ヒロアカ世界で夜を生き、闇を彷徨うヴィランになる物語 作:テラテラ(仮)
私の力じゃY字路ぐらいしか曲げられん。
「皆ー!!朝のHRが始まる。席につけー!!」
「ついてるよ、ついてねーのおめーだけだ。」
ヴィラン襲撃事件から二日が経った。え?あの後何してたのって?そりゃあ、推しを見送って、うずくまってたヴィランどもを柱に括りつけてたら、いつのまにか終わってたよ。推しにはついて行かなかったよ。流石に黒霧と死柄木をこれ以上攻撃するのは違うかなって思ったからね。
「お早う」
「「「相澤先生復帰早えええ!!」」」
めっちゃ包帯ぐるぐる巻きにしてんじゃん。おもろ。あの状態で個性使えんのかな?
「先生!無事だったのですね!!」
「無事言うんかなぁ、アレ・・・」
「俺の安否はどうでも良い。何よりまだ戦いは終わってねぇ・・・雄英体育祭が迫ってる!」
「クソ学校っぽいの来たあああ!!」
「待って待って!敵に侵入されたばっかなのに大丈夫なんですか!?」
大丈夫、私に連絡来てないから。・・・大丈夫だよね?前みたいに連絡されない、とかある?
「逆に開催することで雄英の危機管理体制が盤石だと示す・・・って考えらしい。・・・何より雄英の体育祭は・・・最大のチャンス。ヴィランごときで中止していい催しじゃねぇ。」
そして、体育祭にはプロヒーローも観に来ていて、プロに見込まれると将来が拓ける、と。
・・・今まで、自分はどうせ裏切るのだから、って思って真剣に取り組まずにみんなと関わろうとしなかったけど・・・いいのかな。ヒーローたちといっしょの道歩いて。同じスパイの青山と同じようにみんなに明るく接していいのかな。演じてる性格だって、みんなと関わらなくて済むっていうのが一番の理由だし。・・・こんな悩みがあるのも、ヒーローにもヴィランにもならない半端者だからで・・・・・・私、どうすればいいんだろ。
雄英体育祭の説明をされて、昼には謎の宣戦布告をされて下校。
私は死柄木たちのところに来ていた。
「やほ、死柄木、黒霧。」
「姉貴・・・何か用か?」
「ちょっと不満を言いに来た。」
「不満?」
「そう!どうして救助訓練のとき襲撃するって言わなかったの!?こっそり加勢した方がいいのかな?なんて思ったりしてこっちは大変だったんだからね!?」
「それはほんとにすまないと思ってるよ。姉貴がいるってこと、完璧に忘れてたんだから。」
「ほんとあの時焦ったんだから!」
まあおそらく、連絡してなかったからこそ、推しと共闘できたってところがあるから、これ以上言うつもりはないけど。
「・・・ああ、それとNOX。貴方に渡したいものが。・・・オール・フォー・ワンからです。」
「あの人から・・・?」
黒霧から渡されたものは謎の仮面。え?なにこの仮面?このすばのバニルの仮面みたいな形してるじゃん。
「・・・どうやら、これを着けると自分の体に認識阻害がかかるようでして、設定した人以外は謎の人、にしか思われないようでして。」
「は!?最強じゃん!?こんなんをなんであの人が!?あの人が着けた方がいいじゃん!!」
「・・・実はこの仮面、人を選ぶようでして・・・オール・フォー・ワンが、私は選ばれなかったからNOXにあげるよ、と仰っていました。」
「俺は既に試したが無理だった。」
「私、選ばれるか分かんないよ?・・・まあ着けてみるけどさ。」
「効果が適応されない人の設定の仕方は、着けるときにその人らを思い浮かべる、らしいです。」
えっと、着けるときに思い浮かべる、だっけ?私は、死柄木、黒霧・・・ついでにオール・フォー・ワンを思い浮かべながら着けた。
「あっ着けれた。・・・どう?似合ってる?」
「・・・問題なく設定できていますね。」
「効果を発揮できてるかはわかんないけどな。」
「確かに・・・まあいいか。これはありがたく貰っとくね。じゃあね。」
日が経ち、雄英体育祭当日。
「皆!準備は出来てるか!?もうじき入場だ!!」
「コスチューム着たかったなー」
「公平を期す為着用不可なんだよ」
なんか緊張してきたなぁ。
「緑谷。」
「轟くん・・・何?」
宣戦布告かな?私も推しに宣戦布告しに行こうかな?
「客観的に見ても、実力は俺の方が上だと思う。」
「へ!?うっうん・・・」
「おまえ、オールマイトに目ぇかけられてるよな。・・・別にそこ詮索するつもりはねえが・・・お前には勝つぞ。」
やっぱり宣戦布告だね。よし!私も推しに喧嘩売ってこよ、と。
「そりゃ君の方が上だよ・・・実力なんて大半の人に敵わないと思う・・・客観的に見ても・・・でも・・・!!皆・・・他の科の人も、本気でトップ狙ってるんだ。僕だって・・・遅れを取るわけにはいかないんだ!・・・僕も本気で、獲りに行く!」
いいじゃん、アオハルしてんじゃん。羨ましいなあ・・・はっ!一瞬18禁ヒーローが見えた気が!
「・・・それと影無。」
「んにゃ?私ぃ?」
「俺はお前に一回負けてる。もしかしたら、お前は俺より強いのかもしれない。・・・けど、今回こそ勝つ!・・・あの時の借り、返すぞ。」
ふーん。
「いいじゃん、いいじゃん。燃えてきたよ♪君がどれだけ頑張ろうとも、今回もウチが勝つぜ♪」
「か、影無さん?」
「・・・うんにゃ、にゃんでもないよぉ。」
「君たち!行くぞ!」
さてさて・・・
『どうせてめーらアレだろ!こいつらだろ!?ヴィランの襲撃を受けたにも拘らず、鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!ヒーロー科!!1年!!A組だろぉぉ!?』
心が踊るなぁ♪
影無芽久の人格紹介
いつもの芽久ちゃん:大体話しているのはこの人格だぞ。一人称は「私」。爆豪のことを「推し」と呼んでいるぞ。
実は主人公ちゃんの人格はまだまだあるらしい・・・なんなら二つは既に出ているぞ。
今後の展開は?
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原作準拠で
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やっぱ原作崩壊よね〜