いつの間にか彼女面が増えている件   作:怒飲焼

21 / 21
第21話

「こんくらいかな……」

 

一通り避難を終え、周りを見回す

幻造種も一掃したし、人も他には居ないはずだ

 

プルルッ!

 

「はい。パールさん。こっちの避難は全部終わりました」

 

「ありがとうございます。どうやら星穹列車の皆さんも終わったようです」

 

その言葉と共にとてつもない轟音がなる

上を見ると…すっげぇデカいロボットがビルの屋上付近でホバリングしてた

 

(あれが星を拓く者か!実物かっけぇなぁ!)

 

巨大ロボは男の子のロマン

ハッキリわかんだね

 

「……ハジメさんはあのような機械が好きなのですか?」

 

「え?まぁ…はい。やっぱ男はでかいロボットは大好きですよ」

 

「……そうですか」

 

なんだろう…いつもと変わらない無機質な声のはずなのに背筋がやけに冷える

 

「この後、すぐに戻ってきてください。やるべきことがまだあります」

 

「……分かりました。すぐにッ…」

 

突如、地面が激しく揺れる

地面が割れ、隙間から無数のサンドワームみたいな触手が伸びてくる

 

(やっぱりそうなるよな)

 

上を見ると、帰寂らしき人陰が伸びてきた触手の1つに吸い込まれていった

そして、金色の光が触手の先から漏れる

 

「パールさん!絶対に避難所から誰も出さないで!そのままカンパニーの社員と避難所を守っててくれ!」

 

言い終わる前に電話が切れてしまう

どうやらあの触手が暴れているのが原因らしい

 

「クソ!気色悪い!」

 

ハジメは剣を振るって触手を切りつけていく

かなりの太さで一回の斬撃ではどうにもならない

 

「ハジメ!一旦避難するよ!」

 

上を見ると星を拓く者がすぐ近くまで来ており、星が手を伸ばしていた

周りの触手は増えるばかり、埒が明かない

星の手を掴み、引き上げてもらう

 

「あ」

 

そりゃ、姫子もいるよな

 

「……久しぶりだな」

 

「ええ。星から話は聞いてたのだけれど…久しぶりに見ると緊張するわね」

 

星を拓く者の上で姫子と再会する

姫子が二相楽園にいることも来ることも知っていたが、なかなか会いに行く勇気が湧かなかった

 

「今は昔話は辞めましょう。これが終わったら……じっくりと」

 

「……ああ」

 

姫子との話を終え、前を向く

ツンツン……

 

「……なんだよ」

 

「いや…姫子とあんたってどんな関係?」

 

横から星、なのか、サンデーが気になる様子で覗いてくる

おい、丹恒、お前まで見てくるんじゃない

 

「……ただの同級生だよ。ほら、気をつけろ」

 

話を逸らし、触手を叩き切る

さすが開拓者たち、すぐに戦闘態勢に入った

 

「このまま一旦駅に戻るわ!それまでの間、任せたわよ!」

 

姫子の指示に従い、しばらくの間星を拓く者を守る

だが、触手の数は爆発的に増え、駅に着く頃には触手は星全体を覆い尽くしていた

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ロノヴァが拗ねージナヤ(作者:怒飲焼)(原作:原神)

「っしゃ!できたァ!うっ…」▼日本から転移してきた大学生、「カナメ」は毎日毎日何かを作っては数時間気絶していた▼その手には赤紫の目の模様が…▼これは、日本から転移してきた「無いなら作ればいいじゃない」精神の大学生が、様々なものを作ろうとしてロノヴァに殺される話である!▼なお、ロノヴァの仕事量が2倍になることは考慮しないものとする▼


総合評価:1628/評価:8/連載:32話/更新日時:2026年10月26日(月) 00:00 小説情報

コロッサル•バウンティ(作者:担々餅)(原作:崩壊:スターレイル)

▼スローライフを求めた男が星核ハンターのクソ高い懸賞金を貰うために頑張る話


総合評価:2051/評価:8.93/連載:9話/更新日時:2026年06月13日(土) 20:02 小説情報

開拓者を開拓者した夜について(作者:ひまなめこ)(原作:崩壊:スターレイル)

前世崩壊スターレイルと言うソシャゲを遊んでいた主人公はある日原因不明の死を遂げて崩壊スターレイルの世界へと転生してしまう。▼崩壊スターレイルの世界はかなり過酷であるが、運が良いことに彼は親にも環境にも、そしてそこそこの才覚にも恵まれて順風満帆な人生を送る事が出来た。▼そんな彼の人生が大きく変わる転換点となるのは大学の入学式直後、憧れの折り紙大学に首席で入学出…


総合評価:3914/評価:8.04/連載:20話/更新日時:2026年09月26日(土) 14:41 小説情報

朝起きたら隣にヴェリナがいた(作者:ぼっちプレイヤー)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

▼ ヴェリナさんの新密度イベでこれ同人誌の導入では?となってから勢いで書いた。▼ オリ主×ヴェリナなのでアキカプ推しのプロキシは閲覧注意なのだ。


総合評価:1826/評価:8.48/連載:6話/更新日時:2026年09月03日(木) 20:00 小説情報

『あなた』がスタレキャラと仲良く(意味深)なっちゃった!(作者:ザワザワする人)(原作:崩壊:スターレイル)

『あなた』と崩壊スターレイルキャラとのお話です。▼星、穹の主人公達とのカップリングではありません。ご了承ください。▼書いて欲しいキャラとか推しとか好きな展開とかシチュエーションがあったら是非とも感想で教えていただけると幸いです!多分書きます!▼こちらでコメントしていただけると幸いです!▼https://syosetu.org/?mode=kappo_view…


総合評価:1363/評価:8.93/連載:26話/更新日時:2026年09月23日(水) 14:02 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>