この登場がそのキャラの今後に関わってきます
-追記-
これは完全に作者が忘れてたことなのですが、感想欄にて指摘されたことなのですが現在の実機のポケモンにおいて草タイプには粉系統の技や、キノコのほうし、やどりぎのタネは効きません。
が過去において、無印時代~BW時代には草タイプにも粉系やらのくさ技は、草タイプには効果があったのです。そのため、この100戦に何回か、そういった描写があるかと思いますがご容赦を。
理由としましてはサトシがポケモンリーグ・セキエイ大会の4回戦にてやどりぎが活躍したり、金銀編などでも草タイプ同士の争いなどをやどりぎで止めたなどのシーンがあったため、効くという形にしてました。
これに関して先に明記しておけばよかったです。申し訳ない
ハナダシティ――水色に輝く水路と、街のあちこちを流れる清らかな水。そんな街を歩きながら、シンヤとレンはこれからの予定について話し合っていた。
「それじゃあ、お茶会はハナダジムに挑戦したあとにしましょうか♪」
フリルのついた白いエプロンドレスを揺らし、レンが楽しそうに微笑む。
「そうだな。せっかくだから、ジム戦が終わったらゆっくり楽しみたいし」
「ふふっ、約束よ? シンヤが忘れたりしたら、レン、ちょっぴり悲しくなってしまうかもしれないわね?」
「忘れないって!」
「本当かしら? シンヤ、ポケモンのことになると夢中になってしまいそうですもの♪」
「うっ……否定できない」
シンヤが苦笑すると、レンはくすくすと笑った。
彼女の仕草や言葉遣いは、どこか人を小悪魔的にからかうようなところがある。しかも、それが妙に自然なのだ。
そんなレンを見ながら、シンヤは改めて思う。
(やっぱり、レンって可愛いな……。いやいや、今は旅のこと! 旅のことを考えよう!)
余計な考えを振り払うように、シンヤは前方を指差した。
「よし、それじゃあハナダ岬に行こう!」
「ええ、楽しみね♪」
二人が向かうのは、ハナダシティの北側にあるハナダ岬。
景色のよい人気スポットであり、カップルが訪れる場所としても知られている――もっとも、今の二人はそこまで深く考えていなかった。
ただ、街の名所なら一度は見ておきたい。
その程度の気持ちで、二人は24番道路へと歩き出した。
そして、その途中にあるゴールデンボールブリッジへ差しかかったときだった。
「……ん?」
シンヤが足を止める。
橋の向こう側に、大勢の人が集まっていた。
「なんだ、あれ……?」
トレーナーらしき少年少女に、年配の男性、若い女性、腕組みをしている青年。さらに、ポケモンを連れている人たちがあちこちに集まり、橋の周辺は大変な賑わいになっていた。
「まあ。お祭りでもあるのかしら?」
レンも興味深そうに首を傾げる。
しかし、よく見ると、集まっている人々の足元にはポケモンたちがいた。
橋の脇ではコラッタが走り回り、少し離れた場所ではマンキーとサンドが向かい合っている。水辺ではメノクラゲが触手を揺らし、別の場所ではピジョンが空中を旋回していた。
そして――。
「いけっ! みずでっぽう!」
「よけろ! そのまま、たいあたりだ!」
「今だ、いわおとし!」
あちらこちらから、バトルの掛け声が飛び交っている。
どうやら、ここでは非公式のポケモンバトルが次々と行われているらしい。
「……なるほど。そういうことか」
シンヤは納得したように頷いた。
「ちょっと聞いてみましょうか?」
「ああ。すみません、ちょっといいですか?」
シンヤは近くにいた、十代後半くらいの青年に声をかけた。
「ん? なんだい?」
「ここ、何かイベントでもやっているんですか?」
「ああ、知らないのか? ハナダジムで水中ショーがあるんだよ。それで、ショーを見に来た人や、順番待ちをしている人たちが集まってさ。待ち時間にポケモンバトルを始める人が増えて、今みたいな状態になってるんだ」
「ああ……そういうことですか」
(そういえば、アニメでもハナダジムは水中ショーをやっていたっけ)
シンヤは前世の記憶を引っ張り出した。
ハナダジムといえば、カスミの姉たちが水中ショーを披露していたことがある。ゲームとアニメではジムの印象も違うが、この世界ではこうした催しも行われているのだろう。
「それにしても、すごい人数ですね……」
「だろ? 俺も最初は驚いたよ。バトルを楽しみたい奴もいれば、ジム戦に向けて練習してる奴もいる。あとは……まあ、いろいろだな」
青年は意味ありげな視線を、シンヤの隣にいるレンへ向けた。
「いろいろ、ですか?」
「お前さんたちみたいに、可愛い女の子と一緒に歩いているトレーナーを見ると、勝負を吹っかけたくなる連中もいるってことさ」
「……ああ」
シンヤは遠い目をした。
ニビシティでも、オツキミ山でも、似たようなことがあった。
(またかよ……。いや、まだそうと決まったわけじゃない。決めつけるのはよくない。うん)
「シンヤ? どうかしたの?」
「いや、なんでもない。ちょっと過去の経験を思い出しただけだ」
「ふうん? なんだか気になる言い方ね?」
レンが小首を傾げた、そのとき。
「おい、そこの君!」
人混みの中から、一人の青年がこちらへ歩いてきた。
年齢は十代後半ほど。腰には複数のモンスターボール。視線はシンヤに向けられている。
「君、トレーナーだろ? 俺とポケモンバトルをしないか?」
シンヤは青年を見つめ、それから軽く笑った。
「いいですよ。基本的に、挑まれたバトルは断らない主義なので」
「へえ、言うじゃないか!」
青年は嬉しそうに笑う。
「それじゃあ、どんな勝負にするかは俺が決めていいんだな?」
「ええ。ポケモンも対戦形式も、そちらが決めてください」
「よし、決まりだ!」
こうして、シンヤのゴールデンボールブリッジでの連続バトルが始まろうとしていた。
――だが、シンヤはまだ知らない。
この橋に集まった挑戦者の数が、やがて百人にまで達することを。
そして、その最後に待ち受ける相手が、シンヤとの勝負をきっかけに自分の人生を変えることになる人物だということを。
◆数分前――ポケモンセンターにて
「シンヤ君、電話が来ているわよ!」
ジョーイの声に呼ばれ、シンヤはレンとともにいた待合スペースから立ち上がった。
「俺に? ありがとうございます!」
電話を受けに行くと、画面に映ったのは父、マサユキだった。
『おお、シンヤ! ちょうどよかった!さっき伝え忘れたことがあってな!』
「父さん? どうしたの?」
『いやなに、お前の旅の進み具合を考えていたんだが……どうやら、こちらの予想以上にポケモンを捕まえているようじゃないか!』
「……はい?」
『しかも、進化までしている。捕まえたポケモンたちに経験を積ませる機会も必要だろう? そこで急遽、発明品を作った!』
「また新発明?」
シンヤは、父の発明家としての行動力には慣れてきたつもりだった。
しかし、次の一言で、その認識が甘かったと思い知らされる。
『その名も――がくしゅうそうちだ!』
「…………は?」
シンヤの表情が固まった。
「……がくしゅう、そうち?」
『そう! お前が直接バトルに出していないポケモンにも、経験を積ませるための装置だ!』
「ちょ、ちょっと待って! 父さん、学習装置って、あの学習装置!?」
『おお、知っていたのか! 話が早いな!』
(知ってるも何も、ポケモンゲームで何度お世話になったと思ってるんだよ!?)
シンヤは心の中で叫んだ。
ゲームでは世代によって仕組みが変わり、持たせたポケモン以外にも経験値が入る方式から、手持ち全体に効果が及ぶ方式へと変わっていった、あの便利なシステム。
それを父が開発したというのか。
しかも、この世界のポケモンたちに作用する装置として?
『しかもただの学習装置じゃないぞ!こいつはポケモン同士が経験や動きを学ぶ過程を補助するものだ。私とミサキのエスパータイプのポケモンたちにも協力してもらってな』
「エスパータイプのポケモンたちまで協力したの!?」
『ああ。バトルに出たポケモンの動きや経験を、装置を通してほかの仲間が学びやすくする。技を覚えるための理解や練習にも役立つよう調整した』
「……えっ、ちょっと待って。それって、実家に預けているポケモンたちにも?」
『もちろんだ! お前が今連れているポケモンだけではない。家にいるポケモンたちも、経験を学び取れるようにしてある』
「…………」
シンヤは口を開けたまま、しばらく動けなかった。
(つまり……バトルに参加したポケモンの経験を、ほかの仲間にも学ばせられるうえに、技を覚えるための経験にも役立つってことか!?)
もちろん、装置を使えばすべてのポケモンが自動的に技を習得し、即座に使いこなせるわけではない。身体の構造、適性、エネルギーの扱い方、実際の練習は必要だ。
それでも、育成を補助する装置としては破格だった。
「……父さん、マジで何者なの?」
『発明家だが?』
「そういうことじゃないんだよ!」
『はっはっは! まあ、使い方は説明書に書いてある。装置の管理はこちらでやっておくから、お前は旅を楽しみながらポケモンたちを育てなさい』
「……ありがとう、父さん。本当に助かるよ」
『なに、息子のためだからな!』
通話が終わったあとも、シンヤはしばらく画面を見つめていた。
(俺の父さん、やっぱり発明王か何かなのか……?)
やがて彼は深呼吸し、レンのもとへ戻った。
「お帰りなさい、シンヤお兄さん。お父様からのお電話だったの?」
「ああ。すごい発明品を作ってくれたんだ」
「まあ、どんなものかしら?」
「それはあとで説明するよ。とにかく、これからは実家にいる仲間たちにも、もっと経験を積ませてあげられる」
シンヤは腰のモンスターボールを見つめた。
これまでは、限られた手持ちのポケモンを中心に戦ってきた。しかし、今は実家にいる仲間たちも、旅を共にする大切なポケモンだ。
ならば、この機会にいろいろな仲間に活躍の場を与えたい。というかそのための学習装置といっても過言じゃない。
「せっかくだし、今回のバトルでは実家にいる仲間たちも積極的に使おうと思う」
「ふふっ、素敵な考えね。シンヤ、みんなのことをよく考えているのね♪」
「まあ、俺一人で強くなっても意味がないからな」
「それなら、レンも応援してあげなくちゃね?」
レンは小さな笑みを浮かべた。
――回想終了。
◆ゴールデンボールブリッジ――連続バトル開始!
「さて、と」
シンヤは目の前の青年に向き直った。
「ルールを確認しましょう。使用するポケモンと対戦形式は、あなたが決める。
勝敗は、どちらかのポケモンが戦闘不能になるか、戦闘続行が困難になった時点で判定。危険な状態になったら、こちらからも中断を提案します」
「いいぜ。ずいぶん慎重なんだな」
「ポケモンを大切にするのは、トレーナーとして当然ですから」
青年は一瞬きょとんとしたあと、にやりと笑った。
「気に入った! 俺は一対一で勝負する。行け、コラッタ!」
「なら、こちらは――アーボ!」
シンヤが選んだのは、実家に預けていたアーボだった。
「いきなりアーボか。よし、コラッタ、たいあたり!」
コラッタが地面を蹴り、一直線に突っ込む。
「アーボ、まきつくで正面から受けずに、横へ流せ!」
アーボは頭を低くして攻撃をかわし、コラッタの胴体へ巻きつこうとする。コラッタもすぐに身をひねって抜け出し、距離を取った。
「いい動きだ。なら、でんこうせっか!」
「へびにらみ!」
コラッタが加速する寸前、アーボの視線が相手を捉えた。コラッタの動きがわずかに鈍る。
「今だ、ようかいえき!」
アーボの口から放たれた液体がコラッタの足元に飛び散る。直撃こそ避けられたものの、コラッタは飛び退いた際に体勢を崩した。
「まきつく!」
今度はアーボが胴体を絡め、コラッタの動きを封じる。
「コラッタ、抜け出せ!」
コラッタは必死にもがいたが、先ほどのしびれで動きが鈍っていた。
やがて青年がコラッタを見て、手を上げる。
「……参った! 俺の負けだ!」
【第1戦・勝者:シンヤ】
「ありがとう。コラッタも最後までよく頑張ったな」
シンヤはアーボを労い、相手のコラッタにも敬意を払った。
波動の眼でアーボの状態を確認する。多少呼吸は速くなっているが、疲労は軽い。
「よし、まだ大丈夫だな。お疲れさま」
アーボをボールに戻すと、シンヤは次の挑戦者を見た。
「次の方、どうぞ!」
「へえ、ずいぶん余裕じゃないか!」
「余裕があるうちに、確認を済ませておきたいだけですよ」
その言葉を聞いたレンは、楽しそうに目を細めた。
「ふふっ……これは、思っていたよりも面白い一日になりそうね♪」
こうして、百人との連続バトルが幕を開けた。
◆第一陣――第2戦から第20戦
橋の上では、次々とトレーナーが名乗りを上げた。
普通にバトルを楽しみたい者、ハナダジムに挑戦するため練習を重ねている者、そして――レンと並んで歩くシンヤに、妙な対抗心を燃やしている者までいる。
シンヤは一人ずつ相手の希望を聞き、指定されたポケモンと対戦形式に応じて、実家の仲間たちを選んでいった。
第2戦 シンヤ VS 水辺の釣り人
対戦形式:1対1
相手:メノクラゲ。シンヤ:サンド。
メノクラゲは水辺から触手を伸ばし、からみつくでサンドの動きを止めようとする。サンドは地面を転がってかわし、すなかけで視界を乱した。
最後はメノクラゲが水際へ下がった瞬間、サンドがスピードスターを放つ。
勝者:シンヤ。
第3戦 シンヤ VS 元気な少女
対戦形式:1対1
相手:ポッポ。シンヤ:ポニータ。
ポッポは上空からかぜおこしを仕掛ける。ポニータは真正面から風に逆らわず、風が弱まる瞬間を待って走り出した。
「今だ、ポニータ!」
でんこうせっかで距離を詰め、にどげりで着地したポッポの体勢を崩す。
勝者:シンヤ。
第4戦 シンヤ VS 岩場育ちの少年
対戦形式:2対2
相手:イシツブテ、サンド。シンヤ:コラッタ、プリン。
コラッタはでんこうせっかでイシツブテの攻撃を誘い、動きの隙を突いて勝利。続くプリンは、サンドの突進をまるくなるで受け流し、うたうで動きを止めた。
勝者:シンヤ。
第5戦 シンヤ VS 水ポケモン好きの青年
対戦形式:1対1
相手:クラブ。シンヤ:タッツー。
クラブははさむで接近戦を仕掛ける。タッツーはえんまくで視界を遮り、距離を取ってあわを浴びせた。
クラブが煙から飛び出してきたところへ、みずでっぽうを至近距離から命中させる。
勝者:シンヤ。
第6戦 シンヤ VS 草むらの研究家
対戦形式:2対2
相手:ナゾノクサ、マダツボミ。シンヤ:パラス、オニスズメ。
パラスはしびれごなでナゾノクサの動きを抑え、すいとるで体力を削る。オニスズメはマダツボミのつるを低空飛行でかわし、みだれづきで勝負を決めた。
勝者:シンヤ。
第7戦 シンヤ VS 連携自慢の双子
対戦形式:2対2
相手:コラッタ、オニスズメ。シンヤ:ドードー、プリン。
双子はコラッタが地上で注意を引き、オニスズメが上空から攻撃する連携を見せた。ドードーは片方の頭でコラッタを牽制しながら、もう片方で飛行ルートを観察。
プリンのうたうでオニスズメの動きが鈍ったところを、ドードーのでんこうせっかが捉えた。
勝者:シンヤ。
第8戦 シンヤ VS どくタイプ使い
対戦形式:1対1
相手:アーボ。シンヤ:イシツブテ。
アーボはへびにらみとまきつくでイシツブテを拘束しようとする。しかし、イシツブテは地面に体を密着させて踏ん張り、マグニチュードで足場を揺らした。
アーボが体勢を崩したところへ、いわおとしが決まる。
勝者:シンヤ。
第9戦 シンヤ VS 音楽好きの少女
対戦形式:1対1
相手:プリン。シンヤ:コダック。
プリンのうたうを警戒したコダックは、距離を保ってねんりきを使う。プリンは小さな体を揺らしながら攻撃をかわすが、
コダックの水鉄砲で足元を濡らされ、滑ったところをひっかくで押し切られた。
勝者:シンヤ。
第10戦 シンヤ VS ジム挑戦予定の青年
対戦形式:3対3
相手:サンド、コラッタ、ポッポ。シンヤ:ニドラン♀、クラブ、タッツー。
ニドラン♀はにどげりでサンドを突破。クラブは相手のコラッタをはさむで押し返し、
タッツーはポッポの急降下をえんまくでかわして勝利した。
勝者:シンヤ。
ここまでの十戦を終えたシンヤは、いったん対戦を止めた。波動の眼で三匹の状態を確認する。疲労が軽いポケモンもいるが、すでに連戦を経験した仲間には休息を取らせる。
「十戦終わり。ここで一度、休憩にしましょう」
「えっ、もう休むのか?」
次の挑戦者が驚いたように尋ねた。
「まだ余裕があるうちに休むんです。疲れ切ってからじゃ遅いですから」
レンが隣で微笑む。
「ふふっ、シンヤらしいわね。焦らず、みんなの様子をちゃんと見ているのね♪」
シンヤは仲間たちに水を飲ませ、必要なポケモンはボールに戻して休ませた。
自分も軽食を取り、レンと話しながら次の挑戦者たちを観察する。
休憩を終え、波動の眼で全員の状態を再確認してから、連戦を再開した。
第11戦 シンヤ VS 虫取り少年
対戦形式:2対2
相手:キャタピー、ビードル。シンヤ:オニスズメ、パラス。
オニスズメが空からキャタピーを牽制し、パラスがビードルの移動経路へしびれごなを散布。
虫取り少年は糸を使って反撃を試みるが、二匹の連携を崩せず敗北。
勝者:シンヤ。
第12戦 シンヤ VS 冷静な水ポケモントレーナー
対戦形式:3対3
相手:コダック、ヤドン、タッツー。シンヤ:ポニータ、ドードー、サンド。
三匹の水ポケモンを相手に、シンヤは単純な相性だけで勝負を決めない。コダックのねんりき、ヤドンのあくび、タッツーのえんまく。
それぞれの技を警戒しながら、地形を利用して一匹ずつ崩していく。
勝者:シンヤ。
第13戦 シンヤ VS 岩場の格闘家志望
対戦形式:1対1
相手:マンキー。シンヤ:イシツブテ。マンキーは素早く間合いを詰め、連続攻撃を仕掛ける。
イシツブテは正面から受け止めず、転がるように回避してからマグニチュードで足場を崩す。
マンキーが踏ん張ったところへ、とっしんが決まった。
勝者:シンヤ。
第14戦 シンヤ VS 風を読む少女
対戦形式:2対2相手:ポッポ、オニスズメ。シンヤ:ドードー、ポニータ。
相手は風向きを利用して飛行ポケモンの速度を変化させる。
ドードーは地上から飛行ルートを誘導し、ポニータが着地地点へ回り込む。
勝者:シンヤ。
第15戦 シンヤ VS 状態異常使い
対戦形式:3対3
相手:アーボ、ナゾノクサ、パラス。シンヤ:コラッタ、プリン、オニスズメ。
どくや眠りを狙う相手に対し、シンヤは攻撃を急がず、射程から離れる動きと素早い交代を指示する。
プリンがうたうでナゾノクサを止め、オニスズメが上空からパラスを崩し、最後はコラッタがアーボを突破した。
勝者:シンヤ。
第16戦 シンヤ VS 旅慣れた中年トレーナー
対戦形式:4対4
相手:クラブ、サンド、ピジョン、コラッタ。シンヤ:タッツー、サンド、ポニータ、ドードー。
相手は交代のタイミングを巧みに利用し、シンヤのポケモンを疲れさせようとする。
しかし、シンヤも相手の動きを読み、体力が落ちたポケモンを無理に残さず交代。最後はドードーがピジョンの着地を見切って勝利した。
勝者:シンヤ。
第17戦 シンヤ VS レンに声をかけた青年
対戦形式:1対1
相手:サンド。シンヤ:プリン。
「君、あの子と一緒にいるからって調子に乗るなよ!」
青年の言葉に、シンヤは少しだけ眉を動かした。
「勝負をするなら、ポケモンを見てあげてください。俺とレンのことは関係ありません」
プリンはサンドの攻撃をかわしながら、うたうで隙を作る。青年が焦って指示を重ねるほどサンドの動きは乱れ、最後はおうふくビンタが決まった。
勝者:シンヤ。
「……くそっ!」
青年は悔しそうに去っていく。
レンは頬に手を添え、首を傾げた。
「あらあら。レンと一緒にいるだけで、あんなに怒られてしまうなんて……シンヤも大変ね?」
「……本当にね」
第18戦 シンヤ VS 双子の水使い
対戦形式:3対3
相手:メノクラゲ、クラブ、タッツー。シンヤ:コダック、ニョロモ、トサキント。
水辺を利用した勝負。相手は水中への退避と水鉄砲による牽制を組み合わせる。
シンヤ側はニョロモのさいみんじゅつ、トサキントのちょうおんぱ、コダックのねんりきで連携を崩した。
勝者:シンヤ。
第19戦 シンヤ VS 虫ポケモンの専門家
対戦形式:4対4
相手:キャタピー、トランセル、ビードル、コクーン。シンヤ:パラス、オニスズメ、プリン、ドードー。
糸で動きを制限する相手に、シンヤは飛行ポケモンを使って糸の届かない高さから攻める。
トランセルとコクーンは防御に徹するが、パラスの状態異常技が効き、最後はプリンのうたうで勝負が決まった。
勝者:シンヤ。
第20戦 シンヤ VS 橋の常連トレーナー
対戦形式:2対2
相手:イシツブテ、マンキー。シンヤ:ポニータ、ニドラン♀。
相手は岩場を利用してポニータの速度を封じ、マンキーでニドラン♀の接近を阻もうとする。
シンヤはポニータに広い場所へ誘導させ、ニドラン♀のにどげりでマンキーの体勢を崩した。
勝者:シンヤ。二十戦終了。
シンヤは再び休憩を宣言し、実家の仲間たちの疲労を確認する。
軽い疲れが見える個体は休ませ、状態のよいポケモンも念のため水分補給と休息を取らせた。
「まだ二十戦か……。百人って、思ったより遠いな」
「ふふっ、まだまだ先は長いもの。急いではいけないわよ、シンヤ?」
「わかってるよ。全員が元気な状態で勝ち抜く。それが今回の目標だからな」
レンは満足そうに頷いた。
「ええ。レンも最後まで見届けてあげるわ♪」
◆第二陣――第21戦から第40戦
午後に入ると、橋の賑わいはさらに増していた。
勝負を見に来た人々が周囲に集まり、シンヤの連勝を聞きつけたトレーナーたちも挑戦を申し出るようになった。
中には、シンヤが実家のポケモンを積極的に使っていることに驚く者もいた。
「手持ちの主力を温存してるのか?」
「いえ。実家に預けている仲間たちにも、活躍する機会を与えたいんです」
シンヤはそう答え、次の対戦に臨む。
第21戦 シンヤ VS 草むらの少年
対戦形式:1対1
相手:マダツボミ。シンヤ:コラッタ
マダツボミのつるを、コラッタが素早い方向転換でかわす。最後はでんこうせっかからのかみつくで押し切った。
勝者:シンヤ。
第22戦 シンヤ VS 釣り人の娘
対戦形式:2対2
相手:タッツー、クラブ。シンヤ:トサキント、ニョロモ
トサキントがちょうおんぱでクラブを混乱させ、ニョロモがあわでタッツーの射線を遮る。二匹の連携で勝利。
勝者:シンヤ。
第23戦 シンヤ VS 鳥ポケモン使い
対戦形式:3対3
相手:ポッポ、ピジョン、オニスズメ。シンヤ:ドードー、サンド、オニスズメ。
オニスズメ空中からの連続攻撃に対し、ドードーが低空飛行を誘い、サンドがすなかけで視界を乱す。最後はオニスズメ同士の空中戦を制した。
勝者:シンヤ。
第24戦 シンヤ VS 毒使いの青年
対戦形式:2対2
相手:アーボ、メノクラゲ。シンヤ:イシツブテ、コダック
イシツブテが地面を揺らしてアーボの拘束を外し、コダックがねんりきでメノクラゲを水際から押し戻す。
勝者:シンヤ。
第25戦 シンヤ VS ジム再挑戦を目指す少女
対戦形式:3対3
相手:サンド、コラッタ、マンキー。シンヤ:ポニータ、ニドラン♀、プリン。
サンドにはポニータの機動力、コラッタにはニドラン♀のどくばり、マンキーにはプリンのうたうを使い分け、危なげなく勝利。
勝者:シンヤ。
第26戦 シンヤ VS 虫ポケモン愛好家
対戦形式:4対4
相手:キャタピー、トランセル、ビードル、スピアー。シンヤ:パラス、オニスズメ、ドードー、プリン。
糸による足止めをパラスがしびれごなで相殺。飛行組が上空から攻め、プリンがうたうでスピアーを止めた。
勝者:シンヤ。
第27戦 シンヤ VS 戦術家の青年――初の本格的な苦戦
対戦形式:3対3
相手:サンド、イシツブテ、マンキー。シンヤ:ポニータ、イシツブテ、ニドラン♀。
青年はポケモンの相性だけでなく、地形と交代のタイミングを巧みに利用してきた。サンドは砂を巻き上げ、イシツブテは岩を転がして進路を狭める。マンキーはその隙を突いて接近する。シンヤ側のポケモンは何度も攻撃を受け、戦況は簡単には動かなかった。シンヤは波動の眼で三匹の状態を確認しながら、攻め急がずに指示を組み立て直す。「ポニータ、正面から行かなくていい! 岩の外側を回って、相手を広い場所へ誘導しろ!」ポニータが走り、サンドを岩場から引き離す。イシツブテは転がる岩を利用してマンキーの接近を阻み、ニドラン♀がにどげりでサンドの体勢を崩した。最後はポニータがでんこうせっかでマンキーの攻撃をかわし、にどげりを決める。
勝者:シンヤ。
「……すげえな。相性だけじゃなくて、戦場全体を見てるのか」
青年は悔しそうに笑い、シンヤと握手を交わした。この戦いのあと、シンヤは三匹を十分に休ませた。勝利したからといって、疲労を無視するつもりはなかった。
第28戦 シンヤ VS 水辺の兄弟
対戦形式:2対2
相手:コダック、ヤドン/シンヤ:ニョロモ、タッツー。
相手のねんりきとあくびを警戒し、シンヤはあわによる牽制とえんまくを組み合わせて勝利。
勝者:シンヤ。
第29戦 シンヤ VS 空中戦の名手
対戦形式:3対3
相手:ピジョン、オニスズメ、ズバット。シンヤ:ドードー、オニスズメ、サンド
飛行ポケモンたちが高度を変えながら攻める。シンヤはサンドのすなかけで着地地点を制限し、ドードーとオニスズメの連携で勝利した。
勝者:シンヤ。
第30戦 シンヤ VS 連戦好きの少女
対戦形式:4対4
相手:ナゾノクサ、マダツボミ、キャタピー、ビードル。シンヤ:パラス、プリン、コラッタ、ポニータ。
状態異常技が飛び交う戦い。シンヤはポニータの機動力で相手の連携を分断し、パラスの粉技で動きを封じる。
勝者:シンヤ。
三十戦終了。シンヤは再び休憩を取り、疲労が溜まり始めたポケモンを交代させた。全員の状態を確認し、回復が必要な仲間はポケモンセンターへ連れていく。その間も挑戦者たちは待っていたが、シンヤは急がなかった。
「すみません。仲間たちを回復させてから再開します」
「……百人を目指してるんだろ? そんなに休んでいていいのか?」
「だからこそです。最後まで勝ち抜くためにも、仲間を無理させるわけにはいきません」
レンはその言葉を聞き、柔らかな笑みを浮かべた。
「ふふっ。そういうところ、レンは嫌いじゃないわよ?」
「そ、そうか?」
「ええ。とっても素敵だと思うわ♪」
シンヤは少し照れながら、仲間たちの様子を確かめ続けた。
第31戦 シンヤ VS 岩場の少年
対戦形式:1対1
相手:イシツブテ。シンヤ:サンド
サンドは相手のいわおとしを回避し、すなかけで視界を奪ってからスピードスターを命中させた。
勝者:シンヤ。
第32戦 シンヤ VS 毒タイプの少女
対戦形式:2対2
相手:アーボ、メノクラゲ。シンヤ:コラッタ、コダック
コラッタが素早くアーボを突破し、コダックがねんりきでメノクラゲの接近を抑えた。
勝者:シンヤ。
第33戦 シンヤ VS ポケモン研究志望の青年
対戦形式:3対3
相手:コダック、ヤドン、タッツー。シンヤ:ニョロモ、トサキント、クラブ
水辺での技の射程と動きの読み合い。トサキントのちょうおんぱで相手の連携を崩し、クラブのはさむで勝負を決めた。
勝者:シンヤ。
第34戦 シンヤ VS 素早さ自慢の青年
対戦形式:2対2
相手:コラッタ、ポッポ。シンヤ:ドードー、ポニータ
速度勝負を挑まれたシンヤは、ただ速さで対抗せず、相手の進路を読んで先回りする戦術で勝利した。
勝者:シンヤ。
第35戦 シンヤ VS 状態異常の使い手
対戦形式:4対4
相手:ナゾノクサ、マダツボミ、パラス、アーボ。シンヤ:パラス、プリン、コラッタ、オニスズメ
粉技や毒を避けるため、シンヤは風向きと距離を慎重に管理する。オニスズメが風上から攻め、プリンのうたうで最後の相手を止めた。
勝者:シンヤ。
第36戦 シンヤ VS 岩石使いの中年
対戦形式:3対3。
相手:イシツブテ、サンド、イシツブテ。シンヤ:クラブ、サンド、ポニータ
相手の岩石攻撃をポニータが誘導し、サンドが地面の変化を利用して回避。クラブがはさむで最後のイシツブテを押さえ込んだ。
勝者:シンヤ。第37戦 シンヤ VS 鳥ポケモン愛好家
対戦形式:3対3
相手:ポッポ、ピジョン、オニスズメ。シンヤ:ドードー、サンド、オニスズメ
シンヤは飛行ルートを限定するように指示し、サンドが着地地点を制限。最後はオニスズメ同士の一騎打ちを制した。
勝者:シンヤ。
第38戦 シンヤ VS 連携重視の双子
対戦形式:4対4/相手:コラッタ、マンキー、ポッポ、サンド。シンヤ:ニドラン♀、ポニータ、プリン、イシツブテ
双子は地上と空中の連携を組み立ててくるが、シンヤはプリンのうたうで空中組を乱し、ポニータの機動力で地上組を分断した。
勝者:シンヤ。
第39戦 シンヤ VS 熟練の虫取り
対戦形式:3対3/相手:スピアー、バタフリー、パラス。シンヤ:オニスズメ、ドードー、サンド
粉技と毒針に注意しながら、飛行ポケモンで距離を保つ。サンドが地上から進路を制限し、最後はドードーがスピアーを撃破。
勝者:シンヤ。
第40戦 シンヤ VS ハナダジム志望の青年
対戦形式:4対4
相手:コダック、クラブ、タッツー、メノクラゲ。シンヤ:トサキント、ニョロモ、コダック、タッツー
水辺での長い勝負。互いに水鉄砲やあわを使い、足場を利用した位置取りが勝敗を分けた。最後はシンヤのタッツーがえんまくで視界を遮り、みずでっぽうを決めた。
勝者:シンヤ。
四十戦終了。シンヤはここで長めの休憩を取った。
複数戦に参加した仲間たちには十分な回復時間を与え、必要なポケモンはセンターで診てもらう。学習装置のおかげで実家の仲間たちも戦闘経験を共有しやすくなっているが、それは体力まで無限に回復するという意味ではない。
「よし。次も全員の様子を見ながらいこう」
シンヤがそう言うと、レンはうなずいた。
「ええ。百人目まで、まだまだ楽しませてもらわなくちゃね♪」
◆第三陣――第41戦から第60戦
四十戦を超えたころ、橋の周辺ではシンヤの連勝が話題になっていた。
「また勝ったらしいぞ!」
「実家に預けたポケモンまで使いこなしているって?」
「しかも、疲労が溜まったらちゃんと休憩してるらしい」
挑戦者の中には、純粋にシンヤの戦い方を学びたい者も増えてきた。
一方で、レンと一緒にいるシンヤに嫉妬して挑んでくる者もまだいた。
シンヤはどちらにも同じように向き合う。挑戦者の希望する対戦形式を聞き、相手が選んだポケモンを確認し、適切な仲間を選んだ。
第41戦 シンヤ VS 砂地の少年
対戦形式:1対1
相手:サンド。シンヤ:コラッタ
コラッタはすなかけを受けても慌てず、音と地面の振動からサンドの位置を探り、でんこうせっかで接近した。
勝者:シンヤ。
第42戦 シンヤ VS 水ポケモンの少女
対戦形式:2対2
相手:クラブ、タッツー。シンヤ:トサキント、ニョロモ
トサキントがちょうおんぱでクラブの動きを乱し、ニョロモがさいみんじゅつでタッツーを止めた。
勝者:シンヤ。
第43戦 シンヤ VS 虫ポケモンの青年
対戦形式:3対3
相手:キャタピー、ビードル、スピアー。シンヤ:オニスズメ、パラス、プリン
相手の糸と毒針を警戒しながら、パラスが状態異常で反撃。
オニスズメが空中からスピアーを撃破した。
勝者:シンヤ。
第44戦 シンヤ VS 格闘家志望
対戦形式:2対2
相手:マンキー、イシツブテ。シンヤ:ニドラン♀、ポニータ
マンキーの突進をポニータが誘導し、ニドラン♀がにどげりで決着をつける。
勝者:シンヤ。
第45戦 シンヤ VS 戦術派のベテラントレーナー
対戦形式:4対4
相手:ピジョン、サンド、ヤドン、マンキー。シンヤ:ドードー、サンド、コダック、イシツブテ
ベテランは、シンヤのポケモンを一匹ずつ孤立させる戦術を使う。
ピジョンが空から牽制し、サンドが足場を崩し、ヤドンのあくびで動きを止め、マンキーが隙を突く。
シンヤは焦らず、相手の連携を一つずつ分断していく。
ドードーがピジョンを低空へ誘導し、イシツブテが岩を使ってマンキーの突進を遮る。
コダックがねんりきでヤドンの動きを封じ、最後はサンド同士の地上戦となった。
相手のサンドは経験豊富で、砂を巻き上げながら攻撃をかわす。
しかし、シンヤのサンドは無理に追いかけず、相手の移動先を予測してスピードスターを放った。
勝者:シンヤ。
ベテランは敗北を認め、満足げに笑った。
「君はポケモンの技だけを見ているんじゃないな。戦場全体を見ている」
「ありがとうございます。まだまだ学ぶことは多いですけど」
第46戦 シンヤ VS どくタイプ使い
対戦形式:3対3
相手:アーボ、メノクラゲ、パラス。シンヤ:コラッタ、コダック、オニスズメ
毒技の射程を見切り、飛行と地上の動きを使い分けて勝利。
勝者:シンヤ。
第47戦 シンヤ VS 水辺の兄弟
対戦形式:2対2
相手:コダック、ヤドン。シンヤ:ニョロモ、タッツー
ねんりきとあくびを警戒し、えんまくで視界を乱しながら戦う。
最後はニョロモのさいみんじゅつが決まった。
勝者:シンヤ。
第48戦 シンヤ VS 飛行ポケモン使い
対戦形式:4対4
相手:ポッポ、ピジョン、オニスズメ、ズバット。シンヤ:ドードー、オニスズメ、サンド、ポニータ
空中からの波状攻撃をサンドがすなかけで乱し、ポニータが地上から着地地点へ回り込む。
ドードーが最後のピジョンを押し切った。
勝者:シンヤ。
第49戦 シンヤ VS 草ポケモン研究家
対戦形式:3対3
相手:ナゾノクサ、マダツボミ、パラス。シンヤ:パラス、プリン、コラッタ
粉技が飛び交う中、風向きと距離を管理して勝利。
勝者:シンヤ。
第50戦 シンヤ VS 橋の名物トレーナー
対戦形式:5対5
相手:サンド、コラッタ、ピジョン、クラブ、マンキー。シンヤ:ポニータ、ドードー、ニドラン♀、イシツブテ、プリン
五匹同士の勝負は長引いた。シンヤは各ポケモンの疲労を見て交代のタイミングを調整し、無理な連戦を避けながら一匹ずつ勝利を積み重ねた。
勝者:シンヤ。
五十戦目を終えたところで、シンヤは連戦をいったん中断した。
「半分まで来たか……」
「まあ、すごいわね。まだ半分、でももう半分。どちらで考えるかはシンヤ次第かしら?」
レンは楽しげに笑った。シンヤは実家の仲間たちの状態を確認する。疲労が軽いポケモンも、長時間の待機や連戦の刺激で落ち着かなくなっている個体もいる。
ここで一度、全員に休息を取らせることにした。
「みんな、ありがとう。ここから先も無理はしない。疲れたら休んで、元気な状態で勝負しよう」
シンヤが声をかけると、ポケモンたちはそれぞれに返事をした。
レンも彼らを見守り、優しく微笑んだ。
「ふふっ。みんな、シンヤのことが大好きなのね♪」
第51戦 シンヤ VS 連携自慢の双子
対戦形式:3対3
相手:コラッタ、ポッポ、マンキー。シンヤ:ドードー、サンド、ポニータ
双子の連携を、地上と空中の役割分担で崩す。
最後はポニータがマンキーの攻撃をかわし、にどげりで勝利。
勝者:シンヤ。
第52戦 シンヤ VS 岩場の青年
対戦形式:2対2
相手:イシツブテ、サンド。シンヤ:クラブ、コラッタ
クラブがいわおとしを回避しながら接近し、はさむでイシツブテを押さえる。
コラッタがサンドを素早さで上回った。
勝者:シンヤ。
第53戦 シンヤ VS 水ポケモン使い
対戦形式:4対4
相手:メノクラゲ、クラブ、タッツー、コダック。シンヤ:トサキント、ニョロモ、タッツー、コダック
水辺の位置取りを巡る戦い。シンヤは相手の水鉄砲を避けるだけでなく、水しぶきで視界が遮られる瞬間を利用して反撃した。
勝者:シンヤ。
第54戦 シンヤ VS 状態異常の使い手
対戦形式:3対3
相手:アーボ、ナゾノクサ、パラス。シンヤ:パラス、プリン、オニスズメ
毒と粉技の応酬。シンヤは飛行ポケモンで風上を確保し、プリンのうたうで相手の連携を止めた。
勝者:シンヤ。
第55戦 シンヤ VS 虫ポケモンの達人
対戦形式:4対4
相手:スピアー、バタフリー、トランセル、コクーン。シンヤ:オニスズメ、ドードー、パラス、プリン
相手は糸と粉技で戦場を支配しようとする。シンヤは糸の張られた場所を避け、上空から攻めて戦況を切り開いた。
勝者:シンヤ。
第56戦 シンヤ VS 素早さ自慢
対戦形式:3対3
相手:コラッタ、ポッポ、オニスズメ。シンヤ:ポニータ、ドードー、サンド
スピード勝負。シンヤは相手の速度に真正面から張り合わず、進路を限定して攻撃を命中させた。
勝者:シンヤ。
第57戦 シンヤ VS ハナダジム再挑戦組
対戦形式:4対4
相手:コダック、クラブ、ヤドン、タッツー。シンヤ:トサキント、ニョロモ、コダック、タッツー
水タイプ同士の戦いは、技の精度と位置取りが勝負を分ける。
シンヤは交代を利用して相手の疲労を誘い、最後はタッツーのえんまくで勝利を決めた。
勝者:シンヤ。
第58戦 シンヤ VS 砂地の格闘家
対戦形式:3対3
相手:サンド、マンキー、イシツブテ。シンヤ:ニドラン♀、ポニータ、イシツブテ
相手の連携を、ポニータの機動力とイシツブテの地形利用で分断。
ニドラン♀のにどげりが決め手となった。
勝者:シンヤ。
第59戦 シンヤ VS 飛行ポケモン使い
対戦形式:4対4
相手:ポッポ、ピジョン、オニスズメ、ズバット。シンヤ:ドードー、オニスズメ、サンド、コラッタ
飛行組の急降下攻撃をサンドが牽制し、ドードーが高度の低い相手を狙う。
最後はコラッタが着地の隙を突いた。
勝者:シンヤ。
第60戦 シンヤ VS 戦術派の少女
対戦形式:5対5
相手:パラス、ナゾノクサ、マダツボミ、コラッタ、サンド。シンヤ:プリン、パラス、ポニータ、コラッタ、オニスズメ
相手は状態異常と素早い交代を組み合わせてくる。
シンヤは相手の狙いを見抜き、プリンのうたうとポニータの機動力で主導権を奪った。
勝者:シンヤ。
六十戦終了。シンヤは三度目の大休憩を取り、疲労が溜まっていたポケモンを十分に休ませた。
まだ元気なポケモンにも休息を与え、必要な仲間はセンターへ連れていく。
そして、連戦の再開前に、シンヤは実家にいるポケモンたちの様子を確認するため、父の装置を通じて共有される状態情報にも目を通した。
(経験はみんなに届いている。でも、実際に動く身体の疲労は、休ませなきゃ回復しない)
学習装置は便利だ。しかし、仲間を大切にするという根本は変わらない。
「よし。ここからも、みんなで勝ち抜こう」
レンは静かに頷いた。
「ええ。レン、最後まで見届けると約束したもの♪」
~中編へ続く?!~