Q.超かぐや姫に男主を突っ込んだ罪の数を証明しましょう。   作:夢城

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出来るだけ頑張って投稿するので、暖かい目でみてくださいっ...!!


Q.彩葉さんは8時間前に学校を出発しました。その7時間後、僕たち2人も出発しました。さて、彩葉さんと合流できる時間を求めよ。

踏まれた足を自分で優しく撫でながら痛みを耐える。

彩葉さんは駄々を捏ねる少女を押し込み最終的には「船が居るんだから一緒に遊んでて!」と言われる始末。

まぁ、ずーっとそのつもりだった訳だが足を踏まれたのが納得いかない。

しかし、考えても無駄だと思ったので考えるのは止めた。

 

「あんたと関わったのは私のせいだけど、もう全部元に戻すから。だから、あんたも月に帰って」

 

「.....でも、帰り方わかんないし。なんかここおもしろそーだし」

 

それはごもっともだ、本人が帰り方が分からないのなら帰る方法も分からない。

ロケットも無い限り、月なんて行けるはずがないのだから。

 

「とにかく早く思い出して!今日1日で。わかった?」

 

「......っ、」

 

「まぁまぁ...、そんな急かさなくてもいつかは帰り方なんて思いつくでしょ....?ね?」

 

「あんたも、あんたで優しすぎ、あんまり甘やかしちゃダメだからね。行ってきます!」

 

そのまま、バタンと玄関のドアが閉じられた。少女はふくれっ面で『ぶー』っと言ったが、

 

「じゃあ、船〜、遊ぼー!」

 

どうやら彼女はとんでもなく切り替えが早い少女であった。

良いね、その神経嫌いじゃない。

 

「ん、じゃあ適当に何かして遊ぶかぁ。」

 

「何するー!?何する!?」

 

と言ってもやることがない、彩葉さんには外には絶対出すなと言われているので、軽率な行動は出来ない。.....外出れたら色々できるんだけどなぁ。

 

「あ、そうだ。」

 

「何かあるの!?!?」

 

スマコンを取り出した。....あ、でもこの子持ってないじゃんか、スマコンがあったら一緒に出来るじゃん!と思ったけど。 やっぱり止めた、鞄に戻す。

 

「え〜戻しちゃうの?つまらなぁぁーい!!」

 

「......はぁ。」

 

どうやら機嫌を損ねたらしい。やることが無さすぎてぐにゃぐにゃと身体を動かし始めた。

.......まぁ、少しぐらい、いいよな。

ポケットからスマホを取り出してネットショッピングにてスマコンと入力した。お値段なんと、12万4400円。まぁ大きい買い物だと思えば良いだろう。

支払いをクレジットカード決済と選択し、支払い完了。すぐ届くらしい。

 

「....はいはい、そんなに拗ねないの。スマコン買ってやったからこれから楽しいことは出来るはずだよ。」

頭を優しく撫でてあげた。

 

「買ってくれたの!?!?あ、これ彩葉のパソコンで買おうとしたやつだ!船....太っ腹じゃん!!」

 

「....買って良かったわ。」

 

多分、金欠ギリギリの彩葉さんから12万なんて消えてみろ。『お前の血は何色だァァァ!!!』とか叫びながらこの世から抹殺されるぞ。完全な偏見だが。

☆

 

「ねぇ、船〜、彩葉に会いに行こうー?」

 

スマコンが届いた頃、ついに限界が来たらしい。さっきまで『暇潰しに料理をしたい!』と言い出したため、スーパーに僕は走り抜け、少女に頼まれた物を買って彩葉にサプライズで料理を作ったのだ。いつの間にか彩葉さんの服に着替えていた、少女は僕の右手を揺する。

悩んでいた。一緒に出ても僕が居るから大丈夫だろうと路線とその後、彩葉さんにバレたら僕は抹殺されるだろうという恐怖。

 

「.....いくかぁ。」

 

ごめん、彩葉さん。この子の甘え方ずるいわ、勝てる気がしない。帰ってきたら泣けるほどの超絶美味い料理が待っているからっ!!

 

「......彩葉いた!!」

 

「友達といるね。」

 

よく辿り着いたものだ、月から来た宇宙人と家が北海道にあるヤツが二人で土地勘が皆無なまま、進んで行ったのだ。奇跡と言っても良いだろう、このまま迷子になって最悪な展開にならなそうで安心はした。

 

「で、会いに行くの?」

 

「それは勿論!その為に来たんじゃん!」

 

まぁ、それはそうだけど。彩葉さんたちはカフェのお店に入っていったらしい。

僕たちも続いて入っていく。

 

「では、行くぞ!船警視監!!」

 

「はいはい、警視総監殿。」

 

どっからそんな日本語覚えてきたんだよと思いつつ、少女の後ろに着いて行った。

彩葉さんに近づきづつあった、店員さんが彩葉さんの元に料理を提供した。

どっかの誰かさんとは違う、ふわふわの三段パンケーキだった。

 

「お...美味しそう....」

 

「あ、おい。」

 

遅かった、彩葉さんと友達たちは全く少女の存在に気づいておらず、机に置いてある銀色のフォークを持った。

 

「いただきまー....」

 

刹那。1つのパンケーキが消えた。彩葉さんが手を伸ばしたパンケーキに無慈悲にもフォークが突き刺された。

 

「.....え?」

 

彩葉さんの脳が数秒間、機能停止をしたような表情が目立った。

そして、犯人は刑事さながらの勢いで、一口でパンケーキを食い尽くした。

そして、パンケーキを味わった後、

 

「よっ、彩葉!」

 

完璧なウインクで飛び切りの笑顔を光らせた。

 

「えー、可愛い。誰この子」

 

「彩葉の服着てる。彩葉の友達?」

 

「ああああああ、そう!そうなの!いや、友達っていうか、その.....」

 

完全にテンパっていた、非常にパニック状態それはそうだ、名前もハッキリ呼ばれたし、しかも、自分の服も着られている。戸惑うしかない。

 

「パンケーキ好き?はい、これもど〜ぞ」

 

「パンケーキ?これが?彩葉との全然違〜う、船〜、これパンケーキだってぇ〜!」

 

無意識に刺しに行ったぞ、彩葉さんの心臓に、まぁあれはパンケーキの形をした何かだし、....いややっぱり、パンケーキじゃねぇよあれ。

.....名前呼ばれたし、....はいはい行きますよ、そして僕も彩葉たちに姿を現した。

 

「.....!?!?!?!?」

 

あぁー、あ、もう彩葉さんパニック状態。

てか、僕でそんな驚くことある?

 

「?また彩葉の知り合い?」

 

「.....もしかして、彩葉の...?」

 

「違う!!断じて違うから!!!」

 

2人に全力で誤解されないように頑張っているようだが、ニヤニヤしている。これはもう止められない。

彩葉さんに睨めつけられる、これは怒っている確信した。

だって、仕方ないじゃないか月のお姫様が探検したいと仰ったのだ。冒険だよ、冒険。

 

「月から来たの!」

 

お姫様。それは冒険しすぎです、彩葉さんの心臓が持ちません。

 

「.....え?」

 

「ツキ....?」

 

「ジ!築地だよね!築地から来たの私のいとこ!ふ、2人とも!!」

 

頭がフル回転彩葉さんすぎる。多分バレないように普段使っていない脳みそもフル回転してそうだな....ハハ

 

「そうなんだよねぇ...たまたま遊びに二人で来ててぇ。」

 

とりあえずは合わせておこう。これ以上は彩葉さんのキャパオーバーと僕の命が刈り取られる。

 

「わー、そうなんですねぇ〜、美味しいお寿司屋さんとか知ってますかぁ〜?」

 

「妹さんですか?お名前は何というんですか?」

 

な、名前....?そう言えば何も聞いてなかった....!!!!

た、助けて彩葉さん!!!

 

「な、名前ですか、名前...えーっと、」

 

「かぐや!」

 

僕が困っていると彩葉さんが思い立ったように、席を立ち上がり、かぐやに言い聞かせるように名前を言った。

 

「かぐや〜〜かわよ!!」

 

「え〜、ピッタリだね。」

 

「かぐや?かぐや....かぐや... そっかぁ。かぐやかぁ〜!!」

 

頬に手を置いて飛びきり嬉しそうなかぐやがいた。名前は人生最初のプレゼントなので、実際、彩葉はかぐやにプレゼントをしたことになる。

 

「ごめん、帰る!ありがとね、ごちそうさま!後で埋め合わせするから」

 

彩葉さんはかぐやと僕の手を全力で引っ掴んで嵐のようなスピードで僕たち二人は嵐のような勢いで連れ出された。

☆

 

「いやー、さっきの建物の中涼しいかったねー。あれ彩葉の家で出来ないの?」

 

「電気代とかあるからね、節約している彩葉さんには厳しいよ、多分。」

 

とりあえず出来るだけ空気を悪くしないように喋り続ける。まぁ、意味が無い無駄な抵抗だけどね。

 

「あんたら二人正気!?なんでここにいんの!?なんで家から出てくんの!?船に至っては見張っててって言ったよね!?なんで見張り番のアンタも一緒になって外にでてんの!?馬鹿なの!?部屋にいてって言ったでしょ!月から来たって何!?正体バレたらどうすんの!?なんで私の服着てんの!なんで私の場所がわかったの!!」

 

もう、怒涛だった。僕たち2人に喋らせる隙がないほど言ってきた。

どれもこれも至極まっとうなクレームだ。

これに関しては僕たちが悪いけど...。

 

「だって、つまんないんだもん」

 

そうだ、そうだ、かぐやは「つまらない」と言うので外に出たし。かぐやは拗ねている感じで彩葉さんに言った。

それに対して彩葉さんはマジかコイツという表情で佇んでいる。

 

「何もしてない方が辛いじゃん。だから、一緒に外に出た、それだけ」

 

「だからって...船だって、土地勘全く無いくせに怖くなかったわけ??迷子になったらどうしてたの!?」

 

「まぁ、最悪、スマホあるしなんとでもなるでしょ」

 

「.....馬鹿にも程がある。」

 

割と真剣に頭を抱え込んだ、彩葉さん。

ごめんね、かぐやの勢いに負けちゃったのが本音だけど楽しそうだったよ、かぐや。

 

「ねー、これ、どうやって使うの?」

 

かぐやがさっき僕がネットショッピングしたスマコンを取り出し、彩葉さんに見せていた。

 

「スマコンじゃん。私のやつ持ってきたの?」

 

「うんん、船に買ってもらった」

 

「!?!?!?!?!?!?」

 

ちょ、彩葉さん、近い!近いから!!てか、この展開前にもあったから、いでででででで!!!!雁字搦めやめてぇぇぇ!!!

 

☆

 

「なにか言うことは....!?」

 

「いや...でも、僕は全然大丈夫だから」

 

「なにが大丈夫なわけ!?12万だよ!?12万!?なに、かぐやに12万も使ってるわけ!?頭おかしいんじゃないの!?」

 

まぁ社会人の約1ヶ月給料減るよりはマシでしょ、かぐやが喜べばそれで良いし。

まぁ、実際半分消えてるけど、余裕はあるし大丈夫。

 

「嫌だったら買ってないよ、スマコンなんて。買いたいから買っただけだし、許してよ」

 

「はぁ〜〜!アンタねえ...!!!」

 

呆れたようなため息をつく彩葉さん。でも感謝して欲しいこともある。

かぐやがスマコンを手に入れたことによって、"ツクヨミ"に3人揃って行けるようになったことだ。

かぐやにも、もしかしたら大好きなヤチヨさんを布教できるかもしれないんだよね。感謝してくれマジでとは本人には死んでも言えなかった。






12万を出し惜しみしないで買ってあげれる主人公の経済力が気になりすぎて夜しか寝れない
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