HOUSE OF DEIKUN ハウス・オブ・ダイクン 作:GAME OF ZABYS
1.血の誓いと一拍遅い宣誓
「感謝の賛歌より。主の栄光は天地に満つ。 天のいと高きところにホザンナ。
ほむべきかな、主の名によりて来たる者。 天のいと高きところにホザンナ」
「……ランドルフ・カーラル。キシリア・ザビ。
我がサイド3の未来、そしてオデッサの不滅の盾を一本化するための、神聖なる誓約を執り行う。
新郎、新婦、互いの右手を重ね、私の言葉を復唱しろ」
教壇の前に直立する、タキシード姿のランドルフ・カーラルと、白い花嫁衣装のキシリア・ザビ。
その2人の前に、私がジオン党の総帥として──司祭役を買って出て、手元の黒い教本を開いた。
「汝ら、本日この時より、血脈の不和を捨て去り、ひとつの運命となることを誓うか」
新郎のランドルフが高らかに復唱した。
「誓います。我がカーラル家とザビ家が一体となり、連邦の包囲網を打ち砕く盾となることを」
キシリアは黙っている。
……あれから何度も打ち合わせしたというのに。
妹の頭を後ろから小突いて頷かせたい衝動に駆られながら、私は誓いの言葉を辛抱強く待った。
「……ええ、誓いますわ。ひとつの運命を」
キシリアの冷たいソプラノの声が礼拝堂に響き、儀式は終わった。私は厳かに宣言した。
「よろしい。婚姻の儀は成立した。……これより、披露宴会場へと移行する」
2.不機嫌な花嫁、そして言葉の銃撃戦
サイド3、ズム・シティ。
セントラルに位置する、ロイヤルパレスホテル。
その最上階の最も贅を凝らした広間で、ランドルフ・カーラルと、キシリア・ザビの披露宴が行われた。
気難しい顔をしているキシリアの耳元で、私はいささかうんざりしながら囁いた。
「カーラル家の婿殿と……父上の手前があるだろう。少しは花嫁らしい嬉しそうな顔をしろ」
キシリアは、針のように目を細めて私を見やると、口の両端をニッとあげて見せた。
「こうかしら、兄上?」
「……そうだ」
花婿のランドルフは、ドズルと士官学校時代の昔話に興じていた。ドズルはランドルフと同級生で友人だったのだ。
キシリアが、にこやかにランドルフに話しかけようとするのを見て、私はようやく胸を撫でおろした。
「……ランドルフ様。士官学校時代は、獲物の息の根を止める際、銃をお使いになるのがお得意でしたの? それとも……今お使いの、そのウェディング・ナイフの方?」
……前言撤回だ。
結婚式の前に、もう少し娘らしい会話を叩き込むべきだった。
ドズルは呆れ顔でキシリアを見やり、ランドルフの顔はやや引きつっている。
「は、はは、さすがは治安維持の女帝、キシリア様だ。
我がカーラル家の持つオデッサのレアメタルが、貴女の突撃機動軍の『盾』となる日を、心から楽しみにしていますよ。
……これで、連邦も我が家に手出しはできまい」
父デギンが車いすのまま、キシリアとランドルフの席を訪れ、夫婦となった二人の将来を祝福した。
──父上がいれば、キシリアも無体な真似はすまい。
私が新郎新婦の元から離れていくと、カーラル家の当主が、シャンパンを片手に私に話しかけてきた。
「いやはやギレン総帥、実に素晴らしい式だ。
これで我がカーラル家とザビ家は名実ともに一本の強固な大樹となった。
……オデッサのレアメタルの採掘権と関税の管理は、我が家系が『ザビ家の盾』として、より柔軟に、かつ排他的に差配できるようになりますな」
当主の目は、祝いの席の酒精を借りて、傲慢な打算に濁っていた。
私は片方の口角だけを僅かに上げ、手にした冷えた杯を当主のシャンパングラスへと軽く当てた。チン、と乾いた人工の音がパレスに響く。
「……排他的な差配、か。結構なことだ。
我が総帥府としても、オデッサというジオンの最大の心臓を、連邦の放ったドブネズミ(国家反逆者)どもに齧り取られることだけは、何としても防がねばならんのでね。
カーラル殿、貴方たちがその鋭い牙で、外敵を完璧に解体してくれることを期待しているよ」
「ははは、ドブネズミ、ですか。手厳しい。ご安心を、総帥。
我がカーラル家の『天秤』は、常にサイド3の絶対的な利益のためにのみ直立しております。
……ザビ家を脅かすような不確定要素は、私がこの手で事前に、綺麗に歴史から消し去ってみせましょう」
私とカーラルが言葉の鈍器で殴り合っていた頃──
父上は、とろけてしまいそうな満足そうな笑みを浮かべて、娘キシリアの晴れ姿を見つめていた。
「とても綺麗だ。似合っているよ、キシリア。ナリス(キシリアの母)が見たら、何と言うか……。
ランドルフ殿、不肖の娘だが、愛情深く育てたつもりだ。どうか、よろしく頼む」
「ありがとう、父上、ランドルフ様に愛情深くお仕えいたします」
「はは…、キシリア様のことは、どうかお任せを、デギン党首」
しかし、挨拶を終えると、父上は、力を使い果たしたようにグッタリとしてしまった。
「……すまんな、キシリア、ランドルフ殿。少し、人工重力の加減か胸の動悸が激しくてな。私は一足先に別室で休ませてもらう。ドズル、車椅子を」
「ははっ、父上。無理はなさるな。ゼナ、ミネバ、俺は父上をお部屋までお送りして、すぐに戻ってくる」
ドズルは巨体を揺らし、愛する妻と乳飲み子のミネバを置いて、デギンの車椅子を静かに押して退席していった。
そこで、キシリアがお色直しのために席を立った。
3.跪く者が潔白とは限らない
余興がすすみ、人気歌手が流行歌を熱唱し、すっかり酒が回ったときだった。
突如、カーラル家の賓客──ランドルフの母親が、髪を振り乱して会場へ飛び込んできた。
「ランドルフーーッ!!」
来賓客がいっせいに振り返る。新郎のランドルフが、母の形相に目を見開く。
「 ランドルフ、逃げなさいッ!! この婚姻は──罠よッ!!」
その瞬間、突如、会場の四方の重々しい扉が、凄まじい音を立てて内側へと跳ね開いた。
「動くな!!! 総帥府・特別治安維持局である!!!
席を立つ者は、即座に連邦の放った国家反逆罪とみなし、その場で射殺する!!!」
なだれ込んできたのは、漆黒の重装甲服に身を包んだ、キシリア直属の猟犬──ガイア、オルテガ、マッシュ率いる『突撃機動軍』の兵士たちだった。
突撃銃の銃口が、一斉に華やかな円卓の特権階級──カーラル家の貴賓席へと向けられた。
私はそれを一瞥し、右手を振り下ろした。
兵士たちの一瞬の逡巡。
──しかし、即座に銃口は火を吹いた。
「見て分からぬか?今日の私は総帥ではなく司祭なのだ。
跪く者が潔白とは限らない。全て殺せ。神は全てを知りたもう」
カーラル家の手の者たちは、銃撃の雨を浴び、踊るように身体を舞わせながら、地に伏していく。金色のシャンパンタワーが崩れ落ち、鮮血が純白の絨毯を汚した。
来賓客たちの絶叫と、ランドルフの断末魔のような糾弾の声が響き渡る。
「な、何をするッ!? ギレン総帥! これは一体どういうつもりだッ!?」
私は表情を変えずに、ガイアに視線を向けた。ガイアの銃口が、新郎席のテーブル下のランドルフに向けられる。
「動くなアアああッ!」
全てを塗りつぶすような絶叫が広間にこだました。
カーラル家の母親。その腕の中には。
──ゼナと、ミネバ。
カーラル家の母親が、狂気じみた執念で、テーブルの下で凍り付いていたドズルの愛妻と愛娘──ゼナとミネバを引きずり出し、ゼナの胸元に肉料理用のナイフを向けていた。
「ゼ、ゼナァァァッ!! ミネバァァァッ!! おのれ、その汚い手を離さんかァァァッッッ!!」
ドズルが父上を退室させた後、騒ぎを察して扉の前の『突撃機動軍』の兵士たちをなぎ倒し、広間に押し入ってきた。
椅子を跳ね除け、我が子の危機に丸太のような腕を震わせて絶叫する。
しかし、カーラル家の母親は怯まない。
「この女を殺すッ!そして、ザビ家の孫娘の喉を掻き切ってやる!
……私の息子を、逃がしてッ!息子の命だけは……ッ!!」
母親は察していた。
なぜ、この惨状が起きたのか。
狂気に震えながらも、息子の命乞いをするため声を絞り出した。
「ランドルフは無実よッ!ザビ家に逆らう気など毛頭ないッ!神に誓う!
……私が、代わりに人質になったっていい!
……幽閉刑でも、何でも、どのような処罰でも受け入れるッ!!」
……幽閉。
──アストライア。
「……だから、お願い、……息子を返して!私の最初の息子よ!たった一人の、大事な息子なのよおッ!」
「……母上」
私は、意表をつかれたランドルフの首をつかんだ。
そして、手にしたナイフで、その心臓を一突きに貫いた。
若者の瞳が光を失い、身体は力が抜け、手は虚空をさまよう。
「あ、ああ、あああ……あああああああぁああ!!!!」
母親の顔が絶望のあまり醜くゆがみ、悲痛の声が、その喉から漏れ出る。
ゼナの表情が苦悶にゆがんだ。
その瞬間、母親は喉から鮮血を吹き出しながら、糸が切れたように倒れた。
背後には、軍服に『お色直し』したキシリア・ザビが、血に塗れたナイフを片手に立っていた。
私は妹のその姿に、血の混じった杯をかかげた。
──これでお前は、他の何物でもない、ザビ家の女として完成された。
カーラルの血肉を受胎し、妻でも娘でもない、
独裁の女王として、この家に君臨するがいい。
ホザンナ。
天のいと高きところにホザンナ。
4.情報の天秤、あるいは木星の影
ことの顛末はこうだった。
結婚式の36日前。
「貴方が必死に繋ぎ止めようとしているその猟犬──カーラル家は、実はとっくに裏で地球連邦の『開花計画(ブルーム・ドクトリン)』の手先と握手を交わしています。
オデッサの資源を餌に連邦の包囲網を内側から引き入れ、貴方方の首を噛み切る準備を終えている。……これが、その密約の通信傍受データです」
私は片目だけ細めて、目の前の男を見やった。
木星帰りの軍人。木星のヘリウムシップを握る男。シャリア・ブル。
妹の剥き出しの悲鳴に狼狽し、あの手この手を尽くし、奔走していた私の前に、この男は現れた。
ジオン・ズム・ダイクンの古い友人で中立のコロニー、サイド6の外交官だというこの男。
シャリアから受け取った通信傍受データ。
私は、このデータを情報局の精鋭達に、網の目を潰すように詳細に調べさせた。
結果はファクト(白)。
まごうことなき、カーラル家と連邦の密通の証拠だった。
しかし、私は目の前の男を射貫くように見つめた。
「……お前たち中立国(サイド6)が、我が情報局よりも早く、このデータを私に売った動機は何だ?
ザビ家が連邦の軍門に下ってしまえば 、お前たちのコーヒーが不味くなるからか?」
「我が国はあくまで中立、天秤の調停者です」
シャリア・ブルは淀みのない声で、淡々と『中立国のドレスコード』を口にした。
「サイド3には、連邦の喉元に刺さる『鋭い棘』のままでいてもらわねば困るのです。
連邦とサイド3が完全に結託(一本化)してしまえば、我々の中立貿易との利権が死にますからな。
……ギレン総帥、この裏切り者どもをどう『外科手術(解体)』なさるかは、貴方の可能性次第です」
私は、手にした冷めきったコーヒーのカップをデスクに置くと、鼻で低く嗤った。
「……中立、か。シャリア・ブル、お前は私を誰だと思っている。
中立を維持するがゆえに、お前たちが、我がサイド3と連邦、両陣営からどれほど敵視され、それためにお前たちがどれほど防衛に腐心しているか、この私が知らんと思うか。
圧倒的な物量を誇る連邦の軍門に下り、その懐で利権を貪る方が、お前たち中立国(サイド6)にとっても遥かに『得』なはずだ。
なぜそうまでして連邦に与しない?」
私は片目を細め、シャリアの不気味なほど静かな佇まいの奥底を覗き込もうとした。
「お前個人は、本当は何を考えている?
命の保証もない木星の虚無を往復してきた男が、そんな綺麗事のドレスコードを私に売るためだけに、わざわざ深海(サイド6)から這い上がってきたわけではあるまい?」
木星帰りの男は、私の言葉の銃撃を浴びても、微塵も表情を動かさなかった。
ただ、この男の瞳の奥が、微かに、憐れむように揺れた気がした。
「……強い者に従う。それは地球の重力に魂を引かれた者たちの、実に退屈な合理主義ですな、総帥」
シャリアは静かに両手を重ね、その底知れない声を執務室の闇へ落とした。
「連邦という巨大な怪物にすべてが一本化された世界に、生身の人間が息をつける『隙間』など残りゃしませんよ。
ザビ家という泥の城にも、連邦という冷たい庭園にも属さない──ただの『誰でもない者』になれる空白が、この宇宙には一つくらいは必要なのです。
私はただ、この歪んだ天秤がどちらに傾くにせよ、その重力の果てに『何が残るか』を、特等席で見届けたいだけです」
「……よろしい。お前たちのその歪な打算、我が総帥府が最高に美味しく利用してやろう」
私は報告書の上に、冷めきったコーヒーのカップを無造作に置いた。
私の頭は、激しい憤怒と冷たい憎悪で引き裂かれそうだった。
カーラル家。
この国難にあって、国を挙げて貴族たちが手を結び、連邦と戦わねばならぬ時に、
何という裏切り。
何という売国奴。
お前たちが連邦の手先として動くというのなら、もはや手加減する理由は微塵もない。
貴様らの家系ごと、歴史から物理的に消去してやる。
「シャリア・ブル、去るがいい。お前が蒔いたこの種、極上の『血の脚本』に変えてみせる」
「ええ、総帥。もし貴方が、総帥という『記号』を演じることに疲れたなら、いつでも我が深海(サイド6)の静寂へおいでください」
私は、口の片端だけを僅かに上げ、完全に冷めきったコーヒーを喉へと流し込んだ。
「……文学的なドレスコードだな、シャリア・ブル。
だが、私には1文字も響かんよ。私のコードはシンプルだ。
私が『記号』を演じているのではない。私が皆に『記号』を演じさせるのだ」
木星帰りの男は深々と頭を下げ、再び音もなく闇の中へと消え去っていった。
その男が消え去るのを確認してすぐ、私はキシリアを呼んだ。
5.武人の怒り、灰の連鎖
「カーラル家の当主の遺体が、見当たらない、だと?」
鮮血に染まった、結婚式場。
「はい、間違いありません。……こいつは影武者です」
『突撃機動軍』のオルテガが、身体を縮めるようにして報告した。
当主に良く似た顔の男。だが、本人ではない。
──逃げたのだ。
あの母親──妻と息子を置いて。
「……ギレン兄上ェェェッ!!!」
広間の装飾扉を蹴破るようにして、ドズルが戻ってきた。
ゼナとミネバを別室に避難させて身の安全を確保したのだろう。
ドズルは、全身から怒りの炎を噴き上げながら、丸太のような拳を激しく震わせていた。そして、血塗られた黒い軍服で直立するキシリアを完全に無視し、私だけを、鋭い眼光で睨みつけた。
「カーラルが裏切り者なら、なぜ俺に説得をさせなかった!
カーラル家のような名家を、騙し討ちの果てに粛清するなど、他の門閥貴族どもがザビ家に恐れをなして、離反を招くばかりではないかッ!」
「落ち着け、ドズル。お前に話せば、その愚直さゆえにカーラルにこちらの意図を察知されるリスクがあった。これは国家の生存のための最適解だ」
私が極力冷静に説明するが、ドズルの怒りは収まらない。
ドズルは、直立したままのキシリアを、激しい侮蔑の眼光で睨みつけた。
「最適解だと!? ジオン党に資金や艦隊を出資している他の門閥どもが、内乱のドミノ倒しを起こさんと何故言い切れるッ?!
ましてや、俺の士官学校時代からの友だったランドルフをッ!その母親をッ!!……あんな無惨に殺しておいて……!
俺なら、やつらを説得できたかもしれぬというのに!! 俺は、貴様らの血も涙もないやり方が、心の底から恐ろしいわッ!!」
私はドズルを宥めながらも、毅然とした声で言い放った。
「……お前の優しさは評価している。兵士達への信頼もだ。
だが、これだけは言っておく。今日限りで二度と、ザビ家に仇なす者の肩を持つな」
ドズルは私を睨みつけながらも……、目を伏せ、引き下がった。
しかし、これだけは譲らないとばかりに、私を強く見返した。
「……親父には俺から報告する。貴様らは何も言うな。
お前たちのその冷え切った口から、親父にこれ以上の血の味(地獄)を舐めさせるなッ!」
その血の海の中心に、1本の緊急通信が飛び込んできた。
通信の主は、ジオン士官学校の副官。
その声は、恐怖で完全に裏返っている。
『ぎ、ギレン総帥!!! キシリア閣下!!! 大変です!!!
ズム・シティでの粛清(売国リーク)から逃れた、カーラル家当主が……私兵を集めて、ジオン士官学校を包囲しています。
閣下のご令弟……ガルマ・ザビ様を人質(肉の盾)にせんとしていますッ!!!』
『──それだけではありません!!!
カーラル家の私兵の中に……退役や除隊を偽装した、連邦軍の有志の義勇兵(実戦部隊)がなだれ込んでいますッ!!!』
受話器の向こうから、激しい銃撃音と学生たちの悲鳴が漏れ聞こえる。
『奴らは……連邦は、全面戦争(ホットウォー)の口実を避けるため、あれを“サイド3の門閥貴族による内乱”に仕立て上げる気です!
義勇兵とは建前の、訓練された連邦兵どもに、学生たちでは、なす術もありません……ッ!!!』
会場の空気が凍りついた。
ドズルが「何だとおおおッ! ガルマがああッ!?」と大爆発を起こした。
──ガルマ。
あの末の弟には、血生臭いものは見せないようにと、訓練中の怪我を理由に、結婚式への欠席を命じたのだ。
かつて私が弾いた脚本──
連邦の駐留軍を刺激して学生たちを『生贄の灰』にする計画。
これが、よりにもよって、この想定外のイカサマ(連邦の義勇兵)のせいで、発動前にこちらが焼き払われようとしている!
──あの弟に何かあれば、父上もドズルも正気ではいられない。
私は声を張り上げた。
「……確保だッ!ガルマ・ザビの身柄を、あらゆる手段を使って、無事確保しろッ!!!」