「それじゃあ、今日から私とこっちの五航戦の翔鶴さんがニカノールさんの訓練の担当していきますね。」
「初めまして、ニカノールさん。翔鶴です、今日からよろしくお願いしますね。」
翌日朝食を取り終え、部屋で待機していると赤城さんに呼び出されて秋月と一緒に呼び出された部屋に入ると
そこには赤城さんとは違う種類の美人さんが立っていた。艶のある銀髪がすごくきれいに見えた。
「初めまして!こちらこそよろしくお願いします!」
「それじゃあ、秋月ちゃんはあっちの神通さん、五十鈴さん、吹雪ちゃん
が担当になるからあの三人について行ってくださいね。それじゃあ神通さん、お願いします。」
「わかりました。秋月さんこれからよろしくね。」
秋月の方も適当に挨拶を交わし部屋を出ていった
どうやら私と秋月は別々の部屋で講義を受けるらしい。
「じゃあ早速初めていきましょうか。
といっても最初は口頭での講義ですけどね。」
「はい、よろしくお願いします!」
「それじゃあまず艦娘の種類について軽く説明していきましょうか。
艦娘には駆逐艦、軽巡、重巡洋艦、重雷装艦 戦艦、軽、正規空母、水上機母艦、潜水艦・・・
まぁ他にもありますが、今は割愛させてもらいますね。
このようにさまざまな種類がありますが、皆が皆同じ兵装を詰めるわけではありません。」
「それぞれに見合った装備があるわけですね?」
「その通りです。
私たち空母は艦載機を主に装備していきます。
砲も装備することが出来ますが、それならもっと航空機を積んだ方がいいのであまり例はありませんね。
そして私たち空母は・・・」
赤城さんが翔鶴さんに視線を送ると翔鶴さんは弓を前にだして説明を始めました。
「このような弓と矢を使って艦載機を発艦させていきます。
軽空母の方は少し違う方法ですがそれは今は気にしなくていいでしょう。
まぁ、ここら辺は自分の目で見た方が早いですし・・・外にいきましょうか。」
「後、本来なら航行練習や陣形変更を訓練しなきゃいけないんですけど、
ニカノールさんも秋月ちゃんもここに来るまで何事も無くそれをこなせていたので
今はしないことにします。今後訓練していく中で問題があれば行っていきます。」
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「で、あるからして。私たちは自慢の速力を活かし敵に肉薄し砲雷撃を行うんだけど。」
「でも敵艦載機の存在もあるから最近は電探、高射装置とか高角砲とかの開発も進んでるんだよ。」
高射装置、電探、高角砲・・・それに砲雷撃戦。
私の作られたコンセプトとは全く違うのよねぇ・・・
「秋月ちゃんどうかしたの?」
「いや、私が作られたコンセプトはレーダー・・・電探を使って艦隊防空を担う。」
「たしかに私たちの記憶にある秋月型は防空駆逐艦だよね、なら私や吹雪ちゃんじゃなくて
五十鈴さんに任せた方がいいのかしら?」
「っていっても私も改装で対空電探に機銃が付いた程度よ?
最初から防空専門で作られたわけじゃないし・・・自信がないわよ。」
「でも、対水上戦闘も可能ですよ。」
「なら一度どんなものかやってみましょうか!」
神通さんが手を叩き皆を外に連れていく。
たしか私がここに連れてきてくれた人たちの装備って、連装砲に機銃とかあまり見慣れないものだったような。
もしかしたらこの世界って相当ローテクなんじゃ・・・
「たしか前もってしてもらった説明だと秋月ちゃんは航行とか艦隊行動には問題ないのよね?」
「う~ん、ここに来るときになんとなしに動いていただけなので何とも言えないです。」
「でも私から見ると十分なレベルだと思うわ。
最初のころの吹雪ちゃんに比べるとそれはもう。」
「五十鈴さん!」
五十鈴が口を押えながら小ばかにする笑いをし、それを吹雪が声を上げて批判する。
場所は鎮守府内の水上砲撃練習場。ここは様々な艦種の艦娘が使用する。
「とりあえず吹雪ちゃんが砲撃の見本を見せてくれるかしら?
距離は・・・大体9000ってとこでいいかしら?」
「妥当なところじゃないかしら?神通にしては少し短いと思うけど」
「じゃあ行きますね!砲雷撃戦!距離9000!当たってぇ!」
吹雪が手に持つ連装砲を構え遥か向こうに見える発砲した。
結果は遠、遠、遠、近と命中は一発も無く続いて発砲するが結果は同じく命中は無かった。
「まぁ、二斉射目で夾叉が出たし・・・いいんじゃないかな?」
その結果に吹雪は鼻をならし上機嫌であった。
「じゃあまぁこんな感じにやってみてくれるかしら?」
「でもたしか秋月ちゃんって電探が装備されてたわよね?
それを使った砲撃をしてもいいわよ。」
「あの・・・それで質問なんですけど。使い方がわからないんです。」
私の発言に神通さんと五十鈴さんがハッとした。
なんか私悪いこと言ったのかな?
「確か初めて使うなら・・・う~ん、なんて言えばいいのかな?
五感とは違う感覚を感じ取るって言えばいいのかな・・・とりあえずやってみて。」
言われた通りに少し違う感覚を感じ取ろうとした。
それは特に難することなくできた。
秋月の装備するSPY-1レーダーとそれに連動する攻撃システムが遥か遠くにある標的への
最適なデータを算出して秋月に感じさせた。
「対水上戦闘、撃ちー方初め!」
レーダーから送られたデータを基に
秋月の腰に装備された艤装にあるMk45 5インチ砲ちゃんからダンッ、ダンッ、ダンッと短い間隔でに3発
発射され、標的に吸い込まれるように命中した。
「初弾命中・・・?嘘でしょ?」
「嘘じゃないですね。3発全弾標的に命中してますね。」
その結果に驚きを隠せない五十鈴ほか二名
彼女等の主砲の初弾命中率が10%あれば優秀であり、初弾命中など奇跡に近いものだったからだ。
よって秋月のこの砲撃結果は驚くべきものであった。
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「じゃあ次はニカノールさん、発艦させてみましょうか。いいですか?しっかり集中してくださいね。」
「はい!」
でもどうしよう、もし失敗でもしたら恥ずかしいよ・・・
赤城と翔鶴の発艦の様子を見たニカノールは不安だった。
二人の発艦までの姿は初めて見たニカノールでさえ惚れ惚れするほど美しかったのだ。
かと言ってこのままやらないわけにもいかないよね!
ニカノールは矢筒から矢を取り出し洋弓に矢をつがえ、ゆっくりと引いていき、
弓を引き切ると洋弓から青白い光が発し初め、僅かながらに電気を帯び始めた。
そして集中しきったところで矢を放った。
お世辞にも赤城等の歴戦の空母に比べるとまだ初々しさが残る動作だったが、十分なものだった。
そして放たれた矢は光を発し多数の戦闘機に姿を変え、零戦などとは違う異色の爆音を放つF-35C戦闘機に。
「やったぁ!うまくいきましたよ!」
よかったぁ、上手くいって・・・ってあれ先輩たちどうしたんだろう?
「どうかしました?」
「ニカノールさん、あの艦載機は?」
驚きの顔で赤城がニカノールに問いかける。
「私の艦載機、F-35Cですけど・・・どうかしました?」
う~んこの駄文