幻獣は駆ける   作:ゴンズ

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初投稿作品です。
ヒロアカの夢小説を読んでいるうちに自分も投稿してみたくなったという軽い気持ちで書き始めたものなのでどうか優しい目で見守ってください。


第1話 個性『幻獣』

事の始まりは中国、軽慶市。

 発光する赤子が生まれたことを皮切りに、各地では次々と超常現象と呼ばれる能力を持つ人間が生まれるようになった。

 そして世界人口の約八割が何らかの特異体質である超人社会となった現代。"個性"

 人々の持つ個性の爆発的増加に伴い、それを用いた犯罪も増加していた。それを行う者達を"敵ヴィラン"と人は呼ぶ。

 法律ができる速度を無視して増え続けるそれらのヴィランに対抗すべく同じく個性を使い、犯罪者を捕まえる者たちが現れた。それが"ヒーロー"と呼ぶ。

今やヒーローは脚光を浴びる存在となった。

 

これはそんなヒーローとヴィランが跋扈する超人社会に生まれヒーローを目指す「獣幻 神矢」(じゅうげん しんや)の物語。

 

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獣幻side

 

「行ってくる」

 

神矢は返事をしてくれる人間が誰も居ない家を後にしてある場所に向かう。

 

その場所とはヒーローを目指す人間ならば誰もが通るべき日本最高峰のヒーロー養成機関「雄英高校」。

 

そして今日はその雄英高校の一般入試試験が行われる日。神矢は受験生の一人として試験会場へと向かっていた。

 

試験会場に着くやいなや目の前で一人の男子生徒が別の男子生徒に「俺の前に立つなや、殺すぞ」と暴言を吐き散らし暴言を吐かれた生徒は歩きだそうすると派手にコケそうになるも別の女子生徒が個性を使ったのか少年を浮かし助ける。そんな光景を一部始終見ていた神矢は一言、

 

「騒がしいな」 

 

と呟くと再び試験会場へと向かっていった。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

受験生たちは入試内容の説明を受けるため席に着くきそこで雄英教師兼プロヒーローの「プレゼントマイク」から説明を受ける。

 

試験内容は至ってシンプル。制限時間のなかで試験会場に配置されている3種の仮想敵を各々の個性で行動不能にしてPを稼いでいくというものだった。説明の最後にプレゼントマイクが

 

「゛Plus Ultra゛!!それでは皆、よい受難を!!」という言葉とともに内容の説明は終わり、入試試験が始まる。

 

入試試験場に集まり試験開始を待つ受験生一同。そ中で一人佇み静かに精神統一する神矢。そんな彼の目につく存在がいた。

 

「……何してる?」

 

「………!」ビクッ!

 

それは傍から見ても明らかに試験に緊張し先ほどから神矢の目の前でウロウロと右往左往少年だった。勿論、その少年の行動が悪意あるものではないことは神矢も分かっていたがこうもあからさまに目の前で動揺されていると流石に目につく。

 

「……緊張しているのか?」

 

「………」(頷く)コクッ

 

「……そうか。……俺は幻獣神矢。名前は?」

 

「………口田甲司……よろしくね…。」

 

「あぁ、よろしく口田。」

 

こうして初めて初めて知り合う同じ受験生の口田と軽く挨拶を交わす神矢。するとビルの上に立つプレゼントマイクが視界に入る。個性のせいか何かを察知しすぐにスタートできる態勢に入る神矢。戸惑う口田をはじめ周りの受験生たちが神矢の行動に困惑する。

 

するとプレゼントマイク「ハイ!スタァァァァトッ!!」と叫ぶと同時に背中に翼竜のような翼を生やし一気に飛び立つ神矢呆然とする受験生たち。

 

「どうしたぁ!?実戦じゃあカウントなんざねぇんだよ!!走れ!!走れ!!」

 

プレゼントマイクの言葉とともにようやく受験生たちが開始の合図だと理解し一斉に走り出す。

 

一方で神矢は一足先に仮想敵たちと対峙していた。

 

『ブッコロス』

 

そのうちの一体が神矢めがけて襲いかかるが攻撃が当たるより先に神矢は下半身を馬の胴体にし跳び上がる。そして着地と同時に頑丈な蹄で襲いかかった仮想敵を容赦なく踏み砕いた。その姿はまるで神話の幻獣「ケンタウロス」を想像させるものだった。

 

『ブッコロス』

 

「……フン」

 

次々と襲いかかってくる仮想敵たちの攻撃を容易く躱しては「ケンタウロス」フォルムで逆に敵を容赦なく踏み砕いていき気づけば神矢の周囲にいた仮想敵は全て粉々に粉砕されていた。

 

(……Pは十分に稼いだ筈だ……一応、ここ以外も索敵してみるか…)

 

そして神矢は下半身を戻すと再び翼を生やし飛び立つ。すると突如、凄まじい轟音と共に今までのとは比べ物にならない巨大な仮想敵、通称「0P敵」が現れる。

 

(あれが妨害用の仮想敵か…)

 

十分にPを稼いだ神矢は戦う必要はないと判断し0P敵と反対方向に向かおうとするも上空から仮想敵のすぐ足元に瓦礫に足を挟まれ動けずに倒れている受験生を見つける。

 

「チッ!」

 

神矢は急ぎ降り立ち倒れている受験生の元に向かう。

 

「オイ、大丈夫か?」

 

「ケロケロ…えぇ、大丈夫よ。けど早く逃げて。このままじゃあなたまで危ないわ」

 

緑髪にカエルのような容姿をした少女はそう神矢に言う。しかし神矢は

 

「大丈夫だ、すぐに助ける」

 

するとそれを見ていた2人の男子受験生たちが駆け寄ってくる。

 

「オイ!大丈夫か!?俺も手伝うぜ!」

 

「俺も手伝わさせてもらおう」

 

「助かる…タラコと触手」

 

「タラコ!?俺は砂藤力道だ!」

 

「障子目隠だ」

 

「……悪い、名前が分からんのでつい。じゃあ砂藤と障子。俺が時間を稼ぐ。その隙に彼女の救出を頼む。」

 

そう言うと神矢は0P敵と対峙する。

 

「まかせとけ!いくぞ、障子!」

 

「分かった」

 

BOOOOM!!!

 

0P敵が片腕を振り上げ地面を叩きつける。しかしそれを片腕で受け止める神矢。その腕は明らかに人間のサイズの範疇を超えた肥大化したもので黒い獣のような毛に黒く鋭利な爪、例えるなら狼のようなものだった。

 

ドガァァァンッ!!

 

そのまま強引に0P敵の腕を引きちぎる神矢。そして0P敵が後退するもすぐにもう片方の腕で追撃を仕掛けようとする。

 

すると後ろから声が聞こえた

 

「オイッ!こっちは救出完了だ!早く逃げるぞ!」

 

どうやら砂藤と障子が無事に少女の救出に成功したようだ。

 

(よし)

 

そのまま0P敵に背を向け3人に向かって走り出す神矢。そのまま走りながら幻獣へと変身する神矢。それは頭が鷲、胴体が獅子、そして背中には翼を生やす幻獣「グリフィン」だった。

 

「どうやら乗れということらしい」

 

障子の言葉を理解した砂藤は少女を背に抱えたまま変身した神矢に騎乗し、続いて障子も騎乗するとグリフィンは勢いよく飛び立ちそれと同時に0P敵に追撃により凄まじい砂塵が舞う。

 

ドギャァァァンッ!!

 

砂塵の中からグリフィンが悠然と空を飛行しそのまま適当なビルに3人を降ろす。

 

「ケロケロ、3人とも本当にありがとう。改めて自己紹介させて。私の名前は蛙吹梅雨。梅雨ちゃんと呼んで」

 

砂藤の背から降り自己紹介をする蛙吹。そして変身を解除し神矢も3人に自己紹介をする。

 

「……獣幻神矢だ……ッ!?」ガクッ

 

突如、膝をつく神矢に駆け寄る3人。

 

「お、おい!?大丈夫か!?」

 

「問題ない…」(ッチ…やはり連続変身は身体に堪えるな)

 

すると後ろの方で衝撃音が鳴り響く。見ると先ほどの巨大0P敵が吹き飛ばされるのが見えた。

 

(驚いたな…俺以外にあの0P敵を倒せる個性持ちがいるとは…)

 

すると試験会場全域にプレゼントマイクによる試験終了の合図が鳴り響く。

 

こうして獣幻神矢の雄英入試試験は終わりを告げたのだった。

 

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主人公設定

 

名前:獣幻神矢

 

個性:幻獣

 

性別:男

 

見た目:褐色肌に銀髪、緑色の瞳

 

性格:寡黙で口数が少なく人付き合いが下手。しかし一度心を許した人間には信頼を置ける。

 

とりあえず軽く設定を書いてみました。主人公の過去とかこれからのストーリーでしっかり掘り下げていくつもりです。

 

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いかがでしたでしょうか?なるべくA組全員との絡みを書きたいためにまずは口田くん、砂藤くん、障子くん、梅雨ちゃんに登場してもらいました。主人公の戦闘シーンだったり個性の活躍など全く書ききれませんでしたがそこもしっかり改善していくつもりです。もしよかったらコメントしてもらえるとモチベーションにつながります。

それでは次の話でお会いしましょう。
       







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