対艦ミサイル第二波接近! RAMサルヴォー!
トラックナンバー2632から2640まで撃墜! 150°よりミサイルさらに接近!
秋月にゲニウスの状況は!?
秋月は轟沈!ゲニウスは既に戦闘能力を失われてます!我が艦は既に孤立!
130°よりミサイル複数さらに接近!RAM再装填まで残り30秒!
CIWS起動!及び総員衝撃に備えろ!
オーシア太平洋艦隊最新鋭空ニカノールはノースポイント通称日本国自衛隊との合同演習中アンノウンの攻撃を受け撃沈された。
この事件は先の環太平洋戦争のユーク軍の過激派残党の攻撃だと噂されたがそれはまた別のお話。
ここは?私は・・・そうだ演習中に急にアンノウンに襲撃されてそれで・・・
でもなんで生きてる?いやなんで・・・体があるの?
「あ、目を覚ましましたね!」
「えっと・・・あなたは?それに私・・・」
「すみません、私もよくわからないんです。沈められたと思ったらココで目が覚めて、隣ではあなたが倒れていて。」
ココ?って・・・海の上?
「私、秋月っていいます!・・・たぶん。あなたは?」
秋月?それって一緒に演習していた日本の船の名前じゃ。
それに私の名前は、ニカノール?
「私の名前はニカノール。オーシア海軍所属の。」
「ニカノールさんですか!よかったぁ知ってる人で!
あの一緒にいたゲニウスはどうなったかわかりますか?」
「わからない、でも私が沈む時まだゲニウスが沈んだって報告は入ってこなかった。」
そこで自分がナニカを身に着けていることに気付く。
それはアーチェリーの弓と矢筒だ。矢筒にはめいいっぱい矢が入っていた。
これはなんだろう?
「そういえばニカノールさんは弓矢なんですね。私はちゃんと砲みたいなのが付いてるのに。」
そういわれて秋月の方を見ると確かに艦砲や艦橋などがひとまとめになったものが腰に固定されている。
「ん?なにか書いてある?F-35、E-2C/D・・・これって艦載機じゃないですか?」
確かに矢を見てみると羽のところに艦載機の機種名が書かれていた。
どうやらこれを打ち出して戦うみたいだ。
「これからどうしましょう?」「どっちが陸地なのかもわかりませんし・・・どうしようもないですよね。」
まわりは見渡す限り海、陸地など見えはしない・・・ん?なにか頭のなかに入り込んでくる?
「ニカノールさんも感じますか?どこかで聞いたことがあるような?」
「ええ、なにか通信みたいなのはわかるんですけど・・・これってモールスじゃないですか?」
「ああ!確かにそんな感じがしますね。ちょっと待っててください解読しますね。
・・・あのニカノールさん読み上げていいですか?」
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「にしても機動艦隊での演習なんて珍しいですよね、ちょっとメンツが可愛らしいですけど。」
「ちょっと赤城さん!可愛らしいなんて子供扱いしないでください!暁はレディーなんだから!」
硫黄島周辺海域で演習を行っていた赤城率いる空母機動艦隊は演習を終え今まさに帰投しようとしていたところであった。
「でもなんで駆逐艦と空母の機動艦隊なんでしょうか?不知火たち駆逐艦よりも
戦艦の先輩との組み合わせのが協力だと思うのですが?」
「提督曰く、主力艦が出撃中に敵への陽動や敵別働隊への対処がいつでも可能なようにするための訓練らしいわ。」
「なるほどぉ!確かにそれなら納得がいきますね!
私たちとしては空母の先輩たちと一緒に演習ができて光栄ですけど!」
今の艦隊は赤城、加賀、五十鈴、不知火、暁、吹雪の六隻での編成になっている。
「たしかに吹雪ちゃんは私とかの軽巡とかと水雷戦隊組んでるから先輩たちと組むことはあまりないわよね。
・・・!電探に感あり!方位2-7-0、数は二。今この海域で訓練してる他の艦娘は居たかしら?」
「いえ、この辺りには私たちしかいません。加賀さん、彩雲をお願いします。」
「わかりました。」
加賀が彩雲の矢を打ち出し反応のあった方向へ飛ばした。
「皆さん、考えにくいですが深海棲艦の可能性があります。警戒を厳にしてください。」
「彩雲からの報告きました。どうやら敵ではないようですが・・・」
加賀が耳に手をあてながら彩雲からの通信内容を聞く。
「どうかしたの?」
「艦娘だそうです、軽巡クラス1隻に正規空母1隻で。それに見たこともない艤装だそうです。」
「どうしてこんな海域に?任務から帰投するにしてもそれらしいことは聞いてないし。」
「とりあえず通信を送ってみればいいじゃない!」
「そうね、五十鈴さん頼めるかしら?」
「わかりました。」
そう言って五十鈴が相手方にモールス信号を送り始めた。
ワレ日本海軍第二艦隊所属 五十鈴 貴艦ラハ我ガ国ノ演習海域ニ侵入シテイル、
貴艦ラノ所属及ビ目的ヲ述ベヨ
こんなものだろうと繰り返しもう一度送り、一息ついた。
願うことならば味方であり、そして無事でいてほしいとこの場にいる皆が思っていた。
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「だそうです。どうしましょう?」
日本なら秋月の国のはずなのだが、秋月曰く日本海軍は昔起きた
世界大戦で解体されて今ノースポイントもとい日本にあるのは
陸海空からなる自衛隊のはずで、それにさっき飛んで来た航空機も今の自衛隊では使われてないそうな。
「一応、返しましょう。通信を送ってきたってことはあちら側は何か知っているわけですし。」
「そうですね。でも・・・どんなふうに返しましょう?」
「貴方の所属と漂流中だからこちらに来てもらえるようにしましょうか。」
「わかりました!」
我、日本国海上自衛隊所属 護衛艦秋月 現在我ガ艦ハ僚艦ト共ニ漂流中、至急救援ヲ求ム
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「ですって、どうしましょう?」
「もちろん救助に向かうわよね!?」
赤城は悩んでいた。
最近になってきて深海棲艦は急速な成長を遂げてきた。
今まではバラバラな射撃に無茶苦茶な照準、隠密性の皆無などと数だけが取り柄の相手だったが、
最近では斉射、艦隊行動それに電探射撃などと質でも艦娘たちにせまりつつあるからだ。
ここまで急速な成長をされると次は艦娘への擬態、通信の応答も考えられるのだ。
「なんですぐに決めないんですか!」
「それは深海棲艦が未知の存在だからよ、彼らは私たちには想像できないほどの速さで成長しているわ。だから・・・」
「安直な行動はとれないということですね。」
「そういうことよ、流石に不知火はわかっているわね。」
「それでも!」
暁も頭ではわかっていてもそれを認めることができずに抵抗した。
「赤城さんは助けを求めている艦娘が奴らに沈められていくのを見捨てるんですか?
それに敵がいるなら倒せばいいじゃないですか、私たちはそのために訓練してるんでしょう!?」
吹雪の言葉には困る人、助けを求める存在を助けたいという気持ちが込められているように聞こえ、それが赤城に届いた。
「そうですね、敵が居るなら倒せばいいですよね!艦隊進路変更!進路2-7-0!第一戦速!」
「わかりました」「了解」「流石!赤城さん!第一戦速!」「了解しました!」「了解したわ!」
急ぎましょう、間に合わなかったら大変です。
皆さん初めましてりぷらすと申します。
このような幼稚で痛々しい作品ではありますが、引き続きご覧いただけるとありがたいです。
秋月のイメージはゲームの艤装を現代バージョンにしたイラストがあると思うのでそちらをお探しいただければと思います。
ニカノールのほうは正直あんまりイメージが浮かばないので読者さまの頭の中で脳内補完してもらえると幸いです。
イラストなんか描いて貰えたらそれにしようかなぁなんて
それではこれからもよろしくおねがいします。