喪われた天才と青い青春   作:コンポタージュコンソメ味

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初めまして、ニンゲン

成功した。

 

私の肉体はあのコアにより散ったが魂はやはり消えなかった。

私はコアに身投げする事により、別世界線に跳べるのではとの結論をだし、自ら跳び降りたが……結果的には成功した。

 

 

 

それにしても、意外だな。

 

 

 

『まさか、砂漠に幽霊として来r『こんにちは!』ウワァッ?!!!』

 

 

『■︎♓︎♍︎♏︎ ⧫︎□︎ ❍︎♏︎♏︎⧫︎ ⍓︎っ……………はぁ……ニンゲンでしたか』

 

 

 

ビックリした、本当にビックリした。

今の私を視認して話しかけるなんてまさか誰も想像していないことですよ、だって私は死んでいる………アレ?

 

 

 

『……もしかして貴方もこちら側ですか?』

 

 

『そうなんですよ!自己紹介しても良いですか?』

 

 

『どうぞ』

 

 

『アビドス高等学校三年生“梔子ユメ”と言います!……いやぁ…私がこんな状況になってからあの人達以外にもこんな見た目の大人がいるとは思わなくて話しかけちゃいました!』

 

 

 

さらっと失礼な事を言いましたね、この人。

別に頭が割れてるぐらいいいじゃないですか、モンスターなんですから。

 

 

『こんな見た目で悪かったですね、ユメさん。……ちなみに、なんで死んだか聞いても…?』

 

 

 

梔子ユメは一瞬口籠った、もしやかなり重たい理由では………………『コンパスと…お水を忘れて……砂漠で遭難しました』

 

 

 

 

 

『バカなんですか?』

 

 

『ひいん!?』

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

『私の名前はW(ウィング).D(ディン).Gaster(ガスター)。生前はとある地下世界のしがない科学者です。』

 

 

 

『学者さん?……もしかして偉人レベル………?*1』

 

 

 

私はこのニンゲン…名前を梔子ユメと共にしばらく行動を共にする事にした。

死人同士、そして私からすれば異世界であるこの世界が何処まで変わったのかを観るために。

 

 

『ちなみにどうして死んじゃったんですか?例えば…寿命とか』

 

 

 

『地下世界のエネルギーラインでもある、私の最高傑作“コア”に身投げしました。』

 

 

実験は成功したから死んだ価値あったというものです、まぁあの子達が聞いたらキレそうですけどね。

 

 

『馬鹿なんですか?』

 

 

 

『失礼な』

 

 

 

 


 

 

 

 

とりあえずはユメさんの後輩?の“小鳥遊ホシノ”さんを見に行く予定です。

どうやら重度のツンケンらしく、ユメさんからの自慢が終わりません。

 

 

『ホシノちゃんはねぇ…強くてかっこいいんだよ!』

 

『小さくて普段は厳しいんだけどぬいぐるみを抱き枕代わりにして寝ていたり、スイーツを見たら目がキラキラしててねぇ…コレがまた可愛くて』

 

 

 

2時間ほどコレですよこの人。

移動しながらなので暇つぶしには申し分ないのですが他人の、しかも見たこともない後輩について2時間も語られると疲れますね。

 

 

ちなみに今の私達はアビドス砂漠と言う所を歩いている。

“アビドス”と聞いたらニンゲン達が言っていた『エジプト神話』を思い出しますが…繋がりはあるのでしょうかね。

 

 

 

 

『ちなみにユメさん、道合ってます?』

 

 

『うへ?』

 

 

 

『明らかに都市部ですけど』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……………あ』

 

 

 

やっぱりそうですよね、そもそも砂漠なのにコンパス無しで歩き回っていた私達が大馬鹿者ですよね。

 

……そもそも幽霊は物を持てるのでしょうか

 

 

 

『地下世界で見たことのない物ばかりですね……明らかに近代化が進んでいる。』

 

 

 

ロボットが歩き、スノーフルでよく見た犬型のモンスター(?)らしき人たちもいるが…明らかに15〜8歳あたりのニンゲンが多い。

スカートを履いていたり、胸が膨らんでいる事から推測すればジェンダーレスとかでなければ女性ばかりですね。

 

頭には光輪らしき物も浮いて居ますし、翼や尻尾などの明らかに亜人らしき人物も複数存在していますね。

 

 

 

興味深い

 

 

 

『ガスターさん、悪い顔してますよ?』

 

 

『おっと、危ない危ない』

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

都市部を抜け、ようやくアビドス砂漠に戻った所で私達はとある人物と出会った。

 

黒いスーツを身に纏い、頭らしき所は発光部があり、そこを中心としてひび割れている部分からは白い靄が溢れ出ている存在を

 

 

 

「初めまして、W(ウィング).D(ディン).Gaster(ガスター)博士。」

 

 

「ホントに、ホントに良かった。幽霊になり、次元を彷徨う存在と“成った”貴方に会えて」

 

 

 

『ふむ…君は私達が見えるのか?“彼女(ユメ)”の事も?』

 

 

「彼女…ああ、“梔子ユメ”さんですか。知ってはいますが……私は貴方しか見えていません」

 

 

 

『ひぃん……』

 

 

 

 

明らかにユメさんがショックを受けているな。ギャグ漫画のキャラクターの様な目になっている。

 

 

 

「まずは自己紹介を。“ゲマトリア”所属の探求者であり、研究者でもあり…あらゆる世界線を観測する者黒服と申します。」

 

 

 

 

世界線を観測する…なるほど、地下世界の事や、私の存在。全て知られていると考えて良いな。

 

 

『なるほどな、初めましてだ。黒服』

 

 

 

『で、態々私に接触した理由は?』

 

 

 

 

 

 

 

「Dr.ガスター、貴方にはゲマトリアに入って欲しい」

 

 

 

 

 

「要するに、スカウトですよ」

*1:
大正解




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したら何があるのかって?
作者が元気になる。


それと原作のUndertaleのストーリーも少し改変してガスターをブルアカ世界にねじ込みました。



例えば原作だと実験の失敗でガスターはコアに身投げしましたがこの作品では自ら身投げしたとか…
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