ハーマイオニーと結婚だ!!……え?誰この金髪デコロリツンデレヒロイン?? 作:さくらいJAN
やあロンだよ!
なんか原作だと1年生の時はフレッドとジョージ大人しいよね?
でも実際に通っている僕は原作でカットされている二人の大暴れを体感してる。
被害を受けてないだけで、あの双子は相変わらずだ。
まあそんな話は置いておいて。
前回は決闘という題目でじゃれあう二人を観察できたね。
ゴイルに殴られた腹はまだ痛いけど、
もみくちゃになったあと息も絶え絶えになっているドラキナは可愛かった。
動画に残したいくらいだ。
そして次の日。
ハリーが箒を貰ってウキウキしている。
確か原作ではここでマルフォイが絡んできた気がするんだけど……、来ないな。
決闘の件といい、ドラコとドラキナは行動が結構違うな。
予想外の行動に気をつけなきゃ。
それはそれとして、僕たちは浮遊呪文の授業を受けた。
僕はここで原作通り上手くいかない様子を見せて、
ハーマイオニーに例のネットミームを言わせて、
悪態をついて泣かせるという流れをやるつもりだった。
心は痛むが、彼女が他者とのコミュニケーションに問題があるのは事実。
ここで改めさせるのも重要なのだ。
そう思っていたのだが……。
「ウィンガー「いい?ウィンガーディアムレビオーサよ。あなたのはレヴィオッサー」」
僕が間違える前にネビルが間違えていて、ハーマイオニーから指摘されてた。
そ、そんな……。
僕とハーマイオニーのフラグなのに!
ネビル許すまじ。
貴様とハーマイオニーのフラグなどへし折ってくれるわ!
授業が終わったあと、僕はすぐさまネビルの元に駆け寄った。
「やあネビル。
あんまり気にするなよ?
結構嫌味な言い方をされて傷ついているかもしれないけど、
ハーマイオニーに悪気はないんだ。
ちょっと主張が強くてデリカシーに欠けているだけで」
「そ、そんな……ぼくは」
おどおどするネビル。
ふふふ、同調してしまえ。
その方が楽だぞ?
そしたら僕が手のひら返してハーマイオニーを擁護してやる。
「ちょっと!
変なこと言わないで!
わたしは聞かれたから答えただけよ」
「あ、そうなの?
ごめんよネビル、ハーマイオニー。
僕が間違ってたみたいだ。
ハーマイオニーはルールには厳しいけど優しいんだね」
「ルールを守るなんて当たり前でしょ?」
何を言ってるんだろう?みたいな顔をするハーマイオニー。
優しいに関してはノータッチだ。
フラグ建築難しい。
僕にもハリーみたいにラブコメやらせてほしい。
このままではトイレ号泣事件は起きないな。
早速原作からズレてしまっている。
だがまだ大丈夫。
修正はきくはずだ。
よし、路線変更しよう。
「じゃあちょっと手伝って欲しいことがあるんだけどいいかな?
授業で分からないことがあってさ。
教えて欲しいんだ」
え?
という顔をするハリー。
子供には理解できないだろう。
目の前の女を狙っている男の言動なんて。
3年後にでも思い出して驚いてくれ。
「あなたは成績いいじゃない」
「兄が5人もいるんだから他の子より進んでるのは当然だよ。
でも調べものとかは苦手でさ。
ハーマイオニーなら頼りになるし」
「そういうことならいいわよ」
「ありがとう。
じゃあさっそく図書館に行こうか」
ネビルが入ってこようとする前にお礼を言って図書館に連れ込む。
すまんネビル。
お前は数少ない危険人物なのだ。
悪いが遠ざけさせてもらう。
後日、ハリーから真意を聞かれた僕は↓のように答えた。
「どうしてハーマイオニーに教えて欲しいなんて言ったの?」
「彼女すごく頭いいからさ。
ハリーがクィディッチで活躍するなら僕は勉強頑張ろうと思って」
「なるほど。
ロンは凄いね」
「凄いのは君さ。
なんてったって最年少シーカーな上にトロールハンターなんだから!」
はい、という訳でハリーはトロールを撃破したみたいです。
ハーマイオニーはトイレに籠っていません。
なんだったら図書館での勉強ついでに一緒に大広間でハロウィンのご飯食べようとしてました。
僕も普通に仲良くなれそうだったので、まあいいかと思いイベントスキップしようとしてました。
ハリーは図書館での勉強が嫌だったのかクィディッチの練習があるから、と別行動していました。
そして、本当にクィディッチの練習をしていたので時間に遅れてしまい、
大広間に向かっている途中で階段の下から物音がして、
なんだろうと見に行ったらトロールを発見。
気づかれないように戻ろうとすると、何故か背後にいたドラキナが悲鳴を上げてしまい、
トロールに見つかってしまったようです。
でも、その時はハリーが箒を持っていたので、
とっさの機転でドラキナを抱えて箒に乗り、トロールの手の届かない位置まで飛び、
ドラキナがウィンガーディアムレビオーサで棍棒を浮かせて頭にぶつけて倒したみたいです。
2人して10点貰っていたのでマジです。
なんということでしょう。
まるでヒロインです。
いやガチで。
ここまであの二人がフラグ建築しちゃうと原作通りに物語が進むか不安になってきた。
別に二人が結ばれるのは構わないけど、例のあの人に負けるのだけは困る。
真剣にダンブルドア生存ルートを考えるべきかもしれない。
僕はそう思いながら就寝した。
そしてハリーと僕とハーマイオニーの3人はなんだかんだ友人になり、
一緒に宿題をやったり練習で疲れたハリーを励ましたり足を怪我したスネイプ先生から減点攻撃をくらって、
つい鼻で笑ってしまい更に減点されたりして過ごした。
画面で見るのの数倍腹立つ男である。
これじゃあ賢者の石窃盗犯として疑われても仕方ない。
マジで来年ドラキナとケンカになった時に聞いてやろうか。
「好きな人が穢れた血と言われたから殴りました。
何点減点ですか?」って。
危ないからやめておくけど。
そしてクィディッチの試合の日。
ハーマイオニーと一緒にハリーを応援しにいった。
相変わらず子供がやるには危険なスポーツだ。
すると、ハリーの箒が荒振り始めた。
クィレルvsスネイプである。
そしてスネイプが呪文を唱えていることに気づいたハーマイオニーが飛び出して行ってしまった。
他には居ないかとかは確認しない。
グリフィンドールらしい視野の狭さである。
勿論僕もついていく。
途中でハーマイオニーがクィレルにぶつかり席から落とした。
これで攻撃は止まっただろうけど、念のため追撃しておくか。
僕は転んだふりをしつつ、偶然を装ってクィレルの後頭部を蹴飛ばした。
例のあの人を蹴った男の子である。
足に雷型の傷跡でも出来ないかな。
そしてハーマイオニーがスネイプ先生に火をつけて(改めて考えるとすごいな君)
ハリーの箒の不調が治り、スニッチを取って試合が終了した。
そしてスネイプ犯人論を唱えるハーマイオニーと、それに同調するハリーと僕。
たしなめつつも失言をするハグリットという原作通りの会話が進んだ。
僕は真相を知っているが、
正直クィレルを探るのは危ないから勘違いしたままでいいやとスネイプ犯人論に乗った。
そしてニコラスフラメルについて3人で調べるパートが始まった。
でも僕は関係ないことを調べたりしてた。
「へー、アニメ―ガスって何回かチャレンジすればいけそうじゃん?
なんで双子は試さないんだろ」
読むのに先生の許可が必要な本はビンズ先生に頼めば通る。
原作で知ったライフハックだ。
僕はアニメ―ガスへのなり方をメモした。
そのうち試そう。
「おいウィーズリー。
なぜポッターはグレンジャーと調べものをしているのかしら?」
すると急に声をかけられた。
ドラキナだ。
ちんまい見た目から発せられる尊大な口調は僕に日本を思い出させる。
クールジャパンだ。
「なんで君に言わなきゃいけないんだ。
嫉妬でもしてるの?」
「……お前ッ!!」
即杖を抜くドラキナ。
瞬間湯沸かし器かよ。
「冗談だよ。
悪かったって。
ハリーが誰かに狙われてるかもしれないから、
それについて心当たりを調べてるんだよ」
素直に謝罪して説明すると、ドラキナは杖を納めてくれた。
やっぱ原作マルフォイより会話ができるな。
男女の違いか、お姉ちゃんだからか。
「ふんっ、闇の帝王を倒した男が狙われないわけないでしょ?」
「怖いこと言うなよ」
まあ実際原作でもずっと狙われてるしね。
気の毒なハリー。
「……グレンジャーと話すつもりはないからあなたに忠告してあげる」
そう言って、僕の耳に顔を寄せ、呟いた。
「クィレルには気をつけなさい」
その言葉と共に、ドラキナは去っていった。
えーっと、どういうこと?
何で知ってるの?
マジで彼女が特異点過ぎてびっくりしてる。
まあとりあえずハリーには伝えておこう。
どっちが犯人だと仮定してもやることは変わらないし。
クィレルを探るのを阻止すれば大丈夫でしょ。
そして夜。
寝る前にドラキナから言われたことを伝えると
「なんでロンに言ったんだろう?」
と首をかしげてた。
君たちひょっとしてすでにデキてたりする?
早くドラキナ目線書きたい