いつの間にか彼女面が増えている件   作:怒飲焼

33 / 33
第33話

「じゃあ、俺も同行…しよ…」

 

パールとの通信を終え、パールの力で二相楽園に戻ろうとしている星たちと合流した時、少しハジメがフラつく

そのまま倒れそうになったところを朽葉が受け止め、そのままお姫様抱っこする

 

「すいま…せん…朽葉…さん」

 

「眠そうね。私がこのまま運ぶから寝てていいわよ」

 

朽葉の言葉に甘え、ハジメは目を閉じる

余程疲れが溜まっていたのか目を閉じた瞬間に眠りについてしまった

__________________________________________________

 

「さぁ、行きましょうか」

 

ハジメを抱えた朽葉も合流し、帰る準備が整う

周囲の光景が変わり始め、絵の具の道が現れる

その道を歩くと、いつの間にか仮面の集う庭へと帰ってきていた

 

「お帰りなさいませ。皆様」

 

笑顔でパールが迎える

パールは笑顔で帰ってきた面々を眺め、朽葉を見て固まる

 

「……朽葉さん、ハジメは私の方でお預かりしましょう。さぁ、こちらへ」

 

「お断りするわ。まだ、私も満ち足りてないの」

 

ペロリと舌舐りする朽葉

そのまま腕の中に抱えているハジメの首筋の汗を舐めとる

 

「朽葉さん、貴女はこの後の幻月遊戯に参加する理由は無いのでは?どうぞお帰り下さい。部下のことは上司である私が工面しますので」

 

「私としては本来は満ち足りるはずだったのに彼に邪魔されてしまったから…その代わりを彼にはお願いしないといけないので…」

 

互いにニコニコとしながら向かい合うパールと朽葉

朽葉はハジメを抱える手に力を入れており、少しミシミシ言っている

 

「そんなに握ったらハジメが怪我してしまいます。そんな方にやはり任せられません」

 

「これからもっと…激しくなるのに…そんなこと気にしてたらキリがありませんよ?」

 

ネチネチと言い合う2人

それを見て虚照はニヤニヤしている

 

「まぁまぁ2人とも!そこまでにして準備しなきゃ!」

 

「…そうですね。この話は一旦置いておきましょうか」

 

「肯定。私の同僚も含めて話し合う必要がありそうです」

 

虚照…アッハが場を収めることで何とか話がまとまる

その後もパールが朽葉に引渡しを求めたが、朽葉は断固として拒否し、結局朽葉はハジメを抱えたままだった

 

「いやぁ〜それにしても、随分とモテモテだなぁ!」

 

「うわ…喋った…」

 

「疑問。なぜそれを所持しているのですか?」

 

「彼は釣り餌だよ!帰寂のサイコロで、貪欲を釣り上げるよ!」

 

アッハはそう言いながら次の行動へと移って行った

アッハが緋英の目を覚ましている間、他の面子は帰寂を警戒していた

 

「おいおい…そんな見つめたらサイコロに穴が空いてしまうじゃないか」

 

帰寂が茶化しても誰も反応しない

それを見た帰寂は溜息をつき、朽葉の腕の中で眠っているハジメを見遣る

 

「そういえば、その坊ちゃんは調和の一瞥を貰ったようだな」

 

「…それがどうしたのかしら?」

 

「いやいや、ただウチの同僚が喜びそうだなって思ってよ。殺したいほど愛してる男が自分の滅ぼすべき運命を歩み始めたなんて聞いたら、うっかり終末獣を数体産むくらいには喜ぶかもな」

 

「調和の絶滅大君…星嘯…」

 

「ああ。14年前からそいつは本当に色んなやつから逃げてきてんだ。メモキーパーに星嘯、他にも色んな奴らに目をつけられてるらしい」

 

二相楽園から去ったのは表向きは嵐の矢を二相楽園に向けさせないことだったが、本当は別の目的があるかもしれない

 

「ま、こいつが何をしたいかとかは行動がチグハグすぎて分かんねぇけどな」

 

「…まるで、今まで見てきたかのような発言ね」

 

「まぁね…あ〜そういえば…」

 

帰寂のサイコロが浮かぶ

ふよふよと動き出したサイコロに全員警戒する

だが、サイコロから聞こえた言葉に全員が固まることとなった

 

「そいつが酒に酔った時に、毎回呟いてたんだが…そいつの元々居た場所に、残してきた愛しい…それはもう愛おしい異性の後輩がいるらしい」

 

「「…はい?」」




アッハが今回何とか止めたのは、シペに一瞥ジャックされて彼女面が出来ないし、無理やりしたらシペが煽ってくると勝手に思ってるからです
帰寂は色んな変装をしてはハジメの旅先に現れては愚痴だけ引き出していました

はい、ということで今出てるストーリーまでの内容はだいたい追いつきましたかね
まぁ、この後は描写するまでもなく、演劇が幕を開ける訳ですが…
まさか同時並行で書いているロノヴァの方と一緒に1時停滞するとは…
そこで、新たな二次創作を書きたいと思っているのですが…もしよろしければアンケートにご協力していただきたいと思います
内容はこちらです
NIKKE:一般女性の彼女持ち指揮官、部下に色目使われて胃潰瘍寸前

ゼンゼロ:ゼンゼロの被害1割に抑えたが人の心を病ませたバカ

ブルアカ:タイトル未定。ヤンデレもの予定

ゼルダの伝説:封印戦記→(厄災の黙示録→ifルートとして)→Bow→ティアキンのルートで進む小説

次はなにを書くか

  • NIKKE
  • ゼンゼロ
  • ブルアカ
  • ゼルダの伝説
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

ロノヴァが拗ねージナヤ(作者:怒飲焼)(原作:原神)

「っしゃ!できたァ!うっ…」▼日本から転移してきた大学生、「カナメ」は毎日毎日何かを作っては数時間気絶していた▼その手には赤紫の目の模様が…▼これは、日本から転移してきた「無いなら作ればいいじゃない」精神の大学生が、様々なものを作ろうとしてロノヴァに殺される話である!▼なお、ロノヴァの仕事量が2倍になることは考慮しないものとする▼


総合評価:1661/評価:7.92/連載:44話/更新日時:2026年11月07日(土) 00:00 小説情報

開拓者を開拓者した夜について(作者:ひまなめこ)(原作:崩壊:スターレイル)

前世崩壊スターレイルと言うソシャゲを遊んでいた主人公はある日原因不明の死を遂げて崩壊スターレイルの世界へと転生してしまう。▼崩壊スターレイルの世界はかなり過酷であるが、運が良いことに彼は親にも環境にも、そしてそこそこの才覚にも恵まれて順風満帆な人生を送る事が出来た。▼そんな彼の人生が大きく変わる転換点となるのは大学の入学式直後、憧れの折り紙大学に首席で入学出…


総合評価:3979/評価:8.02/連載:20話/更新日時:2026年09月26日(土) 14:41 小説情報

起きたら超絶美少女が嫁になっていた件(作者:理 想 な ん か ね ぇ よ)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

▼タイトルのまんまです▼深夜テンションで書いたから続くかは未定▼記憶喪失のオリ主が死ぬほどゼンゼロキャラを曇らせていた話▼追記、リメイクします


総合評価:2005/評価:8.03/未完:6話/更新日時:2026年08月31日(月) 22:22 小説情報

朝起きたら隣にヴェリナがいた(作者:ぼっちプレイヤー)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

▼ ヴェリナさんの新密度イベでこれ同人誌の導入では?となってから勢いで書いた。▼ オリ主×ヴェリナなのでアキカプ推しのプロキシは閲覧注意なのだ。


総合評価:1866/評価:8.48/連載:6話/更新日時:2026年09月03日(木) 20:00 小説情報

コロッサル•バウンティ(作者:担々餅)(原作:崩壊:スターレイル)

▼スローライフを求めた男が星核ハンターのクソ高い懸賞金を貰うために頑張る話


総合評価:2058/評価:8.93/連載:9話/更新日時:2026年06月13日(土) 20:02 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>