この話から原作2巻に突入です!
花天月地
『黒ウサギへ。
北と東の境界壁で開催される火龍誕生祭に参加してきます。
私達にお祭りのことを意図的に黙っていた罰として、今日中に私達を捕まえられなかった場合
P/S 咲さんから伝言があるわ。
「黒ウサギ。私相手に隠し事なんて千年早いよ(笑)バイバーイ」』
「…………、」
「…………?」
「ーーーー⁉︎」
黒ウサギは手紙の内容を理解し、ついでに馬鹿にされたことに気付くのに約一分。
手をワナワナと震わせながら、手紙を裂き破り、
「な、ーーー……何言っちゃってんですかあの問題児様方ああああぁぁぁぁ‼︎」
黒ウサギの絶叫が辺り一帯に響き渡った。
*
「それで、ノープランで飛び出してきたはいいけど、これからどうするの?」
"ノーネーム"本拠から出発した十六夜、咲、飛鳥、耀、そして人質兼案内役のジンは、ベリベッド通りにある"六本傷"の旗印を掲げる喫茶店を陣取っていた。
このちょっとした家出は、咲の言う通り完全ノープランの突発的行動だったので、今は意見統一も兼ねて一時の休憩である。
「もちろん北側を目指すべきだわ」
「私、どうやって行くのか知らないんだけど」
「私も知らない。……でも北にあるっていうなら、とにかく北に歩けばいいんじゃないかな?」
「それはちょっと行き当たりばったり過ぎるなぁ……」
耀の発言には思わず苦笑する面々。
言っていることは間違っていないしある意味で真理ではあるのだが、その余りにも能天気な意見は採用されなかった。
「我らがリーダーは何か素敵なプランは無いのか?」
「……予想はしてましたけど、やはり皆さんは北側の境界壁までの距離を知らないのですね?」
「あぁ、全然知らねぇよ。けど、その言い方だとそんなに遠いのか?」
「遠いなんてものじゃありませんよ。そもそも、この箱庭の世界が恒星級の表面積だということを知ってますか?」
「…………え? そんなに広いの箱庭?」
咲は出てきた情報に驚いてしまった。飛鳥と耀も同様の感想なのか、大きく目を開けている。
一口に恒星と言ってもそのサイズは一定では無い。しかし、地球などとは比べるまでもない程に大きいのには変わりなく、仮に太陽の表面積と同等だとすると地球の約13000倍。果てしない広さである。
「それで、この場所から北側の境界壁まではどのくらいの距離があるのかしら?」
「そうですね…………大雑把でいいなら、980000kmぐらいかと」
「「「「うわぉ」」」」
実に地球二十四と半周。
うん、それ無理。
と、即座に諦めが付くほどには馬鹿げた数値であった。
「いくらなんでも遠すぎでしょ!」
キレた飛鳥に逆ギレするように反論するジン。曰く、闇雲に移動するには遠過ぎるし、箱庭で移動の拠点として用いられている"
それを聞きながらどうするか考える十六夜たちだったが、名案は浮かんでこない。
「咲のあのプラマイゼロってやつなら行けないのか?」
「いや〜厳しいかな。私でも見たことも行ったこともない場所はちょっとね」
この時点で打つ手がなかった。
結論として、自分達の力では辿り着けないことが判明。じゃあどうしようか?
ーーそうだ、白夜叉を使おう。
*
「北側に着いたぞ」
「「「「「ーー……はっ?」」」」」
"サウザンドアイズ"に殴り込み、「つーわけで、北側まで連れてけやコラ」「「「コラ」」」という不躾にも程があるお願いの仕方だったにも関わらず、白夜叉は文句一つでこのお願いを聞き届けてくれた。何か途中大事な話があったらしいのだが、詳しい事情を全カットで北側に移動してきた次第である。
今は全員で一目散に店外へ駆け出し、高台の上から北側の街並みを眺めていた。
広がる街並みは色彩鮮やかで、少女たちの、特に飛鳥の感性に響いたらしい。胸の高まりが収まらない飛鳥は、美麗な街並みを指さして熱っぽく訴える。
「今すぐ降りましょう! あのガラスの歩廊に行ってみたいわ! いいでしょう白夜叉?」
「あぁ、構わんよ。続きは夜にでもーー」
「見ィつけたのですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
響く絶叫と、ズドォン! と、爆撃のような着地。
「ふ、ふふ、フフフフ…………! ようぉぉぉやく見つけたのですよ、問題児様方!」
聞き覚えのあるその声は、我らが同士・黒ウサギ。変幻した淡く輝く緋色の髪から分かるように、激おこであった。
危機を感じ取った問題児の中で、逸早く行動したのは十六夜だ。
「逃げるぞッ‼︎」
「逃がすかッ‼︎」
「え、ちょっと」
十六夜は隣に居た飛鳥を抱きかかえ、展望台から飛び降りて逃亡を謀る。耀は旋風を巻き上げて空に、咲は微動だにせずに黒ウサギを待ち構えていた。
「ーー先負」
黒ウサギは耀と咲をターゲットに大ジャンプ。あまりの速度に耀はブーツを掴まれるが、咲はギフトを使って黒ウサギの背後へと回っていた。
「待てッ!」
「絶対安全圏」
振り向きざまに黒ウサギは腕を振るうが、それを阻むように障壁が出現。
「バイバーイ。ーープラマイゼロ」
そして、笑顔でその場から消えてしまった。
「ちぃッ‼︎ 一番面倒な方を逃してしまったのですよ。まぁ、それはさて置き……」
「ひぃ⁉︎」
ぶっ壊れたような笑みを浮かべ、唯一確保出来た耀を胸の中で強く抱きしめ、耳元で囁く。
「後デタップリ御説教タイムナノデスヨー」
「りょ、了解」
逃走した問題児は残り、三人。
*
「ふふ。なるほどのう。おんし達らしい悪戯だ。しかし、脱退とは穏やかではないの。ちょいとは悪質だとは思わなんだのか?」
「それは……うん。少しだけ私も思った」
捕まってしまった耀は、"サウザンドアイズ"の支店で白夜叉と事の経緯を話していた。
少しだけ拗ねた様子の耀を見て、くっくっと笑う白夜叉だったが、その視線を座敷の縁側にずらす。
「咲、おんしはどうなんじゃ?」
「え?」
「ーーやっぱりバレてたかぁ」
霞のように空間が揺らめき、現れたのは先ほどギフトで逃走したと思われていた咲だった。恐らく、ずっと近くでステルスで隠れていたのだろう。
「咲? どうして此処に?」
「特に理由はないかな。街に行っても良かったんだけだ、鬼ごっこしてる状態じゃ気も休まらないからね」
そう言いながら、咲は新たに出されたお茶をすする。少しリラックス出来たところで、白夜叉の質問に答えることにした。
「いやぁ、まぁ冗談のつもりだったんだけどね。まさかあんなに怒るなんて、ちょっとビックリしたよ」
「コミュニティからの脱退とはそれほどのものなのだ。以後二度とやらんほうが良いぞ」
「うん、そうするよ」
「それで、この後おんしはどうするのだ?」
一応まだ鬼ごっこは継続しているはずだ。このままここにいたら、咲が街にいると思っている黒ウサギが可哀想過ぎる。
「とりあえず、十六夜くんのところに行ってみるよ。きっと何か面白そうなことが起こるから」
「そうか。あまり黒ウサギをからかうでないぞ」
「はーい」
若干適当な返事をして、咲は部屋から出て行く。
「咲はぶれないなぁ」
「確かにの。……そうだ。おんしに参加してほしいギフトゲームがあるんだが」
「私に?」
残された二人は二人で、あらたな話題に華を咲かせていた。
*
その頃一方。
街中に逃げていた十六夜と飛鳥は黒ウサギに見つかっていた。
既に飛鳥は遅れてやって来たレティシアに確保済み。残るは十六夜と咲のみ。
咲は未だ姿が見当たらないが、黒ウサギはここでなんとしても十六夜を捕まえる心構えだった。両者距離を取った状態で尖塔の上に立ち、激しく睨み合っている。
「提案なんだが、俺と黒ウサギで別ゲームをしないか?」
「はい?」
「そうだなぁ。謝罪代わりに、そっちのチップは無しでいい。こっちのチップは、……一回分の
「はいッ⁉︎」
黒ウサギはウサ耳が跳ねるほど驚いた。
まさかそんな提案をしてくるなんて。しかもこの問題児に首輪を付けられるなど、願ってもないチャンス。
しかし、黒ウサギはそれを認めなかった。
「とても魅力的ですが一点だけ。ギフトゲームは対等の条件で行われるべきです!」
「つまり、お前も命令権を賭けると?」
「はい。やるならば正々堂々! そして真正面から、黒ウサギは十六夜さんに御説教するのです!」
ーーいいね、それ。私も混ぜてよ。
「「ーーはっ?」」
虚空より響いたのはそんな台詞。慌てて周りを見回す二人。そして、空間が不自然に揺らいでいる場所を発見した。
二人から少し離れたその場所に現れたのは、障壁を足場として立っていた咲の姿だった。つまり、二人とも声を掛けられるまで、そこに咲がいることに気付けなかったのだ。
その事実に、十六夜は軽く戦慄した。
(おいおいマジかよ。無警戒な状態じゃ、俺でも認識出来ないのか……)
「咲さん⁉︎ いつの間に?」
「少し前からだよ。それで、私も混ぜてくれるの?」
恐ろしいまでのその性能。もし悪用でもしようものなら、絶大な効果を発揮するだろう。
前から思っていたことであったが、十六夜は改めて確信する。
(やっぱ咲は面白いな。余興のつもりだったが、このギフトゲームも楽しめそうだぜ)
「俺は構わないぜ。そっちの方が面白そうだ」
「黒ウサギは?」
「ふふ。黒ウサギとしては好都合なのです。一番厄介な咲さんが、のこのこと黒ウサギの前に現れてくれたのですから。お二人共、覚悟はいいですね?」
「決まりだな」
それと同時に、三人の前に"
『ギフトゲーム名"花天月地"
ルール説明
・ゲーム開始のコールはコイントス。
・参加者が他の参加者を"手の平で"捕まえたら決着。
・敗者は勝者の命令を一度だけ強制される。
宣誓 上記のルールに則り、"黒ウサギ" "十六夜" "咲"の三名はギフトゲームを行います。』
「これ、例えば私が黒ウサギに捕まったらどうなるの?」
「その時点でゲーム終了ですね。黒ウサギの"契約書類"が咲さんへの命令権へと変化し、咲さんと十六夜さんの"契約書類"は燃える仕組みです」
「なるほど、了解したよ」
細かなルール確認は終了した。
あと話し合うことがあるとしたら、スタートの合図だけだ。
「コイントスはどうする?」
「私は別にいいや」
「黒ウサギも十六夜さんに譲るのですよ」
「…………ふぅん? 随分二人とも余裕そうじゃねぇか」
「だってねぇ」
「このゲームは、十六夜さんが圧倒的に不利ですから」
淡々と事実を述べる黒ウサギ。十六夜もそれは十二分に理解していた。
十六夜は軽薄そうな表情を消してコインを取り出す。ゆったりとした動作なのは、計画を頭の中で立てるためだ。
(黒ウサギの言う通り、このゲームは俺が圧倒的に不利だ。走力は俺と黒ウサギが互角で咲がやや劣るってところか?)
神格を宿した咲でも、十六夜よりは遅いはず。それだけなら話は簡単だが、咲には他にも多種多様なギフトがある。
(特に気を付けないといけないのが、あの概念や事象をゼロにしたり元に戻したりするあのギフト。さっきのステルスと併用でもされたら、それこそ万事休す)
やるからには勝つ。
それが十六夜の信条でもある。だからこそ、自分が勝てるであろう手を考え抜く。命令権はぶっちゃけどうでもよかったが、ただ負けるなんて論外。
(黒ウサギのウサ耳も、さぞ性能が良いはずだ。つまり、俺は二人を見失った時点で勝ち目がなくなる。なにより厄介なのが、このゲームは三つ巴だということ。なら俺はどうするか…………)
十六夜はコインを指で弾く。
弾かれたコインは光を反射してキラキラと煌きながら、放物線を描いていく。
(…………初手にヤマは張った。さぁどうなる!)
三者三様にコインを見守る。
その僅かな時間の中で、咲は瞳に菫色のリングを浮かべ、神格を宿し、更に瞳を翠色に輝かせた。
(ーーなるほどね。いいよ、二人とも相手になってあげる……!)
ーー……キィン! と、甲高い金属音が響く。そのスタートの合図と同時に、二つの影が動き出した。
動いたのは十六夜と黒ウサギ。そのどちらもが、咲に向かって全力のスタートダッシュを切っていた。
そうなることを
一ヶ所に結集してしまった三人。それ即ちいきなりの三つ巴。三人が三人とも、只の人間には視認も出来ないほど速い千手の攻防を繰り広げる。咲が十六夜に手を伸ばせば十六夜はそれを弾き、黒ウサギが咲を捉えようとすると今度は十六夜がその隙を突いてくる。
(咲さんが捉えきれない!)
(俺や黒ウサギの速度にも付いてこられるのか⁉︎)
速さでは確実に勝っているはずなのに、咲はそのハンデを物ともせずに対応してくる。しかもその対応の仕方が、まるで次にどう動くのかが分かっているかのようなのだ。
(これは……まさか本当に見えてるのか⁉︎)
未来視。
当然二人は知らなかったが、咲が持つまだ見せていないギフトの正体である。未来の光景をその目に映しだすこのギフトは、戦闘において抜群の有能性を発揮する。
(二人相手は流石に厳しいかッ……!)
泥沼の大混戦だったが、それから抜けるように跳躍する咲。空中に足場となる障壁を利用して、三次元的に動き回る。黒ウサギは瞬時に咲を追うように動き、十六夜も二人を見失わないように追う。
その間にも十六夜は黒ウサギと咲のどちらも警戒していたが、あまりの厄介さに舌打ちを打つ。
(なんつー面倒さだ! 俺は二人とも見失ったら終わり。黒ウサギは咲を見失ないように動く。それで咲はなんでもありとか彼奴が有利過ぎる!)
黒ウサギが咲を追うのは十六夜と同じ理由。ステルスのギフトがあると分かっているのだから、逃がすわけにはいかない。
一層の事咲を無視すればいいかと言うと、そうもいかない。もしそんなことをしたら、確実に漁夫の利を咲を取られる。
「しゃらくせぇ……」
心底しゃらくさい。
二兎追うものは一兎も得ず。
十六夜は、平和的に捕まえるのを諦めた。
散発的に攻防を繰り返していた十六夜だったが、作戦の主軸を変更。
(黒ウサギを完璧に捨てて、咲一本で行く。そのためには……!)
咲と黒ウサギが空中で闘っている横合いから十六夜は、
「しゃらくせぇ!」
全力で尖塔を蹴り飛ばした。
「……はっ?」
素っ頓狂な声を上げたのは黒ウサギ。あまりの爆音に振り向いてみれば、此方に第三宇宙速度で迫る瓦礫の弾幕。その一石一石が、爆撃のような破壊力と速度を所持していた。
「このお馬鹿様ああああああ⁉︎」
黒ウサギは絶叫しながらも何とか対処するが、あまりの量に捌ききれず吹き飛ばされてしまう。その中で咲は球体状に障壁を出現させ、無傷で弾幕をやり過ごす。
咲は飛んで行った黒ウサギを追うことはなく、こちらに迫り来る十六夜を相手に決めていた。
(一対一、か)
(これで邪魔者は消えた!)
ーー望むところ!
三つ巴が面倒だと思い始めていたのは咲も同じこと。一対一は渡りに船。
そしてここで、二人の中である意思疎通が為されていた。
ーーちょっと面倒でストレス溜まったから!
ーー思いっきり殴り合おうぜ!
咲は右腕に台風を纏い、十六夜へ向けて跳ぶ。応えるように十六夜も右拳を握り締めて跳んだ。
「はぁっ!」
「ラァッ!」
咲と十六夜の拳が真正面から激突。
音速を超える勢いで撃ち出されたその二撃は、ソニックブームを生み出し空間を震わせる。
拮抗は一瞬。
直後。
十六夜が拳を振り切り、咲を殴り飛ばした。打ち負けたのは咲の方だった。
一直線に飛んでいく咲。何もしなければ、進行上に存在する尖塔に衝突していただろう。咲としても無駄に痛いのは嫌だったので、ギフトを使って運動エネルギーをゼロにする。
続けて空中で障壁を利用した足場を作り、何事もなく体制を整えた。
しかし、無傷というわけではなく、それなりのダメージを負っていたようだ。
「…………いったぁぁぁぁい」
思わずそんな一言が漏れる位には痛かった。
(……全く、私これでも一応女の子なんだよ? 十六夜くんには手加減の三文字はないのかな? ……まぁ、全力ではないんだろうけど)
損傷が激しく、鉛のように重くなった右腕を見る。内出血が酷いのか青黒く変色し、見る見るうちに腫れていった。気付けば元のふた回りくらいなっている。血管は破裂して骨は折れているだろう。
(う〜〜ん。神様降ろして右手の風のギフト使ってこれかぁ。しかもまともにぶつけ合ったから、ただ食らうだけよりダメージが酷い。十六夜くんの攻撃力は頭おかしいね)
「プラマイゼロ」
とりあえず右腕を治す。
調子を確かめるように、掌を閉じたり開いたりしてみるが支障はなさそうだ。
(さて、どうしようか?)
このまま戦闘に持ち込んでも面白そう。別に禁止されているわけじゃないから、ルール上は何の問題もない。
(この右手のギフトは使えば使うほど威力が増すから、無極点の制限時間はあるとは言え、持久戦に持ち込めば私に分がある)
相手は十六夜だ。単純作業でどうにかなる相手ではないが、この作戦はシンプルであり効果的であるのも確か。
恐らく人生初めての全力戦闘に心踊る咲。
対して十六夜も殆ど同じ気持ちだった。
(俺と撃ち合える奴なんて初めてだな。…………やべぇな。嬉しくて嬉しくて仕方がないぜ。やっぱ箱庭に来て良かったな)
双方互いに笑みを深める。
踏み込みを入れようとした次の瞬間、二人を裂くように一筋の雷撃が迸った。
ギギギと、ロボットのように首を回す二人。振り向いた先には、怒りのオーラが最早尋常ではなくなっている黒ウサギの姿が。その手には"
「コレ以上フザケタ真似ヲスルノナラ」
ーーオセッキョウダケデハスマサナイノデスヨ?
「「…………うぃ」」
敢え無く、戦闘は中止になった。
*
結末としては、数々の建造物を破壊していき(全て十六夜の仕業)、十六夜は黒ウサギの、黒ウサギは咲の、咲は十六夜の命令権を取得した。
因みに、十六夜が破壊した建造物は咲が直したのだが、黒ウサギの御説教はそれはもう長いものだった。
ギフト説明
・未来視…怜の能力が由来。無極点とも併用出来るが、疲労がすごい。30分もしていたら、「生きるってツライなぁ」状態。