幻影旅団全員生存RTA   作:ワトソンくん

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※オモカゲは記憶が正しければ映画キャラです。


第1話【裏】「よーいスタート」

おはようございますこんにちはこんばんは! 初めまして! 今回から初のRTA動画を投稿させてもらう、うp主です!

 

はい、というわけで今回のゲームですが、一部の界隈で超有名なダークファンタジーシミュレーション、『HUNTER×HUNTERシミュレーション』をやらせてもらいます!

 

……え? 「ジャンプの名作じゃねえか」って? 知ってます。知ってますけど、今回の狙いがちょっと特殊でして。

 

通常、このゲームは主人公ハンターになって、旅団をぶっ倒すのが正規ルートです。

が、うp主はあえて旅団員側を操作します。

 

しかも、目指すのは「幻影旅団全員生存」。

 

……いや、無理だろって思いますよね。普通。

オモカゲが抜けて12人になってる旅団に、DLCキャラのモールを放り込んで、「蜘蛛の脚を揃えたままエンディングを迎える」という、狂気のトロフィーを狙います。

 

正直、原作知ってる人からは「誰がどう見ても死ぬだろ」って突っ込まれると思います。

暴れんなよ暴れんなよ。いや、暴れるのは旅団か。

 

 

 

【ロード画面】

 

はい、ロード中ですが、ここで今回の相棒の能力を紹介しておきます。

……正直、見せたくない。見せたくないけど、見せないと話が通じない。

 

操作キャラ:ホームズ・モール(通称:ホモ君)。

……はい、名前についてツッコむのはなしです。誰かさんの趣味です。

 

戦闘力:F。

……これ、ウボォーギンに殴られたら即死です。いや、ウボォーギン以外に殴られても即死です。雑魚に殴られても即死です。

つまり、存在するだけで死亡フラグです。

 

念能力:【玩具箱(トイボックス)】。

 

中身は3つ。

 

まず【ほんものライト】。

偽物を「本物らしく見せる」能力。

……要するに、ホログラムです。凝で消えるホログラム。戦闘力ないのにイリュージョンだけ持たせてるの、開発者絶対いじめるの好きだよね。

 

次に【とうめいペンキ】。

無生物を透明にする。

……工作セットかよ。小学生の夏休みの宿題かよ。

しかも「透明になるだけ」で物理的には存在する。触れるし音もする。

つまり、「見えないけどそこにある嫌な存在」。これ、恋愛関係ではモテるやつだよね。

 

最後に【おもちゃの兵隊】。

小型の人形を操作する。

……戦闘力はゼロ。いや、マイナスかも。

用途は偵察、囮、足を引っかける、簡単な物を運ぶ、罠を起動する。

……便利グッズセットやん。ドラえもんの四次元ポケットの残り物やな。

 

……開発者、ふざけてんのか?

いや、ふざけてない。これを「使いこなす」のが、このRTAの醍醐味です。

……まあ、使いこなせるかは別問題。俺の脳筋が許さない限り。

 

【No.4の呪い・解説】

 

あ、ここで一つ補足しておきます。

 

このゲーム、No.4の席は「呪われた席」として処理されています。

オモカゲが抜けて、ヒソカが入る予定だった。

……が、モールが加入した。

 

「じゃあヒソカは?」って思うかもしれませんが、ヒソカは旅団に潜入していません。

こいつはヨークシンのどこかにいます。

で、多分、敵として来る。

 

……次話以降で出てくるかもしれない。

……出てこないかもしれない。

……いや、出てくる。絶対出てくる。

……てか、ヒソカさん、このDLCキャラのことどう思ってるんですかね。絶対「面白い」って言って殺しに来るよね。

 

では、いきます!

 

 

 

【廃ビル・夕方】

 

はい、開幕!

 

……って、これイベントか。ウボォーギンが壁に背を預けて腕組んでる。

フィンクスが爪削ってる。ノブナガが刀抱えてる。

……全部イベント。見てるだけ。操作できない。

 

あ、モールが鶴折ってる。

……なんで? いや、これは「暇だから」で選択肢を埋め尽くすための演出か。

……てか、その手で戦闘力Fをどうカバーするつもりなんだ。

 

フィンクスが絡んできた。

「おい、青いの。お前、本当に旅団員か?」

 

選択肢:

・「うん」

・「暇だから」

・「……」

 

はい、全部同じようなもんです。【無口】特性で警戒度は「疑惑」に変換されます。

……いや、疑惑は疑惑なのか。

「暇だから」って、旅団員として失格だろ。

 

クロロが「モールは結果を出す。理由は問わない」と言いました。

旅団内での「免罪符」ゲット。

……てかクロロさん、その「理由を問わない」のが一番怖いんだよ。

 

【窓から飛び降りイベント】

 

はい、ここから操作可能。

 

L1ボタンで窓から降りるだけの簡単なお仕事です。

 

……のはずが、着地失敗。

 

「いて」

 

ウボォーギンが「大丈夫かよ、モール! 嘘だろ、今『いて』って言っただろ!」と心配してくれました。

好感度+5。……いや、好感度上がって嬉しいけど、これ着地ミスだぞ。

「弱っちいなぁ!」ってデバフかかってるけど、好感度上がるなら許す。

……てか、3階から落ちて「いて」で済むな。それむしろ丈夫じゃねえか。

 

 

 

【仕込みフェーズ・夜8時】

 

倉庫街で仕込みを行います。

 

ここはパズルゲームみたいなもんです。

 

まず【とうめいペンキ】で透明にした紙を、「取っ手の下」に貼る。

……触れる。音がする。匂いがする。念で探知される。

……でも、敵が「触る」までバレない。触った瞬間に「凝」を使う。その隙に逃げる。

……バレるやん。一瞬でバレるやん。

 

人形を「角の手前」に配置。

【おもちゃの兵隊】。戦闘力はかなり低い。人間を倒すようなものではない。

……でも、足を引っかけるだけでいい。体勢を崩すだけでいい。

……卑怯だよね。これ卑怯だよね。でも好き。

 

……はい、仕込み完了。

ここまでは完璧。……ここまでは。

 

 

 

【遭遇・戦闘・夜8時15分】

 

路地の奥から、足音。

 

敵が現れました。三十代。黒いスーツ。サングラス。念の気配がある。

「強化系」の念能力者です。

基礎技術(特に「凝」と「円」)の習熟度が高い。必殺技はないが、身体能力で圧倒するタイプ。

 

……はい、出た。こいつです。こいつがホモ君を殺しに来る。

……てか、なんでこんな雑魚敵が「円」使えるんだよ。バランスブレイカーかな??

 

「……何だ、てめえ」

 

選択肢:

・「ん」

・「暇だから」

・「……」

 

はい、全部同じです。【無口】特性でスルー。

……「暇だから」って、**お前は今殺されそうなんだぞ**。

 

「じゃあ消す」

 

男の念が放たれる。

拳に集約されたオーラが飛んでくる。速い。空気が軋む。

 

ここで右に一歩。それだけで弾道から外れる。

 

……はずだった。

 

ガバったらン゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!

 

入力遅れた!

……いや、遅れてねえよ。キャラの反応速度が遅ええんだよ。

モールの太ももの筋肉が痙攣し、膝が崩れる。

 

「……っ!」

 

回避しきれない!

 

オーラの直撃は免れたものの、その衝撃波と風圧だけで、モールの小さな体が壁に叩きつけられた!

 

肺から空気が抜ける! 視界が白く弾ける! 背骨が軋み、口の中に鉄錆の味が広がる!

 

すまん、モール! これは俺のガバだ!

……じゃなくて、モールの身体は、まだ言うことを聞いてくれない!

敏捷性Eって、どういうことだよ。動く気ゼロじゃねえか。

 

二撃目。広い範囲を薙ぐように。モールの逃げ道を塞ぐ角度。

 

R1ボタンで走る!

 

肺が焼ける! 足が鉛のように重い! 喉が渇く!

……スタミナバーがもう赤い!

……10秒で切れねえか。これマラソンかよ。

 

角を曲がる。

 

小さな人形。兵隊の格好。十五センチ。さっき、ここに置いたもの。

 

モールは人形を跨ごうとした。

だが、足がもつれ、人形の頭を踏んでしまう。

 

「……っ!?」

 

バランスを崩し、モールは地面に転倒する。

膝が擦りむける。頬に砂利が刺さる。

 

……これも俺のガバだ!

……じゃなくて、ジャンプボタンが遅れた。

跳べよ。ただ跳べよ。なんで踏むんだよ。

 

男が角を曲がる。

「……何だこりゃ」

 

転がったモールの目前で、人形が動いた。男の靴の紐を、小さな手で引っ張った。

 

「なっ」

 

男の体勢が崩れる。一瞬。本当に一瞬。

 

……はい、【おもちゃの兵隊】の「足を引っかける」効果発動。

戦闘力はかなり低い。人間を倒すようなものではない。

……でも、体勢を崩すだけで十分。

……チートだよね。これチートだよね。でも好き。

 

その隙に、モールは壁に向き直り、ポケットから小さな懐中電灯を取り出す。壁に向ける。光が当たる。

 

壁に「扉」が現れた。鉄製の、頑丈な扉。

 

……【ほんものライト】発動。

偽物を「本物らしく見せる」能力。偽のドア。

……ただし、実際に存在しないものを実体化するわけじゃない。あくまで「見せる」だけ。

凝とかで看破される余地がある。……つまり、凝を使える敵には通用しない。

 

モールは「扉」の陰に隠れようとした。

だが、体が震えて動かない。先ほどの壁への激突で、肋骨にひびが入っている。

 

……デバフが重なってる。やばい。

……HPバー点滅してんじゃねえか。

 

男が顔を上げる。

「……扉?」

 

手を伸ばしかけて、止まった。

 

「……凝(ぎょう)」

 

男がオーラを目に集中させた。

扉の輪郭が、わずかに揺らいだ。

 

「……偽物か」

 

男が舌打ちした。

 

……はい、看破された。凝を使える敵には通用しない。

……でも、凝を使う「瞬間」に隙ができる。

……NPCのくせに真面目すぎ。そこ凝使う?

 

男がオーラの流向を追う。偽の扉の陰に隠れたはずのモールの気配が、角の先に伸びている。

 

「……偽物の扉に気を取らせて、反対側へ逃げるか。甘い」

 

男が走る。

 

……いや、甘いのはお前じゃなくて俺の操作だ。

 

モールの左手が、わずかに震えている。

懐中電灯をポケットに戻す。指先が冷たい。

 

……もう一つ、出そうとして、やめた。

同時に使うだけの念が残っていない。

……MP切れ。これ課金アイテムないの?

 

男が角を曲がる。

だが、その足が止まった。

 

足元。さっき踏まれた人形。再び動いた。男の靴の紐を、小さな手で引っ張った。

 

「しつこい!」

 

男が蹴り飛ばす。人形が壁に激突して砕け散った。

 

だが、その蹴りの風圧が、角を曲がろうとしていたモールの体を吹き飛ばした。

 

「ぐああっ」

 

モールは地面を転がり、角の先の路地に放り出される。

 

東へ。

倉庫街へ続く方角へ。

 

……はい、誘導成功。

……いや、誘導されてるのは俺のガバの結果かもしれない。

……でも、敵も同じルート通るの、便利。

 

男が人形を見る。

「……執念深いな」

 

人形を追わない。代わりに、念で探知を始める。

 

「……あっちか」

 

モールの気配。路地の奥。倉庫街の方角。

 

男が走り出す。

 

 

 

【倉庫街・罠の発動】

 

男が倉庫街の入口に立つ。

鉄の壁。錆。南京錠。

 

「……ここに逃げ込んだか」

 

男が倉庫街に入る。

 

一番目。扉を開ける。中を見る。暗い。誰もいない。

二番目。扉を開ける。暗い。誰もいない。

三番目。

 

扉に手をかける。

取っ手を握る。

 

「……?」

 

違和感。

取っ手の下に、何かある。見えない。だが、触れる。薄い紙のような感触。

 

……はい、【とうめいペンキ】で透明にした紙。

触れる。音がする。匂いがする。念で探知される。

……でも、敵が「触る」までバレない。

 

男が手を止める。

「……凝(ぎょう)」

 

オーラを目に集中させる。

見えた。透明な紙。そこに、何か書いてある。

 

男が紙を剥がした。透明化が解けた。

 

紙に書いてあったのは。

 

『裏口は右』

 

男が眉をひそめる。

「……何だこりゃ」

 

男が倉庫の右側を見る。裏口がある方角。

 

「……わざと見せてる。裏口には別の罠があるはずだ」

 

男が紙を握りつぶす。

 

「……だが、こんな場所に紙を残すということは、『裏口に行けばお前を待っている』という宣言だ。罠などではない。確信犯だ」

 

男は冷ややかに笑う。

 

「……なら、あえて裏口を行って、その『確信犯』を叩き潰す」

 

男は裏口の扉に向かった。

 

……こいつ、賢い。

……いや、賢すぎる。

……ん??罠だと分かってて入るの、それもうMじゃねえか!

 

 

 

倉庫の中。

 

暗い。積み上がった木箱。埃。油の匂い。

 

誰もいない。

 

「……」

 

男が倉庫の中を歩く。念で探知する。

いない。

この倉庫にはいない。

 

「……いない。だが、気配は消えていない。……息を殺め、微動だにせず、床の軋みすら立てていないのか」

 

男が目を閉じる。

 

床の微かな軋み。透明なペンキが剥がれる音。

 

「……見つけた」

 

男が振り返る。

 

裏口の陰に、モールの姿があった。

血を流しながら、壁にもたれかかっている。

 

「あ、いた」

 

男が念を構える。

「見つけたぞ」

 

「うん」

 

「……」

 

「でも、もういいや」

 

「……は?」

 

男が裏口に飛びかかる。

 

だが、モールの姿が、揺らぐ。

 

「……偽物か!」

 

男が振り返る。

だが、そこにも誰もいない。

 

「……上か?」

 

男が天井を見る。

だが、そこには誰もいない。

 

「……いない?」

 

男が振り返った、その瞬間。

 

天井の配管の陰から、透明な水滴が、正確に男の顔面へと落下した。

 

「……っ!?」

 

目が見えない。

何かが、目に貼り付いている。

粘性のある、透明な液体。

 

……【とうめいペンキ】の、別の使い方。

天井に隠し、時限的に滴下させる罠。

視界を、奪う。

 

「ぐあああ!」

 

男が暴れる。だが、すぐに身を翻し、目を固く閉じる。

 

「視覚を封じるか。だが、俺の『円(えん)』の前では隠れられると思うな」

 

男が「練」を高め、体の周囲にオーラを球状に放出し、張り巡らせる。

 

半径三メートル。その範囲内のあらゆる気配を感知する高等技術。

 

「絶(ぜつ)」で気配を消していても、この「円」の前では、人間は黒い穴のようにくっきりと浮かび上がる。

 

男が半径三メートルの範囲を索敵する。

 

しかし、男の「円」が捉えたのは、足元で蠢く「おもちゃの兵隊」の微弱な気配だけだった。

 

……はい、【おもちゃの兵隊】の「囮」効果発動。

戦闘力はかなり低い。人間を倒すようなものではない。

……でも、囮として使えば十分。

 

「……絶で消しているのか? いや、違う。……最初から、この範囲にいない!」

 

男が反射的に念を爆発させ、兵隊を払いのけようとした、その一瞬の隙。

 

「……よし」

 

モールの声が、背後の裏口の外から聞こえた。

 

モールは、敵が「円」を使うことを予測し、あらかじめ「円」の半径である三メートルの外側へ、物理的に退避していたのだ。

 

……はい、ここが今回のチャートの肝。

「円の範囲外に物理的に退避する」。

……当たり前すぎて逆に気づかないやつ。

……バグ技とか言わないでね。正攻法だから。

 

前が見えず、囮に気を取られた男は、反射的に念を暴走させながら、裏口の扉を突き破って外へ飛び出した。

 

そこは、倉庫の裏手。

細い通路。

 

男が振り返るが、まだ視界は戻らない。

 

「……どこだ!」

 

男が走り出す。

 

五メートル。

三メートル。

 

そのとき。

 

男の足元が、突然崩れた。

 

「……っ!?」

 

男が、地面に叩きつけられる。

 

落とし穴。

 

モールが、事前に仕掛けておいた罠。

 

男が、穴の中から這い上がろうとする。

 

だが、その頭に、何かが被さる。

 

透明な板。

 

「とうめいペンキ」を塗った、厚い木板。

 

穴の上から被せられ、地面と同じに見せかけられている。

 

男は、暗闇の穴底で、透明な蓋に阻まれ、脱出不能となった。

 

「……くそ……」

 

男が、唸る。

 

モールが、穴の縁に立つ。

 

血を流しながら、壁にもたれかかっている。

 

「……出てこれない。……そのままにしてて」

 

モールはそれだけ言って、足を引きずりながら、倉庫街を出る。

 

……はい、ここで敵を殺さずに「封印」するのが正解チャート。

ここで殺すと、後のイベントが発生しなくなってバッドエンド一直線。

……生け捕りが、全員生存への鍵。

……てか、穴に落として蓋するとか、ドラえもんかよ。

 

 

 

【オークション襲撃・夜9時】

 

はい、ここからイベント。見てるだけ。

 

午後九時。オークション開始。

 

フェイタンとフランクリンが、司会者のフリして登場。

フェイタンが「皆様お集まりいただきありがとうございます」とか言って、フランクリンが「くたばりな」って言って射殺。

 

……うわ、恐ろしい。

……挨拶と殺戮のセットとか、ブラック企業かよ。

でもこれはイベントだから見てるだけ。

 

シズクがデメちゃんで死体も血も椅子も全部吸い込んで掃除。

「あ、ごめん。吸いすぎた?」って、いや、吸いすぎだろう。

……証拠隠滅レベルだよね。これ。

……てか、椅子まで吸うな。備品だぞ。

 

で、金庫は空っぽ。

「誰かに、先を越された」

 

……はい、既定路線。

ここからは「気球で逃走してマフィアを引きつける」フェーズ。

 

 

 

【気球・墜落・捕縛・夜10時】

 

気球に乗るメンバーは、ウボォーギン、マチ、ノブナガ、シャルナーク、フェイタン、フランクリン、シズク。

そして、ホモ君。

 

……いや、ホモ君は戦闘力Fだから、こんなデカい的になるオブジェクトに乗せたら死ぬだろ。

でも、乗せる。これがチャート。

……ウボォーギンが「落とされんじゃねえぞ」って庇ってくれるから、なんとかなる。

……親かな?

 

……はずだった。

 

マフィアの攻撃。ロケット弾。

 

気球が墜落。

 

……はい、ここからウボォーギンの無双イベント。

マフィアも陰獣も、全部ウボォーギンが一人で蹂躙する。

ビッグバンインパクトで地形が変わる。

……うわ、つええ。

……地形改変とか、チートだろ。

 

でも、ここでヒルを入れられる。

……これ、放置してると死ぬデバフ。

でも、ウボォーギンはビールがぶ飲みして、おしっこと一緒に排出するらしい。

……いや、そんな荒業、ゲームシステムとしてどうなの。

……排泄でデバフ解除とか、リアルすぎだろ。

……でも、やる。これが強化系だ。

 

で、すっきりしたところで、クラピカ出現。

 

……はい、出た。

「クラピカによる捕縛イベント」。

そして、これが「ウボォーギン死亡フラグ」のトリガーだ。

 

鎖が伸びてくる。

ウボォーギンが、気づく間もなく。

鎖が、ウボォーギンの体に、巻き付く。

 

「……ぐっ……!?」

 

ウボォーギンの念が、封じられる。

 

車が、猛スピードで逃走する。

ウボォーギンの体が、引きずられていく。

 

……はい、ここでモールは「見ていることしかできない」。

……いや、助けろよ。

……でも、助けられない。戦闘力Fだし、肋骨折れてるし。

……イベントスキップ不可なのが、一番辛いんだよ。

 

 

 

【荒野・夜】

 

はい、ここで第1話終了。

 

ウボォーギンが連れ去られた。

死亡フラグ、成立。

 

でも、まだ死んでない。

……ここからが本番。

 

気球の残骸が、荒野で燃えている。

マチたちがどうにかしてくれるだろうが、今のモールに動く体力はない。

 

燃え盛る気球の陰に、モールは座り込んでいる。

 

ポケットから布切れを取り出す。

震える指先で、それを折る。

 

七羽目。

 

(……まだ、間に合う。)

 

(……絶対に、間に合わせてみせる。)

 

……はい、ここでセーブ。

 

セーブデータ:Run_11

 

……11回目の挑戦。

 

次回は、ウボォーギンの死亡フラグを回避します。

……どうやって?

……知らねえ。

……でも、やる。

……ウボォーギンを穴に落とすかもしれない。

 

では、セーブして終了! また見てねー!




指摘や、「ここはこうした方がいい」などのアドバイスをいただけると嬉しいです!
率直な感想や改善案も大歓迎です。よろしくお願いします!
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