蓬莱山家に産まれた   作:お腹減った

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何か今回ギャグっぽいあとオリキャラがでます。本当は出す気なかったけど
神奈子の話をするには必要でした前回の話の後書きでも言いましたが
ここの神奈子は人間です。神じゃありませんそして藍は弘天神社の巫女です





俺を殺してみろ

やってきました大和の国、大和の街には人が賑わっている、活気があって良い事だ。見た感じ治安は悪くないようだな。

早速、天照、月読、須佐之男の元へ向かわねば。大和の頭なのだからそれっぽいところにいるはずだ、辺りを見渡すと、遠くに立派な神社がある。

もしかしたらあそこにいるのかもしれん、そう思い永琳と向かう。神社に着くと2人の女性が俺達に近づいてきた、神社の関係者なのか巫女服を着ている

 

「失礼ですが、この神社に何用でしょうか。」

 

「私達は天照様、月読様、須佐之男様の知人でして、久しぶりに顔を見に来たのです。お取次ぎ願えないだろうか」

 

「知人ですか。私はここで何十年も巫女をやっていますが、お二人を見たことはありません、失礼ですがお名前を聞いてもよろしいでしょうか?」

 

「私の名は蓬莱山と言い隣の女性の名は八意と言います。この名を天照様、月読様、須佐之男様にお伝えしてもらえれば、分かると思います」

 

本当は名を名乗りたいが、俺と永琳の名は諏訪の国の神の名として知れ渡っている。なので出すわけにはいかない。

知られたら諏訪の国の神が大和に攻めてきたと思われ天照、月読、須佐之男に会えなくなるだろう。しかも敵の本拠地のど真ん中。ばれて追いかけられても

逃げれるかわからん、最悪の状況を避けるため、ここは苗字を名乗っておくべきだ。

 

「分かりました、では一度聞いてまいりますので、少々お待ちください。」

 

そう言い1人の巫女が神社に入っていった。もう1人は箒を掃き掃除しつつ俺たちを見ている、監視役と言う事だろう。まあ怪しさ満点だし仕方ない。

 

「ちょっと」

 

永琳が小声で俺に話しかけてきた

 

「何だ永琳」

 

「何だじゃないわよ、私たちは死んだ事になっているのよ。そこに実は生きていました何て言われて、信じるとは思えないのだけど。そもそも信じたとしても私は天才で、弘は名門蓬莱山の一人息子なのよ。絶対月に連れ戻されることになるわよ」

 

「大丈夫だ永琳、何とかなる」

 

そう会話してたら神社から出てきた巫女が急いで俺たちの所に来た、息切れしながら俺と永琳の前に来て頭を下げた

 

「申し訳ございません!知らなかったとはいえ、失礼なことをしました!」

 

急に頭を下げられたので驚いた、天照、月読、須佐之男の誰かもしくは3人共が何か言ったようだ。何て言ったのかは知らんがこれで神社に入れる、まずは巫女の頭を上げてもらおう

 

「頭を上げてください、気にしていません。それより天照様、月読様、須佐之男様がどこにいるか教えてもらえるでしょうか」

 

ばっと巫女が頭を上げ、はい!こちらです!と言い案内してくれた。順調満帆だ今の所は。広いので結構歩いた、

するとふすまがあり、いかにも偉い奴がこのふすまの先にいるといった感じだ。巫女の人はこれ以上近づいちゃだめらしいのであそこに入れば天照様、月読様、須佐之男様がいますと言い頭を下げてから来た道を戻っていった。

俺達は大和を牛耳る為に来たのだ。最初が肝心なので、ふすまに近づき蹴破った。中には十人以上の神がいてその中に天照、月読、須佐之男がいる

急に蹴破って来たので皆俺と永琳を見て仰天している

 

「邪魔をする、俺たち二人は諏訪国の神、弘天と永琳だ。大和を乗っ取りに来たのでよろしくはしないでくれ」

 

最初は神たちもびっくりしていたが俺の言っていることを理解したのか大笑いしている、永琳は俺の後ろで弓を構えいつでも矢を打てるようにしている

永琳は1秒に5本の矢を撃てるのだ、人間やめてるな。あっ、神だったなそういえば。人間じゃないや、永琳には雑魚を任せている。

 

「黙れ」

 

月読が無表情で笑っていた神を黙らせて俺たちを見ている、須佐之男はまだ笑っている馬鹿にしてるような笑いではなく、2人で大和を乗っ取りに来て

いい度胸だと思ってるのだろう。天照は笑顔で俺たちを見ている。

 

「感動の再会だと思ったら、まさか乗っ取りに来たとは。相変わらずだな。お前と八意は核で死んだと思っていたが。ゴキブリ並みの生命力だな」

 

「何の事だ。俺と永琳はこの場にいる神全員とは初対面だ」

 

須佐之男がそう言うが俺は知らん振りだ。俺が大和を牛耳りに来たのは天照、月読、須佐之男を俺の部下にし、俺と永琳の存在を月に知らせない為だ

だからこそ乗っ取るのだ。じゃなきゃわざわざ乗っ取るなんて面倒なことはしない。邪魔な存在なら殺せばいいのだから。だが殺すと月人の連中は地上に来るだろう

それはマズいので天照、月読、須佐之男を生かし俺の物にする。そうすれば万々歳だ。細かい問題は残るがそれは後にする

 

「なるほど、私達とは初対面ですか。世の中には似た顔の人が3人いると言いますし、そうなのでしょう。」

 

今も笑顔で天照が言うこいつは、相も変らず何を考えているのかいまいち理解できん。苦手だ。

 

「それで、我らの知り合い2人に似たお前たちはどうやってこの大和を乗っ取るのだ」

 

月読がにやつきつつ腕を組み言う。それはもう決まっている、大和は諏訪の国を力で支配しようとしたのだ。目には目を歯には歯を力には力だ。俺は勢いよく走り須佐之男に向かって走った。

まずは須佐之男を狙う。須佐之男の見た目は強そうに見えるが実は見かけ倒しだ、本来なら一番強い奴を狙わねばならんが今の須佐之男は大和の頭の一人だ。ならば倒せば数だけは多い烏合の衆の神は戦意喪失するだろう。

 

「オラぁ!」

 

「ぶべら!!!」

 

須佐之男が壁にぶつかり気絶したようだ。弱い、弱すぎる。八俣遠呂智を倒したはずなのに雑魚じゃないか。元は人間とは言え今は神なのだから一撃で負けてどうするんだ・・・・。

天照は戦えないはずなので問題は月読だ、さっきから腕を組みつつこちらを見て笑みを浮かべたまま仁王立ちだ。

 

「お前と八意の実力は知っている、2人が揃うと勝ち目があるかどうか…いや、別人だったな。他の神は大和が力で無理矢理従わせているし、大和に忠義なぞある訳もない。あっても役に立たんし。困った困った」

 

はっはっはと腰に手を当て笑い始めた。天照は笑顔のままだしどうしたもんか、どう動くべきか。

 

「知り合いに似た男よ。お前の目的は何だ」

 

急に真顔になり俺に目的を問うてきたそんな事は決まっているのだよ月読。

 

「決まっている!俺の目的は大和を乗っ取り、天照、月読、須佐之男を俺の物にし、大和の女を侍らすことだ!」

 

人差し指を天に掲げて俺は声を高らかに自分の夢を宣言する。永琳を見ると溜息を吐いている。まあ大和を乗っ取っても大和は今まで通り天照、月読、須佐之男に任すがね。部下にするには大和を乗っ取らなきゃ駄目だったからしただけだ

 

「顔だけではなく夢まで同じとは・・・・・我も今では女だが、かつては男だった故、お前の夢は分からんでもない。姉上どうしましょうか」

 

「いいんじゃありません?私たちも今まで周りの国を力で従わせてきたのです因果応報ですね。それに知り合いに似たこの人達は悪い方ではないでしょうし」

 

椅子に座って笑顔のまま髪を弄りながら言ってきた、軽いな天照。こうして俺は大和を乗っ取った。

大和を乗っ取り俺は天照、月読、須佐之男を部下にした。が、大和は天照、月読、須佐之男に任す。ただ俺の命令には従ってもらうが、基本はやりたいようにやってもらう。

他の国を侵略させるのはやめさせた。これからは大和の発展に力を注いで貰うことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

永琳と共に諏訪の国に帰ってきた、やはり自分の国が一番だな。そう思い永琳と神社に向かうすると、とうさんかあさーん!と大きな声で銀髪の愛しい娘が走って来て

俺にロケット頭突きをして腹に衝撃が走った。思わず口を左手で押え胃液が出ないようにし娘を抱きしめる

 

「す、諏訪子。ロケット頭突きはやめろと言ったろう」

 

「ごめんよ父さん!私帰って来てくれて嬉しくなっちゃったんだよ!」

 

諏訪子が抱き付いて来てるので頭を撫でてやった、諏訪子は俺から離れ次は永琳に抱き付いた。永琳は愛おしそうに諏訪子を抱きしめ頭を撫でている

うんうん。家族みんな仲が良くていいな。2人を眺めつつそう思った

 

「この光景を観るのは、もう何度目だろうな……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一週間後、紫にまたスキマを開いてもらい大和に向かう今回大和に向かうのは 八坂 神奈子 に会う為だ。神奈子は天照が拾った子供で八坂家に養子として育てられたそうだ。

八坂家の家族の事も親だと思っているが天照の事も自分の親だと思っているようだ。その親が俺の部下にされて腹が立ち俺に何かと突っかかって来る。

最初は刃物で殺されかけたが、天照に引っぱたかれてやめた、しかし天照が知らない所で殴る蹴るは当たり前で、俺の体はもうやばい。だが嫌われているなら好きになってもらおう

八坂家に着いた、嫌われてから始まることもあるだろう、そう思い、俺は失礼だが八坂家の玄関を開けた。

 

「神奈子ちゃーん!あっそびっましょー」

 

腹から声を上げ神奈子を呼ぶすると2階からどたどたと音がして階段から神奈子が下りてきた俺を見るや否や右手で殴りかかってきたので避けて神奈子の右腕を俺の右手で掴んだ

 

「大事な話がある、付き合え」

 

真剣な眼差しで神奈子を見て神奈子の右腕を離し玄関から外に出る。行く気になったのか神奈子は玄関から出て俺についてきた

 

空き地に着き俺と神奈子は互いを見る

 

「俺の事が刃物を使うくらい憎いんだろ」

 

神奈子は頷く、よっぽど嫌われているようだ。だからこそ俺は問うのだ

 

「俺のそばにいたら俺を殺す機会が出来るだろう、俺のそばにいる事ができる機会があるが八坂はどうする」

 

神奈子は顎に手を当てつつ俺を見ながら考えた、そして

 

「お前を殺せる事ができるなら、私は悪魔にだって魂を売るさ」

 

そう言い放ったならば迷うことはない

 

「後悔しないな」

 

「後悔ならもう十分した、しすぎただろう。お前を殺していれば天照様はお前の部下になることはなかった。大和がお前に乗っ取られなかっただろう。これ以上後悔することはない」

 

「そうか」

 

だから俺は右手を差し出し神奈子が俺を殺せる選択肢を与える。

 

「なら、諏訪の国に来て俺の女になれ」

 

そう聞いた

 

 

 

 

 

 




この話のメインは神奈子です。大和の話は前座です神奈子については本当に悩みましたが
綺麗に終わったと思います

地味に諏訪子の髪色は銀髪にしました

今回で綺麗に終わったしもう書きません。いいよね
これで完結したと言っても過言ではないでしょう
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