ダンゾウはいつまた前線に行くかわからないのでヒルゼンは大急ぎで式の準備をする
ダンゾウは火影の代理としてしょっちゅう前線と行き来しているため大急ぎで結婚の準備をしているヒルゼンとダンゾウとユウリ
「ダンゾウ、ユウリ、志村一族への挨拶は良いのか?」
「なに、志村は猿飛ほど大きな家でもないしな、父も祖父も知っての通りもういないから親戚数人に紹介したぐらいだ、戦国時代を知っているような年寄り連中は猿飛一族から嫁をもらう事に文句を言ってきたが里の安定に反対するとは何事かと黙らせたわ」
「お前は楽で良いのう・・・ユウリは今や火影である俺の妹だしもとから当主妹だったわけで父が決めなかったから許嫁こそいなかったが一族内では一番有力な未婚の女子だったせいで狙っていた親戚への根回しが大変でのう・・・
こちらも年寄りは一族の姫を志村に渡すなど!とか言っておったがやはり戦国時代知るような年代は普通の感覚なのであろうな」
「私たちは木の葉が出来てからの生まれですもの感覚が違うのは仕方のないことですね、
ですから火影やその側近自らが他氏族との婚姻による交流を推し進める事に意味があるのです、私たちは木の葉の仲間なのですから。
血継限界のある一族はかなり難しいでしょうが、嫁入りや婿入りならできるでしょうし」
そのユウリの発言にダンゾウは考えを巡らせる
「そうだなユウリ、血継限界や秘伝忍術のある一族でも嫁入りや婿入りなら血継限界を外に出さずに婚姻による関係性強化は可能か・・・猪鹿蝶の奈良、山中、秋道は元からそれぞれで交流があるが、日向やうちはは血継限界の流出にはとてつもなく厳しいからな当然のことではあるのだが」
そうしてユウリとダンゾウの縁談から2週間程度で結婚式の日を迎えたのであった
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
結婚式にはかつての扉間班のメンバーも集まっていた
水戸門ホムラ
「まさかダンゾウとヒルゼンの妹が結婚とはね~」
うたたねコハル
「実は私はユウリちゃんから相談されてて知ってたんだけどね」
うちはカガミ
「以外だなあダンゾウは仕事が恋人とか言うと思ってたよ」
秋道トリフ
「ヒルゼンの妹は大丈夫か?あのダンゾウだぞ?」
ダンゾウは
「お前たち、本人を前にしてよくそんなことが言えるな」
ユウリはニコニコうれしそうに言う
「コハルさん、相談に乗ってくれてありがとうございます、おかげ様でここまで来れました。
いいではないですかダンゾウ様、お友達に祝福される結婚式素敵ですよ」
「と、友達!? こいつらはただの仕事仲間だ!
それにもう夫婦なのだから”ダンゾウ様”などと他人行儀な呼び方でなくてもよいだろう」
顔を赤らめたユウリが
「で、では”ダンゾウさん”?それとも”あなた”?」
「そこで赤くなるのか・・・?どちらでもよいわ」
「では、ダンゾウさんとお呼びしますね、よろしくお願いいたします」
「なんだかまだ硬いがまあ良いだろう、こちらこそよろしく頼むぞ、ユウリ」
その様子を見た扉間班の仲間たちの顔は驚愕に染まる
「あ、あのダンゾウが女子に優しい!?」
「言った通りでしょ?ユウリちゃん、ダンゾウは多分押せば行けるって!」
「本当にダンゾウか?幻術じゃないよな?写輪眼で確認するか?」
「信じられん、驚きすぎて飯が3合しか食えん」
そこに現れたヒルゼンと扉間
「遅れてすまんのう、火影は忙しすぎるわ」
「やり方が悪いのだやり方が、ダンゾウが式の準備であまり手伝えないからと引退したワシを使いおって、ワシは相談役だぞ」
長年の反射でとっさに膝をつく扉間班の面々
「「「「扉間様!」」」」
呆れる扉間
「バカ者どもが、祝いの場でそのような振る舞いをするものではないわ」
ホムラ
「いやあすみませんねやはり体に染みついたものというのは取れないものです」
執務でよく顔を合わせるヒルゼンやダンゾウは流石にもうそういったことはしなくなっていたが他のメンバーは一族の仕事だったり前線での仕事だったり、担当下忍の教育だったりバラバラだったため実は最近はあまり顔を合わせなくなっており、久しぶりの扉間班集合であった。