夜真達とは「今は」別勢力の魔化魍チームが登場します
「な、なんぜよ…おはんら、は………」
高知支部、ひいては四国最強の力を持つ「龍巻鬼(タツマキ)」。しかし,その彼は刀を持った和服の青年が魔刀「アメノムラクモ」を振るったことにより、倒されてしまった。
「待て。まだ死ぬのは許さん。この高知で最も良い銭湯もしくは銭湯を教えよ。案ずるな、湯屋の人間は襲わん」
「誰が……魔化魍如きに……うっ」
龍巻鬼は力尽きてしまった……
「ちっ、勝利の余韻に浸れないではないか……」
【ヌラ様!いい温泉の情報を得ました!】
一本角を生やした赤い肌のカバの顔に、手足がついた魔化魍がヌラと呼んだ和服の青年に声をかける。
「でかした,シュノボン」
【ここの支部もなかなか良い武器を持っているな】
黒いコートとサングラスを掛けたイノシシの人型の魔化魍、ホウキ
【でもなぁー,歯応えがイマイチなんだよな】
長斧を持った、サメの尾を持つ黒いワニ人間の魔化魍、カゲワニ
【猛鬼とか強そうな奴いたけど、秒で燃やしてやったぜ】
トラの顔にオランウータンの腕が5本生えた、(悪魔ブエルのような生え方)魔化魍、カタシャリン
【大声で叫んだだけで破裂してもうたわ】
ゴリラの体の、隻眼のピットブルの顔を持つ魔化魍、ヤマジジイ
【南無………哀れな人間たちよ】
ウミガメのヒレと甲羅を持つ、マッコウクジラの魔化魍、ウミオショウ
【そろそろ帰らないと奥さん怒り出すんじゃない?】
白い毛並みのイタチの顔で、ケルベロスのように三つの首を持ち、その内左右の顔の半分が白骨化した容姿になっており、鬼火の灯った尾を持つカマイタチ
【アタシ何回焼き鳥になりかけたか】
オンモラキに似ているが鋼のような色で赤い瞳孔、強膜が黒いトキの姿をした魔化魍ラセツチョウ
が合流する。
「キヨも連れてきているから,問題ない……はず」
その時、青髪の幼い白拍子風の格好に竜の角が生えた少女が現れた。そして、顔が青い魔化魍オロチのような姿に変貌する。
【ヌラ様のお手を煩わせた罪、この業火で精算しなさい】
【キヨヒメ様が火を放つぞ!撤退だ!】
人型のワニのような本体に蝙蝠の翼が生えた白蛇が巻きついている姿の魔化魍ヨブコが、ピラニアの顔を持つカッパに似た魔化魍、サラコゾウ達に集合をかける。
サラコゾウたちは蹂躙を中止してヌラ達の元へ走り出した。
キヨヒメは擬人態となりヌラにひしっと抱きついた。
「よ、よくやったなキヨヒメ」
【ヌラ様ぁ♡キヨ、鬼の根城を跡形もなく焼き尽くしてやりましたわ】
「良い炎だ」
【やぁん♡褒められましたわぁ♡】
「………」
照れなのか、抱きつく力が強くなる。
【あ、あのーヌラ様、このあとは……】
カマイタチがこの後のことを聞こうと声をかけると
【カマイタチ。これからわたくしとヌラ様は一緒にお風呂に入ります。邪魔は許しませんわよ?】
【しないわよ…。あの支部みたいになりたくないし】
【あ、その温泉、混浴は無いらしいですよ】
シュノボンが余計なひと言を言い出し、キヨヒメに折檻されるのであった……。
【あのバカ】
【ダーハハハ!】
【いつもひと言余計なんじゃ……】
【南無…】
ヌラ一味
ヌラを名乗る青年と魔化魍達の集団。四国支部を壊滅させた。
【リーダー】ヌラ
【(自称)正妻】キヨヒメ
構成員
シュノボン
ホウキ
カゲワニ
ウミオショウ
ヤマジジイ
カタシャリン
カマイタチ(白)
ラセツチョウ
ヨブコ
戦闘員
サラコゾウ