セキチクシティ。
ポケモン大好きクラブの育成施設で、仲間たちの進化と育成をひと通り終えたシンヤとレンは、施設内の休憩スペースで一息ついていた。
テーブルの上には、施設で購入した飲み物と軽食。
レンは紅茶を楽しみながら、進化したばかりのキルリア、マリルリ、ニンフィアの様子を確認していた。
一方のシンヤは、手元の端末を操作している。
「……よし。進化した連中の情報は更新できた。あとは実家の様子も確認しておくか」
「実家に連絡するの?」
「ああ。母さんにはポケモンたちの世話を任せっぱなしだからな。進化した連中もいるし、様子を聞いておきたい」
「ふふっ。お母様も、シンヤからの連絡を楽しみにしているんじゃないかしら?」
「どうだろうな。父さんの発明品の話とか、家のポケモンたちの近況とか、いろいろ話すことはあるけど」
シンヤは通信機能を起動した。
数回の呼び出し音のあと、画面に母ミサキの顔が映し出される。
『あら、シンヤ。元気にしてる?』
「母さん、久しぶり。こっちは元気だよ。そっちはどう?」
『もちろん元気よ。ポケモンたちもみんな元気。あなたが旅立ってから、ますます賑やかになったわ』
「そっか。みんな、ちゃんと訓練してる?」
『ええ。みんな頑張ってるわよ。最近はポケモン同士で技を教え合うことも増えてきたし、バトルの組み合わせもずいぶん変わってきたわね』
「やっぱりそうか。今回、施設で情報を確認したら、俺が思ってた以上に進化してる連中がいて驚いたよ」
『ふふっ。あなたがいない間も、みんな成長しているもの』
ミサキは嬉しそうに笑った。
シンヤも笑みを浮かべる。
「実家でしっかり育ててもらえるのは助かるよ。母さんたちには感謝してる」
『あらあら。急に素直になっちゃって』
「いや、そこは素直に感謝するところだろ……」
『そうね。ふふっ』
ミサキは楽しそうに笑い、それから何かを思い出したように手を叩いた。
『そうそう。シンヤ、あなたのピカチュウなんだけど』
「ピカチュウ?」
『ええ。最近、ちょっとした番長なのよ』
「…………は?」
シンヤの表情が固まった。
隣で紅茶を飲んでいたレンも、思わずカップを止める。
「……母さん、今なんて?」
『だから、ピカチュウが番長みたいになってるのよ』
「いやいやいや。ちょっと待ってくれ」
シンヤは片手で額を押さえた。
「ピカチュウが? 番長? あのピカチュウが?」
『そうよ』
「……何を言ってるんだ、母さん」
『あら。信じてないの?』
「信じられるわけないだろ!?」
シンヤは思わず声を上げた。
もちろん、ピカチュウが弱いとは思っていない。
むしろ、トキワの森で出会ったときから、あの個体は明らかに普通ではなかった。
野生のポケモンとしては異様に強く、覚えている技も多かった。
その後、実家で訓練を積み、サント・アンヌ号の大会に向けて仲間たちと鍛え合った結果、さらに実力を伸ばしている。
それはシンヤ自身も把握していた。
だが――。
「いや、ピカチュウが強いのは分かってる。分かってるけど、番長ってなんだよ……」
『そのままの意味よ。みんな、ピカチュウの言うことをよく聞くの』
「…………」
『喧嘩が起きたら仲裁するし、訓練中に調子に乗った子がいたら注意するし。逆に、ピカチュウを小さいからって侮った子がいたら……』
ミサキはそこで、少しだけ言葉を切った。
『……まあ、見事に返り討ちにしているわね』
「返り討ち!?」
シンヤは思わず立ち上がった。
レンが隣で肩を震わせている。
「ちょ、ちょっと待て。母さん、俺の知ってるピカチュウって、そんな感じだったか……?」
『あなたが捕まえた子でしょう?』
「そうだけどさ!」
『それに、最近はサファリゾーンから来た子たちも増えたでしょう? みんな最初は勝手が分からなくて、いろいろ揉めたりするのよ。でも、ピカチュウが間に入ると、だいたい収まるの』
「いや、なんでピカチュウが仕切ってるんだ……」
『頼りになるからじゃないかしら?』
「…………」
シンヤは言葉を失った。
そんな彼を見て、レンはついに堪えきれなくなった。
「ふふっ……あははっ!」
「レン! 笑うな!」
「だ、だって……! シンヤのピカチュウが番長だなんて……!」
「俺だって信じられないんだよ!」
『あら、レンちゃんも一緒なのね。こんにちは』
「あ、はい。こんにちは、ミサキさん」
『ふふっ。レンちゃんも、ぜひピカチュウの様子を見てあげて。きっと驚くわよ』
「ええ、ぜひ見たいです」
レンは即答した。
「おい、レン!?」
「だって、気になるじゃない?」
「くっ……!」
シンヤは頭を抱えた。
まさか、旅の途中で自分の知らないところで、実家のポケモンたちの勢力図が変わっていたとは。
しかも、その頂点にいるのがピカチュウだという。
いくらなんでも、話が突飛すぎる。
「……母さん。悪いけど、証拠を見せてくれないか?」
『証拠?』
「そう。ピカチュウが番長だっていう証拠」
『あら、いいわよ。ちょうど録画してあるから』
「……録画?」
『ええ。最近は面白いことが多いから、つい撮っちゃうのよね』
ミサキは通信画面の外へと移動し、別の端末を持って戻ってきた。
そして、シンヤに映像を送信する。
『それじゃあ、再生するわね』
画面が切り替わった。
シンヤは腕を組み、疑わしげに映像を見つめる。
レンも隣から覗き込んだ。
「……まあ、見れば分かるか」
シンヤはそう呟いた。
だが、その数秒後。
彼の表情は、完全に凍りつくことになる。
◆ 映像その一――仲裁する番長
映像に映っていたのは、実家の広い訓練場だった。
そこでは、ギャラドスとカイリキーが向かい合っている。
どうやら、水辺での訓練中に何か揉め事が起きたらしい。
『ギャオォォォ!』
『リキー!』
二匹とも、かなり興奮している。
ギャラドスは尻尾を地面に叩きつけ、カイリキーは四本の腕を構えていた。
周囲のポケモンたちは、巻き込まれないように距離を取っている。
「おいおい……何やってるんだ、あいつら」
シンヤが眉をひそめた、そのときだった。
画面の端から、小さな黄色い影が走ってきた。
「ピカ!」
「……え?」
ピカチュウだった。
ピカチュウは二匹の間に立つと、両手を腰に当て、頬を膨らませた。
そして――。
「ピカチュウ!」
鋭い声で鳴いた。
ギャラドスとカイリキーが、同時に動きを止める。
「…………」
「…………」
「…………は?」
シンヤは目を見開いた。
映像の中のピカチュウは、まるで教師が生徒を叱るかのように、二匹へ交互に何かを言っている。
もちろん、ポケモンの言葉を人間がそのまま理解できるわけではない。
だが、態度を見れば何を言っているのかは明白だった。
――喧嘩するな。
――訓練場を壊すな。
――他の仲間に迷惑をかけるな。
そんなところだろう。
ギャラドスは気まずそうに視線を逸らし、カイリキーは腕を下ろした。
そして、二匹は揃ってピカチュウに頭を下げた。
「…………」
シンヤの口が、ゆっくりと開く。
「……え?」
レンは口元を押さえていた。
肩が震えている。
「ふ、ふふっ……!」
「いやいやいやいや! 待て待て待て!」
シンヤは画面を指差した。
「なんでギャラドスとカイリキーがピカチュウに怒られて反省してるんだよ!?」
『この二匹、最近はピカチュウに注意されると、ちゃんと聞くのよ』
「いや、そこじゃない! そこじゃないんだよ、母さん!」
『あら、何か問題が?』
「問題しかないだろ!」
レンはついに笑い声を上げた。
「ふふふっ……! シンヤ、あなたのピカチュウ、すごいわね……!」
「すごいとかいう次元じゃないだろ……!」
映像は続く。
仲裁を終えたピカチュウは、二匹に何かを指示するように前足を動かした。
ギャラドスは水辺へ戻り、カイリキーは別の訓練場へ移動する。
周囲のポケモンたちも、何事もなかったかのように訓練を再開した。
そしてピカチュウは、満足そうに頷くと、悠然とその場を歩いていった。
まるで、見回りを終えた番長そのものだった。
「…………」
シンヤは、そっと額に手を当てた。
「OTZ」
「シ、シンヤ……! ふふっ……!」
「笑うなって……!」
◆ 映像その二――ピカチュウを侮った者の末路
『次の映像も見てみる?』
ミサキの声に、シンヤは顔を上げた。
「……まだあるのか?」
『ええ。こっちは、ちょっと面白いわよ』
「面白いって……」
シンヤは嫌な予感を覚えながらも、映像の続きを見た。
今度は、訓練場の一角。
そこでは、サイホーンがピカチュウの前に立ち、何やら挑発するように地面を蹴っていた。
「サイホーン……?」
シンヤは映像に映るポケモンを確認した。
サファリゾーンで捕獲したサイホーンだ。
まだ実家に来てから日が浅く、ほかのポケモンたちとの関係も構築中だったはずだ。
映像の中のサイホーンは、ピカチュウを見下ろしている。
小さな身体を見て、相手にならないと判断したのだろう。
「……あー」
シンヤは、思わず片手で顔を覆った。
「嫌な予感しかしない」
『そうね。私も最初は止めようと思ったんだけど……』
ミサキの言葉を遮るように、映像の中でサイホーンが突進を始めた。
「サイ!」
地面を揺らしながら迫る巨体。
対するピカチュウは、まったく慌てていなかった。
「ピカ!」
ピカチュウは横へ跳び、突進を紙一重で回避する。
サイホーンが勢い余って通り過ぎた瞬間、ピカチュウはその背後へ回り込んだ。
「ピカチュウ!」
尻尾が光る。
アイアンテール。
強烈な一撃が、サイホーンの側面を捉えた。
「サイッ!?」
サイホーンがよろめく。
「いや、そこはまだ分かる。アイアンテールなら……」
シンヤは思わず口にした。
だが、映像はそこで終わらなかった。
サイホーンは体勢を立て直し、再びピカチュウへ向き直る。
今度は角を突き出し、地面を蹴って距離を詰めた。
ピカチュウは正面から迎え撃つことなく、相手の動きを見極めるように一歩だけ横へ動く。
そして、突進の勢いが最大になった瞬間――。
「ピカッ!」
ピカチュウは地面を蹴り、サイホーンの懐へ潜り込んだ。
放たれたのは、かわらわり。
小さな身体から繰り出された一撃が、サイホーンの体勢を崩す。
サイホーンは勢いを殺しきれず、横倒しになった。
「サイホーン!?」
「ピカ!」
ピカチュウは倒れたサイホーンの前に立ち、胸を張る。
その表情は、まるでこう言っているかのようだった。
――身体の大きさだけで相手を判断するな。
サイホーンはしばらく呆然としていたが、やがて立ち上がると、ピカチュウへ頭を下げた。ピカチュウは頷き、サイホーンの様子を確認する。
怪我がないことを確かめてから、前足で軽く肩を叩いた。
その後、二匹は並んで訓練場を歩いていった。
「…………」
シンヤは画面を見つめたまま、動かなくなった。
レンも、今度は笑うより先に驚いていた。
「……ピカチュウ、強いのね」
「……強いのは知ってた」
シンヤは低い声で答えた。
「トキワの森で捕まえたときから、普通じゃないとは思ってたんだ。電気技だけじゃなくて、格闘技まで使いこなすし、状況判断も異常に早かった」
「ええ」
「でも……まさか、実家でこんなことになってるとは思わなかった」
シンヤは再び額を押さえた。
「なんで俺がいない間に、ギャラドスやカイリキーを叱る立場になってるんだよ……」
『頼りにされているのよ』
「頼りにされるにも限度があるだろ……!」
◆ 映像その三――番長の一日
『最後に、これも見ておいて』
「まだあるのか!?」
『ええ。せっかくだもの』
ミサキは楽しそうに笑いながら、別の映像を再生した。
そこに映っていたのは、実家の敷地内にある広場。
ピカチュウが、何匹ものポケモンたちを前にしていた。
ピカチュウの周囲にはギャラドス、コノヨザル、カイリキー、フーディン、ニドキング、
ハガネール。そして、ほかにも多くのポケモンたち。
その中には、サファリゾーンから新しく加わったポケモンたちの姿もあった。
どうやら、訓練前の集まりらしい。
ピカチュウが前に立ち、何かを話すように鳴く。
すると、周囲のポケモンたちが一斉に返事をした。
「ピカピカ!」
「ギャオオ!」
「カイリキー!」
「ブギィッ!」
「…………」
シンヤは、無言で画面を見つめていた。
ピカチュウが前足を上げると、ポケモンたちがそれぞれの訓練場へ散っていく。
ギャラドスは水辺へ。
カイリキーとコノヨザルは格闘訓練場へ。
ニドキングとハガネールは岩場の訓練場へ。
そしてピカチュウ自身も、訓練場の中央へ向かい、周囲の様子を確認しながら歩き始めた。途中、サイホーンが別のポケモンと揉めそうになる。
ピカチュウが一声鳴くと、サイホーンはすぐに動きを止めた。
申し訳なさそうに静かに去っていくサイホーン。
さらに、若いポケモンが技を失敗して落ち込んでいると、ピカチュウはその隣に座り、何度か実演してみせた。
小さな身体で、何度も繰り返し技を見せる。
やがて相手のポケモンも成功し、嬉しそうに鳴いた。
ピカチュウは満足そうに頷く。
その様子を見ていたミサキの声が、映像の外から聞こえた。
『ね? 頼りになるでしょう?』
「…………」
シンヤは、もう何も言えなかった。
レンは、彼の肩にそっと手を置く。
「シンヤ……」
「……なんだ」
「あなたのピカチュウ、本当に立派ね」
「……ああ」
「仲間をまとめて、喧嘩を仲裁して、困っている子には技を教えてあげる。小さいのに、みんなから信頼されているのね」
「……そうだな」
シンヤは力なく頷いた。
確かに、ピカチュウの行動は立派だった。
誰かを力で従わせるだけではない。
必要なときには仲裁し、教え、助ける。
それでも、自分を侮って挑んでくる相手には、実力の差をはっきりと示す。
その姿勢は、確かにリーダーと呼ぶにふさわしいものだった。
ただし。
「……俺、そんな指示を出した覚えはないんだけどな」
『あら。ピカチュウが自分で考えてやっていることよ』
「それが一番驚きなんだよ……!」
シンヤはついに、机へと突っ伏した。
OTZ
レンは、とうとう声を上げて笑い始めた。
「あはははっ! シンヤ、そんなに落ち込まなくても……!」
「落ち込むだろ! 俺の知らないところで、実家のポケモンたちの番長が誕生してたんだぞ!?」
『ふふっ。あなたが帰ってきたら、きっと喜ぶわよ』
「いや、喜ぶのは喜ぶけど……!」
シンヤは顔を上げ、もう一度映像を見た。
画面の中では、ピカチュウが仲間たちに囲まれながら、堂々と歩いている。
その姿は、確かに頼もしい。
そして、どこか誇らしい。
「……まあ、トキワの森で出会ったときから、普通じゃないとは思ってたけどさ」
シンヤは苦笑した。
「まさか、ここまでとはな……」
『あの子、あなたが帰ってくるのを楽しみにしているわよ』
ミサキの言葉に、シンヤの表情が少しだけ柔らかくなった。
「……そっか。じゃあ、帰ったときはちゃんと褒めてやらないとな」
『ええ。きっと喜ぶわ』
「でも、その前に一つだけ確認したい」
『何かしら?』
シンヤは真剣な表情になった。
「……母さん。ピカチュウ、まさか実家のポケモンたちに、勝手に上下関係とか作ってないよな?」
『あら』
ミサキは、少し考えるように首を傾げた。
『上下関係というより……みんなが自然とピカチュウを頼るようになった、という感じかしら』
「……それなら、まあ」
『ただし、ピカチュウを小さいからって侮った子は、きっちりお仕置きされるわね』
「結局そこは変わらないのかよ!」
レンはまた笑い出した。
シンヤは再び額を押さえる。
どうやら、実家のポケモンたちは、自分が思っている以上に独自の社会を築いているらしい。
そして、その中心にいるのは――。
「……番長ピカチュウ、か」
シンヤは、呆れたように呟いた。
だが、その口元には小さな笑みが浮かんでいた。
強くて、賢くて、仲間思い。
少々、いや、かなり予想外な方向へ成長してしまったものの、ピカチュウが仲間たちから信頼されているのは間違いない。
「……よし。帰ったら、まずはピカチュウとバトルしてみるか」
『あら、いいわね』
「えっ?」
ミサキの返答に、シンヤは顔を上げた。
『きっとピカチュウも喜ぶわ。最近は、あなたと戦える日を楽しみにしているみたいだから』
「……待て。母さん、今の話は初耳なんだけど?」
『ふふっ。そうだったかしら?』
「母さん!?」
ミサキは楽しそうに笑った。
その隣では、レンがにやにやとシンヤを見つめている。
「ふふっ。帰ったら大変そうね、シンヤ」
「……ああ。まったくだ」
シンヤは、画面の中で堂々と歩くピカチュウを見つめた。
トキワの森で出会ったときから、普通ではないと感じていた。
あのときは、ただ強い野生のピカチュウだと思っていた。
だが、今なら分かる。
あのピカチュウは、強いだけではない。
自分で考え、仲間をまとめ、必要ならば相手を叱り、時には容赦なく実力を示す。
まさしく――。
「……番長だな、あれは」
シンヤは、とうとう認めるしかなかった。
レンは満面の笑みで頷いた。
「ええ。立派な番長ね」
『ふふっ。でしょう?』
通信画面の向こうで、ミサキも嬉しそうに笑った。
そして、画面の中のピカチュウは、まるで自分の噂を聞いていたかのように、こちらへ顔を向けた。
「ピカ!」
その堂々とした表情を見て、シンヤは再び机へと突っ伏した。
OTZ
「……俺の知らないところで、何やってるんだよ、お前……」
こうしてシンヤは、旅の仲間たちの育成状況を確認するつもりが、まさかの**『実家の番長ピカチュウ』の存在**を知ることになったのだった。
――そしていつか実家に帰ったとき、シンヤは自分のピカチュウが築き上げた、想像以上に強固な信頼関係と勢力図を、実際に目の当たりにすることになる。
そのとき彼がどんな顔をするのか。
それは、まだ誰にも分からない。
感想でもあったのですが特性を出すか出さないかについて。期限はある程度表が集まり次第まで
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出す。セキエイリーグから出す
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出さないか。ホウエンからでいいやろ