ヒロアカ世界で夜を生き、闇を彷徨うヴィランになる物語 作:テラテラ(仮)
決して今回の話の設定は、焦って後付けしたわけでは無い。
第二戦、ヒーロー側の二人、障子、轟が話をしていた。
「四階北側の広間に一人、もう一人は同階のどこか・・・素足だな・・・透明の奴が伏兵として捕える係か。」
「・・・外出てろ、危ねえから。向こうは防衛戦のつもりだろうが・・・俺には関係ない。」
そういって手を置き、凍らせる。 瞬く間にビル全体が凍っていた。
「・・・」
轟は自分の勝利を確信していた。
『・・・⁉︎ 待て!轟!』
バァァン!!
「・・・な⁉︎」
「ケハッ♪」
だからこそ、油断していた。氷の攻撃を避けているという可能性を考慮しなかった。
ーーー影無芽久は解離性同一障害を持っている。*1
そして今の彼女の人格は、戦闘を好む、いわゆる戦闘狂の彼女であった。
「ケハッ♪」
ドアを蹴破り奇襲を仕掛けたが、間一髪のところで防がれる。
「避けてたのか。」
「まあな、何か来るって感じたし。」
「そうか・・・」
お互い見合う。轟はさっきのこともあり相手への警戒から、影無はそもそもカウンター前提の戦い方であるから、お互い動けない。
『障子君を捕まえたよ!そっちはどう?芽久ちゃん?』
その瞬間、轟は動き出した。内容は聞き取れはしないが無線から音が出ていたのは聞こえた。ならば、聞こうとし、意識を外側に向けたその一瞬を狙えばいい、と。
床に手を置き凍らせる。 すぐさま影無は、跳躍した。
そしてその隙を逃すまいと轟が迎撃しようとする。
が、何かに前に引っ張られ、重心がずれてよろける。
「顕現させてないとでも思ってたか?んなわけねえだろぅが!」
実は奇襲を仕掛ける前から蝦蟇を顕現させていた。読み合いは、戦う前から始まっていたのだ。
影無は無防備になった轟の首に足を絡ませ、バク転のような挙動をし、轟を床に叩きつけた。
「ぐっ・・・」
「ケハッ♪」
「うおおおお!すげえ!」
「なに⁉︎いまの⁉︎」
「八百万さんは知ってたの?」」
「い、いえ・・・私も初めて見ましたわ・・・彼女自身、個性をあまり使わなかったり、いつも寝ていたりしていましたから・・・」
「・・・・・・」
生徒たちが盛り上がっているなか、オールマイトは考えていた。
(いつもの彼女とは想像もつかない口調、そしてただならぬ身体能力。個性把握テストを見た感じ、普通の少女だと思っていたが・・・もしかしたら彼女は、
「・・・っ、あんた、強いな。」
「当たり前じゃーん、ウチは最強なんだぜ♪」
「・・・」
「ていうか、左は使わないの?」
「・・・うるせぇ」
「ウチとしては本気の君と戦ってみたいんだけどなあ。まあいいけど。」
「じゃ、続き・・・やろうぜ?」
「・・・ああ。」
その瞬間、轟は確保証明のテープで囲まれていた。
「・・・な⁉︎」
「やったよ!芽久ちゃん!」
「そうだねぇ、よく頑張ったねぇ。」
轟の目の前には、元の口調に戻った影無と・・・さっきまでいなかったはずの葉隠がいた。
「いつのまに⁉︎」
「ついさっきだよぉ、話している最中にこっそりやってもらったんだぁ。」
「無線から連絡が来ないから、来てみたら、戦ってる最中でバレちゃうんじゃないかって思って、こっちは大変だったんだからね!」
「・・・アイツは?」
「障子君のこと?彼なら、轟君ところに向かおうと注意が疎かになってたから、奇襲して捕まえたんだ。」
「まあそういうことぉ。・・・あれぇ?ヴィランの言葉に・・・ノせられちゃった・・・?」
「・・・くそっ。」
ヴィランチーム、WIN。
こんな感じでよろしいでしょうか?
葉隠の行動は各自で補ってください。私では表現しきれません。
九条貴◯矢「あれ、ノせられちゃった・・・?時間がかかるってのは嘘だよ。文字数が少ないから簡単に出来ちゃう。」
・・・あ、3日休暇いただきます。気長にお待ちください。