魔法少女リリカルなのは ~ kaleid liner ~   作:クオリア778

8 / 8
予約投稿し忘れた
焦って操作
文章コピーやら何やらでごちゃごちゃに
削除してたら消しちゃいけないのまで消してしまっていた
orz ←イマココ

取り敢えず再度作成して投稿します。



第7話 悪神の転生者

~ 海鳴市郊外 ~

 

金・銀・黒・白・赤etc.

空を駆け、大地を抉る武器の色だ。

10本に1本の割合で憑依体を掠めている。

······最も、他は全て外れであるが。

そして、その外れた武器がどうなるかというと······

「ひゃぁぁぁあぁ!?」

「ちぇ、チェーンバインドぉ!」

禍々しいオーラを纏った黒い魔剣を、ユーノが3連チェーンバインドで叩いて逸らし。

「しっかり掴まんなよ!」

「そうさせてもらうわ!」

「お願いしますっ!」

紅い剣から降り注ぐ焔の直中を、アルフがアリサとすずかを抱えて疾駆する。

「オノレェちょこまかとォ!」

 

※作者注)憑依体はホバリングしている為、ほとんど動いていません。

 

「ならばこれでどうだ! ゲイボルク!」

紅い魔槍をぶん投げる少年。

しかし使い方を知らず、担い手でもない少年に宝具が応えるべくもなく。

明後日の方向へ飛んでいく。

「なっ!? ······このガラクタめぇ···!」

悪態を吐かれ反抗心でも芽生えたか、ある一点に向かい飛翔する槍。

「あ」

なのはは自分に向かってくる槍に気付いた。

忙しいユーノに頼る程に危険とも思えず、直射弾で狙撃する。

その判断は正しいーーー対象が[宝具]でなければ。

放たれた魔力弾は狙い通りに槍に当たり。

「······ふえ?」

何の抵抗も与える事なく霧散する。

「ふえぇぇぇぇえ!?」

「何だいなの······なのはっ!?」

悲鳴で気付いたユーノ。

軌道を逸らす為にバインドを放とうとするが遅すぎた。

杖を握り締め、ギュッと目を瞑り。

来るべき衝撃と痛みを待っていたなのはの耳に、風切り音と金属音が届く。

「···大丈夫、なのは?」

「ふぇ···フェイトちゃん!」

「ケガは······無いみたいだね。間に合って良かった」

「助けてくれてありがとう。······あれ? フェイトちゃんがいるなら、ソーマ君も来てるの?」

「あ」

「え?」

何気なく問い掛けられた内容に、フェイトが固まる。

「······ソーマ忘れてきた」

「······ふえ?」

 

 

~ 時の庭園 ~

 

「······流石はフェイト。行動が素早いな。しかし···何で1人で行くかねぇ?」

「なのはちゃんを助ける為に急いでいたのよ」

「ああ、解るさ。······ところで覗いていたのか?」

「······ええ。ここに招待するのに「人違いでした」じゃ困るもの」

申し訳なさそうに話すプレシアを見据えて、ソーマは小さく溜め息を吐く。

「心配なのは解るが、無理はしない方がいい。貴女が倒れればフェイトもアルフも悲しむ」

「············どういう意味かしら?」

ソーマは手掌をプレシアに向ける。

「······[リカバー]」

光がプレシアを包み、弾ける。

それだけの光景だが、当の本人には無視できない事があった。

「っ···身体が軽い······今、何をしたの?」

「状態異常を回復する魔法だよ。取り敢えず、大分いいはずだ」

「嘘みたいな魔法ね。······いつ気付いたのかしら?」

「ここで顔を合わせた時だな」

「······どうして?」

「貴女の魔力の流れを視れば解る」

何気なく話しているが、普通は解らない。

そもそも[魔力の流れ]というものを、僅か9才の子供が其処まで視れる事が有り得ないのだ。

「あなた、本当に9才?」

「一応は。······前言に真っ向から反するようで済まないが、あの場所まで転送できるか?」

「あなた1人位なら平気よ」

「なら頼む。流石に次元を超えるような魔法・魔術は扱えなくてな」

淡々と語るソーマの足下に、魔法陣が浮かび上がる。

「じゃあ、気を付けて」

「了解したよ」

球状に膨れた光が弾ける。

無事に転送できた事に安堵しつつ、プレシアはせり上がってきた血を飲み込む。

その手は流れるように端末を操作している。

「······今、いいかしら?」

「プレシア? こちらは特に問題ありませんが···?」

「サーチャーを地球に送って頂戴。最悪、次元跳躍魔法を使うわ」

「············わかりました」

 

 

~ 海鳴市・上空 ~

 

ソーマは風を一身に受けていた。

「うむ、綺麗ではあるんだけどな」

パラシュートなしのスカイダイビング。

飛べないソーマにとっては、潰れたトマトへの片道切符といった処か。

しかし彼に焦りは微塵もない。

「[夢幻召喚]」

自身が飛べないのならば、飛べる英雄を召喚すればよいのだから。

「······身体はあくまで自分がベース、という事か」

女性化しなかった事に胸を撫で下ろし、ソーマは右手に現れた杖を眼下に向ける。

杖の先に展開された魔法陣に魔力が集束する。

「少し頭を冷やしてもらおうか······ヘカティック・グライアー」

柱のような魔力砲撃が、武器を撃ち出している少年を叩き落とした。

ソーマはやや速めに降下しつつ、耳慣れない言語を発して杖を振る。

 

 

~ 同・低空 ~

 

フェイトが注視していた少年が、ごんぶと魔力砲撃で叩き落とされる。

「新手か」と見上げた視界に映ったのは、大量の雹塊を背景に降りてくるローブ姿なソーマ。

彼は左手をパタパタ振りながら、杖を鳥型の憑依体に向け。

「ーー」

妙な言語を呟いた瞬間、落雷が憑依体を撃つ。

苦鳴を洩らす憑依体。

それを埋め尽くすように到達した雹塊。

鬼、である。

「······え?」

「······ファンタジーなの。サンダガなの、ブリザガなのー!」

魔導をよく知るが故に呆然とするフェイト。

対するなのははゲームのような魔法にテンションが天元突破だ。

「なのはー。取り敢えず封印しちゃってー」

「はーい!」

元気に返事をして封印作業に取り掛かるなのは。

そんな彼女を視界に収めつつ、フェイトは考える。

「もしも彼等が敵だったら」と。

「············(ガクブルガクブル)」

「······味方でよかったよ、ほんと」

「空一面に広がった無数の魔法陣から連続で砲撃される」光景を幻視したフェイト。

アルフも似たような事を考えていたのか、真剣に頷いている。

正史にソーマが転生していたら、実際に起こり得ていたのだが。

「······で、あのバカは······逃げ出した···いや、隠れてる···? くそ、乱れててよくわからんな」

「あのバカ?」

「宝具をぶん投げて邪魔したバカだよ」

「···ほーぐ?」

キョトンとした表情で首コテン、なフェイト。

「······何この可愛い生き物」

「······か、かわっ!?」

慌てて後ろを向いて顔を押さえるが、首や足を見れば真っ赤になっているのは一目瞭然だった。

「フェイト、どうかしたのか?」

「何でもないよっ!?」

「······(これって、リニスが言ってた天然ジゴロ···ってやつかね?)」

半眼でソーマを見ながら考えるアルフ。

その瞳が見開かれる。

「ふはは、油断したな! 真っ二つになるがいい! 斬山剣!」

文字通り山をも斬る程の大剣が、横薙ぎに振るわれる。

後ろからという予想外の位置に加え、完全に気を抜いているフェイトを巻き込む軌道。

避ければフェイトが叩き斬られる為、ソーマは僅かに称賛の瞳で少年を見る。

「···ってフェイトいるの知らなかったのか!?」

驚きに目を見開いている少年に突っ込んだソーマ。

僅かに遅れてソーマ達のいた場所を剣が薙ぎ払った。

 

 

 

 




うぼあー
小旅行から帰ってきて事態に気付いたの
次回からは忘れずに予約投稿します、ハイ

次回予告は「カット!」······第8話[魔術師vs英雄王]
一つだけ言える事は······リベンジタイム、かな





※ワラキーは出ません
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。