ステラ・オンラインと言う異世界で完全無双!! やり過ぎじゃないって言われても知らん! 作:ライダーGX
アイラとの夜が終わった後、俺は上着を着てブリッジに向かおうと部屋を出ようとする。その際俺はベッドの方を見る。
まだアイラはベッドの上で寝ていて、微笑ましい感じに見える。それに俺は笑みを浮かばせ、部屋を出てブリッジに行く。
ブリッジに到着し、俺は艦長席に座り考え事をする。すると艦長席のホロ投影機からリリアが出て来て、笑みを浮かばせながら見ている。
「…なんだ?」
「司令官。楽しい夜は過ごせましたか~?」
「……人の楽しみをのぞき見するとは、お前も悪よの~…」
っと俺も若干悪ふざけしながらその事を言い、それにリリアが笑う。
「アハハハハ! 司令官。その事は内緒にしておきますから、今後とも自由にしていてくださいね~?」
「全くお前って奴は…」
リリアは本当にオヤジが入ってるな。まあこれはこれで面白そうだからこのままにしておこう、そうだ。マクロス・グラディオンはこの近くにいるとなると、艦隊も少し入るのかな?
「リリア、グラディオンの近くに他の艦が?」
「はい、グラディオンの他にもフリゲート艦10隻と、ハルシオン級巡洋艦が6隻居ます。その位なら十分な感じですよ」
「成程な⋯ならそいつ等と合流した後、共に行動するって事になるな。でも星系内は別の船か、グラディオンで行った方が良いかも知れない。動かしてみて分かった、アージェントは流石に鈍足だ」
するとブリッジの扉が開き、俺は振り向くと、シャツを着たアイラがやって来た。
「アイラ、起きたのか?」
「はい…どうして此処に?」
「ハハハ、アイラの寝顔を見ていると、何だかまた興奮して来そうだからつい…」
っとその事にアイラは顔を真っ赤にし、もじもじとしながら俺を見る。
「ぅ~…、そんな風に言わないで下さいよ~」
「すまんすまん。さて、今日はギルドに行って、アイラのクルー登録を済ませる。その後は買い物だ」
「は、はい!」
その事にアイラは思わず背筋を伸ばす。緊張しているのか?まあ大丈夫でしょう。同じ傭兵なんだし。
そう思いながら俺達は着替えをし、その後傭兵ギルドへと向かった。
───────────────────────────────────────────
傭兵ギルドに来た俺達、何時ものオッサンの所に行くと、オッサンが俺を睨むかのように見ている。
「おうおう!あいつの次に今度はお前が女連れかぁ~!?随分良い御身分だなおい~!」
「止めてくれそう言うの。俺は…」
「なんだなんだ~!!そんなに俺に見せびらかせたいのか!!」
っと止まらないオッサン。ああ~駄目だ、このオッサン話しを聞かない。
仕方ない…、あんまりしたくはないが。
「…チェンジで」
「何がチェンジだ【ドガン!!!!】アヒィ~…」
オッサンの頭に分厚い本の強烈な叩きが入り、それにオッサンは倒れこむ。
一撃を入れたのは受付嬢で、それにアイラは唖然としていた。
おほほ、流石だなおい。このオッサンを黙らせるとは流石…。
「チェンジしました。今回はアイラさんのクルー登録ですね?」
「ああ、アイラにはサブパイロット兼オペレーターを務めさせてもらう」
「承知しました。それにしてもアイラさん、無事なお姿を見られて安心しました」
受付嬢がアイラの方を見て安堵した様子で言う。
その事にはアイラも申し訳なさそうにしながら頭を下げる。
「この度は心配をおかけして、申し訳ありませんでした」
「元気そうな感じで何よりです、ただアイラさんの事情はお聞きしています。まさかギルドに裏切り行為をする者達がおられるとは思いも寄りませんでした」
「その事なんだけど、裏切った連中は何処か分かるの?」
俺はアイラを裏切った傭兵たちの事を問う。
そいつ等は今何処で何をしているのか気になるからだ、勿論そいつ等を完膚なきまで潰してやろうかなって思ってる。こう言えばいいのかな?“因果応報”って奴。知らんけど…。
「生憎ですが、その傭兵たちはこの星系から姿を消しております。勿論ギルドにも掛け合ってみたのですが、どうやら彼らは宙賊に寝返っており、どの星系に居るか分からないのです」
「成程ね…」
なんだよそいつ等⋯この星系に居らず既に別の所に居て宙賊になってるのかよ⋯傭兵稼業は稼げないってか?
チッ、しけてるな…。そいつ等、見つけ出したら八つ裂きか溶鉱炉でバーベキューにしてやる。
そう思ってる俺はアイラの方を見ると、アイラは少し悔しそうな感じをせず、逆に寂しそうな感じをしている。
おいおいまさか…。
「アイラ、お前もしかしてそいつ等と和解しようなんて思ってないだろうな?」
「い、いえ…そんな事は、ただ…なんて言ったらいいか」
「話をしようと? 止めておけアイラ…。そいつ等に情けは無用だ。傭兵だったら…分かるな?」
俺の言葉にアイラは一瞬目を開き、それに目をつぶって考え…。俺の方を見ながら頷く。
「…はい!」
決意の目をしたアイラは俺を見て言った。
よし、これでそいつ等を葬る事が出来るな、さて…どう料理しようかな?
───────────────────────────────────────────
傭兵ギルドにアイラのクルー登録を済ませた後、俺達は買い物に来ていた。
今回はアイラが必要なものを買う為の経費としてエネルを使う。
じゃないと今後の生活に困るだろうし。
そう思っていると、俺達の前にヒロ達が現れて、ミミは俺達に気づく。
「あ!ハルキさん!」
「お、丁度いい所に…」
「どうしたヒロ?」
何やらヒロがやたら血相を変えて俺に近づいて来た。おいおい何だよ、お前の愚痴を聞きに来たんじゃないぞ?
するとヒロが1つのボトルを見せる。
「お前!この星系に炭酸飲料が無いって言ってたよな!? この通りあったじゃないか!どう説明する!!」
ヒロはラベルに【炭酸飲料】と書かれたボトルを見せる。
「……チッ」
「おい待てコラ!!その舌打ちはなんだ!知ってやがったな!」
「うるせぇ」
どうやらヒロ、炭酸飲料がこの星系にあると知った様だ。チッ、面白くもねぇ…。からかい甲斐のある奴をまた探さねぇと…。
っとそう思う俺であった。
傭兵から宙賊に転職しても一緒だともう、傭兵は最後まで“消耗品”だから。ある人の言葉です。
感想と誤字と評価、よろしくお願いいたします。