「災害水難なんでもござれ、
レスキュー……俺や爆豪のように大規模な破壊をもたらす個性持ちは、繊細な救助は少し厳しいか……?いや、爆豪に関しては訓練見た限り大丈夫そうだな。あいつセンスあるし。
「レスキュー……今回も大変そうだな」
「ねー!」
「バカおめーこれこそヒーローの本分だぜ!?鳴るぜ!!腕が!!」
「水難なら私の独壇場ケロケロ」
「おいまだ途中だ。……今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗って行く。以上、準備開始」
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「あれ、魄面はコス着てるんだ?」
「一応救急セットはあったほうが良いと思ってさ。それに……」
「?」
なんか嫌な予感がするんだよな〜……。
「何ソレ、あんた探知もできるの?強くない?」
「鍛えたらこうなったんだよ。生物としての特性だな」
「……そんな生き物、見た事ないけど」
そこは……実在しないんだから仕方ない。
「飯田は空回り、と」
訓練場に着くまで少し時間があるため、バスが出発してすぐに話が盛り上がった。正確に言えば、個性についての話だ。
「派手で強い個性って言ったら、爆豪、轟、魄面の3人だよな!」
「てゆーか魄面の刀って刃ついてるんだよね?ダメじゃないの?」
「あー、この刀、斬魄刀って言うんだけどさ。斬魄刀は俺の力の核そのものなんだよ。個性による産物って扱いになるから、特例でOK貰ったんだ」
「なにそれー!力の核!?」
「斬魄刀……」
あ、常闇がそわってしてる。かっこいいもんな、斬魄刀。言葉の響きがいいよな、わかるよ。
「解放したらどうなるのー!?」
「解放したら……」
「一度、魄面の解放形態は教師陣で見させてもらった。個性届だけじゃわからないことが多かったからな。……まあ、俺くらいなら互角以上に戦りあえるぞ」
「嘘でしょ」
解放形態……いわゆる『
「魄面はちょっと人相悪いけど、人当たりいいし人気出そうだな!」
「何位まで行くかなー?やっぱ100位は入るよね!」
「流石に買い被り過ぎだってば」
みんなを軽く流して、ちらりと相澤先生を見る。書類を見てたのか……。目は良いから見えるけど、俺のことだ。
(……オールマイトが俺と似た個性持ちに会った事がある?)
洒落にならないな……下手したら……いや、考えたくはないな。
(一旦、昼休みになったら先生に聞いてみよう)
「お前らそろそろ着くぞ、良い加減にしろ……」
「「「ハイ!!!」」」
「すっげーーーー!!USJかよ!?」
「水難事故、土砂災害、火事……etc。あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です。その名も……
(((ホントにUSJだった!!)))
「スペースヒーロー『13号』だ!災害救助で目覚ましい活躍をしている紳士的なヒーローだよ!」
「わー!私好きなの13号!」
てゆーか、オールマイトいないな……なんで?
「……仕方ない始めるか」
「では始める前にお小言を一つ二つ……三つ……四つ……」
増える……あ?
「先生!」
「どうした魄面」
「広場の方に……!」
「……!!」
「全員一塊になって動くな!!13号、頼む」
「はい!」
「え、なに?」
「また入試みたいな……」
「違う!!あれは
「……え」
黒いもやの中からぞろぞろと敵が出てくる。その中でも一際異彩を放つのは──
「13号に……イレイザーヘッドですか。以前
黒いもやの男。
「どこだよ……せっかくこんなに大衆引き連れて来たのにさ……オールマイトいないなんて……子供を殺せば、来るのかな?」
手だらけの男。
「……」
全身真っ黒な人かもわからない生物。
「なぁ弔。俺は早く
「ん?あぁあの
「OK。んじゃ行ってくるわ」
フードを被った着物の──
ギィン!!
速っ……!?
あの広場から入り口まで、一瞬で移動してきたってのか……!?
「よう、初めまして。魄面リオ」
「……!?」
「魄面くん!!」
「てめ……誰だ……!?」
突進してきた風で、フードがふわりと舞い、顔が顕になる。
「
「なっ……!?」
海燕!?なんで、なんでこの世界に海燕が!?
「──
「