それと気づいてる人がいるかもしれませんが今回のバトル、シングルのバトルだったり
ダブルだったり、トリプルだったり、そしてアニポケ風の乱戦みたいな感じにやっています。
-追記-
これは完全に作者が忘れてたことなのですが、感想欄にて指摘されたことなのですが現在の実機のポケモンにおいて草タイプには粉系統の技や、キノコのほうし、やどりぎのタネは効きません。
が過去において、無印時代~BW時代には草タイプにも粉系やらのくさ技は、草タイプには効果があったのです。そのため、この100戦に何回か、そういった描写があるかと思いますがご容赦を。
理由としましてはサトシがポケモンリーグ・セキエイ大会の4回戦にてやどりぎが活躍したり、金銀編などでも草タイプ同士の争いなどをやどりぎで止めたなどのシーンがあったため、効くという形にしてました。
これに関して先に明記しておけばよかったです。申し訳ない
◆第五陣――第81戦から第99戦
ここからはシンヤの主力ポケモンたちも本格的に参戦する。実家に預けた仲間たちが積み重ねてくれた経験は、学習装置を通じて主力にも共有されている。だが、シンヤは経験の共有だけで勝てるとは考えていない。実際の戦いで技を使い、判断し、仲間と連携してこそ身につくものがある。
第81戦 シンヤ VS 格闘家志望
対戦形式:1対1
相手:マンキー
シンヤ:リザード
マンキーは素早く接近し、連続攻撃を仕掛ける。
リザードはアイアンテールで受け流し、相手の動きを見極めてからかわらわりで決着をつけた。
勝者:シンヤ。
第82戦 シンヤ VS 飛行ポケモン使い
対戦形式:2対2
相手:ピジョン、ズバット
シンヤ:ピジョン、バタフリー
ピジョン同士の空中戦は互角。バタフリーがねんりきでズバットの飛行を乱し、シンヤのピジョンがつばさでうつを命中させた。
勝者:シンヤ。
第83戦 シンヤ VS 水辺の挑戦者
対戦形式:3対3
相手:コダック、クラブ、タッツー
シンヤ:ピカチュウ、コイキング、リザード
ピカチュウが電気技で水辺の相手を牽制し、コイキングはとびはねるで攻撃を回避。
リザードが最後のタッツーを突破した。
勝者:シンヤ。
第84戦 シンヤ VS 状態異常の使い手
対戦形式:2対2
相手:ナゾノクサ、パラス
シンヤ:バタフリー、スピアー
粉技の応酬。バタフリーがねんりきでナゾノクサの動きを抑え、スピアーがダブルニードルでパラスを撃破した。
勝者:シンヤ。
第85戦 シンヤ VS 岩場のトレーナー
対戦形式:3対3
相手:サンド、イシツブテ、マンキー
シンヤ:リザード、ニドリーノ、ピカチュウ
リザードは岩を足場にして攻撃を回避し、ニドリーノはどくばりとにどげりを使い分ける。
最後はピカチュウのかみなりパンチがマンキーの攻撃を押し返した。
勝者:シンヤ。
第86戦 シンヤ VS 虫ポケモンの達人
対戦形式:4対4
相手:バタフリー、スピアー、トランセル、コクーン
シンヤ:バタフリー、スピアー、ピジョン、リザード
糸と粉技で戦場を支配しようとする相手に、シンヤはピジョンで風を起こし、視界を確保。
リザードのかえんほうしゃで最後の相手を撃破した。
勝者:シンヤ。
第87戦 シンヤ VS 戦術派の青年
対戦形式:3対3
相手:コラッタ、サンド、ピジョン
シンヤ:ニドリーノ、マンキー、ピジョン
相手は交代と位置取りを巧みに利用してくる。マンキーがかわらわりで足場を崩し、ニドリーノがつのでつくでサンドを突破。最後はピジョンのつばさでうつが決まった。
勝者:シンヤ。
第88戦 シンヤ VS ハナダジム志望の少女
対戦形式:4対4
相手:コダック、ヤドン、クラブ、タッツー
シンヤ:ピカチュウ、コイキング、リザード、バタフリー
水辺での戦い。ピカチュウがかみなりパンチを使って相手の動きを乱し、コイキングはとびはねるで攻撃を回避。
リザードが最後のヤドンを突破した。
勝者:シンヤ。
第89戦 シンヤ VS 連携重視の双子
対戦形式:5対5
相手:ポッポ、ピジョン、コラッタ、マンキー、サンド
シンヤ:リザード、ピジョン、バタフリー、ニドリーノ、マンキー
双子は空中と地上の連携で攻めてくる。シンヤはバタフリーのねんりきで飛行ルートを乱し、マンキーのかわらわりで地上の相手を押し返した。
勝者:シンヤ。
第90戦 シンヤ VS 橋の熟練トレーナー
対戦形式:6対6
相手:サンド、イシツブテ、マンキー、ピジョン、コダック、クラブ
シンヤ:リザード、ピジョン、バタフリー、ニドリーノ、ピカチュウ、スピアー
六匹同士の総力戦。相手は地形と交代を巧みに利用し、シンヤ側のポケモンを分断しようとする。
シンヤはリザードを中心に、ピジョンの機動力、バタフリーの妨害、ニドリーノの近接戦、ピカチュウの電撃、スピアーの連続攻撃を組み合わせた。最後はピカチュウが相手のクラブの攻撃をかわし、かみなりパンチを命中させた。
勝者:シンヤ。
九十戦終了。シンヤは、主力たちにも十分な休息を取らせた。
六匹戦の負担は大きく、勝利の直後に次のバトルへ進むことはしなかった。
「あと十人……」
レンが指を折って数え、微笑む。
「いよいよね。シンヤ、最後まで気を抜かないでね?」
「ああ。全員の状態を確認してから再開するよ」
シンヤはリザードたちの様子を確認し、疲労のある仲間を休ませた。
主力だからといって、無理をさせるつもりはない。
第91戦 シンヤ VS 速攻型トレーナー
対戦形式:2対2
相手:コラッタ、マンキー
シンヤ:ピジョン、ニドリーノ
相手は序盤から一気に攻めるが、ピジョンが空中から牽制し、ニドリーノがにどげりでマンキーを押し返す。
勝者:シンヤ。
第92戦 シンヤ VS 水ポケモン使い
対戦形式:3対3
相手:コダック、クラブ、タッツー
シンヤ:ピカチュウ、コイキング、リザード
ピカチュウの電撃が水辺での立ち回りを制限し、コイキングがとびはねるで相手の攻撃をかわす。
最後はリザードがかえんほうしゃを決めた。
勝者:シンヤ。
第93戦 シンヤ VS 虫ポケモン使い
対戦形式:4対4
相手:キャタピー、トランセル、ビードル、スピアー
シンヤ:バタフリー、スピアー、ピジョン、リザード
糸と粉技の応酬。ピジョンが風を起こして視界を確保し、バタフリーがねんりきで相手の連携を崩した。
勝者:シンヤ。
第94戦 シンヤ VS 地面戦術の使い手
対戦形式:3対3
相手:サンド、イシツブテ、マンキー
シンヤ:リザード、ニドリーノ、マンキー
相手は足場を崩しながら接近する。シンヤはリザードの機動力で攻撃を誘導し、ニドリーノのどくばりとマンキーのかわらわりで突破した。
勝者:シンヤ。
第95戦 シンヤ VS ハナダジム再挑戦組
対戦形式:4対4
相手:コダック、ヤドン、クラブ、タッツー
シンヤ:ピカチュウ、リザード、ピジョン、コイキング
水辺の長期戦。ピカチュウがかみなりパンチでクラブを押し返し、ピジョンが空中から援護。
最後はリザードのドラゴンクローが決まった。
勝者:シンヤ。
第96戦 シンヤ VS 飛行ポケモンの熟練者
対戦形式:3対3
相手:ピジョン、オニスズメ、ズバット
シンヤ:ピジョン、バタフリー、ピカチュウ
相手は高度を変えながら攻めるが、バタフリーのねんりきで飛行を乱し、ピカチュウが地上へ誘導。
最後はピジョンがつばさでうつを命中させた。
勝者:シンヤ。
第97戦 シンヤ VS 戦術派の少女
対戦形式:4対4
相手:ナゾノクサ、マダツボミ、パラス、サンド
シンヤ:バタフリー、スピアー、ニドリーノ、リザード
状態異常と地形を組み合わせる相手に、シンヤはバタフリーのねんりきとスピアーの機動力で対応。
最後はリザードのかえんほうしゃで勝利を決めた。
勝者:シンヤ。第98戦 シンヤ VS 橋の強豪
対戦形式:5対5
相手:イシツブテ、サンド、マンキー、ピジョン、コダック
シンヤ:リザード、ピジョン、ニドリーノ、ピカチュウ、マンキー
相手は交代を利用してシンヤ側の疲労を狙う。シンヤは波動の眼で仲間の状態を確認しながら交代し、マンキーのかわらわりとピカチュウのかみなりパンチで戦況を変えた。
勝者:シンヤ。第99戦 シンヤ VS 百人目を目前にした青年
対戦形式:5対5
相手:サンド、コラッタ、ピジョン、クラブ、マンキー
シンヤ:リザード、ピジョン、バタフリー、ニドリーノ、ピカチュウ
青年はシンヤの連勝記録を知っており、最後の一戦を前にした彼の実力を試そうとした。相手のサンドが地形を利用し、ピジョンが空中から牽制。クラブとマンキーが近接戦を仕掛け、コラッタが隙を突く。シンヤは仲間の疲労を確認しながら、一匹ずつ相手の連携を崩していった。バタフリーがねんりきでピジョンの飛行を乱し、ニドリーノがにどげりでマンキーを押し返す。ピカチュウのかみなりパンチがクラブを撃破し、最後はリザードがサンドの動きを見切ってドラゴンクローを決めた。
勝者:シンヤ。
九十九戦終了。橋の周辺が、ひときわ大きくざわめいた。
「ついに九十九連勝か……!」
「あと一人で百人だ!」
「最後の相手は誰なんだ?」
シンヤは大きく息を吐き、リザードたちの状態を確認した。
「……よし。ここで休憩だ」
「えっ、今すぐ最後の一戦をしないのか?」
見物人の一人が声を上げる。
「しません。最後だからこそ、万全の状態で臨みたいんです」
シンヤはそう答え、仲間たちを休ませた。ポケモンセンターで必要な回復を受け、体調を確認し、十分な休息を取る。
レンもシンヤの隣で待っていた。
「ふふっ。ここまで来たのね、シンヤ」
「ああ。あと一人だ」
「最後の相手がどんな方でも、シンヤなら大丈夫……なんて、簡単には言わないほうがいいかしら?」
レンは少しだけいたずらっぽく笑った。
「でも、レンはちゃんと見届けるわ。最後の一戦もね♪」
シンヤは笑い、頷いた。
「ありがとう。よし、行こう」
そして、百人目の挑戦者が前へ進み出た。
「オレの名はアキラ! 猛獣使いだ!」
彼の隣には、一匹のサンドが立っていた。
アキラはサンドの背に手を置き、まっすぐシンヤを見つめた。
「最後の相手として、お前に勝負を挑むぜ!」
◆第100戦――シンヤ VS 猛獣使いアキラ
対戦形式:1対1
アキラ:サンド
シンヤ:リザード
橋の上に集まった人々が、一斉に静まり返った。
九十九戦を勝ち抜いたシンヤ。最後に立ちはだかるのは、自称・猛獣使いのアキラと、鍛え上げられたサンドだ。
アキラは自信に満ちた表情で、サンドのボールを握りしめた。
「オレはサンドを鍛え上げてきた。どんな相手にも負けないようにな!」
「……そうですか」
シンヤはリザードのボールを手にした。
「俺も、仲間たちと一緒にここまで来ました。最後まで、全力で勝負しましょう」
アキラが笑う。
「いいぜ! 行け、サンド!」
サンドが地面に降り立つ。鋭い目つきでリザードを見据え、爪を構えた。
「頼むぞ、リザード!」
リザードも前へ出て、尻尾の炎を揺らす。
アキラが指示を飛ばした。
「サンド、すなかけだ!」
サンドは地面を蹴り、砂を巻き上げた。砂煙がリザードの視界を覆う。
「リザード、煙幕で対抗しろ!」
リザードがえんまくを放ち、砂煙の中へ煙を重ねた。視界が悪くなり、両者の位置がわかりにくくなる。
「サンド、地面に潜れ!」
サンドは素早く地面へ潜り、姿を消した。アキラは得意げに笑った。
「どうだ! 姿が見えなければ、攻撃も当てられないだろ!」
だが、シンヤは慌てなかった。波動の眼を使い、リザードの疲労と集中状態を確認する。
同時に、地面の振動、砂の動き、サンドが潜った位置を観察する。
「リザード、地面をよく見ろ。砂が動いた方向を覚えておけ!」
リザードは足元へ意識を集中させた。サンドが地面から飛び出し、爪を振るう。
「今だ、アイアンテール!」
リザードは尻尾を硬化させ、攻撃を受け流した。サンドは一度距離を取り、再び地面へ潜る。
アキラは畳みかけた。
「そのまま地面を走り回れ! 相手の足元から攻め続けろ!」
サンドが地中を移動し、リザードの周囲で砂が次々と盛り上がる。
リザードはすぐには反撃せず、足を動かしながら相手の位置を探った。
「……リザード、無理に追いかけるな。相手が出てくる瞬間を待て」
シンヤの指示に、リザードはじっと構えた。サンドが背後から飛び出す。
「そこだ!」
リザードが振り返り、ドラゴンクローを繰り出す。サンドはかろうじてかわしたが、爪がかすめ、体勢が崩れた。
「よし、いけるぞ!」
アキラは声を張り上げる。
「サンド、まるくなる! そのまま突っ込め!」
サンドは体を丸め、勢いをつけて転がり始めた。地面を駆け抜け、リザードへ迫る。
「リザード、横へ跳べ!」
リザードはぎりぎりでかわした。しかし、サンドはすぐに方向を変え、再び突進してくる。
「速い……!」
シンヤは相手の動きを観察した。
サンドは転がるたびに加速している。正面から受け止めれば、リザードでも大きな負担になるだろう。
「リザード、かえんほうしゃ!」
炎が地面を走る。サンドは転がりながら炎を避け、横へ大きく回り込んだ。
「いいぞ! そのまま押し切れ!」
アキラの声に、サンドは勢いを増す。しかし、シンヤはその動きを見ていた。
「リザード、炎を追わせるな! 地面の広い場所へ誘導しろ!」
リザードは炎を放つ方向を変え、サンドの進路を少しずつ誘導する。
サンドは攻撃を避けるために転がる方向を変え続け、徐々に勢いを制御しにくくなっていった。
「今だ、アイアンテール!」
リザードの尻尾が横から振り抜かれる。サンドは直前で体をひねり、直撃を避けた。
だが、勢いを失って地面へ転がり、砂煙を巻き上げる。
アキラは驚きながらも、すぐに指示を出した。
「サンド、立て! まだ終わってねえぞ!」
サンドは震える脚で立ち上がり、再び構えた。
シンヤはリザードの様子を確認する。呼吸は速くなっているが、まだ戦闘を続けられる状態だ。
「リザード、あと少しだ。焦らずにいこう」
リザードは力強く鳴き、アキラのサンドを見据えた。
「サンド、最後の突進だ! 全力で行け!」
サンドが地面を蹴り、猛スピードで突っ込んでくる。シンヤは静かに指示した。
「リザード、相手の動きを見て……最後の瞬間に跳べ!」
リザードはぎりぎりまで待ち、サンドが目前に迫った瞬間に高く跳び上がった。
サンドは止まれず、そのまま通り過ぎる。
「今だ、ドラゴンクロー!」
リザードが空中から降下し、爪を振り下ろした。攻撃が決まり、サンドは地面に倒れた。
しばらく静寂が流れる。
やがて、審判役を買って出ていた青年が声を上げた。
「サンド、戦闘不能! 勝者、シンヤ!」
第100戦・勝者:シンヤ。
橋の上に歓声が響いた。
「百連勝だ!」
「本当に百人全員に勝ったぞ!」
シンヤはリザードのもとへ駆け寄り、そっと肩に手を置いた。
「よく頑張ったな、リザード。ありがとう」
リザードは疲れた様子ながらも、誇らしげに鳴いた。
シンヤはすぐに波動の眼で状態を確認し、戦闘後のケアを優先する。
勝利の喜びに浸る前に、リザードの体調を確かめるのが彼らしいところだった。
一方、アキラは倒れたサンドのもとへ駆け寄った。
「サンド……大丈夫か?」
サンドはゆっくりと顔を上げ、アキラを見つめる。アキラはサンドを抱きしめ、悔しそうに唇を噛んだ。
「……くそっ。オレたちが負けるなんてな……」
しかし、彼はサンドを責めなかった。
「いや……お前はよく頑張った。オレの指示にも、最後まで応えてくれた」
アキラはサンドの頭を撫で、静かに続けた。
「でも、足りなかったんだな。オレたちには……」
シンヤはその言葉を聞き、アキラへ歩み寄った。
「アキラさん。サンドは最後まで諦めずに戦っていました。あなたも、サンドを信じて指示を出し続けていた。いい勝負でした」
「……慰めはいらねえよ」
アキラは顔を上げた。
「オレは負けた。お前に勝てなかった。それが事実だ」
「はい。だからこそ、次に勝つために何が必要なのか、考えられるんだと思います」
アキラは黙り込んだ。彼はこれまで、自分を猛獣使いと呼び、サンドを鍛え上げてきた。
強くなれば、どんな相手にも勝てる。そう信じていた。
だが、シンヤとの勝負では、サンドの力だけでは押し切れなかった。
相手の動きを読む力。地形を利用する判断。ポケモンの疲労を見極める冷静さ。
そして、最後まで仲間を信じて戦う姿勢。アキラはそれらを目の当たりにした。
「……シンヤ」
「はい?」
「いつか、必ずリベンジしてやる。サンドと一緒にな」
シンヤは笑顔で頷いた。
「ええ。そのときは、また全力で勝負しましょう」
アキラはサンドを抱き上げ、ゆっくりと立ち上がった。
「待ってろよ……。オレたちは、もっと強くなる!」
その背中を見送りながら、レンがシンヤの隣へ歩いてきた。
「ふふっ。百人全員に勝利、おめでとう、シンヤ♪」
「ありがとう、レン。でも、みんなが頑張ってくれたおかげだよ」
「ええ。レンも、みんなが頑張っている姿を見ていたわ」
レンは微笑み、リザードを見つめた。
「それに、最後の勝負も素敵だったわ。相手を打ち負かすだけじゃなくて、ちゃんと相手のポケモンを認めてあげたもの」
「……そうかな」
「ええ。とってもね♪」
シンヤは照れくさそうに笑った。こうして、ゴールデンボールブリッジでの百人連続バトルは幕を閉じた。
だが、この勝負はアキラにとって、新たな始まりでもあった。彼は後に、自分の拠点となる非公認ジムを作り上げ、百人のトレーナーに勝つという目標を掲げることになる。
シンヤとの敗北は、アキラにとって忘れられない経験となったのだ。
◆百戦を終えて――ハナダ岬へ
連続バトルを終えたシンヤは、リザードをはじめとする仲間たちの状態を改めて確認した。
百戦すべてに勝利したとはいえ、ポケモンたちはそれぞれに戦い、疲労を重ねている。
シンヤは仲間たちを十分に休ませ、必要な回復を受けさせてから、ようやく一息ついた。
「いやあ……本当に長かったな」
「ふふっ。百人ものトレーナーと勝負したのですもの。そう簡単には終わらないわよね?」
レンが楽しそうに笑う。
「でも、シンヤ。最初に話していた目的、覚えているかしら?」
「……あっ!」
シンヤは思わず声を上げた。
「ハナダ岬だ!」
「そうよ♪ お茶会はジム戦のあとにする約束だけれど、岬を見に行くことまでは禁止していないものね?」
「そうだった! よし、行こう!」
レンは満足そうに頷いた。
「ええ。せっかくここまで来たのですもの。レンも、どんな景色が見られるのか楽しみだわ♪」
二人はゴールデンボールブリッジを後にし、ハナダ岬へ向かって歩き出した。
その背後では、百戦の勝負を見届けたトレーナーたちが、まだ興奮冷めやらぬ様子で話し合っていた。
「実家に預けたポケモンまで全て使いこなしていたな……」
「しかも、疲れたらきちんと休ませていた。あれだけの連戦で、一匹も無理をさせなかったんだ」
「強いだけじゃない。トレーナーとしての考え方が違うんだろうな」
そんな声を背に、シンヤはレンと並んで歩く。百戦を通じて得た経験は、シンヤだけのものではない。戦ったポケモンたち、応援してくれた人々、そして敗北から新たな目標を見つけたアキラにも、それぞれの意味があった。
(ポケモンとの旅って、やっぱり面白いな)
シンヤは空を見上げた。この世界には、まだ出会っていないポケモンがいる。
まだ知らないトレーナーがいる。そして、ゲームやアニメの知識だけでは予想できない出来事が、これからも待っているはずだ。
「シンヤ、置いていってしまうわよ?」
「あっ、待ってくれ!」
レンが振り返り、いたずらっぽく微笑む。
「ふふっ。百人に勝ったトレーナーさんでも、女の子を待たせてしまうのはよくないわね?」
「はいはい、すぐ行きます!」
二人の笑い声が、ハナダシティの水辺に響いた。このあと、シンヤはハナダジムに挑戦する。そして約束していたお茶会も、まだ待っている。旅は、まだ始まったばかりだ。
というわけでネームドキャラでアニメでは1話しか出番のなかったアキラが登場です。
この頃はまだ、サンドの状態でじわれは覚えていません。
そしてこの100人とのバトルの結果、手持ちレベルが大幅に上昇していき、普通にレベルで覚える技・技マシンのよる学習での技覚えなどが多く発生しています。
そして趣味で始めたこの小説。
まさかもうすでにお気に入りが166件?!
日間ランキング入っている?!78位?!
ありがとうございます!