自己満足の為の作品なので合わない方もいるかと思われますが、温かい目で見て頂けたら嬉しいです。
文才は皆無ですので、ハードルは足首くらいでお願いしますね。
「はじめまして。糸師冴選手、白瀬朔選手。サッカージャーナルの弐瓶と申します。本日は取材に応じていただきありがとうございます」
相手はまだ成人していない子供2人…。だが、サッカージャーナルの記者は姿勢を正して取材を行っていく。
「…どうも」「…」
冴は無反応、白瀬は質問資料を眺めながら挨拶を返した。
糸師冴…
1歳からサッカーを始め、幼少期より類まれなるサッカーの才能を発揮し、「天才サッカー少年」として名を馳せていた。
中学進学を前にスペインへ渡り、世界屈指の強豪クラブ、レ・アールの下部組織に入団。着実にその実力を磨き…現在は「新世代世界11傑」の一人に数えられているMF。
白瀬朔…
4年生の10歳からサッカーを始め、わずか半年で全国大会に出場。
当時「天才サッカー少年」として名を馳せていた、当時6年生の糸師冴を擁する強豪クラブチームに惜敗したものの、チームを準優勝に導いた。
その後も活躍を続け…中学進学を機にドイツへ渡り、強豪クラブであるバスタードミュンヘンの下部組織に入団。
入団後も当確を表し…16歳ながら「新世代世界11傑」の最終選考まで名を連ねた。
現在は糸師冴と共に日本の至宝と呼ばれている。
「まずは冴選手から…」
記者から向けられる質問に、冴は淡々と答えていた。
日本代表への期待。国内リーグでの活躍。帰国した天才選手に対する、ありきたりな質問の数々。
冴はその一つひとつに、愛想笑いを浮かべることも、相手の期待に応えることもなく答えていく。
その口から出るのは、日本サッカーへの失望と、世界を見据えた揺るぎない野心だった。
「……俺は生まれる国を間違えただけです」
少々考え事をしていた白瀬だったが、気が付けば冴がこの場を離れていた。
「えーっと…白瀬選手、質問よろしいかな?」
「…さっき冴君が色々言ってましたが、自分も大体同意見です」
気を取り直して次の質問を投げかけようとした記者だったが、白瀬の予想だにしない返答に、思わず言葉を失った。
「彼は少々言葉が強いですが、現状の日本は期待できないレベルにあります。組織力は世界有数と言っていいです。ですが、点に貪欲なFWがいない現状、良くてベスト4止まりで終わる…自分はそう思います」
白瀬はそれ以上何も語ることなく席を立つ。記者の困惑をよそに、足早に部屋を後にしようとした。
「白瀬選手っ…!」
「僕は彼の様な大層な目標も何も無いです。ただ…強い相手、面白い相手とずっと戦いたいだけに過ぎません」
記者の声を遮る様にそれだけ言い残すと、白瀬は記者たちを後に、その場を立ち去った。
「…?冴君、どうしたの?」
廊下を歩いていると、扉の前で足を止め、中を覗き込んでいる冴の姿が目に入った。
「…JFUの記者会見らしい」
廊下を歩いていた冴は、開いた扉の向こうに「BLUE LOCK」の文字を見つけ、ふと足を止めたらしい。室内では、何やら記者会見が行われているようだった。
ブルーロック内で戦うのも良いかと思いましたが、沢山書かないといけないので外部からという形を取りました。
日本代表戦には流石に入れないつもりです。
※自己満足でやってますので、次回投稿が伸びる可能性があります。