都市で生きたL社の最高戦力職員がヒロアカに転生する話 作:レガートーク
第11話:記憶と思想
USJ襲撃事件の翌日
(夢を見た…L社時代で同期の子と後輩たちとでしりとりをしながらメインルームへと向かう何気ない日々を…その時は本当に楽しかった…途中でイェソド様とばったりと出会ってしまって注意を受けた…イェソド様は規律に厳しくていつもルールに則ってとか言ってたけど…きっとあれは私たちを大切にしようと言う気持ちから出た言葉だったんだなと今になって分かった…私今どうなってるだろう…とても暗い…だけど誰かに抱かれてるようにも感じるし誰かに見つめられてるようにも感じる…寝ても覚めても安息はないと思えるほど強烈な感覚に襲われる…そして抽出チームのあの精神を壊す何かを唐突に思い出す…昔なら恐怖で泣き崩れそうになってたけど今は…逆に心地よさを感じる…あの地獄のような日々でもみんながいたから耐えられたんだ…この何もかもわからない場所でも…みんながいてくれたら…どれだけ良かったことか…やはり寂しい気持ちがいつまで経っても私の首を締め付ける)
幻光「…眩しい」
突然目に光が差し込んできて思わず言葉を紡いでしまったようだ
幻光「…ここは…病院か…」
(この世界でふと思い出した…あの時は私を気にかけてくれた母がいたか今はもういないんだなとふと頭をかすめた…)
相澤「…起きたか」
そこには安堵の表情を少し浮かべた…いや実際はどうかわからないけどいつもよりかは雰囲気が柔らかい相澤先生がいたね。だけどその雰囲気は固いものとなったようだね。
相澤「起きてそうそう悪いがお前に説教をしなければならない。」
そう言う相澤先生は少し声のトーンを落とし話し始めた
相澤「お前は俺が避難しろと言われても避難しなかった…そうだな」
幻光「…はい」
蛍光灯?いやLEDライトか分からないが明るい光が視界に入り込んでじりじりと目が焼けるかのように熱く感じる…けれど今は相澤先生の説教中だから集中しながら目を慣らしていくことに決めた…
相澤「お前はまだヒーローの卵で俺たちプロの言葉に大人しく従い、救援に来るヒーローにしっかりと状況説明を行う必要がある…第1お前は…お前らはまだ仮免を取っていない、過剰な自己防衛はヴィランがやる暴力とそう変わらなくなる…それにヒーローはいつ死ぬかわからない職業…つまりいつ死んでも悔いが残らないようにはしているんだ。分かったか。」
幻光「…はい」
相澤「だが、お前のおかげで俺はこうして後遺症もほとんどなくお前と面会できるようになってる…そこは感謝を伝えなくてはいけない、ありがとう」
幻光「…それでも…私は」
相澤「はぁ…そういうときは素直に受け取っとけ。誰しもがオールマイトのような天才じゃないんだ。だが、一喜一憂する暇があるならヒーローになる努力をするべきだ。」
相澤「今日は臨時休校だが明日は学校がある、しっかり体休めとけ。」
幻光「…分かりました」
相澤先生はそう言うと病室を後にし、家の状況を思い浮かべながら退院手続きをした。
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次の日
幻光「…あの…何故私は先生と一緒に教室に入ることに…なってるのですか?」
今日もいつも通りに登校しようと思っていたら何故か相澤先生に呼び止められ一緒に教室に入ることとなったね…なんでだろう
相澤「お前がいつも通りに行くとあいつらはきっとお前のことを聞こうと騒がしくなってHRがいつまで経っても始められなくなると踏んだ。合理的行動だ。」
幻光(確かにフレンドリーな同級生だけどそこまでになるのか?)
そうしてa組の教室扉前へとたどり着き相澤先生が先に入る。
相澤「おはよう」
みんな「相澤先生復帰早えええ!」
幻光(…いや何人かは憎しみのヒーリング近くで見てたはずでしょ…)
相澤「俺の安否はどうでも良い、それより入ってこい」
そう言われて私はいつも通りに席につようとしたけど…
みんな「幻光/夢見!!!」
幻光「!」ビクッ
…まさかこんなに声を大にして言われるとは思わなかったね
切島「おい、大丈夫か?あの後突然ぶっ倒れたからもう学業復帰して大丈夫なのかよ」
上鳴「そうだぜ!大丈夫なのかよ!」
幻光「…大丈夫だ…結論から言うと…精神的疲労で倒れただけだ…肉体的に損傷はない…」
芦戸「えっ!?あの戦闘で傷負ってないの!?」
幻光「…少し…あった程度だ」
相澤「おい、質問は後でにしろ、何よりまだ戦いは終わってねぇ」
幻光(…まさかまだネズミが入り込んでんのか?)
相澤「雄英体育祭が迫ってる」
切島「クソ学校っぽいの来たぁぁ!!」
上鳴「待って待って!」
耳郎「ヴィランに侵入されたばっかなのに大丈夫なんですか!?」
相澤「に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示すって考えらしい。警備は例年の五倍に強化するそうだ。何より雄英の体育祭は最大のチャンス。ヴィランごときで中止していい催しじゃねぇ」
相澤「ウチの体育祭は日本のビッグイベントの一つ。かつてはオリンピックがスポーツの祭典と呼ばれ」
幻光(雄英体育祭…オリンピックというのはわからないがとりあえずテレビで見た感じ小学校の体育祭をよりレベルアップして全国中継する一大イベント…だったはず、もしこれで優秀な成績を納めれれば高名なヒーローからオファーが来たりする…圧倒しすぎるのは良くないがある程度力抑えてやるしかないか)
――――――――――――
お昼休憩
オールマイト「おお、緑谷少年と夢見少女が」
オールマイト「いた!!」
幻光(なんだ?私と緑谷の呼び出しか?…心当たりあるなぁ…)
オールマイト「ごはん一緒に食べよ?」
緑谷「ぜひ!」
幻光「はい(この人…隠す気あるのかな…)」
――――――――――――
緑谷「50分前後!!?」
オールマイト「ああ、私の活動限界時間だ、無茶が続いてね。マッスルフォームはギリギリ一時間半くらい維持出来るって感じ」
緑谷「そんなことに!ごめんな…」
オールマイト「あっははは!謝らんでいいよ!まったく似たとこあるよな!君と私」
幻光(確かに…魂に残ってる個性の残滓が弱まってる…これは生徒にバレる可能性が高いな…しばらくはオールマイトを気にかけるか…それに緑谷の訓練もある…にしたって緑谷まだ1回しか訓練一緒にできてないけどまだ調節上手いってないのか…何故上手くいかないんだ?もしかして扱い方が雑?いや緑谷はかなり分析家だからそんな可能性はないはず…なら何故…)
オールマイト「気持ちはわかるし私の都合だ。強制はしない。ただ、海浜公園でのあの気持ちを忘れないでくれよな」
緑谷「はい!個性が使っても反動がなかったあの時をうまく使えれるように」
幻光「ちょっと待って」
緑谷「えっ、ど、どうかしたの?」
緑谷「反動無しで個性使えたんだね」
緑谷「えっ、う、うんそうだよ。船に乗ってこようとしたヴィランを殴ったときに奇跡的に反動無しで使えたんだ」
幻光「…威力は?」
緑谷「えっ、えーと大体5%ぐらいかな…」
幻光「その時はどういうイメージで」
緑谷「えっ!?それは電子レンジで卵が割れないように」
幻光「センスな!!!」
緑谷「え!?」
オールマイト「夢見少女!?」
幻光「…失礼いたしました」
幻光(あまりのセンスのなさに思わず声張り上げちゃった…いやこれはイメージのセンスが悪い緑谷がすごいのか…まさか私がなんでもないところでここまで大きく声を出すなんて…)
幻光「話をしますと…そのイメージでは…0か100でしか出し引きできない…と思う…だから…水の温度を…0から100へと近づける…そういったイメージの方が…合ってると思う…」
緑谷「なるほど!今まではブツブツ…」
幻光「オールマイトは…イメージのこと知ってたんですか?」
オールマイト「…あぁ、そうだね…」
幻光(まさか2人ともそういう感じのこと苦手なのか?…予定変更…L社時代に巻き戻ったかのように育成してやる)
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飯田「君達、A組に何か用が…」
峰田「出れねーじゃん!何しに来たんだよ?」
爆豪「敵情視察だろ、ザコ。ヴィランの襲撃を耐え抜いた連中だもんな、体育祭の前に見ときてえんだろ」
幻光「…そうだな…たが…通行人の邪魔は…よくない…どいてくほしいな」
心操「噂のA組、どんなもんかと見に来たが、ずいぶん偉そうだなぁ。ヒーロー科に在籍する奴は皆こんななのかい?こういうの見ちゃうとちょっと幻滅するなぁ」
爆豪「あァ!」
幻光「…」
心操「普通科とか他の科って、ヒーロー科落ちたから入ったって奴けっこういるんだ、知ってた?そんな俺らにも学校側がチャンスを残してくれてる。体育祭のリザルトによっちゃヒーロー科編入も検討してくれるんだって」
幻光(なるほどだから入試のときはあんな非合理的な…いやそれでもあれは不公平だと思うけど…というかなんか…腹が立つな)
心操「足元ゴッソリ掬っちゃうぞっつー宣戦布告しに来たつもり」
鉄哲「隣のB組のモンだけどよぅ!ヴィランと戦ったっつうから話聞こうと思ってたんだがよぅ!エラく調子づいちゃってんなオイ!本番で恥ずかしい事んなっぞ!」
幻光「では逆に聞こう…お前たちは明日死ぬと言われても納得するか?」
心操「…は?」
幻光「…納得できないなら…はっきり言ってヒーローになれるとはあまり思わない…」
廊下にいる人たち「はぁぁああ!?!?」
生徒の声「ふざけるな!!!」「調子づくんじゃねえ!!!」「トラブルメーカーたちが!!!」
幻光「…ヒーローになるということはいつ死ぬか分からないということだ…死を恐れてヒーローになったとしても理想のヒーローには…到底なれない…分かったらまず意識から変えろ」
a組みんな(いいこと言ってると思うけど…あんなに喋ってるところ初めて見た!)
その言葉に反論できない廊下を埋め尽くしてた生徒たちは無言で帰る者もいれば悪態や文句を言って帰る者もいたね…ほんとそういうところが守護者となる素質がないんだよね
幻光「みんな…私は決めた…」
葉隠「なっ、何?」
幻光「放課後体育館で訓練を行う…志望者がいるなら…来てくれ」
切島「…なるほどな!いいぜ雄英体育祭優勝するぞ!!!」
瀬呂「びっくりしたぜ、まさか夢見があそこまで長く喋るどころか一緒に訓練しようって提案するなんて」
葉隠「そうだよぉ~、でも訓練は参加する!」
普段見れない行動に少し戸惑いが生まれたa組の大多数だが、それでも続々と訓練に参加する人は増えていった…でもL社時代で新人教育した際にあまりの厳しさでセフィラに泣き縋るほど追い詰められる者が多発したそんな訓練につけられた通称は自己崩壊訓練。予想通り訓練に参加した人たちは次の日筋肉痛で動けなくなった…それでも確実に成長はしたね…ちょっとやりすぎじゃないかなと思ったけど…まぁ…受けて悪いことはないからいいけど…
今回は久しぶりに休憩回だったと思います。
次回体育祭です。
幻光のステータス(ルイナ、リンバス風)を書くかどうか決めます。
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書いても良いよ
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どちらでも
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書かなくて良いよ