ヒロアカ世界で夜を生き、闇を彷徨うヴィランになる物語 作:テラテラ(仮)
あびゃびゃびゃ・・・
次回!「筆者、死す!」
第1種目:50m走
両手を合わせとある形を作る。
「
ふわりと浮かび上がる影の中から、ぬらりと不気味に、それでいて頼もしい蝦蟇を顕現させる。そして、自分の体を前方に引っ張らせた。
「4秒32」
まぁいい方か。本来だったら鵺を使うけど、バレちゃうからね。
第2種目:握力
流石に、こういう純粋な筋力勝負の場面で個性は使えないね。
「540キロて‼︎あんたゴリラ⁉︎タコか⁉︎」
「タコって、エロいよね・・・」
そこのグレープ頭。何を当たり前のことを言っている。この世の真理だぞ、それは。
第3種目:立ち幅跳び
うーん、ここも手堅く蝦蟇かな。はやく鵺を使いたいね。背中のモフモフ、地味に気持ちいいんだよ、あれ。
第4種目:反復横跳び
これも個性は使えないね。あと速すぎて残像が見えたやつがいたね。ダレダッタンダロウナー。
第5種目:ボール投げ
麗日が無限出したってよ。その次私なんだけど。
うーん、こぉれは、プレッシャー大ですね。まぁ、普通に投げますけど。
さて、残りは緑谷のみ。どうやら普通の結果が出たが。
「な・・・今確かに使おうって・・・」
「個性を消した。つくづくあの入試は合理性に欠くよ。」
人の個性を抹消する個性、抹消ヒーロー イレイザーヘッド
個性を抹消、ねぇ。相手取るとなると結構厄介だね。まぁ、個性がなくても
そうこう考えてたら、結果が出てたみたいだ。な⁉︎推しより0,1m高いだと⁉︎主人公しやがって!
その後、何事もないまま全種目が終わった。
あんまし突出した記録はなかったね。強いて言うなら、持久走で八百のバイクに引きずられたり、上体起こしの時に寝ちゃって0回だったことだけかな。
「ちなみに除籍はウソな。」
「・・・・・・⁉︎」
「君らの最大限を引き出す、合理的虚偽。」
「はーーーーー!!!!??」
出たーーーー!!合理的虚偽!
「あんなのウソに決まってるじゃない・・・」
「少し考えればわかるよねぇ。」
「ちょっと⁉︎私のセリフを奪わないでくださいまし!」
「うへぇ、ごめんねぇ、百ならこう言うかなぁって思って。」
百の怒ってる顔、かぁいいねぇ。写真に保存しておきたいくらい。
私たちはそのまま喋りながら更衣室へ向かった。
「相澤くんのウソつき!」
俺、相澤翔太は今、オールマイトに話しかけられていた。
「オールマイトさん・・・見てたんですね・・・暇なんですか?」
「合理的虚偽て‼︎エイプリールフールは一週間前に終わってるぜ。 君は去年の一年生・・・一クラス全員除籍処分にしている。」
確かに除籍にしましたね。そのあと復籍させましたが。
「見込みゼロと判断すれば迷わず切り捨てる。そんな男が前言撤回っ!それってさ・・・君も
・・・否定はしませんが・・・
「・・・・・・君も? 随分と肩入れしてるんですね・・・?先生としてどうなんですか、それは?」
まあいいです。
「ゼロではなかった、それだけです。見込みがない者はいつでも切り捨てます。半端に夢を追わせる事ほど残酷なものはない。」
そう言って後を去る。
それに・・・緑谷に可能性は感じましたが、あいつほどではなかった。
影無 芽久・・・影から蛙と兎を出す個性をもち、多くの種目で平均以上の数値を叩き出したり、逆に上体起こしで寝ていて0点だったりと、どこかおかしな少女。体を鍛えて1年もすればプロヒーローにも匹敵するであろう。
だが、・・・おそらく何か隠している。何を隠しているかは分からないが、一応怪しんでおこう。もしかしたら、影無には悪いが、雄英に忍び込もうとしたヴィランのスパイかもしれないしな。
はぁ。
この一年、面倒なことに巻き込まれそうだ。
相澤のエミュむじぃー。あと、普通にばれてりゅー。