転生スタンド使いの日常。 作:匿名の読む専
主人公、ついに高校生ですよ…。
時間の流れって早いですねぇ…見てください、制服似合ってるでしょ?(立ち絵無い)
という事でアンケートは締め切り、結果は凄く絡ませるでした〜。
後書きに現在のプロセカキャラの接点をコピペして一部付け足したり改変して入れときます、新番プロセカキャラ接点集はかなり長いので読み飛ばしても良いかも?
4月5日。
今日は神山高校の入学式である。
春の空気はまだ少し肌寒く、朝の風には冬の名残が感じられるものの、日差しは随分と暖かくなっていた。
桜も咲いているし、入学式という行事を迎えるには丁度良い季節なのだろう。
そんな日に俺は神山高校の体育館で新入生として席に座っていた。
(……長い)
校長の話が長い。
まだ入学式が始まってからそれほど時間が経過した訳ではないのだが、既に話の終わりが見えない。
壇上に立つ校長は新入生に向けて何やらありがたい話をしているらしい。
これから始まる高校生活に向けての心構えや、学校で過ごす上で大切にしてほしいこと、学生としての自覚についてなど、そういう類いの話だろう。
(パンフレットに書いてあった事も結構あるな……)
入学前に学校紹介の資料は一通り読んでいるし、神山高校について知っておくべき基本的な情報も頭に入れている。
授業の仕組みや学校行事、部活動、校則といったものは既に把握済みだ。
それに、今ここで校長の話を真剣に聞いたところで、明日になれば内容の大半は忘れているだろう。
(そもそも、入学式の校長の話を何年も覚えてる奴ってどれくらい居るんだ?)
視線を少しだけ動かす。
壇上の校長から体育館の壁へ、壁から天井へ、天井から照明へと視線を移し、特に意味もなく眺める。
意識の方も適当な場所へ飛ばしていた。
別に眠い訳ではない。
ただ、何もせずにじっと座って話を聞き続けるという行為が苦手なのだ。
話の内容が重要なら聞くし、興味があれば集中する。
しかし、今の話は既に知っている内容が多く、特別に興味を引かれるものでもない。
(時間が過ぎるのを待つしかないか)
周囲には新入生が大勢座っている。
真面目に壇上を見ている人も居れば、少し緊張した様子で背筋を伸ばしている人も居るし、隣の人と小声で何か話している人も居た。
高校生活が始まるということで、期待や不安を抱いている人も少なくないのだろう。
俺の場合は、どちらかと言えばこれから始まる日常の方に意識が向いている。
(授業はどうなるかな、クラスは……まあ、そこまで気にしても仕方ないか)
そんな事を考えながら、何となく周囲を見回していたところ、見覚えのある顔が視界に入った。
(おっ)
白石杏である。
普段はWEEKEND GARAGEで会う事が多いので、こうして学校の入学式で見かけるのは少し不思議な感じがする。
杏もこちらに気づいたらしく、目が合った。
軽く手を振ってくるので、こちらも目立たない程度に手を振り返す。
わざわざ声を掛けるような状況でもないし、今はそれで十分だ。
(他にも居るな)
友人AからZまでの内、半分くらいの顔が見える。
中学時代からの友人達だが、全員が同じ高校に進学した訳ではない。
それでも神山高校に来た連中がこれだけ居るのだから、何だかんだで知り合いは多い。
その中に一人、こちらを見ている奴が居た。
(……Zか)
友人Zと目が合った。
そして、何となく互いに察する。
こういう時に声を出すのは流石にまずい。
入学式の最中だし、周囲には新入生だけでなく保護者や学校関係者も居る。
ならばどうするか。
答えは簡単だ。
手である。
俺は椅子の影に隠れるようにして、Zへ向けてしょうもないハンドサインを送った。
Zもすぐに反応する。
こちらのサインに対して、さらに意味の分からない返答をしてきた。
(何だその返しは)
負けじと別のハンドサインを送る。
向こうも負けじと返してくる。
もはや何の意思疎通なのかも分からない。
(お前、そんな手の動きどこで覚えたんだよ)
そんなやり取りを数回繰り返していたところ、隣から視線を感じた。
そちらを向くと、草薙寧々がこちらを見ていた。
呆れたような目である。
(……見られてたか)
寧々は小さく息を吐き、俺とZがやり取りしていた方向を一度だけ見た。
どうやら何をしていたのかは分かっているらしい。
もっとも、周囲の新入生は壇上の話を聞いているか、別の事を考えているかのどちらかで、俺達のやり取りに気づいた様子はない。
寧々だけが隣で一部始終を見ていた。
ちなみに、寧々とは入学式の前に校門で会っている。
待ち合わせをした訳ではないが、同じ高校に入学する事は連絡先を交換した時点で知っていたし、会えば一緒に行動する程度には仲良くなっている。
校門前で偶然顔を合わせた後、校内の案内をしていた教師に声を掛けられ、二人揃って体育館まで案内された。
寧々の両親も一緒に来ていたので、そこで軽く挨拶を交わしている。
俺の両親は少し遅れて来る予定だったため、校門で会う事はなかった。
寧々の両親とは初対面だったが、普通に話せたし、特に悪い印象を持たれた訳でもないだろう。
(……いや、結構気に入られてた気もするな)
とはいえ、そこまで深く考える事でもない。
そんな事を思い出している間にも、校長の話は続いていた。
壇上では相変わらず校長が話している。
新入生に向けて、これからの学校生活に期待することや、仲間と共に成長していくことの大切さについて語っているようだった。
俺は再び視線を天井へ向けた。
(長いなぁ……)
そして、隣の寧々が小さく口を開いた。
「考調……アンタ入学式からそれで大丈夫なの…?」
小声である。
周囲に聞こえないように、こちらにだけ届く程度の声量で話しかけてきた。
俺も壇上から視線を外さず、同じくらいの声で返す。
「高校入学式だろうが中学卒業式だろうが校長の話は長い上にそんなに聞く必要ないのは全国共通だろうが」
「ボロクソ言うじゃん…分からなくもないけど」
「だろ?そもそもここで知っておくべきことはパンフレットで見て頭に入れてるし…話の内容も口頭で心構えって言ったって誰も覚えないだろ、皆明日には覚えてねぇよ」
「身も蓋も無い…私も覚えてる自信無いけどさ…」
「形式張った時間稼ぎを真面目に聞くより明日の事考えた方が生産性あると思うぞ?」
「ホントにボロクソ言うねアンタ…校長の話に何か恨みでもあんの?」
「強いて言うなら学校紹介で同じようなこと言ってるのにここで繰り返して時間使われてる事かな…じっとしてるの嫌いなんだよ俺」
「最後が本音でしょ」
「まあな」
寧々が呆れたように小さく息を吐いた。
正直なところ、別に校長個人に恨みがある訳ではない。
学校紹介で聞いた内容を改めて入学式でも聞かされている事に対して、少しばかり思うところがあるだけだ。
(大事な話なのは分かるんだけどな)
新入生に向けた心構えというものが必要なのは理解している。
ただ、それを長時間かけて話す必要があるのかという疑問は残る。
伝えたい事があるなら簡潔に伝えれば良いし、細かい説明が必要なら資料にまとめて配れば良い。
それに、聞く側が全員同じように受け止める訳でもない。
校長の言葉に感銘を受ける人も居れば、何となく聞き流す人も居るだろう。
俺は後者寄りである。
「そういえば寧々は校長の話ちゃんと聞いてるのか?」
「聞いてるよ、一応ね」
「一応か」
「そりゃ入学式なんだから聞くでしょ、普通は」
「普通って便利な言葉だよな」
「アンタが言うと嫌味に聞こえるんだけど」
「気のせいだろ」
「絶対気のせいじゃない」
寧々の声は相変わらず小さい。
それでも会話のテンポは普段と変わらず、特に気を遣うような様子もない。
周囲に聞かれないように声量だけを調整しているだけで、会話そのものはいつもの調子だった。
(こういう時に気軽に話せる相手が居るのは助かるな)
隣に知り合いが居るというのは、こういう行事では意外と大きい。
知らない人間ばかりの中で一人座っているよりは、余程気が楽だ。
「寧々は高校生活で何かやりたい事とかあるのか?」
「何で今その話?」
「校長の話を聞くより有意義だろ?」
「それを言うために話題を変えたの?」
「まあな」
「……アンタって本当に自由だね」
「褒め言葉として受け取っておく」
「褒めてない」
寧々は小さく首を振った。
その後も、授業の事や学校生活について軽く話す。
寧々は演劇に関係する活動にも興味があるらしいし、俺は今まで通りゲームや歌ってみたを続けるつもりだ。
学校生活そのものに関しては、特別に大きな目標がある訳でもない。
友達と遊んだり、授業を受けたり、気になる事を調べたり、面白そうな場所に出かけたりする。
そういう普通の高校生活を送れれば十分だと思っている。
(まあ、普通と言っても俺の場合は何だかんだで色々あるんだろうけど)
今までの中学生活を思い返せば、退屈しない日々だった。
高校に入ったからといって、突然何かが大きく変わるとも思っていない。
それでも新しい環境になるのだから、多少は楽しみな気持ちもある。
「そういや、寧々はクラス分けどうだった?」
「まだ教室に行ってないから分からないよ」
「ああ、そっか」
「アンタは?」
「俺もまだだな、式が終わったら確認するつもり」
「同じクラスだったら楽なんだけどね」
「まあ、それはそうだな」
別に同じクラスでなければ困るという訳ではない。
ただ、知り合いが同じクラスに居れば何かと便利ではある。
それに寧々とはゲーセンで何度も顔を合わせているし、今更同じ高校になったからといって気まずくなるような関係でもない。
互いに気楽に話せる相手が同じ学校に居るというのは、悪い話ではなかった。
そんな会話をしている内に、校長の話はいつの間にか別の話題へ移っていた。
(まだ続くのか……)
壇上の校長は、今度は新入生に向けて高校生活の可能性について語っている。
寧々も話の内容を聞いているのか、時折壇上へ視線を向けていた。
俺はその横顔を見ながら、先ほどの会話を思い返す。
(明日には忘れるって言ったけど、寧々との会話の方は覚えてそうだな)
結局、何を聞いたかより誰と話したかの方が記憶に残るのだろう。
少なくとも俺にとってはそうだった。
校長の話が終わるまでの時間は、寧々との会話で意外と短く感じられた。
壇上から新入生に向けた言葉が続いている間、俺達の会話は途切れたり再開したりを繰り返し、いつの間にかそれなりに盛り上がっていた。
内容は大した事ではない。
ゲームの話や、最近見た動画の話、学校の設備についての話など、普段からするような何気ない話ばかりだった。
それでも退屈な時間を過ごすには十分だった。
ただし、式の進行に必要な指示はきちんと聞いている。
新入生起立の指示があれば立ち、着席の指示があれば座る。
そこを聞き逃すほど話に夢中になっていた訳ではない。
(流石にそこまで適当じゃないぞ)
そんな風に自分の中で言い訳をしながら、再び壇上へ視線を向ける。
校長の話もようやく終盤に差し掛かっているようだった。
その後も入学式は予定通り進行し、来賓の挨拶や学校側からの案内などが続いていく。
俺にとっては長く感じる時間だったが、式そのものは特に問題なく進んでいた。
そして、最後の案内が終わり、新入生達はそれぞれ席を立つ。
「やっと終わったね」
「長かったな」
「アンタ、最初から最後までそんな感じだったじゃん」
「いや、途中からは寧々との会話があったから結構早かったぞ」
「それは良かったね」
「おかげで助かった」
「校長先生には感謝しないんだ」
「何でだよ」
「いや、別に」
寧々は少しだけ笑っていた。
俺達も周囲の新入生に合わせて体育館を出る。
入学式の会場を出た後は、校門前に向かう流れになっていた。
校門付近には新入生と保護者が集まり始めている。
入学式という看板の前で写真を撮っている人も多く、あちこちからカメラのシャッター音や楽しそうな声が聞こえてきた。
(まあ、入学式だしな)
こういう記念撮影は大切なのだろう。
俺も両親と合流するため、周囲を見回した。
少し離れた場所に見覚えのある姿がある。
「お、居た」
父さんと母さんだった。
二人ともこちらに気づいたらしく、手を振ってくる。
「考調!」
「お疲れ様、入学式どうだった?」
「長かった」
「それだけ?」
「校長の話が長かった」
「ふふっ、そう」
母さんは楽しそうに笑い、父さんも少し呆れたような顔をしていた。
「まあ、入学式なんてそんなものだろう」
「だろ?」
「お前は昔からじっとしているのが苦手だからな」
「昔からって言うなよ」
「事実だろう」
「否定はしないけどさ」
そんなやり取りをしていると、隣に居た寧々へ両親の視線が向いた。
「そちらのお嬢さんは?」
「ああ、友達の草薙寧々」
「草薙寧々です、よろしくお願いします」
「考調の父です」
「母の調読華です、よろしくね」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
寧々は丁寧に挨拶をした。
両親もそれに応じ、軽く自己紹介を交わす。
「寧々ちゃんは考調と同じ中学校だったの?」
「いえ、学校は違いますけど、ゲームセンターで知り合って仲良くなりました」
「あら、そうなのね」
「同じ高校に入学する事は知ってたので、今日も偶然会って一緒に来たんです」
「そうだったんだ、考調に友達が居て良かったわ」
「母さん、それどういう意味?」
「そのままの意味よ?」
「……まあいいけど」
母さんは柔らかく笑っている。
寧々も特に困った様子はなく、普通に話していた。
「考調くんって、普段からこんな感じなんですか?」
「そうねぇ、だいたいこんな感じかしら」
「だいたいこんな感じだな」
「本人まで同意するんだ」
「自覚はあるからな」
父さんが小さく笑った。
「まあ、考調は変なところで気が回るし、友達も大切にするからな」
「父さん、何か急に褒めてないか?」
「事実を言っただけだ」
「そういう事にしておく」
寧々はそのやり取りを見て、少しだけ表情を緩めた。
俺としては、両親が寧々に対して好意的に接しているのはありがたい。
寧々も嫌そうにはしていないし、会話に困っている様子もなかった。
「それじゃあ、せっかくだし写真を撮りましょうか」
母さんがそう言って、校門の方を指差した。
そこには入学式と書かれた看板が設置されている。
「そうだな、記念になるしな」
父さんも賛成した。
俺は特に異論もなく、寧々の方を見る。
「撮る?」
「別にいいけど」
「じゃあ撮ろうか」
ところが、そこで母さんが少しだけ考えるような仕草をした。
「せっかくだから二人で一緒に写ったらどう?」
「え?」
「同じ高校に入学したお友達なんでしょう?せっかくだし一緒に撮りましょうよ」
「そうだな、記念写真として良いんじゃないか」
父さんまで賛成している。
さらに、少し離れた場所に居た寧々の両親もこちらへやって来た。
「寧々、考調くんと一緒に写真を撮ってもらったら?」
「そうね、せっかく同じ高校なんだし」
「えっ、いや、別に私は……」
寧々が少しだけ戸惑った様子を見せた。
俺も一応何か言おうとしたのだが、両親同士の話は既にまとまっていた。
「じゃあ、まずは二人で撮りましょうか」
「そうですね、お願いします」
「ほら、二人とも並んで」
(決定事項になってるな)
特に断る理由もない。
寧々も嫌がっている訳ではなさそうだし、俺としても友人と写真を撮るくらいなら問題ない。
促されるままに、入学式の看板の前へ移動した。
「もう少し近くに寄って」
「これくらい?」
「うん、いい感じ」
寧々と並んで立つ。
特別にポーズを決める必要もないので、普通にカメラの方を向いた。
「それじゃあ撮るわよ」
母さんがスマートフォンを構える。
「はい、チーズ!」
カシャッ。
入学式の看板を背景に、俺と寧々の写真が撮影された。
「撮れた?」
「ええ、ちゃんと撮れたわよ」
「見せて」
寧々が母さんのスマートフォンを覗き込む。
「うん、普通に撮れてるね」
「そうだな」
俺も横から確認する。
特に変な写り方をしている訳でもなく、普通の記念写真だった。
「じゃあ次はそれぞれ家族で撮りましょうか」
「そうだな」
今度は寧々の両親が俺達の写真を撮ってくれる事になった。
俺と寧々はそれぞれ両親の隣に並び、入学式の看板を背景に写真を撮る。
撮影が終わると、今度は俺が寧々の両親からスマートフォンを受け取った。
「じゃあ、撮りますね」
「お願いします」
「寧々、こっち向いて」
「分かってるよ」
寧々と両親の写真を撮る。
何枚か撮影して、写り具合を確認してからスマートフォンを返した。
「ありがとう、考調くん」
「どういたしまして」
「じゃあ、そろそろ帰ろうか」
「そうね」
寧々の両親がそう言い、こちらも両親と帰る準備をする。
「寧々、また連絡する」
「うん、分かった」
「じゃあな」
「またね、考調」
軽く手を振り合い、それぞれ別の方向へ歩き出した。
入学式は終わった。
今日から俺も神山高校の生徒である。
(……高校生か)
改めて考えてみても、実感が湧くような湧かないような、何とも言えない感覚だった。
まあ、実際に授業が始まれば嫌でも実感するだろう。
今はそれよりも、帰ってから何をするか考えていた。
入学式という大きな行事を終えたのだから、今日は少しくらいのんびりしても良いだろう。
(帰ったらゲームでもするか)
そんな事を考えながら、両親と一緒に校門を離れた。
…………………………………………………………………
午後十一時半。
入学式を終えて家に帰ってから、俺は明日からの惰眠を貪る準備をしていた。
布団を外に干して、部屋の掃除をして、机の上や棚の周りも軽く片付けた。別に誰かが来る予定がある訳でもないし、普段から特別に綺麗好きという訳でもないが、寝る前に部屋を整えておくと気分が良い。
それから風呂に入り、湯船に浸かっていた。
「あ〜ビバNonNon…何か発音が意図せずネイティブに…アイツらに聞かれたら笑われてたな」
自分で口にしておいて、妙なところが気になった。
(今の発音は何だったんだろうな)
アイツらというのは中学時代の友人達や担任のことだ。
特に意味のある言葉でもないのに、妙に発音が良くなったせいで、もしあの連中に聞かれていたら確実に何か言われていたと思う。誰かが真似を始めて、別の誰かがそれに乗っかり、最終的には関係ない話題にまで発展していたかもしれない。
そういう連中だった。
中学時代は一年生から三年生までクラスの顔ぶれが変わらず、担任もずっと同じ先生だった。俺達のクラスだけではなく他のクラスも同じような仕組みだったので、三年間を通して人間関係が大きく変わることはなかった。
その分、良くも悪くも互いのことを知り尽くしていた。
「…もう高校入学か、卒業してからと言うもの、時間の流れが凄え早いんだよな〜…中学卒業したらもう会うこともあんまり無いし」
高校に入学するまでの間は、思っていたよりもあっという間だった。
卒業式が終わってから、友人達と顔を合わせる機会も少なくなった。学校が違えば普段の生活も変わるし、毎日のように会っていた相手と急に会わなくなるのだから、時間の感覚が変わるのも当然なのかもしれない。
「いやまぁ卒業した後もホワイトデーの時はクラスメイト全員学校に集まったけど」
口にしてから、少し考える。
(全員集まるって結構珍しい気がするな)
卒業した後に、クラスメイト全員が学校へ集まる機会なんてそうそう無いだろう。
しかも俺達の場合は、誰か一人が呼び掛けて全員が集まったというより、集まること自体が当たり前みたいな空気になっていた。三年間も同じ顔ぶれで過ごしていたのだから、卒業したからといって急に関係が途切れる訳でもない。
そんなことを考えていると、卒業式の日のことを思い出した。
卒業式そのものは普通だった。
合唱があって、校長や来賓の話があって、何度も起立と着席を繰り返す謎の儀式があって、最後に卒業証書を受け取る。式の進行に特別な問題は無かったし、他の学年やクラスと比べても特に変わったことはしていない。
(あの起立と着席は結局何だったんだろうな)
何となく意味はあったのだろうが、今となっては詳しく覚えていない。
卒業式の最中は周囲に合わせて立ったり座ったりしていたものの、何度も繰り返されるので途中からはほとんど流れ作業だった。別に文句を言うほどでもないが、あれを儀式と呼ぶなら俺にとっては結構謎の儀式だったと思う。
卒業証書を受け取った後は、後輩達から妙な宣言を受けた。
「次に会う時はサッカーでボコボコにしてやるからな!」
「野球なら俺達が勝つ!神山行ってから覚悟しとけよ!」
「手芸なら負けないからな!次こそは俺が勝つ!」
「何で手芸まで勝負に入ってんだよ!」
「勝負に種目の制限なんて無いだろ!」
「そもそもお前ら神山に行っても手芸で勝負する相手が考調しかいないだろ!」
「うるせえ!だからこそ勝つんだよ!」
尊敬の欠片も無い宣言だった。
卒業する先輩に向かって、次こそは勝つだのボコすだのと好き勝手に言ってくるのだから、あいつらも大したものだと思う。もちろん俺も真面目に受け取るつもりは無かったし、適当に言い返していた。
「お前らが成長するのは勝手だけど、俺も成長するからな?」
「じゃあ次はその成長した考調を倒す!」
「言ったな!絶対だからな!」
「手芸も忘れるなよ!」
「まだ手芸にこだわってんのかよ!」
そんなやり取りをしているうちに、式の後の時間も過ぎていった。
それから制服のボタンが全滅した。
ブレザーのボタンだけではなく、カッターシャツのボタンまで持っていかれたので、最初はどうしたものかと思ったものだ。誰がどのボタンを持っていったのかも分からなくなるくらいの勢いだったが、クラスメイトの奴らが色々なところからボタンを分けてくれたおかげで、最終的には俺の制服も完全体に戻った。
「お前、これ使えよ!」
「俺の予備もあるぞ!」
「こっちは別の制服から取ってきたやつだけど、サイズは合うはず!」
「何でそんなにボタン持ってんだよ」
「卒業式だからな!」
「その理屈は分からん!」
「細かいこと気にすんなって!」
そんな具合で、俺の制服は何とか元通りになった。
式が終わり、教室へ戻る。
そこで俺達は、先生が教室に来る前に急いで黒板へ絵を描き始めた。
描いたのはONE PIECEの名シーンだった。
麦わらの一味がそれぞれ腕に印を付けて、背中をこちらへ向けたまま腕を突き上げている場面。もう一度仲間と呼んでくれますか、というあの場面だ。
卒業式の日に描くものとしては、ありがちと言えばありがちなのかもしれない。
それでも、俺達にとってはそれが良かった。
時間は十分も無かったと思う。
黒板の大きさに合わせて構図を決めて、人物を描いて、色を塗っていく。誰かが下書きを進めている間に別の誰かが色を付け、足りない色のチョークがあれば同じ階にある他のクラスから借りてくる。
「赤が足りねえ!」
「そっちのクラスにあるか聞いてこい!」
「黄色も欲しい!」
「青は!?青どこだよ!」
「待て待て!一回落ち着け!今こっちが使ってる!」
「落ち着いてる時間が無いんだよ!」
「先生来たら終わりだぞ!」
「分かってるって!」
全員が急いでいた。
誰かが描いている横から別の誰かが色を足し、線が足りなければ補い、少し離れたところから全体を見てバランスを確認する。絵を描くのが得意な奴もそうでない奴も、それぞれ出来ることをやっていた。
俺も途中から手を出して、空いている部分を埋めたり、色を塗ったりしていた。
「考調!そこもうちょい濃く!」
「これくらいか?」
「もうちょっと!」
「注文が細けえ!」
「最後なんだから妥協するな!」
「お前が言うな!」
「俺は今めちゃくちゃ頑張ってるだろ!」
「全員頑張ってんだよ!」
時間が無い中で、そんなやり取りまでしていた。
完成した頃には、全員が息を切らしていた。
チョークの粉で手も汚れていたし、制服にも白い跡が付いている。誰かが黒板から少し離れて全体を確認し、別の誰かが最後の仕上げをする。
「……よし!」
「完成!」
「間に合った!」
「先生まだ来てねえよな!?」
「廊下から足音聞こえない!」
「よし、全員普通にしてろ!」
「普通って何だよ!」
「知らねえよ!」
そうしているうちに、担任が教室へ入ってきた。
「これは…」
黒板を見た先生は、そこで足を止めた。
俺達は全員、先生の反応を待っていた。
「サプラ〜イズ」
友人Aが言った。
死ぬほど息切れしていた。
「めっちゃ急ピッチで完成させた」
友人Bが誇らしげに続ける。
「クッソ疲れた…」
友人Cは机に手をついていた。
「先生を驚かせてやろうと思ってさ」
友人Dは、やり切ったという顔で笑っていた。
他の連中も口々に自慢を始めた。
「どうだ!凄いだろ!」
「十分も無かったんだぞ!」
「他のクラスからチョーク借りてきたんだからな!」
「色が足りなくて大変だったんだぞ!」
「誰がどこを描いたか分かるか!?」
「俺のところは結構上手くいったと思う!」
「いや、こっちの方が上手いだろ!」
全員が、どうだ凄いだろうと言わんばかりの顔をしていた。
担任は黒板を眺めてから、少し笑った。
そして、嬉しそうな顔のまま言った。
「ありがちすぎんだろ…使いフルされてるっての」
……。
「なんだァ…テメェ…!」
「風情とか感傷の言葉吐けや!」
「KY!空気読めないと結婚出来ない奴の意味を込めてKYだクソ担任!」
「ありがちの良さ思い知らせたろか!?」
「腕に超強力ガムテープで印着けんぞコラ!!」
「仲間と呼ぶ時に剥がれないけど後で剥がす時クソ痛い超強力なガムテープ貼ってやれ!!」
「考調!J!W!G!取り押さえろ!ガムテープ塗れにしてやる!!」
「どわっ!?ちょ、やめ…やめろォ!?お前ら最後の最後までそのノリなのォ!?」
「自業自得だろ」
俺も特に止める理由は無かった。
むしろ、あの言い方をされたらこうなることくらい分かっていただろうに、何故わざわざ口にしたのかと思う。
先生の顔は明らかに嬉しそうだった。
それでも、俺達はいつも通りに騒いだ。
最後だからといって急にしんみりするのも違うし、先生が喜んでいるからといって大人しく感動するのも俺達らしくない。そういう意味では、いつも通りの反応だったのだと思う。
結局、先生は髪の毛以外を全身ガムテープで覆われ、ミイラ男みたいな姿になっていた。
「お前ら!これ剥がすの大変なんだからな!」
「先生が言い出したんだろ!」
「俺達は感動を伝えようとしただけだぞ!」
「そうそう!ありがちの良さを教えてやったんだ!」
「どこがだよ!」
「全身で理解してもらうためだ!」
「意味分かんねえよ!」
「先生、腕の印は大事にしてくれよ!」
「これ印じゃなくてガムテープだろうが!」
そんなことを言い合いながら、連絡事項やプリントの配布を進めた。
先生はガムテープを貼られたまま、必要な話を続けていた。時々、動きづらそうにしていたが、誰も手伝おうとはしなかった。
「お前ら、プリントはちゃんと持って帰れよ」
「はーい」
「机の中に忘れ物残すなよ」
「はーい」
「高校に行っても提出物はちゃんと出せよ」
「はーい」
「返事だけは良いんだよな、お前ら…」
「実際に出すかどうかは別問題だからな!」
「別問題にするな!」
最後まで、いつもの調子だった。
やがて連絡事項も終わり、プリントも配り終えた。
先生は俺達の顔を一人ずつ見てから、少しだけ声の調子を変えた。
「まぁ、この3年間は人生で一番喧しい日々だったよ…イヤ、マジでコレ以上は全国どこ探しても無い気がするぞ…?」
いつものような冗談めいた口調だったが、そこには本当にそう思っているような響きがあった。
そして、少し間を置いてから先生は小さく続けた。
「でも…コレまでもこれからも、ここ以上に楽しいクラスは無いだろうよ」
聞こえていた。
俺だけじゃなく、クラスの全員が聞こえていたと思う。
ただ、そこで何かを返すのは小っ恥ずかしかった。
「……」
誰も何も言わなかった。
その代わりに、俺達は最後の悪戯をすることにした。
色とりどりのチョークの粉が付いた指先を、先生の服へ押し付ける。
一人がやると、次の奴も続いた。
赤や青や黄色や緑。黒板に描いた絵のために使った色が、先生の服に少しずつ付いていく。
「……」
「……」
「……」
クラス全員が無言で先生の服に色を付けていく光景は、何とも言えないものだった。
先生は最初こそ何をされているのか分からない様子だったが、すぐに気付いたらしい。
「ちょ…!?まったく…ホントに最後までこのノリなのかよ…」
俺達は返事をしなかった。
そのまま教室を出た。
こうして、俺達のクラスは各々解散となった。
……と思わせて、実はもう一つだけサプライズを用意していた。
教室を出た後、俺達はグラウンドへ集まった。
そこには、あらかじめ用意していた物がある。
看板だ。
正確には、看板という言葉で片付けるには少々大きすぎる代物だった。
持ち手の部分だけで五メートルほどあり、看板そのものは縦二メートル、横五メートル。大人数で扱うことを前提に作られた、かなり大きなものだった。
「よし、持ち手こっち!」
「そっちはちゃんと支えろよ!」
「傾いてる傾いてる!」
「まだ持ち上げるな!」
「分かってるって!」
実はこの看板を作るために、俺達は卒業式の一ヶ月前から準備をしていた。
担任に知られないよう、別の先生に頼み込んで工作室を使わせてもらっていたのだ。
もちろん、ただ工作室を使わせてほしいと言っただけではない。何を作りたいのか、何のために作るのかも説明した。
その話を聞いた校長が、どうやらこういうドラマのある出来事が好きだったらしく、あっさりと許可を出してくれた。
しかも、責任者として校長自ら様子を見てくれることになった。
「本当にいいんですか?」
「いいとも、面白そうじゃないか」
「結構大きい物になりますよ?」
「それも含めて楽しみにしているよ」
「ありがとうございます!」
そんなやり取りを経て、俺達は工作室を使えるようになった。
看板は適当に作ったものではない。
大きさも形も、絵の配置も文字の位置も、何度も確認しながら作った。先生の絵と、俺達クラス全員の絵が描かれている。
そして、中央には大きく言葉が書かれていた。
『この3年、何よりも楽しかった。ありがとう』
全員で考えた言葉だった。
少しだけ照れくさい気もするが、俺達が伝えたいことはこれだった。
「考調!持ち上げるぞ!」
「おう」
俺が看板の持ち手を握る。
クラスの中で一番フィジカルが強かったという理由で、持ち上げる係に任命されていた。大きさを考えれば一人で持つのは簡単ではないが、そこはAXIOMを使って少しだけ楽をした。
(こういう時に使う分には便利だな)
他の連中は看板が倒れないように、持ち手の周囲をしっかりと支えている。
「ゆっくりな!」
「分かってる!」
「右側もうちょい上げて!」
「そっちが下がってんだよ!」
「一回止めろ!」
「おい、ちゃんと支えろよ!」
「支えてるわ!」
声を掛け合いながら、少しずつ看板を持ち上げていく。
そして、看板がしっかりと見える高さになったところで、俺達は担任の方を向いた。
先生は少し離れた場所にいた。
まだガムテープは残っていたし、服には色とりどりのチョークの粉も付いている。
そんな先生に向かって、俺達は一斉に叫んだ。
「先生!!ありがとう〜!!!」
「また遊ぼうな〜!!!」
「チョークの粉スーツ洗うなよ〜!!」
「無愛想なんだから親しまれるキャラ目指して頑張ってな〜!!」
「3年間楽しかった〜!!!」
他にも色々な声が飛んでいた。
誰かは先生の名前を呼び、誰かはまた遊ぼうと言い、誰かは今日の出来事を忘れるなと叫んでいた。全員が好き勝手に言っているので、何を言っているのか分からないくらいだった。
先生も、俺達の声を全部聞き取ることは出来なかっただろう。
それでも、何を伝えようとしているのかは分かったのだと思う。
騒がしい声に負けないように、先生も大きな声で叫んだ。
「ほんとに…うし、お前ら〜!!大好きだ〜!!!!」
……。
「ごめ〜ん!聞こえなかった〜!!」
「ワンモアー!先生なんて〜!!?」
「次は静かに聞く〜!!」
「全員水溜りで滑って頭打っちまえ〜!!!!?」
聞こえていた。
二回目なので間違いなく聞こえていた。
「先生、今のは聞こえたぞ!」
「聞こえてないふりするなよ!」
「次は静かに聞くって言っただろ!」
「お前ら絶対聞く気無いだろ!」
「聞く気はあるぞ!静かにするとは言ってない!」
「言っただろうが!」
「先生の声が小さいんじゃないか?」
「十分でかかったわ!」
「じゃあもう一回!」
「やるか!」
最後までそんな調子だった。
俺達は看板を持ったまま、しばらく先生と叫び合っていた。
誰かが笑って、別の誰かがそれに釣られて笑い、また別の誰かが何かを叫ぶ。先生も呆れたような顔をしていたが、最後までこちらに向かって声を返してくれていた。
これが俺達の卒業式だった。
感動的な場面が無かった訳ではない。
先生の言葉も、看板に書いた言葉も、俺達が三年間をどう思っていたのかも、全部本当だった。
ただ、それを真正面から言葉にして伝えるのが少し恥ずかしかっただけだ。
だから、最後までいつものノリで騒いでいた。
水溜りで滑って頭を打てと言われて終わる卒業式なんて、そうそう無いだろう。
「ふ〜…思い返しても笑えるな…水溜りで滑って頭打てって…」
湯船の中で、俺は息を吐いた。
卒業式の日のことを思い返すと、今でも笑える。
あの看板はどうなったのだろうか。
確か校長が、どこかに建てて残しておくとか言っていた気がする。解体してしまうのも嫌だし、せっかく作った物なのだから残しておいてほしいとは思う。
ただ、実際に学校のどこかへ設置されて、誰でも見られるようになるというのも、それはそれで何だかむず痒い。
(自分達で作ったものを残してほしいと思う一方で、人目に付く場所に置かれるのは恥ずかしいってのも変な話か?)
別に変なことではないと思いたい。
あの看板は俺達にとって大事なものだし、作った時の気持ちも覚えている。だからこそ、雑に扱われたり解体されたりするのは嫌だ。
けれど、あれを学校のどこかにずっと置いておかれると考えると、少し落ち着かない。
「来週からは高校生活、特別ワクワクする訳でも無いけど、楽しみだな。」
新しい学校での生活が始まる。
中学時代と同じように過ごせるとは限らないし、今までとは違う人間関係も出来るだろう。
それでも、楽しみではある。
特別に期待を膨らませている訳ではないが、来週からの日々がどんなものになるのかは気になっていた。
俺は湯船に浸かったまま、しばらくぼんやりと天井を眺めていた。
主人公と同時期に神山高校に入学するキャラ一覧。
白石杏。
東雲彰人。
青柳冬弥。
草薙寧々。
神代類(天馬司と同級生、2年の時点で転校して来た、入学では無く転校だが主人公と同時期に神山に入ってるのでココに纏める)
暁山瑞希。
既に神山高校に居るキャラ。
東雲絵名(夜間)。
天馬司(全日)。
ついでに宮益坂女子学園の主人公と同時期に高校生になるキャラ。(主人公が宮益坂女子学園に入ると言う意味では無い事を明記しておくので混同しない様に)
星乃一歌。
天馬咲希。(入院を終えて転入と言う形)
望月穂波。
日野森志歩。
花里みのり。
桐谷遥。
小豆沢こはね。
鳳えむ。
既に宮益坂女子学園に居るキャラ。
日野森雫。
桃井愛莉。
朝比奈まふゆ。
通信制高校、現在2年生。
宵崎奏。(年齢は主人公の1個上)
キャラ達の主人公に対する呼称はプロセカキャラの人物全員が考調と名前呼びしている。
そのくらいの距離感。
(まだ出会ってない人物は例外、でもそういう風にする)
…………………………………………………………………
Leo/need。
星乃一歌。
高校入学後、Leo\need結成後にしか接点は無いが一応書いておく。
主人公。
「………」
荷物が手から滑り落ちる。
一歌&ミク。
「あ」
ピシッと固まる。
主人公。
「ミク…?」
一歌。
「いや…!コレはあの…!えっと…」
ミクは引っ込み一歌は慌てる。
主人公。
「今の!どう言うアプリだ?スゴイな!スマホからホログラムみたいに出てきてたし会話まで!」
セカイとかなんも知らん主人公。
一歌
「へ?…あ、うん…そうなんだ!」
勝手に軌道修正されてかなりホッとした一歌(慌て過ぎて初対面なのに敬語とか使わない、普段は初対面の人相手に敬語使う)
主人公。
「( ゚д゚)ハッ!機種自体が特別なのか?開発会社の人とかか…悪いな、起動実験中に邪魔した、発売楽しみにしてる!」
電流が走った主人公(全然的外れ)
一歌。
「あ、うん…」
考えるのを辞めた一歌。
一応補足。
初音ミクやVOCALOIDや音楽は普通にその世界で創作として存在してるし割と誰でも知ってる、現実と大差ない+主人公が産まれた年より後、ジョジョ六部の一巡した時系列が2012年、主人公はその時点で19歳、対して転生後主人公は15歳現在で時系列は2024年(この作品ではそう言う事とする、でないと高校入学とか進級とかが今年中に書けなくなる、書くとは言ってないし筆が乗った時の想定だけど。)、そして主人公は映画好きでSFとかも普通に視るし有り得そうなのは信じちゃうタイプ、よって主人公は2020年代の科学ってスゲー、ってなる。
主人公が中学生の頃のプロセカキャラとの接点を創るなら。(接点とは言ってない…すれ違うだけとか遠目で見るだけになるかも)
星乃一歌、高校入学後固定、セカイが現れてレオニード結成後にしか接点が無い。
【NEW】天馬咲希、主人公が高校入学する直前、3月の初めに病気が良くなってきており、経過観察で一時退院を認められた折、ご近所さんである主人公家に兄の天馬司と挨拶をしにきた。
その時主人公とかなり打ち解け、仲良くなった。
望月穂波、ワンチャンありそうで無さそう、微妙、主人公普通に美味しいもの巡りとか旅行とかするタイプだからショッピングモールのカフェとかのアップルパイでどれにするか悩んでる時に声を掛けられる可能性はご都合主義的にある、無いものと見て良い。
日野森志歩、あるかもだけど深い接点は無い、人気ラーメン屋で席無くて相席になるとか偶々演奏を聴くとかそういう所で主人公が一方的に印象に残るくらい、ラーメン屋の場合は志歩がトッピングや楽しみ方で主人公に妙な敗北感を覚えて記憶に残るかも。
因みにラーメン屋の場合主人公が妙に独特と言うかスタイリッシュな(ジョジョっぽい)感じで座ってたり端の割り方1つ取っても独特だったりトッピングや調味料の追加の仕草や食べ方がまたスタイリッシュだったりするだろうから確実に日野森志歩側の印象に残る。
一度家で主人公の真似して割り箸割ってみて普通だな、ってなった所を日野森雫に目撃されている。
moremoreJMP。
花里みのり。
小学5年生の頃(主人公と同い年なので主人公も小五の頃)、サモちゃん(花里家の飼い犬、サモエド)の散歩中に主人公の体質(?)に引き寄せられて主人公に突撃、主人公はモフッとした感触のそこそこの質量がいきなり腰に突撃してきて凄く驚く、そこから接点が産まれ、偶にサモちゃんの散歩中に主人公と出会う、時たま花里みのりの不幸に巻き込まれ掛けて主人公が回避、ついでに花里みのりの不幸(風で帽子が飛ばされる、や車に泥掛けられる、など)を打ち消す(花里みのりはスタンド見えないのでイマイチ気づかない、疑問には思う)。
【NEW】中学生になってからは散歩の範囲も広まって会う事が増えたのでかなり仲良し。
桐谷遥。
接点無し、日中や午後も基本アイドルとしてストイックに励んでいるだろうから出会う時間が無い、主人公の場合朝早起きしてランニングとかしないから、もし接点があるとしたら桐谷遥のチートデイで隣の席に居る人くらいの接点だろう、日野森志歩と同じ感じで独特なスタイリッシュさが目に付き、印象に残る、何分人に魅せる仕事だから主人公の動作が洗練されている事に気づき何者だこの人…?ってなる。
桃井愛莉&日野森雫
恐らく接点無し、そもそも日常的に外に出てふらふら歩いてる主人公との接点を考えると町中で偶然出会う、くらい、そもそも主人公15の時点で宮女に通っている+主人公がその付近まで行く事があまり無いので接点が生まれることが無い、桃井愛莉は服のショッピング中に偶然すれ違うとかはあるかもしれないが主人公はそんなにアイドル詳しく無いので桃井愛莉さんですか!?とはならないしなったとしてもファンとしての行動を弁えるのでリア凸とかはしない、見なかった事にする、日野森雫は町中ですれ違って何かすげぇAPP高い人居る…!って一瞬目を奪われるくらい、その後良いもん見たなって気分上機嫌になりながらゲーセン直行する。
VividBadSQUAD。
小豆沢こはね。
接点無し、そもそも伝説の夜と呼ばれるライブには居たけどライブに夢中で周りを気にする余裕無かった、そして小豆沢こはねは白石杏と出会うまで特筆した印象や接点を付けられる要素が少なく、また性格が人前に立つことを苦手としている引っ込み思案なためストリートを始めるまでに接点を作ることが難しい、強引に行くなら小豆沢こはねの趣味の写真に主人公が興味を持って話しかける、などだがそもそも主人公はそこまで陽キャ、と言うか初対面の人に馴れ馴れしい人では無いのでぶっちゃけ無い。
白石杏。
VividBadSQUADの中で一番接点を持つ可能性の高い人物、伝説の夜と呼ばれるラッドウィーケンドのライブを目に焼き付けている主人公が街をふらついている時に偶々入った店で【白石謙】(白石杏の父親、伝説の夜を作ったストリートの歌手チームの1人)の事を見て( ゚д゚)ファ!?ってなった後一瞬話しかけてファンです宣言した後営業の邪魔にならないよう興奮を収めて普通の客になる、そこで白石杏に話しかけられて伝説の夜のライブ談義に花が咲く、その後はストリートの空気を気に入って偶にいいパフォーマンスがただで見れるのに味を占めてよくストリートに来る様になる、ウィーケンドガレージで白石杏の歌を聴くのも普通に楽しみ、余談だが白石杏は案の定コーヒーを飲む時の主人公の動作が印象に残る。
主人公は白石杏の髪のグラデーションを気に入っておりどうすればその色を出せるんだろうと気になっている、後星を散りばめたように髪飾りを付けているのとヘアピンの形状のセンスが良いと思ってる。
【NEW】最近は主人公が歌ってみたを初め、AXIOMを使っているので伸び悩むと言う概念が無い為、急激に歌が上手くなった主人公を見て刺激を受けている。
東雲彰人。
接点と呼べる接点は基本無い。
主人公がストリートでの東雲彰人のパフォーマンスを視たりするくらい、当時の東雲彰人の練度は他より圧倒的に突出してる訳でもなく、ストリートではパフォーマンスも日常的に行われているのでそこまで印象には残らないが町中で始めて見かけた時はすげぇ髪色だな…メッシュも入ってるし…陽キャすぎる…!?ってなる、東雲彰人側は主人公が犬にモテている所を見て近づかんとこってなってる、実は同じ中学だが主人公は帰宅部でクラスも三年連続で違うのでお互い知らない、学校では何か奇跡的に顔を合わせて居ない二人と言う関係性。
【NEW】最近、主人公が一方的にストリートのパフォーマーとして顔を覚えた、主人公側も東雲彰人もお互いが同じ中学な事には結局気づいていない。
青柳冬弥。
接点は微妙に有り。
ゲーセンでリズムゲームやってる時に隣に居る人くらいの関係、どっちも毎回フルコンしてるから主人公はコイツスゴイな…ってなってる、青柳冬弥は特に気にしてる訳でも無いがゲームが上手い人が居るくらいの印象、その後主人公がクレーンゲームに数千円吸われてる横で結構いっぱい取ってる青柳冬弥に主人公が尊敬の眼差しを送るまでがワンセット、話した事は無くて髪色ツートンカラーは勇気あるな…と一方的に主人公が思ってる、偶に喫茶とか行くと見かけるが話しかける様な仲でも無い。
【NEW】最近主人公側が一方的にストリートのパフォーマーとして顔を覚えた。
(東雲彰人とセットで覚えてる、主人公は依然として二人の名前は知らない)
ワンダーランズ✕ショウタイム。
天馬司。
微妙に接点有り。
フェニックスワンダーランドには偶に行くしショーも観に行く事もあるがその時点での接点等は無い、実はご近所さん、主人公の家が東京区でも大きい家、天馬家も大きい、と言う共通点から近くに住んでいても不思議ではないと言う発想を経た作者が急遽追加した設定だ、ご近所さんなので偶に挨拶するし年の近いご近所さんだから印象には残る、後偶にご近所さんの家から大きな声が聞こえるので主人公側の印象は結構強い。
天馬司側の印象としては偶に視る立ち姿や動作が妙に決まっていて自分の目指すものとは別種のカッコよさがあると注視している時がある、主人公はそれを睨まれてると勘違いして何か悪い事したかな…?って少し不安がっている。
【NEW】12月頃に主人公と話してからかなり気軽に話せる事を知り、依頼かなり仲良し、主人公も司の事を友人として好ましく思っている、主人公と話した直後、天馬咲希のお見舞いに行った時に主人公の事を話し、咲希が主人公と会ってみたい、退院したら挨拶に行こう、となったのが天馬咲希と主人公の接点のキッカケである。
鳳えむ。
接点無し(ちょっと迷惑掛けた)
スタンドバトルで遊園地に潜む殺人鬼の話をしたがその舞台を此処と言うことにしておく、結末は別のチャットで話した通りお互いが周りに正体悟られたり目立つ事を避けたいので一緒にアトラクション巡りながらの戦闘、結果的にアトラクションを色々壊したりした。
神代類。
接点ほぼ無し。
フェニックスワンダーランドでやってるショーを見て機会に感心している、星乃一歌のスマホから出た初音ミクを見た結論を2020年代の科学の力ヤベェにした元凶、髪色の奇抜さや服装の色を見て独特のセンスを認めている、自分の顔立ちや背丈、声色の印象すらも計算に入れているのでは?と密かに驚き、スゴイなと思って居る。
草薙寧々。
接点有り。
青柳冬弥の時のゲーセンでよく会うし格ゲーや対戦ゲームで一緒に遊んでたりする、ゲーセン以外での接点は無く、お互い名前は知っているゲーム友達くらいの感覚、主人公は基本スタンドは使わないが格ゲーではact3の自己証明だけを使い、スタンドの腕は使わず自分で対戦している、始めて格ゲーで対戦した時に主人公の自己証明を揺らがせた。
主人公、俺実はゲームの腕前大した事無かった…?
何気に始めて自己証明にダメージ入ったがなんとか勝利した後寧々の戦績を見て自己証明を保った、そこから草薙寧々に名前を聞かれて次は負けない、との宣言を受ける。
今のところ戦績は一進一退、ほぼ互角だが主人公は家のゲーム機のソフトで格ゲーを持っていないのでゲーマー並の寧々に偶に完全に負ける、その後は一週間ほど街をふらつくのを辞めてゲーセン通いになる。
【NEW】10月頃からしばらくお互いの姿をみてなかったのでもうゲーセンに来ないのかも、とどちらも少し不安がっていた物の、ただタイミングが悪くすれ違いになっていただけと知ってお互い安堵した。
その後は何気ない雑談から主人公と来年から寧々が同じ高校に通う事が判明、連絡先を交換した。
25時ナイトコードで。
宵崎奏。
接点微妙に有り。
街で初音ミクの一番クジ発売前日にクジを買い占めて良い店を探してコンビニ巡りをしている最中、ジャージ姿の真っ白な人が道の階段の手すりにもたれ掛かって階段の側でうずくまっているので流石に声を掛けた。
主人公、大丈夫なのかこの人…てか何事…?救急車呼ぶべきか?
その後、ネット通販の仕方がイマイチ理解出来て居ない時期の宵崎奏が近所のコンビニにエナドリを買いに行くつもりが極度の運動不足により恐らく一キロも歩いて無い疲労困憊になっているだけな事が判明してマジかこの人…!?ってなった。
いったい何をどうすればこんな運動不足に…?ってなる。
一応水分は持ってた様なので持ってた塩飴を分けて立ち去った。
宵崎奏、もしもの事を考えて水分を持ってた。
その後は時折似たような理由で声を掛ける、宵崎奏からしたら名前は知らないが親切な人くらいの印象。
主人公はとんでもねぇ運動不足の子、心配になる、顔見て話してる時に髪の生え際見えてそれ地毛!?ってなった。
空色混じりの白、もしくは銀髪が地毛なのは驚く。
【NEW】何回も助けられてるし押し付けがましくも無ければ恩着せがましくもなく、大げさすぎない気遣いは正直凄くありがたいと思っており、次主人公に会ったら名前位は聞きたい、と思っている。
最近歌ってみたを投稿してる人に楽曲提供をして歌ってもらう様依頼しようかと考えた。
(その歌ってみた投稿者が主人公)
朝比奈まふゆ。
接点無し。
街で一度すれ違った時があるくらいだが主人公も朝比奈まふゆもお互いの事を覚えてない、主人公側は朝比奈まふゆとその母親が一緒に歩いてるのを見てあの親子APP高ぇな…ってなった、偶に本屋で見かける事はあるがそんなに気にしてないし印象深い訳でも無いので話しかけたりはしない、目の保養にはなると思って居る。
始めて見た時の印象は親子で髪染めてるのか?地毛なのか?だった、髪色めっちゃ気になってる主人公。
別に遠目からあの母親ヤバそう、とかあの娘の方ヤバそうとか全然気づいてない、朝比奈親子もそんなん日常的に発露して無いし主人公もそこまでガン見してる訳でもない(ガン見しててもそんなん気づかない)から二次創作に有りがちな気づきが無い。
コイツホントに主人公か?by作者
東雲絵名。
接点無し。
時偶ショッピングモールで見かけたりする時もあるけど服のセンスがピンクとブラウンを上手く掛け合わせてる人くらいの印象、しかも1時間もしない内にその印象の事は忘れてる、SNSとかを良く観てたら、東雲絵名のアカウントを知っていたら服装から気づいた可能性はあるがやはり声を掛けたりはしないだろう、一方東雲絵名の方は地味に印象に残ってるかもしれない、顔や見た目では無く奇妙に決まっている姿勢やポーズに見える自然な動作を見て絵を描く人としての視点とSNSで自撮り登校する人の視点から見てポーズや動作だけが印象に残る。
暁山瑞希。
接点無し。
ホントに何の関わりも無いと言うか余地が無さすぎる。
強いて言うなら服屋とかですれ違う可能性があるくらい、どっちもそんな気になる事は無い、高校入学後以外で接点を持つ余地と言えば暁山瑞希がスタンド使いにでもならない限り可能性の芽すら無い、もしも暁山瑞希がスタンド使いになるならそれはスタンド使いのストーカーに追われて人に迷惑掛けまくったり詰みでどうにも出来なくなった時、自分への怒りや情けなさやストーカーへの憎悪がプッツンして覚醒、ストーカーを半殺しにするもスタンドに目覚めた直後で勝てる程甘い相手では無く後一歩で敗北、そこで主人公が現れる!とか?まぁ書く予定は無い。
…………………………………………………………………
現在主人公と知り合っているキャラ達の主人公に対する呼び方。
天馬咲希→考調くん
花里みのり→考調くん
白石杏→考調
天馬司→考調
草薙寧々→考調
主人公のキャラたちへの呼称。
花里みのり→みのり
天馬咲希→咲希ちゃん
白石杏→杏
天馬司→司
草薙寧々→寧々
宵崎奏はお互いの顔を知ってるけど名前は知らないのでまだ呼び方は出ない。
青柳冬弥はお互い顔は知ってるけど名前は知らないのでまだ呼び方は出ない。
東雲彰人は主人公が一方的に顔を知ってるのでまだ呼び方は出ない。
(主人公が宮益坂女子学園に入ると言う意味では無い事を明記しておくので混同しない様に)というのは読者の皆様をナメてる訳では無くてッスね…そのまま書いたらまるで主人公がプロセカキャラ達と同時期に宮女入る見たいな書き方になったから注釈着けて書き直した結果でして。
これからもう少しで高校生になる、プロセカ本編に入るであろうこの先の展開でどのくらい主人公とプロセカキャラ達を絡ませる?一応今までの接点よりは深く関わらせる予定。締め切りは高校入学時。
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滅茶苦茶いっぱい絡ませる(作者が大変)
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凄くいっぱい絡ませる(まぁ行ける)
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普通に絡ませる(今と少し変わる位)