魔法少女リリカルなのは ~ kaleid liner ~ 作:クオリア778
繋ぎの話なのでかなり短めですが、どうぞ~
それと次回から12:00投稿に切り替えようと思います
「どういう事だ?」
ソーマが激しい怒りを滲ませて問い掛ける。
彼自身が神の被害者である以上、この怒りは当然の事だった。
「っ······私にも詳細はわからないの。私がアリシアの元に駆け付けた時、女の子が男を追い払っていて···女の子は自分の事を[神]って名乗っていたわ」
「······取り乱してすまない。続きを聴かせてくれ」
「彼女は「この子は死の呪いをかけられた。私には解呪出来ないし、死を覆す権限も持たない」って言って、続けてこうも言ったの。「全てを解決できる存在を創り出す。その[ゴーストライナー]の力を持つ者···彼を探しなさい」って。御丁寧に頭に直接画像を送ってね」
「······ヤツは、遊びでオレを送ったんじゃないのか···? これではまるで···」
アリシアを助ける為に。
それが可能な存在としてオレを選び。
オレの怒りを自身が全て引き受ける事で。
オレが物語の救済に全力を尽くすように。
「······真意を訊かないと、肯定も拒絶も出来ないか」
「真意って···私はちゃんと···!」
「いや、すまない。違うんだ。その[女神]なら会った事がある」
「······え?」
「確かに、オレをこの世界軸に叩き込んだのは彼女だ。少々、いや、かなり説明不足のままな?」
「そう···なの?」
「ああ。···それで、だ。プレシア、貴女の依頼は理解した。受諾しても構わないが、先に報酬を頂こう」
「······ええ。フェイトやアリシアに関する事以外なら、どんな事でもいいわ」
予想通りの親バカな答えに内心の苦笑を押し隠し、精一杯の渋面をつくる。
「ではオレに対する報酬として、ジュエルシード収拾の助力を依頼する」
「······は?」
「何だ? 不服か?」
「いえ、そうじゃなくて······いいの? 昔に比べればかなり目減りしたけど、この世界で1千万近い蓄えはあるのよ?」
······なにこの無警戒な生き物は?
普通はそう言うの隠して交渉するもんだろう!?
······ああ、そうか。
彼女は[あの]フェイトの母親だった。
つまりフェイトの遺伝子の大元!!
天然のルーツはここから来ていたのか!!
「···昔、ちょっとずるをしてな。金銭的な面では向こう10年は問題ない」
「何をしたのよ貴方······まぁいいわ。必要な物があったら言って頂戴」
「ああ」
因みに[ずる]とは[某慢心王を限定展開して宝くじを当てる]事である。
まだ実行に移していないが、この為だけに[金ピカ(黄金律)]というカードを創っていたりする。
[昔から使えていた能力]として話した以上、矛盾が起こらないように注意する必要があるのだ。
作成したカードにはもう1枚[騎士王(直感)]があり、これは某殺人シェフの料理を避ける為の物である。
閑話休題(それからどした)
「じゃあ海に6つも落ちているのね」
「ああ。これに関しては焦らず1つずつ回収するしかないな」
「あ、それなら」
「間違っても!」
名案を思い付いたと言わんばかりの笑顔なフェイト。
その言葉を遮るように声を張り上げる。
「間違っても、広域魔法で一斉発動させて一気に封印、などしないように」
「!? あ、あぅ···」
やっぱりか。
あのシーンは友達に見せられたから知っているが······流石に無茶が過ぎる。
「···よくわかったわね? それも[直感]っていうスキルの効果?」
「ああ。[限定展開(インクルード)]ではランクが1低下するが、それでもC。裏技を使えば未来予知の真似事くらいはできる」
実際は使っていないが、魔力を消費するスキルじゃないから判らないはずだ。
「便利ね。投資家垂涎の能力だわ」
「···まぁ、そうだな」
「ーーーーえ!?」
恥ずかしげにしていたフェイトが椅子を鳴らして立ち上がる。
「フェイト、何かあったの?」
「その、アルフからの念話で、鳥型の憑依体がでて···」
「ユーノが捕まえてNANOHA☆キャノンで落としたか?」
勝利を確信したソーマの台詞。
だがーーーー
「···違うんだ。ユーノが捕まえた所で、何か全身金色の男の子が···」
事態が動き出す。
最近スランプで、進まない。
大まかな流れやシーンは浮かんでるのに、そこまでの道筋で迷うんです。
はぁ······ああ、いけない。
では、予告っと
とある時間と世界の狭間のお話
イケメンが言った「世界を変える力をやろう」
[僕]は歓びにうち震えて答えた「なら○○○と○○○○○○と○○○○と○○○をデメリット無しで下さい!」
イケメンは口の端を歪めて頷いた「新たな世界を、新たな自分を生きるがいい。我が転生者に幸あれ」
[僕]はそうして[我]になった。
狂わされた事にも気付かず、[僕]の声も届かず。
やがて[僕]は完全に消えるだろう。
誰か。
[僕]が生み出した[我]を打ち倒す誰か。
取り返しのつかない事をしてしまう前に、[僕]を吸収した[我]を消してくれ!
次回[悪神の転生者]