ポケットモンスター~波動の眼を持つ少年~   作:レイザル

122 / 122
番外編 頑張るムチュール

 

 

セキエイリーグが終わり、シンヤがマサラタウンの自宅でポケモンたちの調整を行っていた頃。

 

 

広大な庭の一角に造られた、伝説の三鳥の住処。

 

 

そのうちの一つ、フリーザーが暮らす氷の施設では、今日も一匹の小さなポケモンが懸命に特訓していた。

 

 

「ムチュッ! ムチュムチュ!」

 

 

「フリィィ……!」

 

 

ムチュール。

 

 

シンヤがカントー地方の四天王、カンナから譲り受けたタマゴから生まれたポケモンである。

 

 

その母親は、カンナの手持ちであるルージュラ。

 

 

つまり、このムチュールは四天王のポケモンを親に持つ、なかなか恵まれた血筋の持ち主だった。

 

 

しかし、本人にとって大切なのは血筋ではない。

 

 

強くなること。

 

 

そして――。

 

 

可愛く、美しくなること。

 

 

この二つこそが、ムチュールにとって何よりも重要な目標だった。

 

 

もっとも。

 

 

その二つの目標が、後にとんでもない騒動を引き起こすことになるとは、このとき誰も想像していなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ フリーザーの小さな弟子

 

 

「ムチュッ!」

 

 

ヒュオォォォッ!!

 

 

ムチュールが両手を突き出すと、冷たい風が一直線に放たれた。

 

 

しかし、その冷気は途中で大きく広がり、狙っていた氷柱の周囲に散ってしまう。

 

 

「ムチュ……」

 

 

ムチュールは悔しそうに頬を膨らませた。

 

 

「フリィ」

 

 

そんな彼女を見守っていたフリーザーが、静かに翼を広げる。

 

 

次の瞬間。

 

 

ヒュンッ!

 

 

一本の鋭い冷気が、氷柱の表面を正確に射抜いた。

 

 

周囲の氷には傷一つついていない。

 

 

「ムチュ……!」

 

 

ムチュールの瞳が輝く。

 

 

今の技は、ただ威力が高いだけではない。

 

 

冷気の流れ、集中させる位置、放出する瞬間。

 

 

そのすべてが洗練されていた。

 

 

「フリィ、フリィ」

 

 

「ムチュッ!」

 

 

フリーザーの指導を受け、ムチュールは再び構える。

 

 

今度は闇雲に冷気を放たない。

 

 

呼吸を整え、意識を集中させる。

 

 

そして――。

 

 

「ムチュウッ!」

 

 

ヒュンッ!!

 

 

先ほどよりも細く鋭い冷気が放たれ、氷柱の中央に命中した。

 

 

「ムチュッ! ムチュムチュ!」

 

 

嬉しそうに飛び跳ねるムチュール。

 

 

フリーザーも満足そうに頷いた。

 

 

実は、この師弟関係。

 

 

トレーナーであるシンヤは、まったく知らなかった。

 

 

ムチュールが自分からフリーザーのもとへ通い、氷タイプの技を教わるようになったのである。

 

 

フリーザーも、最初は少し不思議そうにしていた。

 

 

しかし、小さな身体で何度も挑戦し、失敗しても諦めないムチュールの姿を見て、いつしか本格的に指導するようになっていた。

 

 

そして、その成果は驚くべきものだった。

 

 

ムチュールの技の精度は日に日に高まり、実戦経験も着実に積み重なっていく。

 

 

フリーザーは相手の実力に合わせて攻撃を調整し、ムチュールはそれを必死に避け、時には反撃する。

 

 

普通なら到底経験できないような、伝説のポケモンとの特訓。

 

 

その積み重ねによって、ムチュールはシンヤの知らないところで、驚異的な速度で成長していた。

 

 

だが。

 

 

ムチュールには、もう一つ大きな悩みがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 進化後の姿を知ってしまった日

 

 

きっかけは、シンヤの父マサユキが開発した学習装置だった。

 

 

その装置には、様々なポケモンの生態や進化に関する情報が登録されている。

 

 

ムチュールはある日、自分の進化先について調べてみることにした。

 

 

「ムチュ~♪」

 

 

画面に表示されたのは、自分の姿。

 

 

丸い顔。

 

 

可愛らしい唇。

 

 

小さな身体。

 

 

ムチュールは満足そうに頷いた。

 

 

そして、進化先の項目を選択する。

 

 

画面が切り替わった。

 

 

そこに表示されたのは――。

 

 

ルージュラ。

 

 

長い金髪。

 

 

赤い衣服のような身体。

 

 

大きな唇。

 

 

ふくよかな体型。

 

 

「…………」

 

 

ムチュールは固まった。

 

 

数秒後。

 

 

「ムチュッ!?」

 

 

思わず画面に顔を近づける。

 

 

もう一度、自分の姿を見る。

 

 

そして、進化先を見る。

 

 

自分。

 

 

進化先。

 

 

自分。

 

 

進化先。

 

 

「ム、ムチュ……?」

 

 

何かの間違いではないか。

 

 

そう思って、もう一度進化先の情報を確認する。

 

 

しかし、何度見ても表示されるのは同じルージュラだった。

 

 

「ムチュウウウッ!?」

 

 

ムチュールは頭を抱えた。

 

 

もちろん、ルージュラというポケモンそのものが嫌いなわけではない。

 

 

何より、自分の母親だってルージュラなのだ。

 

 

ただ。

 

 

自分が思い描いていた将来の姿とは、あまりにも違っていた。

 

 

もっとこう……。

 

 

すらっとしていて。

 

 

優雅で。

 

 

可愛らしさを残しながら、美しく成長した姿。

 

 

そんな未来を想像していたのである。

 

 

「ムチュ……」

 

 

ムチュールはしばらく画面を見つめた。

 

 

そして、静かに拳を握りしめる。

 

 

 

 

――諦めたくない。

 

 

 

 

進化することは怖くない。

 

 

むしろ、もっと強くなりたい。

 

 

でも、可愛くなることも、美しくなることも諦めたくない。

 

 

そんな彼女の前に、ある日、理想とも言える存在が現れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 憧れのサーナイト

 

 

「サナァ~♪」

 

 

「ムチュ?」

 

 

その日、レンがシンヤの家を訪れていた。

 

 

彼女が庭でポケモンたちを遊ばせていると、サーナイトが静かに歩いてきた。

 

 

白く美しい身体。

 

 

細くしなやかな腕。

 

 

優雅な立ち姿。

 

 

長いドレスを思わせる下半身。

 

 

その姿を見た瞬間。

 

 

「…………!」

 

 

ムチュールの目が大きく見開かれた。

 

 

「ムチュ……!」

 

 

サーナイトは、そんなムチュールに気づいて首を傾げる。

 

 

「サナ?」

 

 

「ムチュッ! ムチュムチュ!」

 

 

ムチュールは勢いよく駆け寄った。

 

 

そして、サーナイトの周囲をくるくると回り始める。

 

 

「サ、サナ?」

 

 

突然の行動に、サーナイトも困惑する。

 

 

だが、ムチュールの目には憧れの光が宿っていた。

 

 

同じように人型へ進化するポケモンなのに。

 

 

どうして、こんなにも違うのだろう。

 

 

細い身体。

 

 

美しい姿勢。

 

 

優雅な仕草。

 

 

どれも、ムチュールが思い描いていた理想そのものだった。

 

 

「ムチュッ!」

 

 

「サナ?」

 

 

ムチュールは自分の身体を指さし、次にサーナイトを指さす。

 

 

そして、背筋を伸ばして立ってみせた。

 

 

サーナイトは少し考えたあと、ようやく意図を理解したらしい。

 

 

「サナァ♪」

 

 

優しく微笑むと、ムチュールの姿勢を整えてやった。

 

 

「ムチュ!」

 

 

それからというもの。

 

 

ムチュールはサーナイトに付きまとい、立ち方や歩き方、身のこなしを学ぶようになった。

 

 

サーナイトも、最初こそ戸惑っていたものの、小さな後輩の熱意に負けて、丁寧に教えるようになった。

 

 

そして。

 

 

「……あら?」

 

 

ある日、レンが気づいた。

 

 

「ねえ、シンヤ。ムチュールって、最近ずいぶんお洒落に興味があるみたいね」

 

 

「ん?」

 

 

「さっき、あたしの化粧道具をじーっと見てたの」

 

 

「……化粧道具?」

 

 

「ええ。特に鏡とブラシが気になるみたい」

 

 

「へぇ……」

 

 

シンヤは少し意外そうにムチュールを見た。

 

 

「まあ、ムチュールって元々お洒落好きなポケモンだしな」

 

 

「ふふっ。女の子だもの。綺麗になりたいのは当然よ」

 

 

レンは楽しそうに笑った。

 

 

その横で、ムチュールは真剣な表情でサーナイトの髪を見つめていた。

 

 

「ムチュ……!」

 

 

――あんなふうになりたい。

 

 

その決意は、ますます強くなっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 努力、努力、また努力

 

 

それからのムチュールは、とにかく努力した。

 

 

朝。

 

 

「ムチュッ! ムチュッ!」

 

 

庭を走る。

 

 

身体を動かし、体力をつける。

 

 

午前。

 

 

「フリィ!」

 

 

「ムチュウッ!」

 

 

フリーザーのもとで氷タイプの技を鍛える。

 

 

午後。

 

 

「サナァ♪」

 

 

「ムチュッ!」

 

 

サーナイトから姿勢や優雅な動きを学ぶ。

 

 

夕方。

 

 

「ムチュ、ムチュ!」

 

 

ほかのポケモンたちと模擬戦を行う。

 

 

夜。

 

 

「ムチュ~♪」

 

 

食事をしっかり取り、身体を清潔にし、ブラシで髪を整える。

 

 

そして、十分な睡眠を取る。

 

 

もちろん、食事を抜くようなことはしない。

 

 

強くなるためには栄養が必要だし、美しくなるためにも健康でなければならない。

 

 

そのことは、フリーザーからもサーナイトからも教わっていた。

 

 

無理な食事制限をするのではなく、よく食べ、よく動き、よく休む。

 

 

そして、自分に合った身体づくりを続ける。

 

 

ムチュールは、それを毎日欠かさず実践した。

 

 

しかも、特訓の内容は次第に高度になっていく。

 

 

フリーザーとの訓練では、冷気の制御だけでなく、吹雪の中での高速移動や、相手の攻撃を見極める技術まで身につけていった。

 

 

サーナイトとの訓練では、姿勢だけでなく、エスパータイプの力を利用した身体の動かし方も学んだ。

 

 

さらに、シンヤのフーディンにも協力してもらい、精神集中やエスパー技の精度を高めていく。

 

 

三匹の指導者たちも、ムチュールの成長には驚かされていた。

 

 

「フリィ……」

 

 

「サナァ……」

 

 

「フーディン……」

 

 

そして、ムチュール自身も確かな手応えを感じていた。

 

 

身体が軽い。

 

 

技の威力が上がっている。

 

 

動きが以前よりも滑らかになっている。

 

 

何より。

 

 

――もっと強くなれる。

 

 

その確信が、ムチュールをさらに努力へと駆り立てた。

 

 

そして、ある日。

 

 

ついに、その瞬間が訪れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 事件発生

 

 

「ムチュウウウッ!!」

 

 

氷の施設に、ムチュールの声が響いた。

 

 

その身体が、突然白い光に包まれる。

 

 

「フリィッ!?」

 

 

フリーザーが目を見開いた。

 

 

「サナ!?」

 

 

偶然その場にいたサーナイトも驚く。

 

 

進化だ。

 

 

ムチュールが、ついに進化を始めたのである。

 

 

しかし。

 

 

その光景は、どこかおかしかった。

 

 

普通なら、ムチュールの小さな身体が大きくなり、ルージュラ特有のふくよかな姿へ変化するはずだった。

 

 

ところが。

 

 

光の中で伸びていく身体は、妙に細い。

 

 

腕が長くなり、脚もすらりと伸びていく。

 

 

腰の位置が高くなり、全体の輪郭が美しく整っていく。

 

 

「フ、フリィ……?」

 

 

フリーザーの額に、冷や汗のようなものが浮かんだ。

 

 

「サ、サナ……?」

 

 

サーナイトも言葉を失っている。

 

 

やがて、光が収まった。

 

 

そこに立っていたのは――。

 

 

「ジュラァ~~~♪」

 

 

ルージュラ。

 

 

……の、はずだった。

 

 

長い金髪。

 

 

赤い衣装のような身体。

 

 

確かに、ルージュラの特徴は備えている。

 

 

しかし。

 

 

その体型が、特徴的な唇が明らかに違っていた。

 

 

普通のルージュラのような丸みを帯びた身体ではない。

 

 

腰は細く、手足は長い。

 

 

全身がすらりとした、まるでサーナイトのような優雅な体型。

 

 

しかも、動作の一つ一つが妙に洗練されている。

 

 

そしてルージュラの特徴的な唇がサーナイトのような小さな唇に。

 

 

「…………」

 

 

フリーザーが固まった。

 

 

「…………」

 

 

サーナイトも固まった。

 

 

そして、当の本人は――。

 

 

「ジュラァ~~~♪」

 

 

嬉しそうに、自分の身体を見下ろしていた。

 

 

細い腰。

 

 

長い腕。

 

 

すらりとした脚。

 

 

ムチュールは――いや、ルージュラは、近くの氷に映った自分の姿を確認する。

 

 

「…………!」

 

 

そして。

 

 

「ジュラァァァ~~~♪♪」

 

 

歓喜の声を上げた。

 

 

理想としていた姿。

 

 

強く、そして美しい自分。

 

 

その両方を手に入れたのである。

 

 

もっとも。

 

 

それを見守っていた二匹にとっては、喜んでいる場合ではなかった。

 

 

「フ、フリィ……」

 

 

「サ、サナ……」

 

 

 

 

――どうしよう。

 

 

 

――なんだか、とんでもないことになった。

 

 

 

 

二匹の表情は、そんな言葉を物語っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ シンヤ、理解が追いつかない

 

 

その日の午後。

 

 

「……ん?」

 

 

俺は庭でポケモンたちの様子を確認していた。

 

 

隣にはレン。

 

 

少し離れた場所にはラムとレム、そして父さんと母さんもいる。

 

 

そんなときだった。

 

 

「ジュラァ~~~♪」

 

 

「……え?」

 

 

どこからともなく、聞き慣れない声がした。

 

 

振り返る。

 

 

そこには、一匹のルージュラがいた。

 

 

「……ルージュラ?」

 

 

いや、待て。

 

 

なんだ、あのルージュラ。

 

 

見た目は確かにルージュラだ。

 

 

金髪。

 

 

赤い衣装のような身体。

 

 

大きな唇。

 

 

だが。

 

 

「…………」

 

 

細い。

 

 

めちゃくちゃ細い。

 

 

いや、痩せ細っているという意味じゃない。

 

 

健康的で、すらっとした体型なのだ。

 

 

まるでサーナイトのように。

 

 

「……え?」

 

 

俺が固まっていると、そのルージュラがこちらへ駆け寄ってきた。

 

 

「ジュラァ~~~♪」

 

 

「うおっ!?」

 

 

ぎゅううっ!

 

 

突然、抱きつかれた。

 

 

「ちょっ!? お、おい!?」

 

 

ルージュラは嬉しそうに俺へ頬をすり寄せてくる。

 

 

「ジュラ~♪ ジュラジュラ~♪」

 

 

「……えっと?」

 

 

俺は困惑しながら、その姿を見下ろした。

 

 

妙に懐いている。

 

 

しかも、この甘え方。

 

 

どこか覚えがある。

 

 

「…………」

 

 

まさか。

 

 

「……お前、もしかして」

 

 

ルージュラが顔を上げる。

 

 

「ジュラ?」

 

 

「……ムチュール?」

 

 

「ジュラァ~~~♪」

 

 

満面の笑みで頷いた。

 

 

「…………」

 

 

俺は固まった。

 

 

「……は?」

 

 

隣のレンも固まっている。

 

 

「…………」

 

 

ラムとレムも、言葉を失っていた。

 

 

父さんと母さんは、目を丸くしている。

 

 

そして、少し離れた場所では。

 

 

「フリィ……」

 

 

「サナ……」

 

 

フリーザーとサーナイトが、揃って気まずそうに目を逸らしていた。

 

 

「…………」

 

 

俺はもう一度、腕の中のルージュラを見る。

 

 

そして。

 

 

「……いやいやいやいや!?」

 

 

思わず叫んだ。

 

 

「俺の知ってるルージュラじゃねえ!?」

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

ルージュラは嬉しそうに笑う。

 

 

「いや、確かにルージュラなんだけど! 見た目の特徴はちゃんとルージュラなんだけど!」

 

 

俺はその体型を指さした。

 

 

「なんでそんなにすらっとしてんの!?」

 

 

「ジュラ~♪」

 

 

答えになっていない。

 

 

というか、本人は完全に満足している。

 

 

「……シンヤ」

 

 

レンが、ようやく口を開いた。

 

 

「……なに、これ?」

 

 

「俺が聞きたい」

 

 

「……ルージュラ、よね?」

 

 

「そうだと思う」

 

 

「……でも、サーナイトみたいな体型じゃない?」

 

 

「俺にもそう見える」

 

 

「…………」

 

 

「…………」

 

 

二人で顔を見合わせた。

 

 

そして、同時に呟く。

 

 

「「……どうしてこうなった?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ まさかの修羅場

 

 

しかし。

 

 

本当の騒動は、ここからだった。

 

 

「ジュラァ~~~♪」

 

 

ルージュラは、再び俺へ抱きついてきた。

 

 

ぎゅうっ。

 

 

「お、おい……」

 

 

しかも、頬をすりすりと擦り寄せてくる。

 

 

「ジュラ~♪」

 

 

……まあ、ムチュールの頃から甘えん坊だったしな。

 

 

進化しても、その辺りは変わらないらしい。

 

 

そう思っていたのだが。

 

 

ふと。

 

 

ルージュラがレンの方を見た。

 

 

そして。

 

 

「……ジュラ♪」

 

 

 

ニヤリッ。

 

 

 

明らかに、挑発するような笑みを浮かべた。

 

 

「…………」

 

 

レンの目が細くなる。

 

 

「……へぇ?」

 

 

声が、少し低くなった。

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

ルージュラは、わざとらしく俺へ身体を寄せる。

 

 

「……ふぅん。そういうことするんだ?」

 

 

レンが微笑んだ。

 

 

ただし。

 

 

目が笑っていない。

 

 

「ちょっと、レン?」

 

 

「なぁに、シンヤ?」

 

 

「……なんか怒ってない?」

 

 

「別に?」

 

 

にっこり。

 

 

……怖い。

 

 

そして、次の瞬間。

 

 

ぎゅっ!

 

 

「うおっ!?」

 

 

今度はレンが、反対側から俺の腕に抱きついてきた。

 

 

「……レン!?」

 

 

「ふふっ。シンヤはあたしと一緒にいたんだから、横から取っちゃ駄目よ?」

 

 

「ジュラ?」

 

 

ルージュラが首を傾げる。

 

 

そして。

 

 

ぎゅううっ!

 

 

さらに強く抱きついてきた。

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

「……あら?」

 

 

レンの笑顔が深くなる。

 

 

「なかなか強気なのね?」

 

 

「ジュラ~♪」

 

 

「ふふっ。面白いじゃない」

 

 

「……いや、ちょっと待って」

 

 

俺は左右を見る。

 

 

右にはルージュラ。

 

 

左にはレン。

 

 

二人とも、俺の腕を離そうとしない。

 

 

「……なんでこうなってんの?」

 

 

「シンヤが悪いんじゃない?」

 

 

「なんで!?」

 

 

「だって、そんなに甘やかすから」

 

 

「いや、俺は何もしてないだろ!?」

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

ルージュラが勝ち誇ったように笑う。

 

 

「……あら、まだやる気?」

 

 

レンがさらに身体を寄せる。

 

 

「ちょっ!? レン!?」

 

 

「ふふっ。シンヤ、じっとしてて?」

 

 

「いや、だから!」

 

 

その光景を見ていたラムが、呆れたように口を開いた。

 

 

「……まったく。バルスならぬシンヤも、随分と罪作りね」

 

 

「ラム姉様……」

 

 

レムが苦笑する。

 

 

「でも、ルージュラさんもレン様も、とても楽しそうです」

 

 

「楽しそうで済ませていいのかしら」

 

 

「……それは、少し難しいかもしれませんね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、母さんはというと。

 

 

「あらあらあら♪」

 

 

満面の笑みだった。

 

 

「シンヤったら、ポケモンにまでモテモテなのねぇ♪」

 

 

「母さん!?」

 

 

「ふふっ。レンちゃんも負けていられないわね?」

 

 

「……ええ。そうみたい」

 

 

レンが微笑む。

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

ルージュラも笑う。

 

 

「…………」

 

 

俺は天を仰いだ。

 

 

……誰か助けてくれ。

 

 

そのとき。

 

 

「サ、サナ……」

 

 

レンのサーナイトが、なんとも言えない表情でこちらを見ていた。

 

 

そして、その隣では。

 

 

「フリィ……」

 

 

フリーザーが静かに目を逸らしている。

 

 

……お前ら。

 

 

何か知ってるだろ。

 

 

絶対に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ カンナ、絶句

 

 

数日後。

 

 

俺は、ムチュールの親であるルージュラを持つカンナさんに連絡を取った。

 

 

さすがに、これは報告しておくべきだろう。

 

 

「……というわけで、ムチュールが進化したんですけど」

 

 

『あら、それはおめでとう。順調に育っているようで安心したわ』

 

 

「ありがとうございます。ただ……」

 

 

『ただ?』

 

 

「……ちょっと、普通と違うんですよね」

 

 

『普通と違う?』

 

 

「見てもらった方が早いと思います」

 

 

俺は通信画面を調整し、ルージュラを呼んだ。

 

 

「ルージュラ、こっち来てくれ」

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

ルージュラが画面に姿を現す。

 

 

その瞬間。

 

 

『…………』

 

 

カンナさんが固まった。

 

 

『…………えっ?』

 

 

眼鏡が、ずり落ちた。

 

 

「……ですよね」

 

 

『……ちょっと待って、シンヤ君』

 

 

カンナさんは眼鏡を直し、画面に顔を近づけた。

 

 

『……その子、ルージュラよね?』

 

 

「はい」

 

 

『……ムチュールから進化した?』

 

 

「はい」

 

 

『……私が譲ったタマゴの?』

 

 

「はい」

 

 

『…………』

 

 

再び沈黙。

 

 

そして。

 

 

『……えっ?』

 

 

二度目の「えっ」が出た。

 

 

……気持ちは分かる。

 

 

俺だって、最初はそうだった。

 

 

『……どうして、そんな体型になっているの?』

 

 

「それが分からないんですよ」

 

 

『……信じられないわ』

 

 

カンナさんは、珍しく本気で困惑していた。

 

 

それも当然だ。

 

 

氷タイプの専門家であり、ルージュラを長年育ててきた彼女ですら、こんな姿のルージュラを見たことがないのだから。

 

 

『……その子、少し詳しく調べさせてもらってもいいかしら?』

 

 

「もちろんです。俺もオーキド博士に相談しようと思っていたので」

 

 

『そうね。それがいいと思うわ』

 

 

カンナさんは、もう一度ルージュラを見つめた。

 

 

『……それにしても』

 

 

「はい?」

 

 

『……本当に、同じルージュラなのね……』

 

 

「……俺も未だに信じられません」

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

当の本人だけが、嬉しそうだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ オーキド博士の調査

 

 

「……なんじゃと?」

 

 

オーキド博士の研究所。

 

 

俺がルージュラを連れて行くと、博士は目を丸くした。

 

 

「……これは、また……」

 

 

「ですよね」

 

 

「うむ……確かにルージュラの特徴を持っておる。しかし、体型が明らかに異なっておるのう」

 

 

博士はルージュラの周囲を歩きながら、慎重に観察した。

 

 

「……シンヤ君。この子は本当に、通常のムチュールから進化したのかね?」

 

 

「はい。進化前は普通のムチュールでした」

 

 

「ふむ……」

 

 

博士は考え込む。

 

 

「となると、進化の際に何らかの特殊な条件が作用した可能性があるのう」

 

 

「……やっぱり、そう考えますか」

 

 

「うむ。ただ、外見が違うだけでは判断できん。身体構造や能力、生態についても調べる必要がある」

 

 

「分かりました」

 

 

そこで、俺たちは詳しい調査を行うことにした。

 

 

まずは身体測定。

 

 

身長。

 

 

体重。

 

 

筋肉の発達。

 

 

関節の可動域。

 

 

身体のバランス。

 

 

そして、氷タイプとエスパータイプの能力。

 

 

調査の結果、ルージュラの身体は通常の個体とは明らかに異なっていた。

 

 

単に痩せているわけではない。

 

 

骨格や筋肉の付き方そのものが違う。

 

 

長い手足は動きやすく、身体の重心も高い。

 

 

それでいて、氷タイプとエスパータイプの能力はしっかり維持されている。

 

 

むしろ、技の制御能力は非常に高かった。

 

 

「……これは興味深いのう」

 

 

博士が呟く。

 

 

「シンヤ君。この子は進化前、どのような生活をしておった?」

 

 

「それが……俺も全部は把握してないんです」

 

 

「ほう?」

 

 

「どうやら、フリーザーに弟子入りしていたみたいで」

 

 

「……フリーザーに?」

 

 

「はい」

 

 

「…………」

 

 

博士が固まった。

 

 

「……それに、レンのサーナイトから姿勢や動き方を教わっていたらしくて」

 

 

「……サーナイトに?」

 

 

「あと、うちのフーディンにもエスパー技の指導を受けていたみたいです」

 

 

「…………」

 

 

博士は、ゆっくりと額を押さえた。

 

 

「……シンヤ君」

 

 

「はい」

 

 

「君の家では、いったい何が起きておるんじゃ?」

 

 

「……俺が聞きたいです」

 

 

本当に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ ムチュールの本音

 

 

とはいえ、俺たちには一つ問題があった。

 

 

それは、ムチュール自身が何を考えていたのか、詳しく分からないことだ。

 

 

普段なら鳴き声や仕草である程度は理解できる。

 

 

だが、今回は進化に関わる重要な話だ。

 

 

曖昧な解釈で済ませるわけにはいかない。

 

 

そこで、ポリゴンとフーディンに協力してもらうことにした。

 

 

「ポリゴン、記録を頼む」

 

 

「ポリ!」

 

 

「フーディン、ルージュラの考えていることを、できるだけ正確に伝えてくれ」

 

 

「フーディン」

 

 

フーディンが頷く。

 

 

そして、ルージュラへ向き直った。

 

 

二匹の間に、静かなエスパーの力が流れる。

 

 

しばらくして。

 

 

『……シンヤ』

 

 

フーディンのテレパシーを通じて、ルージュラの思いが伝わってきた。

 

 

『わたし、強くなりたかったの』

 

 

「……うん」

 

 

『カンナさんのルージュラみたいに、すごいポケモンになりたかった』

 

 

俺は静かに頷いた。

 

 

『でもね……』

 

 

そこで、少しだけ間が空く。

 

 

『進化したあとの自分を見たとき、びっくりしちゃった』

 

 

「……ああ」

 

 

『もっと、可愛くて、綺麗になりたかったの』

 

 

「……そうだったのか」

 

 

『だから、いっぱい頑張ったの』

 

 

フリーザーとの特訓。

 

 

サーナイトから学んだ姿勢。

 

 

フーディンとの精神集中。

 

 

毎日の運動。

 

 

食事。

 

 

睡眠。

 

 

美容。

 

 

そのすべてが、ルージュラ自身の意思で積み重ねられていた。

 

 

『強くなっても、可愛くいたかった』

 

 

『可愛くなっても、強くいたかった』

 

 

『どっちも、諦めたくなかったの』

 

 

「…………」

 

 

俺は、思わず笑みを浮かべた。

 

 

「……そっか」

 

 

ルージュラがこちらを見つめる。

 

 

「よく頑張ったな」

 

 

「ジュラ……?」

 

 

「強くなるために努力して、自分の理想も諦めなかったんだろ?」

 

 

俺は、その頭を優しく撫でた。

 

 

「……すごいじゃないか」

 

 

「…………!」

 

 

ルージュラの目が大きく見開かれる。

 

 

そして。

 

 

「ジュラァ~~~♪」

 

 

ぎゅうっ!

 

 

また抱きつかれた。

 

 

「うおっ!?」

 

 

……本当に、甘えん坊だな。

 

 

その様子を見ていた博士は、感心したように頷いていた。

 

 

「……なるほどのう」

 

 

「博士?」

 

 

「通常とは異なる環境で、長期間にわたって特殊な訓練を積み重ねた。その影響が進化の過程に現れたのかもしれん」

 

 

「……進化そのものが変化したってことですか?」

 

 

「可能性はある。ただし、まだ断定はできん」

 

 

博士は記録を確認する。

 

 

「少なくとも、単なる体型の個体差だけでは説明が難しい。さらに調査が必要じゃな」

 

 

俺も頷いた。

 

 

「分かりました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 新たなリージョンフォーム?

 

 

それから数日後。

 

 

オーキド博士から連絡が入った。

 

 

『シンヤ君、ルージュラの件じゃが』

 

 

「何か分かったんですか?」

 

 

『うむ。カンナくんにも協力してもらい、通常のルージュラとの比較調査を行った』

 

 

「はい」

 

 

『その結果、君のルージュラは、通常個体とは異なる身体的特徴を持つ特殊な姿であることが確認された』

 

 

「……やっぱり」

 

 

『骨格や筋肉の発達、身体のバランス、さらには一部の能力特性にも違いが見られる』

 

 

博士は資料を画面に表示した。

 

 

『そこで、研究上は特殊な環境条件によって発現した、ルージュラの新たな地域的変異形態――いわゆるリージョンフォームに相当する姿として、暫定的に扱うことになった』

 

 

「……リージョンフォーム、ですか」

 

 

『うむ。ただし、通常の地域差によって生じるリージョンフォームとは成立過程が異なる可能性が高い。正式な分類には、今後の追加研究が必要じゃ』

 

 

「……なるほど」

 

 

つまり。

 

 

現時点では、特殊な条件下で進化したルージュラの新たな姿。

 

 

そう考えるのが妥当らしい。

 

 

「……それにしても」

 

 

俺は隣にいるルージュラを見た。

 

 

「お前、本当にすごいことになったな」

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

ルージュラは嬉しそうに胸を張った。

 

 

その姿は、以前のムチュールからは想像もできないほど優雅だった。

 

 

……まあ。

 

 

中身は相変わらずだけどな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆ 乙女の努力は終わらない

 

 

それからというもの。

 

 

ルージュラは、以前にも増して努力するようになった。

 

 

朝は運動。

 

 

昼はフリーザーとの特訓。

 

 

午後はサーナイトとの姿勢や動作の練習。

 

 

夜は美容と身体のケア。

 

 

もちろん、食事と睡眠もしっかり取る。

 

 

「……お前、本当に頑張るなぁ」

 

 

俺がそう言うと、ルージュラは嬉しそうに笑った。

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

そして。

 

 

ぎゅっ。

 

 

「……はいはい」

 

 

また抱きついてきた。

 

 

「……ふふっ」

 

 

その様子を見ていたレンが、ゆっくり近づいてくる。

 

 

「ねえ、シンヤ」

 

 

「ん?」

 

 

「最近、ルージュラに甘すぎない?」

 

 

「……そうか?」

 

 

「そうよ?」

 

 

レンが微笑む。

 

 

「……あたしにも、少しくらい構ってくれていいんじゃない?」

 

 

「……え?」

 

 

その瞬間。

 

 

「ジュラ♪」

 

 

ルージュラが、またしてもレンを見た。

 

 

ニヤリッ。

 

 

「…………」

 

 

レンの笑顔が固まった。

 

 

「……へぇ」

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

「……まだ勝負する気なんだ?」

 

 

「ジュラ♪」

 

 

「……ふふっ。いい度胸ね」

 

 

ぎゅっ。

 

 

レンが反対側から俺の腕を抱きしめた。

 

 

「……おい!?」

 

 

「シンヤは、あたしの大切な人なんだから」

 

 

「ジュラァ~♪」

 

 

ルージュラも負けじと抱きつく。

 

 

「……だから、なんでそうなるんだよ!?」

 

 

その様子を見ていたラムが、呆れたように呟いた。

 

 

「……また始まったわね」

 

 

「ふふっ。ルージュラさんもレン様も、負けず嫌いですから」

 

 

レムが微笑む。

 

 

少し離れた場所では、母さんが楽しそうに笑っていた。

 

 

「あらあら♪ シンヤったら、今日も大人気ねぇ」

 

 

「母さん、笑ってないで助けてくれ!」

 

 

「ふふっ。頑張ってね♪」

 

 

「他人事!?」

 

 

そして。

 

 

その光景を見守るサーナイトとフリーザーは――。

 

 

「サナァ……」

 

 

「フリィ……」

 

 

揃って、遠い目をしていた。

 

 

……ああ。

 

 

そうか。

 

 

お前らも、こんなことになるとは思ってなかったんだな。

 

 

俺は深くため息を吐いた。

 

 

「……まったく」

 

 

でも。

 

 

左右から抱きついてくる二人を見て、思わず笑ってしまう。

 

 

ルージュラは、自分の理想を諦めず、努力を重ねた。

 

 

その結果、誰も予想しなかった姿へと進化した。

 

 

強さも。

 

 

美しさも。

 

 

自分らしさも。

 

 

すべてを大切にしながら。

 

 

「……これからも頑張ろうな、ルージュラ」

 

 

「ジュラァ~~~♪」

 

 

嬉しそうな声が響く。

 

 

そして、レンが小さく呟いた。

 

 

「……シンヤ?」

 

 

「ん?」

 

 

「……あたしのことも、ちゃんと見てね?」

 

 

「……分かってるよ」

 

 

そう答えると、レンは少しだけ頬を赤くした。

 

 

「……ふふっ。それならいいわ」

 

 

ルージュラは、そんな二人を見て――。

 

 

「ジュラ♪」

 

 

またしても、いたずらっぽく笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

**――こうして、努力家のムチュールは、世界でも類を見ない特殊なルージュラへと進化した。**

 

 

そして、その努力はこれからも続いていく。

 

 

なぜなら。

 

 

 

 

**強くなることも、美しくなることも、彼女にとっては終わりのない目標なのだから。**

 

 




ルージュラ
• 全国図鑑番号: No.0124(リージョンフォーム)
• タイプ: こおり / エスパー
• 分類: ひとがたポケモン
• 高さ / 重さ: 1.4m / 40.4kg
• 性別比: 100% メス(♀のみ存在)
• 特性: サイコメイカー


ルージュラ(リージョンフォーム)の種族値
たいりょく 90
こうげき  10
ぼうぎょ  50
とくこう  110
とくぼう  95
すばやさ  100


進化条件:レベルが30以上
     コンディションが以下の数値以上であること。
     うつくしさ:170以上
     かわいさ:160以上
     かしこさ:150以上
     かっこよさ・たくましさ:50以上
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

転生したサトシは、波動と絆で最強のポケモンマスターを目指す(作者:kousinn)(原作:ポケットモンスター)

社畜として生涯を終えた男は、前世の記憶とポケモンの知識を持ったまま、サトシとして転生する。波動の力を目覚めさせ、ピカチュウをはじめとする仲間たちと絆を深めながら、各地方を巡る旅へ。未来を知る知識と独自の戦術を武器に、ポケモン図鑑の完成と最強のポケモンマスターを目指す。運命を変える出会いと新たな冒険が、今始まる!▼−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−…


総合評価:117/評価:-.--/連載:3話/更新日時:2026年10月18日(日) 12:00 小説情報

逆行サトシの大冒険(作者:鉄壁拡散)(原作:ポケットモンスター)

サトシとその仲間達はそれぞれの夢に向かって歩みを進めたが、寿命には勝てず一生を終えてしまう。▼だがある日、サトシは気が付くと前世の記憶を持って逆行していた。▼サトシ「俺は今度こそポケモンマスターになるぜ!ピカチュウ、君に決めた!」▼ピカチュウ「ピッカ!」


総合評価:525/評価:8/連載:37話/更新日時:2026年11月07日(土) 21:17 小説情報

めざせ、ポケモンマスター!(作者:瓶詰め蜂蜜)(原作:ポケットモンスター)

アニポケのサートシくんに転生した。▼けど、この世界はどうやら前世で見ていたアニポケのものとは違うようで……。▼どうせサートシくんに転生したのなら、全ての種類のポケモンと出会い、ポケモンマスターになる事を目指してもいいよな!▼


総合評価:1088/評価:7.89/連載:31話/更新日時:2026年10月18日(日) 10:03 小説情報

ポケットモンスター:オーバー・ザ・レジェンド(作者:ガチャガチャクツワムシ)(原作:ポケットモンスター)

サトシと同期の5人目の新人トレーナーとして主人公が旅に出て成長していく物語。▼オリジナルキャラが多めに出る上、原作キャラの強化もしようと考えています。▼生成AI使用して作成してします。


総合評価:191/評価:6.25/連載:156話/更新日時:2026年11月07日(土) 07:00 小説情報

映像機画版携帯獣世界転生物語(作者:こうすけ増田劇場版)(原作:ポケットモンスター)

なんか知らんがアニポケの世界に転生してた。


総合評価:3146/評価:7.5/連載:50話/更新日時:2026年11月07日(土) 18:05 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>