□■〈霊都アムニール〉
前回、【イレギュラー・アイ】の献身の活躍で決定的な証拠を掴んだあなたはここから決戦の為の準備に移ることにした。
まず手始めに【教授】に就き、次いでに経験値を溜める為クエストマラソンを開始する。
あなたが何日か良い汗をかき続けていると【教授】のレベルが100になったのでここでレベル上げを中断した。
素材集め中にミスって【インビジブル・シェイド】と出会ってしまったので計画通り仮説を検証した。
結果的に仮説を証明出来たのでよかったがデスペナを食らったので時間が空く。
あなたはUBMについての新情報がないか探りながら普通に一日を過ごした。
〇〇ー〇ーカイ〇!!!!!!!
ログインするとエンブリオが進化していた。
素材アイテム以外のものを投入出来るようになるが、ガードナーに継承されるのはスキルのみでそれも相性が良いものに限られる。
そしてなぜかパーティを組めなくなっている。
あなたは絶望した。
これではあなたのパーティを組みだんだんと良い感じになるパーフェクトな作戦が台無しではないか!
あなたは運営への復讐を誓いながら作戦を練り直した。
パーティ制限は兎も角この進化は実に良進化だった。
これによって作戦のうち、手間や非効率な部分をズバッと削減出来るのだから。
あなたは内心めっちゃ喜んでいた。
次に【魔獣師】についてレベルを上げる。
適当に作っていたガードナーを《生物濃縮》して素材集め用のガードナーを作り、ガードナーに《解体》武器を持たせてモンスターを乱獲し始める。
それなりに時間が過ぎて十分な素材が集まったら市場に向かう。
◇
あなたは【商人】になった!
これから大量に売り払い、大量に買い占めるので良い機会だと思い【商人】に就いた。
《交渉》と《値切り》を持ったあなたの見事な値段交渉が市場の商人を襲う…!
あなたはホクホクした顔で買取り所を出る。
信じるべきは人のなんちゃら、であったか。
あなたは人も捨てたものではないと思い直し、アイテムの買い占めに向かう為市場へ向かう。
と。
変なにいちゃんに出会った。
「変なにいちゃんって俺のことなんだと思ってんの?」
死体製造が得意な【剥製職人】
「間違ってないけどそれ殆ど名誉毀損じゃん!」
あなたはやかましい言葉を無視し変なにいちゃんの隣にいる柴犬を撫でた。
噛み付かれた。
「いいぞ!アヌビスもっとやれ!」
あなたは目の前の変なにいちゃん――エリアのエンブリオ、【アヌビス】から手を離した。
エリア・ビギナード
あなたの現状唯一のフレンドである〈マスター〉で、次いでに全身遺骸をドロップさせるエンブリオを持つ【剥製職人】でもある。
あなたの【フランケンシュタイン】は全身遺骸だと性能が結構上がるためお得意様でもたる。
実は今はあなたがちょっと弄っているだけで結構仲は悪くない。
「いや結構悪くないか?」
どうやってあなたの思考を読んだのか、あなたは驚愕する。【剥製職人】には読心スキルは無いはずだが。
「いやあんたかなり分かりやすいよ、間違いなく」
あなたは驚愕した。
千変万化と呼ばれたあなたのポーカーフェイスを見破った人は今まで1人も居なかったのに…。
ちなみにあなたはポーカーをしたことが無い。
「だから見破られないんだろ」
あなたは納得した。
と。軽快な雑談を続けて約十分ほど、
あなたはそろそろ本題に入った。
数種類のモンスターの完全遺骸が欲しいのだが、持っていないか?一応ある程度いくつかあればいいのだが。
と、あなたはリストを渡す。
「ほーん、なんでこんなの欲しいんだ?」
UBMをぶっ殺したいのだ。
「へぇー?そりゃ凄い」
エリアは絶妙に分かって無さそうな声を上げたあと、あなたとの取引を終え去っていった。
あなたはその後も市場で物色をした。
《アンデッド特攻》《血液吸収》《破魔》の着いた吸血氏族がいる
絶対に合法的ではない狐人族の心臓を見たり。(名前はアンナだった。怖い)
暴れる乱暴者を幼児化させて鎮圧する正義の変態を見たり。(なにかのスレで晒されていた有名人だったはずだ。とても怖い)
あなたは本来の目的を忘れてショッピングに夢中になっていた。
あなたはホクホク顔でコスプレ衣装を持ちながら市場を去った。
これで準備が整ったので決戦の為のガードナーを作成する。
【刈り取るくん】を《生物濃縮》して《異形生誕》を発動する。
材料はスローターして集めた魔法を使えるモンスターの素材、にエリアから入手した【エルダー・トレント】、【エンゼルフォックス】の完全遺骸の素材に相性の良い素材をぶち込む。
――ここで隠し味を
オーダーは聖属性魔法特化。
【イレギュラー・アイ】の献身で判明した事実。
そう、【インビジブル・シェイド】はアンデッドだったのだ!
それはそれとして、この事実にあんまり意味は無かったりする。
せいぜい明確な弱点があってあなたが嬉しいぐらいだ。
だってそもそも攻撃する相手が居ないんですもの。
重要なのは判明したもう1つの事実だったりする。
あなたが衝撃の真実を告げた所で《異形生誕》が完了する。
培養槽から出てきたのは人型の狐。
【生成体No.1/Priest】
出来たー!
今日からお前は【ディバイン・ライト】だ!
あなたは完成した人型の狐の性能を見て小躍りし始めた。
だが忘れては行けない、《制作物狂化》の影響でシャレにならない欠点が出てくる場合があるのだ。(2敗)
性能チェックのお時間です。
ふむふむ、歩いても走っても問題なしと。
魔法も大丈夫、モンスターも殺せるし反抗してこない。
強いて言うなら強いて言うならENDが低いぐらいしか欠点がない。
それもテイムモンスターで補えば問題ない。多分。
パーフェクト、実に完璧だ。
こういう事欠点のないモンスターが生成されることががたまにある。
恐らく見えないところに欠点があるのだろうが、まぁ問題ないだろう(楽観)
という訳で【ディバイン・ライト】に聖属性強化装備を着せ準備完了。
いざ、出陣!
・あなた
完全に勝った気でいる。
・【ディバイン・ライト】
《ホワイトランス》しか使えない、名前負けし過ぎ。
・【口蓋無外 インビジブル・シェイド】
まだ甘い