●ホグワーツ特急内にて(ハリー、ロン、ハーマイオニー、ドラコ)
「……久しぶりね、ハリー。ごきげんよう」
「えっと…ドラコ、久しぶり。何か用かい?」
「ええ。お父様がホームで話したがっていたのだけれど、あなたがミスター・ウィーズリーに連れていかれてしまって、機会を逃してしまったの。お父様が、あなたによろしく言っておいてくれって」
「そうなんだ。…うん、わかったよ」
「ええ、それだけ言いに来たの。それじゃあね」
「うん…ばいばい」
「……ハリー?」
「うん、ハーマイオニー。言いたいことは分かるんだ。なんていうか、あの…いろいろあって」
「それはそうでしょうとも!けれど、あなたったら何も説明してくれないじゃない。私たちも、対応に困っちゃうわ!」
「ウーン。…なんというか、僕らも手探りなんだよ」
「いったい何があったっていうの?命を救われたとはいえ、マルフォイがあんな風に話すだなんて…ましてや、私たちに気づいてすらいなかったわ!眠っている先生だっていたのに!よほどあなたに意識を集中していたんだわ」
「えっと…うん。いろいろ。ほんとに色々あったんだよ」
「そう…なら、また気が向いたら話してね。…ところで、ロンはなぜ口を塞いでいるの?」
「僕、気づいたんだよ」
「……何にだい?」
「僕、マルフォイと一緒に居ると、気がおかしくなるんだ!」
「ああ、やっと自覚したんだね」
●ホグワーツ到着後、城の前(ハリー、ドラコ)
「ハリー?…あなた、大丈夫なの?」
「ドラコ。大丈夫って、何がだい?」
「いいえ。その…あなたが列車で気絶したと聞いたのだけど?」
「ああ、ウン。…大丈夫。どうってことないよ」
「そう。強がれる程度の元気はあるのね。…だったら良いわ」
「……調子が狂うなあ」
●魔法生物飼育学後(ハリー、ドラコ)
「ハリー。ちょっといいかしら?」
「ドラコ、どうしたのさ?」
「魔法生物飼育学のことよ。一応、あなたに話しておいた方が良いと思って」
「……どうしたってのさ?」
「スリザリン生に怪我人が出たのは知ってるわね?その件で、ホグワーツ理事から、指導が入る事が決定したわ」
「なんだって!?」
「お父様のコネで教えて下さったのよ。あくまで指導、クビになるわけじゃないわ。…それだけよ」
「それだけって……行っちゃった。話すならもっと詳しく教えてほしいなあ」
●魔法薬学の授業中(ハリー、ドラコ)
「……ハリー。あなた、もしかしてシリウス・ブラックを捕まえる気?」
「そりゃ、捕まえられれば良いと思ってるよ」
「そう。…そうよね。今飛び出していかないだけ、冷静って事なのかしら?」
「人のことを猪か何かみたいに…。そんなこと、しやしないよ」
「だってあなた…いえ。もしかして…」
「なにさ?」
「……。いいえ、なんでもないわ」
「なんだそりゃ」
●ホグズミード行き前(ハリー、ドラコ)
「……ハリー。あなた、ホグズミードには行かないの?」
「…行かないよ。許可証が無いからね」
「……そう。それならいいわ」
「なんだよ?そんなことを確認しに来たのかい?」
「ええ、そうね。……あなた、まだシリウス・ブラックについて何も知らないのでしょう?」
「はあ?どうして今シリウス・ブラックの話がでてくるんだい?」
「……留守番中、暇だったら調べると良いわ。もし、わからなかったなら…その時は、特別に教えてあげる」
「いったい何が――」
「それじゃ、ごきげんよう」
●1回目のクィディッチ後、医務室(ハリー、ドラコ)
「あら、ハリー。起きたのね」
「……どうして、君が?」
「あら、わたくしの勝手でしょう?…箒、残念だったわね」
「……放っといてくれ」
「お父様にお願いすれば、ニンバス2001なら買ってくれると思うけど」
「放っておいてくれ!!」
「…そう。まあ、そうよね。なら、これだけ渡しておくわ」
「……薬?」
「ええ。スネイプ先生に煎じてもらったの。飲みやすい睡眠導入薬。…わたくしが飲む用って言ったから、変なことはしてないはずよ」
「要らないよ」
「目の下に隈。あなた、まともに眠れていないのでしょう?」
「要らないって言ってるだろ!?」
「……それ以上反発するなら、口移ししてでも飲ませるわよ?」
「っ!?」
「それとも、その方がお好みかしら?…冗談だから、さっさと飲みなさい」
「……うん」
「良い子ね」
「子ども扱いするなよ……でも、ありがとう」
「ええ、おやすみ。ハリー」
「うん…おやすみ、ドラコ」
●クリスマス休暇後の一幕(ハリー、ドラコ)
「あら、珍しい。今年のあなたが、1人で居るだなんて」
「…色々あって、別行動中だよ」
「そうなの。…それで、あなたは?」
「……」
「……ひどい顔よ。今にも人を殺しそうな顔。…シリウス・ブラックについて、知ったのね」
「…君も、知っていたんだな」
「当たり前よ。ブラック家も貴族だもの…貴族は、情報が命なの」
「……」
「シリウス・ブラックはマルフォイ家にとっても『血の裏切り者』よ。お父様だって捜索には力を貸しているわ。…もしも、ホグワーツ内に居るのならばわたくしが貴族としてけじめをつけさせる。だから、残念だけどね、ハリー。あなたの出る幕はないの」
「……もしかして、慰めてる?」
「お馬鹿。そんな訳ないでしょう」
「……へたくそ」
「ハリー!!!」
●クリスマス休暇後の舞台裏(ハーマイオニー、ドラコ)
「ごきげんよう、グレンジャー」
「…マルフォイ。珍しいわね、私に話しかけるだなんて」
「ええ。…実は、機会を伺っていたの。最近のあなたは1人でいる事が多いから、助かったわ」
「……最近のあなたの成績が上がっているのは知っているけれど、1対1で負けるほど追いつかれているつもりはないわ!」
「?……ああ、そういうこと。違うわ…2人きりで、話がしたかったのよ」
「……私と?」
「ええ。……その。去年のことで、色々と、ね」
「ああ、それなら気にしてないわ!悪いのはトム・リドルだったのでしょう?ハリーに全部聞いたわ」
「それも、そうだけれど、そうではないの」
「……?」
「その…『穢れた血』だなんて呼んで、ごめんなさい」
「……あなた、マルフォイよね?」
「失礼ね!このわたくしが殊勝にも、非を認めているというのに!!」
「ごめんなさい、あまりにも、その…去年までとのギャップがすごくて」
「別に何も変わってないわ。ただ、伝わりもしない罵倒語を投げていた馬鹿な自分に嫌気が差しただけよ」
「そうなの?てっきり私は、ハリーと仲良くする手助けをしてもらいたいからだと――」
「そんな訳ないじゃない!なんでわたくしがハリーと仲良くしなければならないのよ!!」
「ふふっ、呼び方が『ハリー』に変わってる時点で、説得力がないわ」
「っく、このっ……お馬鹿!!」
「ほら、やっぱり変わってるじゃない。……去年までより、圧倒的に可愛いもの」
●ハーマイオニーへの謝罪後の一幕(ハリー、ドラコ)
「あ、ドラコ。やっと見つけた」
「あら、ハリー。ごきげんよう。…何か用かしら?」
「うん。一つ聞きたいことがあってさ。…もしかして、君。クリスマスに僕に箒なんて送ってないよね?」
「送ってないわ。まだ準備中だもの」
「準備中?」
「ええ。あなた、試合用の箒買ってないでしょう?」
「それは…まあ。うん」
「だから試合の直前であなたの気が変わって頼まれても良いように手配だけしておいたの。…その様子だと、もう要らないみたいね?」
「えっと…それは、どうかな?」
「そう?だったら保留にしておくわ」
「…うん、ありがとう」
「いいのよ。…だから、クリスマスに届いた箒は、わたくしじゃないの。グレンジャーの懸念は、間違っていないわよ?」
「……君も、ハーマイオニーの肩を持つのかい?」
「もちろん。グレンジャーが、わたくしとあなたの仲を取り持ってくれるって言ってたもの」
「はあ!?」
「冗談よ」
「えっ?あ、そう…ん?あれ?なんで君が箒の事を知ってるのさ!?」
「グレンジャーがマクゴナガル先生に相談した時、スリザリン生が居たのをお忘れかしら?」
「……あー。スリザリンの上級生。そういえば、居たなあ…」
「貴族は情報が命なの。…それは、言ったでしょう?」
「うん。言ってたね…」
●守護霊の呪文の練習中の一幕(ハリー、ドラコ)
「あら、ハリー。ごきげんよう…今年は悩みの多い年のようね?」
「やあ、ドラコ。その通りなんだ。…今は1人になりたいんだよ。あっちに行ってくれないかい?」
「嫌よ。あなたに命令される筋合いはないもの。…じめじめと、視界に入って迷惑なの。ほら、何を悩んでいるのか言いなさい」
「嫌だ」
「却下するわ。…言いなさい。何日も悩んで答えが出ないくせに、誰も頼ってないじゃないの。さっさと、白状なさい」
「……一番幸せな記憶って、なんだと思う?」
「ふうん……守護霊の呪文、だったかしら?そうね。…ふう。こんな感じ、かしら?エクスペクト・パトローナム!!」
「うわあ!銀色の、何かが走って行った…もしかして、一発で成功したのかい?」
「当然よ。わたくしだもの」
「そうなんだ。…君は、なにを思い出したんだい?」
「……嫌よ。言いたくないわ」
「なんだそれ!?アドバイスくれるんじゃないのか?」
「そうね。……なにも、昔の記憶でなくてもいいのよ。最近でもいい、心から嬉しかった何か。それであっても、守護霊は応えてくれるわ」
「……そっか」
「ええ。なにか、思い当たればいいのだけれど。…さて。わたくしはもう行くわ。ごめんあそばせ」
「あ!ドラコ!」
「……何よ?」
「なんで僕が何日も悩んでて…誰にも相談してないことを知ってたんだい?」
「……知らないわよ!?お馬鹿っ!!!」
●レイブンクロー戦クィディッチ前の一幕(ハリー、ドラコ)
「箒、ちゃんと戻ってきたみたいね」
「ドラコ!うん。…気を使ってもらって、ありがとう」
「いいのよ。…応援する気はないけど、せいぜい頑張りなさい」
「なんだ、応援してくれないのかい?」
「当たり前でしょ。わたくしが応援するのはスリザリンだもの。グリフィンドールが負けて、優勝争いから消えてくれた方が都合がいいわ」
「……スリザリンに僕らが勝つと思ってるってこと?」
「お馬鹿。…吸魂鬼が出たら、わたくしも守護霊を出すから」
「……うん。ありがとう」
●クィディッチ後、グリフィンドール談話室(ハリー、ロン、フレッド、ジョージ)
「傑作だったなあ!スリザリンの連中、君の守護霊に驚いて転げ落ちたんだ!」
「おっと、ロン。それは情報が足りてないぜ」
「そうとも!俺たちはハリーの守護霊に目を引かれてみてたからな。スリザリンの吸魂鬼(なんちゃって)は3体居たが、ハリーの守護霊に驚いて落ちたのは2体だった。どれが誰かなんてわからないけどな」
「だけど僕らが見たときには3体とも転んでたよ?足でも踏み外したって言うの?」
「いーや、落とされたのさ。あのスリザリンの姫君(ドラコ・マルフォイ)に後ろから前蹴りを食らったんだ」
「なんだって!?僕も蹴られたい!…じゃなくて、そんなことしてたんだ」
「すぐに引っ込んじまったから、誰も気づいてないと思うぜ」
「……ハリー?何を悩んでるんだ?」
「うーん。さっきのロンの発言、どっかで聞いたような気がして…?」
「おいおい、そんな変態が何人もいるわけないだろ」
「弟のことを変態って呼ぶなよ!!」
「変態…変態……ドビー??」
●3回目のホグズミードにて(ハリー、ロン、ドラコ)
「ウィーズリー、ちょっといいかしら?」
「え?え?マルフォイが、ぼ、僕に何か、用かい?」
「ええ。…わたくし、あなたに興味があるの。せっかくの機会ですもの。ゆっくりと、近くで話でもしない?」
「ええっ!?…えっと、そのっ、僕は――」
「嘘よ。……よし、捕まえた。やっぱり居たのね。…ごきげんよう、ハリー?」
「あー……奇遇だね、ドラコ」
「ええ。凄いわねこの透明マント。ムラもなく完全に透明になってる」
「あー、うん。父さんが残してくれたものなんだ」
「そう。大事になさいね。…それで、どうして、あなたが、ここにいるのかしら?」
「えっと…その…なんか、怒ってる?」
「怒ってないわよ?…ただ、あなたたちの寝室にシリウス・ブラックが出たっていうのに、あまりにものんきだから呆れているだけよ」
「…ハーマイオニーと同じようなこと言ってる」
「そう。忠告されたうえで、ここに居るのね?」
「えっと…その…」
「君もブラックの奴が、こんなところに出るっていいたいのか!?」
「…ウィーズリー。あなたの言う「こんなところ」には、あなたたちの寝室は含まれないのかしら?」
「うっ…そ、それは――」
「ハリー。一刻も早くホグワーツに帰りなさい。…わたくしはこれから、スネイプ先生に『ホグズミードでウィーズリーと話すハリー・ポッターの声を聞いた』と報告しに行くわ」
「はあ!?なんだってそんなことを」
「それくらいしなければ、あなた帰らないでしょう?…ほら、早く行きなさい。誤魔化すくらいの時間はあげるから」
●バックビーク処刑決定後の魔法生物飼育学にて(ハリー、ドラコ)
「ハリー。ヒッポグリフのこと、聞いたわね?」
「うん。君のお父さんが、理事会に進言したって…」
「ええ、その通り。…わたくしも、お父様の考えに賛成よ」
「どうして!?バックビークは、危険生物なんかじゃなかった!」
「落ち着きなさい、ハリー。…そして、多分。何か勘違いをしているわ」
「……勘違い?」
「そう。今回の裁判において、バックビークが善良か否かはあまり関係が無いのよ」
「……どういうこと?」
「まず、前提の整理からよ。ヒッポグリフは魔法省分類でXXX。『有能な魔法使いは対処が可能なレベル』とされているわ。では、わたくしたち3年生は有能な魔法使いと言えるかしら?」
「……言えない。けど、ハグリッドが監督していたから―」
「そこよ、ハリー。…では、監督したにもかかわらず、怪我人が出たのは、なぜかしら?」
「スリザリンの奴らが挑発した。だからバックビークは悪くな―」
「いいえ。違うわ、ハリー。馬鹿な子供の悪ふざけで死人が出かねない授業そのものが問題なのよ」
「……危ない生物を扱ったのが悪いってこと?」
「いいえ。危ない生物を安全に扱うための対策をしていないことを悪いと言っているの。でも、あの男はそれが理解できていない…わたくしたちとあの男の間で『危険な生物』の基準が違う、と言えば伝わるかしら?」
「あー……うん。それは、わかるよ。でも、それでバックビークが処刑になるのはやっぱりおかしいよ!」
「…そうね。心情としては理解できるわ。ホグワーツ理事会は、今のことをハグリッドに伝えたわ。けれど、ハグリッドを納得させることは出来なかったの。だから、理事会はハグリッドへの『罰』として委員会に委任したのよ」
「……委員会は、魔法生物を目の敵にしてるって」
「ええ、そうね。…それでも、優秀な魔法生物の専門家をクビにするよりは、その方が良いと理事会は考えたのよ。すべては、生徒の為なの」
「……うん。君の言いたいことは、多分、理解したよ」
「そう。…それで、あなたはどうするの?」
「……それでも僕は、バックビークを助けることを諦めない」
「そう。止めはしないわ。…せいぜい、頑張りなさい」
●ルーピンを見送った後(ハリー、ダンブルドア)
「ハリー。魔法使いが魔法使いを助ける時、その間には不思議な絆のようなものが生まれるのじゃ。君とペティグリューの間にも、それが生まれた。いつか、ペティグリューを助けてよかったと思う日が来るじゃろうて」
「……不思議な絆?」
「そうじゃ、ハリー。…君が昨年、ドラコと結んだような、絆じゃよ。一緒にされるのは、君らは共に嫌がるじゃろうが。…知っていたかね?ハリー。彼女が…ドラコが今年、君をどれほど気にかけていたか」
「…1人で居る時に、よく会うとは思ってました」
「そうじゃろうとも。…ドラコは今年、万が一にも君が怪我をすることを何よりも恐れておった」
「ドラコが…僕を?」
「君の命を狙うシリウスが―結果的に勘違いであったとしても―いつ、君に襲い掛かるか知れぬ。その時、君が万全であることこそ、何よりの対策であるとドラコは考えたのじゃ。その為に今年、ドラコは様々な努力をしておったよ」
「…そっか。だから、僕が悩んでる時にばっかり会ったんだっ!」
「その通りじゃ。…もっとも、推測の域を出ないがの。そうそう間違ってもおらぬじゃろうて。…ハリー、これが絆じゃよ」
「……はい。先生」
●学期末の一幕(ハリー、ドラコ)
「あ。ドラコ!やっと見つけた」
「あら、ハリー。珍しいわね。わたくしに用事だなんて」
「うん。…君には、報告しておきたくて」
「あら。なにかしら?」
「シリウスは…僕の後見人は、悪い人じゃなかったんだ。裏切っていたのはピーター・ペティグリューだった。シリウスは、今も変わらず、父さんの親友だったんだ」
「……そう。それでも、わたくしからすれば『血の裏切り者』には違いないの」
「……うん」
「それに、世間の人はそれを知らないのでしょう?相変わらず、彼は『殺人鬼のシリウス・ブラック』のままよ」
「……うん」
「むやみやたらと、その人の名前を出すのは、やめておきなさい。あなたと…その大切なおじさまの身を、危険にさらすわ」
「……そうだね。ありがとう」
「礼を言われる筋合いはないわ」
「それでも、僕の言ったことを全く疑いもせず、信じてくれた。だから、ありがとう」
「ふうん。…それなら、受け取ってあげるわ」
「うん、それじゃ僕は――」
「ハリー」
「ん?どうしたの?」
「……良かったわね」
「……うん。ありがとう」
お読みいただきありがとうございました。
後書きになります。
今回も諸々解説していきます。
●ドラコ・マルフォイの変化
一見、ご都合主義的な超強化をうけています。
前回の後書きに載せ忘れていたのですが、このドラコは少なくとも数か月にわたって、リドルの親身な家庭教師(の真似事)を受けているのです。
内容は一般魔法、闇の魔法を問わない魔法知識から、コミュニケーション戦術まで多岐に渡っています。
ヒッポグリフの問答は特に、その成果が大いに出ていたと考えて頂ければ良きかと思います。
守護霊の呪文が1発成功した理由は野暮なので言及を避けます。
終盤のカタルシスが落ち込むという見方もあるかもしれませんが、ドラコにとってそれだけの重みがあったのでしょう。
またハーマイオニーへの謝罪理由も…野暮なので言及を避けますが、「謝罪に至るきっかけ」自体はマルフォイ家に関する、独自設定に関わります。後の話で出す予定です。お楽しみに。
●バックビーク関連
マルフォイ家がダンブルドアに弱みを握られた結果、原作通りのムーブがどうあがいても不可能になった為、このような形になりました。
原作でも何度かハグリッドの欠点としてハリーの内心描写として出てきた事でもあります。
もっとも、本作においてはドラコがルシウスに進言したのは「今年のハリーの身の回りの危険を排除する目的」だったので(あくまでダンブルドアの推測です)翌年以降出てくる危険生物で怪我人が出てもスルーを決め込むかもしれません。
教育論まがいのことを色々言っていますが、すべて建前ってことになります。
●今後の更新について
まず、本作はドラコの性別反転とそこから派生する改変以外では原作と矛盾が出ないよう、十数年ぶりに原作を読み進めながら書いています。
前話の投稿時点で、アズカバンの囚人の中盤位まで読み進め、書き上げていました。
よって、この後書きを書いている現在、炎のゴブレットを全く読めておりません。
プロット自体はありますので、読み終わりさえすれば(プロットと矛盾が無い限り)次話もすぐに投稿できるかと思います。
気長にお待ちいただければ幸いです。
以上、後書きでした。
お付き合いいただきありがとうございました。