 

「あ、金塊とか宝石とかは無しっすよ。普段の生活で使ってるもんが望ましいっすね〜」

 

「ね、かぐや。何がいいかな?お姉ちゃんはねぇ、ご飯系の何かかなぁって思うんだ」

 

「うーん…。最近料理したり、買い物するときに米が高いなぁって思うんだ。だから、米!」

 

「なるほどなぁ」

 

 

みんなの回答が出そろった。米斗王里さんは料理系のライバーっていうのもあって、米って答えてた。

 

 

「皆さんそれぞれご自身の配信に関係あるものを書いてますね〜」

 

「さぁ、続いて第二問!」

 

 

─このメンバーの中で一人になったら生きていけなさそうなのは?

 

 

「二問目にしてなかなかぶっ飛んだ問題が来ましたね〜。ちなみに問題の内容は事前に視聴者から集めたものがランダムで出るようになってます」

 

「おや、みなさんもう書き終わったんすか?それじゃあオープン!」

 

 

え?もうみんな書けたの?遠慮とかってないの?っていうかかぐやもいつの間に…。書いてるところ全然見えなかった。

 

 

『『『『『みこと(お姉)ちゃん』』』』』

 

「あははははは!満場一致、おもすれぇ!」

 

「なんで!?」

 

「かぐやちゃんが配信で、最近あったお姉ちゃんのポンコツなところ!って二回に一回くらいの頻度で話してるんだよね。結構人気のコーナーになってるよ」

 

「何それ知らないんですけど!」

 

「みことちゃんがダメージを受けたところで第三門!」

 

 

─無人島に1つだけ持っていくなら?

 

 

「おっと、かぐや&みことチームがなにやら揉めていますね」

 

「一旦他チームの回答を見ていきますか」

 

 

順に回答がオープンされていく。かぐやが彩葉の本名を書こうとしてるから何とか防がないと。彩葉の手によって私の秘密が大公開されちゃう!

 

 

「書けた!オープンしていいよ」

 

「駄目!待っt」

 

 

─酒寄彩葉

 

 

「これ…いろPの本名っすねぇ。画面上ではモザイクかけるんで大丈夫っすよ」

 

 

終わった……。この後も何問か続いたはずなんだけど、全然記憶に残らなかった。かぐやを制御できなかった…。申し訳ありません、彩葉様。




なんだか芦花がオリ主に優しい気がします。芦花は彩葉にしか特別な矢印を向けてほしくないので続きません。

こんな展開になる予定ではなかった。
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