魔法少女リリカルなのは ~ kaleid liner ~   作:クオリア778

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今回はバトル前の切り替え回

繋ぎの話なのでかなり短めですが、どうぞ~


それと次回から12:00投稿に切り替えようと思います


第6話 疑念

「どういう事だ?」

ソーマが激しい怒りを滲ませて問い掛ける。

彼自身が神の被害者である以上、この怒りは当然の事だった。

「っ······私にも詳細はわからないの。私がアリシアの元に駆け付けた時、女の子が男を追い払っていて···女の子は自分の事を[神]って名乗っていたわ」

「······取り乱してすまない。続きを聴かせてくれ」

「彼女は「この子は死の呪いをかけられた。私には解呪出来ないし、死を覆す権限も持たない」って言って、続けてこうも言ったの。「全てを解決できる存在を創り出す。その[ゴーストライナー]の力を持つ者···彼を探しなさい」って。御丁寧に頭に直接画像を送ってね」

「······ヤツは、遊びでオレを送ったんじゃないのか···? これではまるで···」

アリシアを助ける為に。

それが可能な存在としてオレを選び。

オレの怒りを自身が全て引き受ける事で。

オレが物語の救済に全力を尽くすように。

「······真意を訊かないと、肯定も拒絶も出来ないか」

「真意って···私はちゃんと···!」

「いや、すまない。違うんだ。その[女神]なら会った事がある」

「······え?」

「確かに、オレをこの世界軸に叩き込んだのは彼女だ。少々、いや、かなり説明不足のままな?」

「そう···なの?」

「ああ。···それで、だ。プレシア、貴女の依頼は理解した。受諾しても構わないが、先に報酬を頂こう」

「······ええ。フェイトやアリシアに関する事以外なら、どんな事でもいいわ」

予想通りの親バカな答えに内心の苦笑を押し隠し、精一杯の渋面をつくる。

「ではオレに対する報酬として、ジュエルシード収拾の助力を依頼する」

「······は?」

「何だ? 不服か?」

「いえ、そうじゃなくて······いいの? 昔に比べればかなり目減りしたけど、この世界で1千万近い蓄えはあるのよ?」

······なにこの無警戒な生き物は?

普通はそう言うの隠して交渉するもんだろう!?

······ああ、そうか。

彼女は[あの]フェイトの母親だった。

つまりフェイトの遺伝子の大元!!

天然のルーツはここから来ていたのか!!

「···昔、ちょっとずるをしてな。金銭的な面では向こう10年は問題ない」

「何をしたのよ貴方······まぁいいわ。必要な物があったら言って頂戴」

「ああ」

因みに[ずる]とは[某慢心王を限定展開して宝くじを当てる]事である。

まだ実行に移していないが、この為だけに[金ピカ(黄金律)]というカードを創っていたりする。

[昔から使えていた能力]として話した以上、矛盾が起こらないように注意する必要があるのだ。

作成したカードにはもう1枚[騎士王(直感)]があり、これは某殺人シェフの料理を避ける為の物である。

 

 

 

閑話休題(それからどした)

 

 

 

「じゃあ海に6つも落ちているのね」

「ああ。これに関しては焦らず1つずつ回収するしかないな」

「あ、それなら」

「間違っても!」

名案を思い付いたと言わんばかりの笑顔なフェイト。

その言葉を遮るように声を張り上げる。

「間違っても、広域魔法で一斉発動させて一気に封印、などしないように」

「!? あ、あぅ···」

やっぱりか。

あのシーンは友達に見せられたから知っているが······流石に無茶が過ぎる。

「···よくわかったわね? それも[直感]っていうスキルの効果?」

「ああ。[限定展開(インクルード)]ではランクが1低下するが、それでもC。裏技を使えば未来予知の真似事くらいはできる」

実際は使っていないが、魔力を消費するスキルじゃないから判らないはずだ。

「便利ね。投資家垂涎の能力だわ」

「···まぁ、そうだな」

「ーーーーえ!?」

恥ずかしげにしていたフェイトが椅子を鳴らして立ち上がる。

「フェイト、何かあったの?」

「その、アルフからの念話で、鳥型の憑依体がでて···」

「ユーノが捕まえてNANOHA☆キャノンで落としたか?」

勝利を確信したソーマの台詞。

だがーーーー

「···違うんだ。ユーノが捕まえた所で、何か全身金色の男の子が···」

事態が動き出す。

 

 

 

 




最近スランプで、進まない。
大まかな流れやシーンは浮かんでるのに、そこまでの道筋で迷うんです。
はぁ······ああ、いけない。
では、予告っと



とある時間と世界の狭間のお話
イケメンが言った「世界を変える力をやろう」
[僕]は歓びにうち震えて答えた「なら○○○と○○○○○○と○○○○と○○○をデメリット無しで下さい!」
イケメンは口の端を歪めて頷いた「新たな世界を、新たな自分を生きるがいい。我が転生者に幸あれ」

[僕]はそうして[我]になった。
狂わされた事にも気付かず、[僕]の声も届かず。
やがて[僕]は完全に消えるだろう。

誰か。
[僕]が生み出した[我]を打ち倒す誰か。
取り返しのつかない事をしてしまう前に、[僕]を吸収した[我]を消してくれ!




次回[悪神の転生者]

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