「東西南北反転地球でのゲームや、そのほかS村さんがGMとなって開催されるオリジナルルールのTRPGセッションの結果はそのままS村さん世界観に反映される」
「そうなんですか」
「あれ、言ってなかったっけ。だから大チョンボをやらかすとそれが反映されるし『ああ、あいつやらかしたな』って永久にプレイヤーの記憶に名前が残るよ。気を付けようね」
「こわすぎるので参加やめときます」
「でも前にも言ったけど覗いてる時点で前からやっとけばよかったってなるんだよ。ぼくも誘われた『悪役令嬢が多すぎる』からやっとけばよかったと思っているよ」
「タイトルが気になりすぎる」
「まあやってないセッションを語るのはやめとこう」
「ところで結果は世界観に反映されるって言いましたよね」
「言ったね」
「嫁とか旦那がS村世界観キャラだと、S村世界観キャラとしてはどうなるんですか」
「『そういう歴史』が生成される。例えば公式で子供を産んだ相手がいるBさんを旦那にした人を例にとるけど。
もとの歴史と並行して、Bさんを旦那にしたプレイヤーの歴史も存在するようになる。で、プレイヤーが遊ぶのはプレイヤーがBさんの嫁の世界の歴史だね。」
「んん?一般的に歴史って一つじゃないんですか」
「S村世界観では一つのタイムテーブル、歴史を世界と称するね。たとえば絢爛舞踏祭の舞台時間である『第6世界の2252年~2255年』はいくつもあるよ。これを第6世界群と呼ぶ」
「一般的じゃない!」
「ここは感覚的にわかりにくいところで、むかし謎ゲームの問題にもなった話じゃないかな。で、だね」
「なんですか」
「二次創作したい!と思ってもそのキャラが誰かの旦那だったり嫁だったりする可能性があるのが東西南北反転地球の厄介なところだね」
「あっ」
「昔は大変だったそうだよー。まあ、その人たちの名誉の意味では今も軽々に二次創作できないけど」
「……原さんも誰かの嫁だったりしますか」
「うん」
「おお、なんということ……」
「ちなみに『もうZさん(仮)の嫁である超強い原さん』が既にいるけど、東西南北反転地球では『まだ誰の嫁にもなっていない時間帯の原さん』を呼び出して新たに仲良くなることはできるよ」
「なんという無茶苦茶」
「でも原さんは原さんだから、『可能性的にZさん(仮)の超強い原さんと同じスペックになる可能性があるから弱いうちに始末しよう』とセプテントリオンとかの敵が狙ってくる可能性がある」
「めんどくさすぎるセプテントリオン!」
「まあその数多の妨害を乗り越えて仲良くなったときの感慨はひとしお、らしいよ。」