『サトシくんののほほん日和』【未完】   作:おーり

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緩いお話にお色気成分が追加されます



『ジム戦とか行く必要がないんだってさ』

 

どーもバッチの必要性がこの世界じゃ低いらしい。

 

というのもニビのポケセンで知った話なのだけど、八つのバッチはポケモンリーグを無条件で予選突破するためのものでしかないらしく、集めなくても出場はできるとか言う話。

アニメじゃあ出場資格がどうのこうのと言っていた気もするけど、その設定はこの世界じゃあ適応されていないらしい。

 

ニビシティの女医さんから聞いた話でした。ジョーイさんと間を伸ばしたら窘められた。解せぬ。

 

   ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

ジムはトレーナーの力試しの場。トレーナーズスクールはトレーナー同士の集会所、みたいな認識。

っつーわけでニビのトレスクに突貫。

 

「プリン! まるくなってころがるだ!」

 

「なんの! オニスズメ! ふきとばして!」

 

おおう、バトルの真っ最中だった。

片方は短パン小僧、もう片方はミニスカート、かな?

格好から見ただけの判断だけど。

 

……そーいやあこういうやつらの称号? って見た目だけだけど、この世界でも通用するのか?

他人からみたら俺ってどういう感じなんだろ。ボーイスカウト? それとも短パンならぬ長ズボン少年?

ちなみに俺の格好はアニメのサートシくんと割と似た格好だけど。あと残念ながら声は松本○香じゃないっす。

 

「くそっ! 頼むぞニドラン!」

 

「甘いわ! トライアタック!」

 

「ニッニドォォォ!」

 

「ああ! ニドラーン!」

 

しかし、微妙にレベルが高えなこいつらのバトル。

ゲームじゃないから相手のターンを待つ必要はないし、その一瞬の間にどういう技を出すかを判断しないといけないわけか。

そう考えると八つ覚えていても対処が難しいのか? なんで四つなのかと、少ねえと思っていたけど、そう考えると四つがちょうどいいのかも知れない。

ポケモン自身も判別つかないかも知れないしなぁ。

 

「勉強になるなあ」

 

「良ければやってみるかい?」

 

思わず呟いたところで話しかけられた。

今度は間違いなくボーイスカウト。履いてるズボンは短パンに見えるけど。

 

「いいんすか?」

 

「モチロン。お互いを高めあうのがトレーナーズスクールの本領さ!」

 

   ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

「それじゃあ、クチート、キミに決めたっ!」

 

「サンド! GO!」

 

今回は一対一。

いや、ルールを知らずにドヤ顔決めた前回は忘れよう。

今回が初トレーナー戦だ。

 

「クチート! メロメロだ!」

 

「なんの! サンド! あなをほる!」

 

うぉっ、メロメロを回避した!? っつーかあなをほるとかやられたら一撃でやられる。

 

「クチート! まもる!」

 

ガィン、と土中から跳び出てきたサンドがクチートの防御壁に激突した。

頭を抱えごろごろと地面をのた打ち回るサンド。

シュール。

 

「負けるなサンド! そのままころがる!」

 

「クチート! からげんき!」

 

転がってきたサンドにクチートのオラオララッシュが炸裂したが、その攻撃の全てを回転によって逸らされてしまう。

このボーイスカウトつええ。

 

   ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

しばらくやりあった後、どちらも譲らないわ決定打もないわで、結局勝負はドローっつう事で止めておいた。

その後もいろんな人とやってみたけど、誰しもが強かったわけじゃなかった。でも勉強にはなったと思う。

 

トレスクを出てポケナビを見てみると、クチートのレベルはやっと12。あ、一切使っていなかったやつあたりが消えてかみつくになってる。

お前いつの間に覚えてたの?

見ると、どやぁって見上げられた。

 

とりあえず頭を撫でながら、トレスクで耳にした博物館へと足を運んでみることに。

入館料は五十円。安っ。

 

   ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

ほほう、展示してある化石とかは本物とは違うのか。

カブトプスとかオムスターとか。

つきのいし、らしきもの?

 

おいおい、本物は無いのかこの博物館。

どれもこれも模型みたいだなぁ。残念。

 

って、ん?

 

「この化石を持ってゆけば、大金持ち……」

 

うわ、残念な台詞を大真面目に呟く女子がいた。

ミニスカートかなぁ、格好はアドバンスの赤緑の女主人公みたいだけど。

 

見上げているのは天井からぶら下げて展示してあるプテラの化石標本、の模型。

えー、なに? アレを盗むつもりじゃないよな?

持っていっても偽物だし、グレン島は無いから化石の復元も無理だぜ?

 

「ナゾノクサ! マジカルリーフ!」

 

あっ、ほんとに盗った。

マジカルリーフを器用に使ってプテラの化石標本をガラガラ落とした。

 

……つーか、現行犯じゃん。

 

「もしもーし、なにしてんのお前ー?」

 

「!? ひ、ヒトカゲ! えんまく!」

 

うお、えんまくが部屋中に、うわ、なにするやめr

 

   ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

なんでか俺が怒られた。

身体検査までされて、化石の標本を持っていないことがわかると謝ってもらえたけどさ。

 

つかもうジムに行く気も失せたし。ニビにはもう用は無いな。

おつきみ山に行こう。そんでハナダに行こう。

俺、成長してるカスミを見て、にやにやするんだ……(無駄な死亡フラグ)。

 

っつーかちょっと本気で見てみたい。

年数的に大人なお姉さんになったカスミだよな。

彼氏とかいるんだろーなー、金銀じゃデートしてたし。残念だー。

 

   ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

「ねぇねぇキミ、いい話があるんだけど、きかない?」

 

おつきみ山の麓、ポケモンセンターにて。

夜になったし今日は此処に泊まろうかと思っていた矢先にこれだよ。

なんだこの女の子。

エッチな話か? きこうじゃないか。

 

「秘密のポケモンがなんとたったの500円! お買い得でしょ? 買わない?」

 

………………オイ、どっかで聞いたことのある話だな………………。

 

っつーか、この女子、昼間博物館にいたやつ!?

なにしてんのコイツ!?

 

「………………ちなみに秘密のポケモンって……?」

 

「おおっと、それは言えないわ! なんせ秘密だから! 買ってくれた子だけにしか知ることのできないスペシャルな子よ。お一ついかが?」

 

俺のことは覚えていないらしい。

昼間アレだけのことをしでかしといて御自分はのんきに詐欺ですか。

つーかどう考えてもコイキングだよな!?

此処でそんな詐欺にしか見えない商売やってるやつなんざ他の可能性なんぞ考えられんわ!

 

「いやぁ、せっかくだけどいらないかなぁ」

 

「ええーっ? この子を手持ちに入れたらめっちゃ強いよ? もうリーグチャンピオンなんて簡単になれるねっ! それがたったの500円! こんなおいしい話ほかには無いよっ?」

 

うっぜぇぇぇぇ!

昼間にやらかされたのがあるからもう癇に障る障る。

普通にニコニコしている分には可愛い娘なだけに、昼のことからくる苦手感が拭えやしねぇ。

 

やんわりお断りしているけれど、もう突き放してしまったほうがいいかなぁ……、と思っていた矢先に、女の子がなんかもぞもぞと動く。

なにしてんのコイツ?

 

「じゃあ特別さーびすっ、ホラ、ここから取って?」

 

そう言って、服を肌蹴させ、ちょっと小ぶりな胸の谷間に挟んだモンスターボールを見せてきた。

 

………………………………………………。

 

………………フッ、甘いな。

そんなことで男が簡単に落ちるとでも思っているのか?

 

「500円だっけ?」

 

「特別さーびすなので1000円になりまーすっ」

 

先っぽが巧妙に隠された胸の谷間から、ヨク温められたモンスターボールを抜き取りました。

………………やわらかかったです。

 

   ◎ ◎ ◎ ◎ ◎

 

サトシ:やっぱりコイキングだったじゃねえかチクショウッ!!! 千円返せーーー!!!

 

マルキ:なんで二匹買ってるのwww

 

コトナ:というか今時引っかかる? 普通www

 

クシヤ:本物の馬鹿を見たwww

 

ユーリ:おつきみ山だっけ? もうそこまで行ったんだ

 

ハジメ:っていうか騙されるか? 普通

 

サトシ:いや、それが売っていたのが可愛い女の子で

 

ハジメ:詳しく

 

サトシ:買ったのは一匹なんすけど、サービスとかって言って

 

マルキ:どーいうサービス?

 

サトシ:おっぱいの谷間にモンスターボール入ってたら取るでしょ普通!?

 

クシヤ:あー、それは取るなー

 

マルキ:なんだそれ羨ましっ

 

コトナ:えー……

 

ユーリ:どういうシチュでそうなったの

 

ハジメ:千円ぐらいくれてやれ

 

クシヤ:というか俺も今からカントー行くわ

 

マルキ:クッソォォォ! なんで俺はコイキングを釣り上げっちまったんだぁぁぁ!

 

コトナ:男ってバカよねー

 

ハジメ:まあロリっ子じゃあ谷間なんてできないだろうしな

 

マルキ:ひんぬー乙

 

クシヤ:いいことあるさ

 

コトナ:うわぁぁぁぁん!!! ユリさんおっぱいちょうだぁぁぁいぃぃぃ!

 

ユーリ:えっ? どういうこと?

 

クシヤ:えっナニソレ詳しく

 

マルキ:ユリさんはおっきいよー

 

クシヤ:マジで?

 

マルキ:マジで 清楚な大人のお姉さんって感じ

 

サトシ:それでさらにボクっ娘…… あー、ハジメさんが夢中になるのもわかるわ

 

ハジメ:ドヤァ

 

コトナ:裏切られたぁ! ネタで言ったのに容易く裏切られたぁ!

 

マルキ:知らなかったんかい

 

ユーリ:あの、そういうのは本人いないところでやってくれる……?

 

サトシ:画面の前で赤面している様子がありありと

 

クシヤ:ユリさんかわいい 結婚して!

 

ハジメ:テメェクシヤ、マジ●スゾ

 

マルキ:おちつけ

 

コトナ:パフパフでも可です! 慰めてください!

 

クシヤ:元気じゃん

 

サトシ:参考までに、ユリさんの画像をください

 

ユーリ:やだよ!

 

 




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