遠くからカラスの鳴き声が聞こえた。
「そんなものなのかしら?」
レミリアは倒れたイタチを見ていた。
その時、あたりは突然炎で埋め尽くされた。
「ここは俺の幻術の中。」
カラスが集まり、イタチは再び現れた。
「随分、、器用なのね。」
炎の勢いが強まる中、笑い声が響き渡る。
「面白い、そうでないと、遊びは楽しくないわ。」
「なっ、」
レミリアは幻術を解いた。
「スターオブヴァニティーズ!」
いくつものレーザーが放たれ、交点から、弾幕が放たれる。
「火遁 鳳仙火の術!」
小さい炎が無数に放たれ弾幕とぶつかり合い、激しい爆発が起こる。
その炎の中から、無数の槍が姿を現した。
「水遁 水牙弾の術!」
後ろからレミリアが現れた。
「陽動だったか、仕方ない。」
時空間の流れが変わる。
「何か違う技かしら?」
「月読だ。俺の偽物と遊んでもらう。」
周りには大量の分身らしきものがあった。
「体が動かない、」
「奇術、幻夢 豪火球の術」
分身から一斉に炎の玉が放たれる。
〜現実〜
「一回盤面を整えなければ、、。」
煙で包まれ、さらには無数の弾幕がまだ空中に浮いていたのだ。
それを一つずつクナイで壊していき、それが終わったと同じタイミングに幻術は終わった。
「あなた、容赦ないのね。でも、もっと面白くなって来たわ」
レミリアはゆっくりと立ち上がった。
「月読も耐えるか、、」
あたりの圧力が緩む。
「でも、楽しみは後に取っておくほど楽しくなるものよ。
今日はもう満足したわ。」
「終わり?」
今までどちらかが死ぬまで戦うしかなかったイタチにとっては不思議なものだった。
「不思議そうな顔をしているわね。
まぁ、これがここ(幻想郷)の遊び方みたいなものよ。」
「そう、なんですか。わかりました。」
元の目へと戻した。
「随分と不思議な目ね。皮肉な運命も感じるけど、あなたはそれに抗えたかしら?」
さっきまで扉の近くにいたが、いつの間にか目の前にいた。
「皮肉な運命ですか、。俺は抗うことに失敗しました。」
「あら、そう。ただ、人の失敗はそれを見ていた人を変えるはずよ。
あなたのしたあがきがどんなものかは知らないけれど、決して無駄にわならないわ。」
それだけ言い残して、いつの間にか手に持っていた紅茶を飲み始めた。
「無駄ではない、、か。」
サスケたちのことを思い浮かべた。
「(そうであってほしいな。)」
戦い(遊び)は終わった。
それは、新しい遊びの始まりでもあった。
「大きな音が聞こえたから、来てみたけど。お姉様だけ楽しそうなことして、ずるいわ。」
さっきよりも強く、不気味な圧力が部屋を覆い尽くした。
またそのうち投稿します。