ヒロアカ世界で夜を生き、闇を彷徨うヴィランになる物語   作:テラテラ(仮)

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3話でキャラ崩壊したと言ったな・・・あれは嘘だ。
決して今回の話の設定は、焦って後付けしたわけでは無い。


Berserker

 第二戦、ヒーロー側の二人、障子、轟が話をしていた。

 

「四階北側の広間に一人、もう一人は同階のどこか・・・素足だな・・・透明の奴が伏兵として捕える係か。」

「・・・外出てろ、危ねえから。向こうは防衛戦のつもりだろうが・・・俺には関係ない。」

 

 そういって手を置き、凍らせる。 瞬く間にビル全体が凍っていた。

 

「・・・」

 轟は自分の勝利を確信していた。

 

 

 

『・・・⁉︎ 待て!轟!』

 

 

バァァン!!

 

 

「・・・な⁉︎」

「ケハッ♪」

 

 だからこそ、油断していた。氷の攻撃を避けているという可能性を考慮しなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーー影無芽久は解離性同一障害を持っている。*1

 あ(・)の(・)日(・)のトラウマを境に、さまざまな人格が生み出された。

 そして今の彼女の人格は、戦闘を好む、いわゆる戦闘狂の彼女であった。

 

 

 

 

 

「ケハッ♪」

 

 ドアを蹴破り奇襲を仕掛けたが、間一髪のところで防がれる。

 

「避けてたのか。」

「まあな、何か来るって感じたし。」

「そうか・・・」

 

 お互い見合う。轟はさっきのこともあり相手への警戒から、影無はそもそもカウンター前提の戦い方であるから、お互い動けない。

 

 

 

 

『障子君を捕まえたよ!そっちはどう?芽久ちゃん?』

 

 その瞬間、轟は動き出した。内容は聞き取れはしないが無線から音が出ていたのは聞こえた。ならば、聞こうとし、意識を外側に向けたその一瞬を狙えばいい、と。

 床に手を置き凍らせる。  すぐさま影無は、跳躍した。

 そしてその隙を逃すまいと轟が迎撃しようとする。

 

 

 が、何かに前に引っ張られ、重心がずれてよろける。

 

 

「顕現させてないとでも思ってたか?んなわけねえだろぅが!」

 

 実は奇襲を仕掛ける前から蝦蟇を顕現させていた。読み合いは、戦う前から始まっていたのだ。

 影無は無防備になった轟の首に足を絡ませ、バク転のような挙動をし、轟を床に叩きつけた。

 

「ぐっ・・・」

「ケハッ♪」

 

 

 

「うおおおお!すげえ!」

「なに⁉︎いまの⁉︎」

「八百万さんは知ってたの?」」

「い、いえ・・・私も初めて見ましたわ・・・彼女自身、個性をあまり使わなかったり、いつも寝ていたりしていましたから・・・」

「・・・・・・」

 

 生徒たちが盛り上がっているなか、オールマイトは考えていた。

 

(いつもの彼女とは想像もつかない口調、そしてただならぬ身体能力。個性把握テストを見た感じ、普通の少女だと思っていたが・・・もしかしたら彼女は、対(・)人(・)戦(・)に(・)突(・)出(・)し(・)た(・)才能を持っている?個性をサブウェポンとして使用していて頼りすぎていないところもあるし。・・・しかしいったいどこでそんな訓練を?)

 

 

 

 

 

「・・・っ、あんた、強いな。」

「当たり前じゃーん、ウチは最強なんだぜ♪」

「・・・」

「ていうか、左は使わないの?」

「・・・うるせぇ」

「ウチとしては本気の君と戦ってみたいんだけどなあ。まあいいけど。」

「じゃ、続き・・・やろうぜ?」

「・・・ああ。」

 

 

 

 

 

 その瞬間、轟は確保証明のテープで囲まれていた。

 

「・・・な⁉︎」

「やったよ!芽久ちゃん!」

「そうだねぇ、よく頑張ったねぇ。」

 

 轟の目の前には、元の口調に戻った影無と・・・さっきまでいなかったはずの葉隠がいた。

 

「いつのまに⁉︎」

「ついさっきだよぉ、話している最中にこっそりやってもらったんだぁ。」

「無線から連絡が来ないから、来てみたら、戦ってる最中でバレちゃうんじゃないかって思って、こっちは大変だったんだからね!」

「・・・アイツは?」

「障子君のこと?彼なら、轟君ところに向かおうと注意が疎かになってたから、奇襲して捕まえたんだ。」

「まあそういうことぉ。・・・あれぇ?ヴィランの言葉に・・・ノせられちゃった・・・?」

「・・・くそっ。」

 

 ヴィランチーム、WIN。

*1:
要するに多重人格




こんな感じでよろしいでしょうか?
葉隠の行動は各自で補ってください。私では表現しきれません。
九条貴◯矢「あれ、ノせられちゃった・・・?時間がかかるってのは嘘だよ。文字数が少ないから簡単に出来ちゃう。」
・・・あ、3日休暇いただきます。気長にお待ちください。
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