都市で生きたL社の最高戦力職員がヒロアカに転生する話 作:レガートーク
そしていつもの以下略)
轟との約束の日
今世で私は初めてプライベートでの人との約束をした。今世で初めてのプライベートの約束でどのような服で来たらいいのか分からなかったからとりあえず黒のTシャツにジーンズを着てそこでシャツを内側に入れてベルトで固定するといった感じにした。今は早めに待ち合わせ場所に到着したところだから着ている服に何か問題がないか何度も確認しているところだ。そうして約束の時間より1時間早く来たため今日まとめようと思ってた幻想体の定期診断の報告書を作る。45分経った頃だろうか足音が聞こえ私は個性を使い抽出室内に報告書をしまいさも今来ましたというふうにみせる。けれど抽出室はエンケファリンで溢れかえってるからさっさとカバンの中に入れないと。案の定轟が来て「待たせたか?」と聞かれたため私は今来たところと返し轟が好きな食べ物があるという飲食店まで歩く。
たどり着いたのは蕎麦屋さんだった。
幻光(…蕎麦好きなのか。)
そうして中に入り席について注文を決めて品が来るまで待つ。…そして轟が話し始める。
轟「俺の親父が済まなかったな。改めて言うが許さなくてもいい。けれど、謝罪させてくれ。」
幻光「…しなくていい…あまり引きずりすぎるとよくない…それに…轟の好きなものを知れたからそれでいいだろう。」
轟「?割に合わなくねぇか?」
幻光「…いいか…好物を知ってるときと知らないときとでは相手と仲良くなるための過程がかなり違う…知ってれば作ったり喧嘩した時に機嫌を直すために連れて行くこともできるからね…」
轟「…それは俺と友達になりたいということか?」
幻光(適当にいなそうと思ったら思わぬ返しをされてしまった…否定したらめんどくさいしまぁ…肯定していいか…別に肯定しても減るものじゃないし)
幻光「…まぁ…そういうことにしといてくれ」
轟「そうか」
幻光「…」
轟「…」
店員さん「当店自慢の蕎麦大盛り1つと蕎麦並1つお持ちしました。」
轟「ありがとうございます」
幻光「…」コクッ
そうして来た蕎麦並を早速このお店秘伝のつゆにネギを少し入れ蕎麦を掴みつゆに浸けて口の中に入れる。口の中で蕎麦とネギの食感がしそれを細かくするためによく噛み飲み込む。
幻光「…おいしい」
轟「…そうか…よかった。」
そうして次はわさびを少しつゆの中に入れまた口の中に入れる…今度はわさびのツーンとする感触がしようやく食べた感じがした。そしてわさびを多めにつゆの中に入れまた食べる。そしてまた食べて食べての繰り返しをしているとふと轟の表情を見た。轟はいつもよりも…いやこれまでで1番穏やかそうな表情をしていた。
幻光「…何かいいことがあったのか?」
轟「あぁ、実はな昨日母に会ってきたんだ。」
幻光「…それは……そうだな…いいことだね」
一瞬轟の話していた家族のことを思い出し本当に今会って良かったかと口に出しそうになったが何とか思いとどまりありきたりなことを紡いだ。
轟「でもやっぱり久しぶりに会ったせいかちょっと緊張はしていたがそれでも笑ってくれた。そのせいでもう少し早く会いに行けばよかったなと後悔もしたが緑谷になりてぇもんなりなって言われなかったらきっと母さん怖がらせてたかもしれねぇから緑谷に感謝してる」
幻光「…それ周りに人がいる時に本人にあんまり言わないように…多分否定した上で『でも、よかった』とか言うのが目に見えてるからね…事情知らない人からしたら意味わからない構図だから」
轟「…分かった。そうするよ」
そして再び蕎麦を食べようとし空を切った…蕎麦はとっくのとうになくなっていたことに今気づき轟の蕎麦も少なくってるのを確認してからお冷を飲む。
幻光(…蕎麦頼もうか迷うけど…きっと後で後悔するだろうしやめよ)
そしてその後は会計を済ませ解散し報告書を取り出してカバンのなかに入れた。…やっぱりエンケファリンがついていてあとでコピーすることに決めた。家に帰りコピーをして元の報告書はゴミ箱に捨てようと思ったけど…やっぱり予備として置いておくことに決め保管庫に入れた。
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次の日
幻光(…雨か…ジメジメしてるからあまり好きではないけど…同時に水溜りができその上を自然と踏めるから好きではある…ただ服とかが濡れなければもっと好きなのだが)
市民1「ねぇねぇ、君。ヒーロー科の夢見幻光だよね」
市民2「ほんとだ!子ども助けたときかっこよかったよ!」
市民3「ほんとかっこよかったよ。ヒーローとなったら応援するよ」
ガヤガヤガヤガヤ
幻光(…バスで行くのやめて徒歩で行ってやろうかな…いやさすがに急いでる時にぶつかったら怖いか…最悪ぶつかったところが抉れるからやめとこ…というか体育祭で目立つのは時期尚早だったか?居心地が悪いな…)
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相澤消太「おはよう」
蛙吹梅雨「相澤先生包帯取れたのね、良かったわ」
相澤消太「婆さんの処置が大ゲサなんだよ。んなもんより今日のヒーロー情報学ちょっと特別だぞ」
幻光(…テストか?それとも実習訓練か?どちらにせよいつもどうりやればいいし問題はない)
相澤消太「コードネーム、ヒーロー名の考案だ」
みんな「胸ふくらむヤツきたあああ!!」
幻光(…まずい何も考えてなかった!)
相澤消太「というのも、先日話したプロからのドラフト指名に関係してくる。指名が本格化するのは経験を積み、即戦力として判断される2・3年から。つまり、今回1年のおまえらに来た指名は、将来性に対する興味に近い。卒業までにその興味が削がれたら一方的にキャンセルなんてことはよくある」
葉隠透「頂いた指名がそんまま自身へのハードルになるんですね」
相澤消太「そ、で、その指名の集計結果がこうだ。例年はもっとバラけるんだが、3人に注目が偏った」
幻光(私が4238で轟が3587、爆豪が3497…緑谷はないのか…いや緑谷は指を残弾として考えてたからそりゃそうか…というかフルカウル全然活かせてなかったし訓練内容フルカウル重視でやるか)
相澤消太「この結果を踏まえ、指名の有無関係なくいわゆる職場体験ってのに行ってもらう」
相澤消太「おまえらはUSJん時一足先に経験してしまったが、プロの活動を実際に体験してより実りある訓練をしようってこった」
相澤消太「まァ仮ではあるが適当なもんは」
ミッドナイト「付けたら地獄を見ちゃうよ!学生時代につけたヒーロー名が世に認知され、そのままプロ名になってる人多いからね」
相澤消太「まァ、そういうことだ。その辺のセンスをミッドナイトさんに査定してもらう。俺はそういうのできん」
相澤消太「将来自分がどうなるのか、名を付けることでイメージが固まりそこに近付いてく」
相澤消太「それが“名は体を表す”ってことだ。オールマイトとかな」
幻光(名は体を表す…か…私は暗い森の番人や人類の防衛者とか揶揄されてたけど…自分でつけるのはやったことがないから正直困ったぞ…仕方ない。率直だけどフランス語でかっこよく見せるしかないなというか青山や芦戸のセンスが…これじゃあいけないなしばらく待つしか…フロッピー…うん、やっぱり私にはセンスがないようだ。けれどこれで行ける雰囲気にはなったから行こう…蛙吹と私のセンスの差を教えられたような気持ちだけど…気にしたら負け、だから気にしないようにしよう…そうしよう)
幻光「はい」
ミッドナイト「はい、夢見ちゃんどうぞ。」
幻光「イリュジオン…です。」
ミッドナイト「うーん…フランス語で幻想だけど…もうちょっと捻ったほうが良いわよもう一回考えてみたら?」
幻光(まじか)「…はい…分かりました」
幻光(うーむ、どうしたものか………はぁ…今確かに迷って何かあるか思い出そうとしたけど…よりにもよってそれを思い出してしまったか…仕方ないこれも何かの運命だ。それにするか…あまり今世で名付けたくないけど…まぁ、もう会えないと思うしいいか)
幻光「…ジェアント」
ミッドナイト「確かフランス語で巨人という意味だけど…どうしてそれに変えたのかしら」
幻光「…」
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とある記憶
???「ねぇ、あなたの呼び名×××以外にあったほうがいいと思うけど?」
???「…そうかな…」
???「えぇ、なんせ×××は面前に言うわけにはいかないでしょ。決められないのなら私が決めてあげるよ。」
???「…そうしてくれ…」
???「…珍しいねすぐにそう言うなんて」
???「…君だからこそ…???だからこそお願いしてるだけだ…あまり言わせないでほしい…」
???「あはは、なるほどね。やっぱりあなたは×××ね。そうね…ならジェアントなんてどうかしら」
???「…どういう意味で…つけた名か…聞きたい…」
???「理由は単純よ。あなたが私にとって巨大でそして中身が私がいなければ空洞の可哀想で愛らしいからよだからよ。嫌ならイリュジオンってするけど…どうする?」
???「…なら…ジェアント…にする」
???「ふふっ、いいわね。なら早く出勤でもしましょう。私のジェアント」
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幻光「…ヴィランに恐れられ…皆が憧れるほど…大きい存在になるため…そういう意味で…つけました…」
ミッドナイト「何いいじゃないの!いいわいいね思ってたより青臭い理由じゃないの!あぁ、意外とあなたも青臭いのね…いいわねジェアント…」
幻光(…やはり…枷になる名にしてしまったかも…いや忘れれば…忘れられればないのと同じ…だから忘れよう…あの忌々しいあの場所のことは)
ちょっと短いかもですが許してください…