ヒロアカ世界で夜を生き、闇を彷徨うヴィランになる物語   作:テラテラ(仮)

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トーナメントを早く終わらせたいね。
物理無効だと?その個性は絶版DA⭐︎
UA10000突破!!本当にありがとうございます!!これからもよろしくお願いします!!


ゥ!

「さぁ、ここからがハイライトだ。」

 

 そう言ってゆっくり歩き出す影無。轟も、それに合わせるかのように歩き出す。

 

「「・・・」」

 

 観客席の誰もが声を出すということを忘れていた。

 二人の距離が静かに、けれど確実に縮まっていく。

 

 10m

 

 

 ただ歩く。

 

 

 8m

 

 

 言葉など不要。

 

 

 6m

 

 

 全力で相手を倒す。

 

 

 5m

 

 

 ただそれだけ。

 

 

 4m

 

 

 そしてーー

 

 

「・・・ふっ!!」

「・・・はっ!!」

 

 激突。殴り合いが始まる。個性は使わない。正々堂々、相手にだけ集中する。影無も、このときは体に纏っている影を無くしていた。

 

 

What do you do?

 

▷殴る

 蹴る

 避ける

 

 

 相手の動きを見て、適切な行動をする。それはまるでコマンドを選択していくゲームのよう。

 

 

 

 

 

 

 HIT!!  MISS!!  MISS!!  HIT!!

 

 ヒット&アウェイ。轟の攻撃を避けながら、行動する。試合はどんどん、影無がリードしていった。

 

 CRITICAL HIT!!

 

「ぐっ・・・!」

 

 わずかな隙を突かれ、轟の体に深い一撃が入る。鈍い衝撃音が響き、受け身を取る間もなく体勢が崩れる。着実に、一歩ずつ、轟は逃げ場のない窮地へと追い込まれていった。

 その隙を見逃すはずもなくーー

 

「これが最後ぉ!!」

「・・・!」

「会心の一発ぅ!!」

 

 KO!!

 

「轟くん場外!!影無さん、決勝進出!!」

 

 渾身の一撃を喰らわせ、勝負を決めた。

 

「・・・くそっ。」

「ゲームクリアってね。」

 

 影無 Win。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 所は変わって精神世界。またまた話し合いをしていた。

 

 

「攻撃が通らないのであれば、前半の泥沼はなんだったのですか?」

「仕方ないじゃん、忘れたんだから。」

「それに、最後の殴り合い、何故個性を使わなかったのですか?」

「いや、それは、その・・・あいつに言われて・・・。」

「γですか・・・まぁいいです。ただ、終わりよければ全てよし、とはいきませんよ。次からはちゃんとしてくださいね。」

「・・・なんか、お母さんみたいなこと言うね?」

「なっ!?誰がお母さんですか!!」

「αは試合中、ずーっとお前のこと心配してたからな♪『誰が心配などしますか!!』・・・ほら♪」

「キャラ崩壊してる・・・」

「・・・で、本題を話します。」

「試合前のあの発言を謝罪するんだってー♪」

「勝手に喋らないでください!!・・・オホン!あの時『復讐など、どうでも良くないか。』ということを無遠慮に言ってしまってすみません。」

「いや、私も、少し執着しすぎたというか・・・でもなんで今になって?」

「あなたのことを少し過小評価していました。もしかしたらあなたであれば・・・いえ、なんでもありません。」

「・・・?」

「・・・あっ、あの約束は無かったことにしておきます。私よりも、あなたの方が断然いい。それに・・・推しを傷つけるという行為を、あなたはできますか?」

「できるわけないでしょ!!推しを傷つけるなんて・・・誰がやっても死刑です!!」

「あなたが一番キャラ崩壊してるじゃないですか・・・」

「えー。決勝本気でやんないの?おもんなー。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ハッ!!」

 

 どうやら眠っていたらしい。まぁ当たり前か。

 

 

バァン!!

 

「ん?」

「あ?」

 

 ここ控え室2だよ。なんでマイ推しが?

 

「あれ!?なんでてめェがここに・・・控え室・・・あ!ここ2の方かクソが!!」

「・・・試合前にちょいと話そうか。」

「あ?」

 

 私の悲しい悲しい過去を。全米が泣いた話をね。え?おもんないって?・・・(´・ω・`)ショボーン。

 

「私、両親がいないんだ。ヴィランに殺されてね。」

「・・・!」

 

 AFOとかいうゴミクズのせいで・・・あっ、ゴミクズに失礼でしたね。すみません。

 

「そいつはまだ捕まって無いんだけど・・・私はそいつを捕まえるためにヒーローになりたいんだよね。」

「・・・」

 

 嘘はほとんど言ってない。ね?泣けるでしょ?

 

「・・・」

「・・・君はどうしてヒーローになりたいんだい?」

 

 まぁおそらくマイ推しは・・・

 

「・・・んなこと今はどうだっていいだろーが!今からの試合、本気出せよ。てめェの本気を打ち破って、俺が一位になってやる!」

 

 んまぁ、そう言うだろうね。それとごめんね。マイ推しを傷つけたくないんだ。私のせいで推しが傷ついたらどうすんの。・・・それはそれで唆るなぁ。ハッ!私は何を!?・・・え?推しが本気を望んでる?でも私は望んでない。双方、了承じゃないとねぇ。

 

 

 

 

 

 

『さァいよいよラスト!!雄英1年の頂点がここで決まる!!決勝戦!!影無 対 爆豪!!今!!』

 

 

 まぁすぐ負けるってのもなんだし・・・

 

『START!!』

 

 少しは粘らせてもらうよ。

 

「玉犬、鵺、蝦蟇、脱兎!!」

 

 脱兎で壁を作り、玉犬と鵺と蝦蟇で足止め。

 

「うざったらしいなぁ!!」

 

 ここで蝦蟇がお亡くなり。じゃあ再召喚、と。

 そんなイタチごっこが2分続いた。

 

「てめェ虚仮にすんのも大概にしろよ!」

 

 今、私の周りにはドロドロした影がいっぱい。・・・ドロドロした影ってなんだ?

 

「俺が取んのは完膚なきまでの一位なんだよ!舐めプに勝っても取れねんだよ!」

 

 いやぁ、全員今日はもう無理って言っちゃって・・・もうこれ以上は出せない。

 

「勝つつもりねぇなら俺の前に立つな!!なんでここに立っとんだクソが!!」

 

 こいつの言うとおりだぜ、少しは攻撃したらどうだ。 でも・・・ でももクソもあるか。推しを傷つけるっていうが、お前の推しは、そんな弱いやつか?違うだろ?だから少しは本気出したっていいんだぜ? ・・・そうだね。

 

「榴弾砲(ハウザー)・・・」

 

 腕を影で纏う。そして

 

 ウッ!?グッ・・・! あーあ、粘るなんて事するから、限界きちゃったじゃん。爆豪は運がないねぇ。

 

「着弾(インパクト)!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (あいつ・・・影消しやがった。)

「・・・は?」

 

 当たる直前に、限界が来たのか胸ら辺を押さえていたのが見えた。つまりそれは、今までの戦いで個性の限界が来たということで・・・

 

「・・・は?」

 

 自分と戦っていたときは万全じゃなかったということで・・・

 

「・・・は?」

 

 勝負ではない、試合にすらなってない。爆豪はすぐさま立ち上がり

 

「オイっ・・・」

 

 影無の方へ寄り

 

「ふざけんなよ!!」

 

 精一杯叫んだ。そしてーー

 

「こんなの!!こんっ・・・」

 

 続きの言葉はミッドナイトに遮られ、倒れた。

 

「影無さん場外!!よってーー爆豪くんの勝ち!!」

 

『以上で全ての競技が終了!!今年度、雄英体育祭、1年優勝はーーA組爆豪勝己!!!!』

 

 それはなんともまぁ、締まらない試合であった。




主人公ちゃんは中途半端なので、推しと本気で戦おうか迷ってました。そのせいで限界が来てしまったんですねぇ。これは心が踊らない。

今後の展開は?

  • 原作準拠で
  • やっぱ原作崩壊よね〜
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