第59話 ただいまマサラタウン! 拡張された実家と新たな休息地!
トキワジムでの激闘を制し、八つ目のジムバッジ――グリーンバッジを手に入れたシンヤ。
これで、カントー地方のポケモンリーグへ挑戦するために必要なバッジはすべて揃った。
もっとも、ここで旅が終わるわけではない。
むしろ、ここからが本番だ。
リーグに向けた育成。まだ出会っていないポケモンたちとの遭遇。各地に残された未知の場所の探索。
やりたいことは、まだまだ山ほどある。
とはいえ――。
「まずは、みんなの回復だな」
「そうね。あれだけ激しいバトルだったもの」
シンヤとレンは、トキワシティのポケモンセンターへ向かった。
ジム戦に参加した六匹を預け、回復を済ませる。メガシンカまで使ったリザードンをはじめ、どのポケモンもかなり疲労していた。
ジョーイに状態を確認してもらい、十分に休ませた後、二人は次の目的地を決める。
――マサラタウン。
シンヤの故郷であり、両親が待つ家だ。
「久しぶりの帰宅、って感じね」
「そうだな。まあ、旅の途中でも何度か連絡はしてたけど」
「それでも、直接会うのは違うでしょう?」
「確かに」
シンヤは笑った。
レンも、これから訪れる場所を楽しみにしている様子だった。
こうして二人は、徒歩でマサラタウンへと向かった。
そして――。
「…………」
シンヤは、目の前の光景を見て言葉を失っていた。
隣では、レンも目を丸くしている。
「……あれ?」
シンヤは一度、目をこすった。
そしてもう一度、目の前の建物を見た。
「……なんか、実家が旅立ちの日よりも広がってる?」
「え? 実家が変わってるの?」
「いや、建物だけじゃない。敷地そのものが広がってるな、これ……」
以前の二倍や三倍どころではない。
目測では、少なくとも五倍ほどに広がっているように見えた。
以前から広大な敷地だったが、今ではもはや一軒の家という規模ではない。
建物の周囲には新しい施設が増え、ポケモンたちが運動できる広場も拡張されている。
遠くには、新設されたらしい訓練場まで見えた。
「…………」
シンヤは再び沈黙した。
(いや、待て待て待て。俺が旅立ったの、そんなに前じゃないよな?)
旅に出てから、確かにいろいろなことがあった。
だが、実家が五倍に広がるほどの時間が経過した覚えはない。
「どういうことだ、これ……?」
「あら、シンヤじゃない。もう帰ってきたのね」
そんな彼の耳に、聞き慣れた声が届いた。
振り返ると、母のミサキが玄関から出てきた。
「母さん。ただいま」
「おかえりなさい。レンちゃんも、いらっしゃい」
「お邪魔いたします」
レンは上品に微笑んだ。
その一方で、シンヤはどうにも気になって仕方がない。
「……母さん」
「なあに?」
「なんで実家がこんなに大きくなってるんだ?」
「ああ、そのこと?」
ミサキは、まるで今日の夕食の献立でも話すかのように答えた。
「お父さんの発明品がまた大ヒットして、まとまったお金が入ったのよ。それに、シンヤが捕まえてくるポケモンたちって、みんな意欲的でしょう?」
「まあ……そうだな」
「バトルも特訓も熱心だから、このままだと訓練場所が足りなくなるかもしれないと思って。ちょうど土地も余っていたし、思い切って拡張したの」
「……思い切りすぎじゃない?」
「そうかしら?」
ミサキは首を傾げた。
「それとね、二倍や三倍じゃなくて、だいたい五倍くらいよ」
「五倍!?」
シンヤは思わず声を上げた。
やはり聞き間違いではなかったらしい。
「いやいやいや、いくらなんでも広すぎるだろ!」
「マサラタウンは、もともと人口がそれほど多くないでしょう? 土地には余裕があったのよ」
「それはそうだけど……」
「今では、オーキド研究所より敷地が広いんじゃないかしら」
「……マジか」
シンヤは遠い目をした。
故郷の人口が少ないことは知っている。
土地が余っていることも知っている。
しかし、それを理由に実家の敷地を五倍にするのは、なかなか聞かない話ではないだろうか。
「スタッフも増やしたのよ。ポケモンの世話をする人たちも、トレーニングを補助する人たちもね」
「給料、大丈夫なのか?」
「ええ。十分に余裕があるわ」
「……父さん、いったい何を発明したんだ?」
「それはお父さんに聞いてみたら?」
「……聞いても、よくわからない説明が返ってくる気がするんだよなあ」
「あらあら」
ミサキは楽しそうに笑った。
シンヤは、深く追及するのをやめた。
父の発明品について詳しく聞いたところで、説明が理解できる保証はない。
それに、両親のことだ。
どうせまた、何かとんでもないものを作ったのだろう。
そしてミサキの実家もまた、普通ではない。
彼女はマサラタウンでも知られたお嬢様だった。
その父親――シンヤにとっての祖父は、マサラタウンでも有数の大地主である。
オーキド研究所が建っている土地も、もともとは祖父の所有地だった。
若い頃のオーキド博士に譲ったのだという。
ただし、その話を知っているのは両親や親戚、そしてオーキド博士など、ごく限られた人々だけらしい。
(……うちって、思ってた以上にすごい家だったんだな)
シンヤは改めて、実家の敷地を見回した。
もっとも、そんな家で育ってきたせいか、本人にはいまひとつ実感がなかった。
「それで……」
シンヤは隣に立つレンを見た。
「こうして正式に顔を合わせるのは初めてだよな。彼女がレンだ」
「初めまして、シンヤのお母様。レンと申します」
レンは優雅にスカートの裾を持ち上げた。
片足を斜め後ろへ引き、両膝を軽く曲げて重心を落とす。両手でスカートをふんわりと広げ、背筋と首筋をまっすぐに伸ばしたまま、上体をわずかに前へ傾ける。
まさに、育ちのよさを感じさせる美しい挨拶だった。
「あらあら。そんなに畏まらなくてもいいのよ?」
「でも、お母様はお嬢様だったのでしょう?」
「うふふ。昔の話よ、昔の」
「いや、今もマサラの土地の多くを持っている人が言う台詞じゃねえぞ、それ」
シンヤの即座のツッコミに、ミサキは口元を押さえて笑った。
「もう、シンヤったら」
「いや、事実だろ……」
この母親は、普段は気さくで、家事も自分でこなす。
そのくせ、いざというときには大胆な行動を取る。
だが、こういう話になると妙に控えめになるのだ。
レンはそんな二人のやり取りを見て、くすりと笑った。
「ふふっ。お二人は、とても仲がよろしいのね」
「ええ、もちろんよ」
「……母さん、そこで即答するんだ」
「だって、そうでしょう?」
ミサキは微笑みながら、シンヤの肩を軽く叩いた。
そんな話をしていると――。
「お、シンヤ。帰ってきたか」
玄関の奥から、男性の声が聞こえた。
現れたのは、父のマサユキだった。
ただし、その姿はひどいものだった。
服には何かの汚れが付着し、頬にも黒い跡がある。髪も少し乱れていた。
どうやら、何かの開発に没頭していたらしい。
「ただいま、父さん」
「おう、おかえり!」
マサユキは豪快に笑った。
シンヤはその表情を観察する。
(……これは成功した顔だな)
失敗したときの父は、もう少し不機嫌そうな顔をしている。
今回の発明は、どうやらうまくいったらしい。
「彼女がレンだ」
「初めまして、お父様。レンです」
「おう、初めましてだな、レンちゃん。俺がマサユキだ」
マサユキは握手をしようと手を差し出しかけ――。
「あ」
自分の手が汚れていることに気づき、途中で止めた。
「悪いね。ちょっと汚れてるから、挨拶だけで済ませてくれ」
「いえ、お気になさらず」
「あなた。とりあえず着替えて、顔と手を洗ってきなさいな」
「そうするわ」
マサユキは笑いながら、家の奥へと戻っていった。
その背中を見送りながら、シンヤは小さく息を吐いた。
(……絶対、また何か作ってたな)
数分後。
着替えを済ませ、顔や手をきれいに洗ったマサユキが戻ってきた。
今度は、ようやく落ち着いて話ができそうだった。
シンヤたちは応接スペースへ移動する。
「改めて、バッジ八個集めるの、お疲れさま」
「ありがとう、父さん」
「どうだった?」
「ポケモンたちが頑張ってくれたよ」
「そう言うと思ったわ」
ミサキが笑う。
マサユキも、アッハッハッハと豪快に笑った。
「お前らしいな、シンヤ!」
そこへ、メイドが紅茶と焼き菓子を運んできた。
「お待たせしました。紅茶と焼き菓子でございます」
「ありがとう、レムちゃん」
「いえ。姉様も一緒に用意してくださいましたので」
その声を聞いた瞬間、シンヤはカップへ伸ばしかけた手を止めた。
(……ん?)
どこかで聞いたことがあるような声。
いや、気のせいだろうか。
シンヤはメイドの顔を見た。
水色のショートヘア。
柔らかな雰囲気。
丁寧な所作。
そして、見覚えがあるような――。
「あ、そうだったわね」
ミサキが思い出したように手を叩いた。
「シンヤは初めてだったわね。彼女の名前はレム。私の実家が経営している児童養護施設の出身でね。十七歳になって、お姉さんと一緒にうちで暮らし始めたの」
「初めまして。レムと申します。姉様であるラム共々、ミサキ様の下でメイドとしてお世話になっております。よろしくお願いします」
レムはぺこりと頭を下げた。
「…………」
シンヤは固まった。
(……いや、待て)
水色の髪。
名前。
そして、どこかで見たような雰囲気。
(……『Re:ゼロから始める異世界生活』のレムじゃねえか!?)
前世の記憶が、脳裏を駆け巡る。
(え、ちょっと待て。レムがいるってことは……)
「ラムの自己紹介くらい、自分でするわよ、レム」
奥から、もう一人の少女が姿を現した。
桃色のショートヘア。
レムとよく似た顔立ちだが、髪色も雰囲気も異なる。
「初めまして、坊ちゃま。ラムはラムよ。レムの双子の姉。まあ、髪色もいろいろ違うから、間違えるわけがないのだけど」
ラムはシンヤをじっと見つめた。
「もし間違えたら、お仕置きするわ」
そう言いながら、シャドーボクシングのような動きを見せる。
「…………」
シンヤは、ただただ沈黙した。
(ラムまでいるのかよ!?)
まさか、自分の実家で、前世で知っていた別作品のキャラクターに出会うとは思わなかった。いや、レンがいる時点で、すでに前例はあるのだが。
(……この世界、いったいどうなってるんだ?)
もちろん、そんなことを口に出すわけにはいかない。
シンヤは何とか平静を装った。
「……よろしく、レム、ラム」
「ええ、よろしくね、坊ちゃま」
「よろしくお願いします、シンヤ様」
レムとラムは、それぞれ丁寧に頭を下げた。
もっとも、ラムは最後までシンヤを値踏みするような目で見ていたが。
「それで、どうして二人がうちに?」
シンヤが尋ねると、ミサキが説明した。
「家を大きく改装したでしょう? その関係で、人手が足りなくなりそうだったのよ。ちょうど、施設を出て仕事を探していた二人がいたから、声をかけたの」
「なるほど……」
シンヤは頷いた。
それなら、確かに筋は通っている。
施設を出たばかりの二人に仕事と住居を用意できるのなら、悪い話ではない。
しかも、二人とも家事全般が得意らしい。
「いやぁ、ミサキの実家が大金持ちってこと、たまに忘れるよな」
マサユキが笑う。
「それっぽいことを普段しないからな。家事全般が好きなお嬢様ってのも珍しい」
「うふふ。自分でできることは自分でする。それは人として当然よ、あなた」
「そうだな!」
二人は顔を見合わせて笑った。
その間に、妙に甘い空気が漂い始める。
「……あらあら」
レンが顔を赤くしながら、そっと視線を逸らした。
一方、レムとラムは慣れた様子で、呆れたような顔をしていた。
「……いつものことですので」
レムが小声で言う。
「そう。放っておけばいいわ」
ラムも淡々と続けた。
(……この家、いろいろ濃いな)
シンヤは紅茶を一口飲んだ。
香り高く、ほどよい温度。
焼き菓子も実においしい。
だが、目の前の状況が濃すぎて、味わう余裕があまりなかった。
「それで、父さん」
シンヤはカップを置いた。
「俺に渡すものがあるって言ってただろう?」
「ああ、そうだった!」
マサユキは、何かを思い出したように立ち上がった。
「ちょっと待ってなさい」
そう言い残し、奥へと向かう。
数分後。
戻ってきたマサユキの手には、一通の封筒があった。
「それは?」
「ナナシマへ行くための書類だ」
「ナナシマ?」
シンヤは首を傾げた。
「五のしまにある、ゴージャスリゾート地。そこに、うちの別荘があるんだ」
「……は?」
今度は、レンまで固まった。
「別荘?」
「ああ。せっかくなら、しばらくそこで過ごすといい」
マサユキは何でもないことのように言う。
シンヤは封筒を受け取り、中身を確認した。
施設の利用に必要な書類や、別荘への入場・滞在に関する手続きがまとめられている。
「ナナシマのゴージャスリゾートって……あの辺、立地の関係でかなり高いんじゃ?」
「そこは俺の発明やら、ミサキの実家絡みでな」
マサユキは笑った。
「それに、シンヤのことだ。どうせリーグが始まるまでは、ポケモンたちの育成や、まだ捕まえていないポケモンを探しに動くんだろう?」
「まあ、そうだな」
シンヤは素直に頷いた。
実際、八つのバッジを揃えたからといって、すぐにリーグが始まるわけではない。
それまでの時間をどう使うかは重要だ。
まだ訪れたい場所もある。
出会いたいポケモンもいる。
そして、リーグに向けて育成を進める必要もある。
「ほう。ちなみに、その行きたい場所ってのは?」
マサユキが興味深そうに尋ねる。
シンヤは少し考えてから答えた。
「無人発電所、ふたご島、ともしびやま。この三か所かな」
「……なんでまた、そんな場所に?」
「ちょっと、そこにいるかもしれないポケモンが気になってね」
シンヤは詳しいことを伏せて答えた。
無人発電所。
ふたご島。
ともしびやま。
どれも、普通の観光地とは言い難い場所だ。
だが、シンヤには確かめたいことがある。
もちろん、危険があることも理解している。
準備を整え、現地の状況を確認しながら進むつもりだった。
「まあ、その辺はシンヤなら、しっかり考えて動くだろう」
マサユキはそれ以上追及しなかった。
そして、封筒をテーブルの上に置く。
「家で少し休んだら向かうといい。ナナシマへ行くには、グレンタウンから船に乗る必要があるからな。移動の段取りは確認しておけよ」
「ああ、わかった」
ミサキも楽しそうに頷いた。
「せっかくのリゾート地だもの。ラムちゃんとレムちゃんにも付き添ってもらったらどうかしら? もちろん、レンちゃんも一緒にね」
「えっ、私も?」
「レムもですか?」
「ラムも?」
レンが少し驚く。姉妹も驚く。
「ええ。ジム戦の連続で、かなり忙しかったでしょう? ポケモンたちの育成をしながら、少しゆっくり休んでもいいと思うわ」
「……確かに」
シンヤはこれまでの旅を思い返した。
ジム戦に挑み、各地を巡り、事件に巻き込まれ、ポケモンたちを育ててきた。
気づけば、かなり強行軍になっていた部分もある。
少し休む時間を設けるのも悪くない。
「それに、リゾート地とはいえ、ポケモンの育成施設も充実しているからな」
マサユキが付け加えた。
「……それは、どうして?」
シンヤが尋ねる。
「シンヤがポケモンリーグに参加した後も、オフシーズンがあるだろう? そのときにリフレッシュしながら、ポケモンを育成できるようにと思って作らせたんだ」
「…………」
シンヤは封筒を見つめた。
そして、父を見た。
もう一度、封筒を見た。
「……金の使い方がパネェ……」
「はっはっは! 使わないと溜まる一方だからな!」
マサユキは豪快に笑った。
「いや、そういう問題じゃないだろ……」
シンヤは思わず頭を抱えた。
この家の経済事情は、もはや自分の理解できる範囲を超えている。
母の実家が大地主で、父の発明品が次々と大ヒット。
そして、気づけば別荘にまで育成施設が併設されている。
(……俺、普通に旅してただけなんだけどなあ)
そんなシンヤの内心をよそに、ミサキはにこにこと笑っていた。
「ふふふ。それで、今日はこの後どうするの?」
「ポケモンたちの様子を見てから、オーキド研究所へ行って博士にも報告してくるよ」
「そうね。番長をしているピカちゃんにも会ってあげなさい」
「…………」
シンヤの動きが止まった。
「……母さん」
「なあに?」
「その呼び方、まだ続いてるのか?」
「もちろんよ」
ミサキは笑いをこらえるように口元を押さえた。
マサユキも、肩を震わせている。
「……父さんまで笑うなよ」
「いや、だってなぁ……」
「ピカちゃん、ジム戦から戻ってきても今日もみんなの面倒を見ていると思うわよ」
「俺のピカチュウなんだけどな……?」
シンヤは深いため息を吐いた。
旅立つ前、森で出会った一匹のピカチュウ。
今では実家のポケモンたちをまとめる、立派な番長になっているらしい。
喧嘩を仲裁し、新入りを指導し、挑戦者が来れば相手をして、勝った後には相手の無事まで確認する。いったい、どこでそんな性格になったのだろうか。
(……いや、まあ、いいことなんだけどさ)
シンヤは苦笑した。
久しぶりの帰郷。
拡張された実家。
新しく加わった二人のメイド。
そして、ナナシマの別荘。
思いがけないことばかりだが――。
帰ってくる場所があり、待っていてくれる家族がいる。
それは、やはり嬉しいことだった。
「さて、と」
シンヤは立ち上がった。
「まずはオーキド博士に報告してくるよ」
「ええ、行ってらっしゃい」
「気をつけてな」
レンも微笑む。
「私も一緒に行くわ」
「ああ。じゃあ、行こうか」
シンヤは封筒を大切にしまい、玄関へ向かった。
カントーの八つのバッジは揃った。
ポケモンリーグへの道も開けた。
そして、次なる目的地は――ナナシマ。
新たな出会いと、まだ見ぬポケモンたちが、シンヤたちを待っている。
その前に。
まずは、久しぶりに実家のポケモンたちと顔を合わせることにしよう。
特に――。
「……ピカチュウ、今度は何をやらかしてるんだ?」
シンヤの呟きに、レンはくすりと笑った。
平穏な帰郷になるかどうかは、どうやら彼のピカチュウ次第らしい。
はい、というわけでメイドキャラとしてReゼロからラムレムコンビです。
そして以前、無人発電所での話の最後ぐらいに出してた伏線――――バッジ8個集まったら見に行く的な話をしてたと思うのですがそれに繋げています