女体化ロンのおっぱいを揉みしだくまで死ねない 作:ハッピーエンド大好きクラブ
兄は失踪、母親は首括って死んじまった。
────何がどうしてこうなった!?家族崩壊RTAなんて始めた覚えはねぇぞ!?
しかも第一発見者は俺だし。ギネヴィアが兄貴の部屋で宙吊りになってたのを見つけた時は心臓が縮み上がったね。
ギネヴィアが死んじまったせいでとっつぁんは荒れちまったよ。
仕事を辞めて酒浸りの毎日。ギネヴィアが笑顔で笑う写真を眺めて号泣してる。
正直見ていられなかった。俺は転生者だが、この世界ではランスロットとギネヴィアの息子なんだ。
父親が悲しみの檻に囚われているなら、俺がその檻から引っ張り出してやらないと。
と、意気込んで声をかけても全部無視されました。ランスロットの奴、俺をいないものとして生活を始めやがった。
今日は待ちに待ったホグワーツ入学日だってのに。
「それじゃ父さん。行ってくるわ」
返事はない。ランスロットは俺に背中を向けたままだ。徐に酒瓶へ手を伸ばした。
何を言っても無駄なのはわかってるから俺は荷物を持って玄関の扉を開ける。
外には予約していたタクシーが到着していた。運転手と協力してトランクを載せ、鳥籠に入ったユーラシアワシミミズクを先に後部座席に突っ込んだ。この梟は俺のペットでペリノアって名前だ。
さて、俺も乗り込むとしますか。
「セルシウス!」
振り返ると、なんとランスロットが玄関から顔を出していた。酔ってる様子はない。真っ直ぐな眼で俺のことを見つめている。ちょっとびっくりしたが、俺は「どうしたんだよ父さん」となるべく平静を装った。
「…………………頑張れよ」
消え入るような声だった。でも、俺の耳には確かに届いた。
「ああ!行ってきます父さん!!」
腹から声を出して言葉を返す。タクシーは走り出し、父さんの姿がだんだんと遠くなっていく。
父さんは見えなくなるまで俺に手を振リ続けていた。
無事ロンドンに到着し、早歩きでキングズ・クロス駅に向かう。
九番線と十番線の間にある柵、そこが9と3/4線。その柵を通り抜けるとプラットフォームに入れるってわけだ。
紅色の蒸気機関車は発車準備万端と言わんばかりに煙を上げている。
やっぱりこういうのを見るとテンションが上がる。先頭から三、四車両は生徒で一杯だ。
なんとか車両に乗れました。クソ重たいトランクを客室の隅に置き、空いているコンパートメント席を探す。
そういえばロンのやつは何処にいるんだろうか。ジョージとフレッドにも挨拶しとかないと。
みんな窓から身を乗り出して母親に別れの挨拶をしていた。ほとんどがママから熱いキスを受けている。
「…………………」
笛が鳴り、汽車が動き出した。ホグワーツ特急遂に発進。
引き続き席を探していると背後から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「セルシウス!ずっと探してたんだよ!」
ロンに飛びつかれて「ぐぇ」と苦しい声を漏らした。ロンのやつ年々俺に対しての距離感が近くなっていってる気がする…………気の所為だよな?
「悪い悪い、タクシーで来たんだけど渋滞にハマっちまってさ。先に汽車に乗ってからお前を探そうと思ってたんだよ」
胸の感触が堪んねぇぜ。出来ればこの状態をあと三時間ほどキープしてほしいもんだが、それはロンに迷惑だからな。ここは自然に離れてもらおう。
「それより席を見つけようぜロン。通路に立ったままだと足が疲れちゃ────はぶぅ」
ロンにほっぺたを持ち上げられた。なんか顔が怒ってるように見えるけど……え?俺何もしてないよね?
「ホントに僕のこと探してたの?」
「あ、ああ!ほんとだって、マジで俺も会いたかったぜロン!いやぁ今日も可愛いなぁお前は!」
「ふふ。早く席見つけないと。膝枕してあげる」
「太もも撫でていい?」
「セルシウスのエッチ」
上機嫌になったロンは俺の手を握ってコンパートメント席を探し出した。
すると、女の子一人だけが座っている席を発見した。他に空いてなさそうだし、座っていいか聞いてみよう。
「なぁ悪い。ここ座ってもいいか?他はどこもいっぱいでさ」
向かい側の席を指さして聞いてみる。頷いてくれたから「ありがとな」とお礼を言ってロンと一緒に腰掛けた。
「助かったぜ。俺はセルシウスだ。こっちはロン、俺の親友」
挨拶がてらロンの右肩に手を回して自己紹介を始めた。
「私はハリー・ポッター。宜しくね、セルシウス、ロン」
なんと、席を譲ってくれたのはあの生き残った女の子、ハリー・ポッターだった。
そう、女体化したのはロン・ウィーズリーだけじゃない。俺が四歳の時に親父から引っ手繰った「日刊預言者新聞」にハリーのことが載っていた。
記事に「生き残った女の子」と綴られているのを目にした時、「あ、女の子なのね」と驚きを通り越して逆に冷静だった。
とは言っても、魔法界だとハリー・ポッターは闇の帝王をぶちのめした英雄だ。ここは丁重に接しなければ。
外見は原作とほぼ同じように見える。ただ髪のボリュームがちょっと上がってるくらいか?性格も原作とおんなじなのかな………。
俺たち三人は直ぐに仲良くなった。ワゴンを押して車内販売にきたばあちゃんからありったけのお菓子を購入したけど特にかぼちゃパイが絶品だった。百味ビーンズはまぁ…………うん、ゲロ味はマジでゲロだった。
ロンがクィディッチについてハリーに熱く語っていると、コンパートメントの戸が開いて三人の男の子が許可もなく入ってきた。
「おやおや、ジークハルト家のお坊ちゃんじゃないか。両手に花かい?それにしては片方の花は随分と腐っているように見えるけど」
息をするように暴言を吐いてきたクソガキはドラコ・マルフォイ。コイツは本当にムカつく小僧だが、どこが憎めない性格をしてる。
ドラコはハリー・ポッターと接点を持つためにやってきたみたいだな。
「俺からしたら両方とも最高級の薔薇に見えるけどな。一回眼球引っこ抜いて洗ってみたらどうだ?世界の見え方が変わるかもよ?」
「口を慎めセルシウス。パパが言っていたよ。君の父親は愚かで醜いまるで屋敷しもべ妖精のようだとね」
「ヴォルデモートよりもか?」
「ヴォルデモート」と口にした途端、ドラコ達は顔を真っ青にして縮み上がった。
「腰抜けが。いいからもう出てけよ。今なら何も聞かなかったことにしてやるから」
「ふん。元から君たちに用はないさ」
ドラコはハリーへ顔を向けた。
「僕はドラコ。ドラコ・マルフォイだ。コイツがクラッブで、こっちがゴイルだ」
ドラコは自分の両脇に立つ二人を雑に紹介した。
「ポッター君。ホグワーツに入学すれば家柄のいい魔法族とそうでないのとがわかってくるよ。間違ったのとは付き合わないことだね。そのへんはこの僕が教えてあげよう」
ハリーに握手を求めたが、バシッと手を叩かれた。いいぞハリー、ついでに顔面をぶん殴ってやれ!
「私の友達を馬鹿にした君たちとは付き合うつもりはないね。どうもご苦労さま」
おいおい……俺達のことをもう友達認定してくれたのかハリー。お前ってやつはなんて優しいんだ。
握手を拒まれたドラコはハリーに対して何か言おうとしたが、口を開く前に俺が肩を掴んで戸の方へ押し出した。
「ほらドラコ。もう出ていけよ。ここは三人用なんだ」
「出ていく気分じゃないな。僕たち、自分のお菓子は全部食べちゃったからね。ここにはまだあるようだし」
後ろのクラッブとゴイルが拳をポキポキと鳴らした。どうやらやる気満々のご様子。ロンとハリーの二人も立ち上がり、戦闘態勢に入った。ドラコはニヤリと笑い、「へぇ、僕たちとやるつもりなのかい?」と煽ってきた。
しつこいなコイツ。ちょっとお灸をすえるか。
俺は右手をドラコの顔の前に持っていく。指をパチンと鳴らして手のひらの上にゴルフボールサイズの火球を生み出した。
魔法の行使にドラコ達はたじろぐ。俺が魔法を使えるとは微塵も思わなかったようだな。
「どうする?大人しく出ていくか?顔面大火傷の体験をしたいならコレを押し付けてやるけど」
「そ、そんなことをしたら、パパが黙ってないぞ!」
「俺はお願いしてるんじゃないぜドラコ。命令してんだ」
火球のサイズを倍にしたらドラコ達は悲鳴を上げて逃げていった。チョロいガキ達だ。口ほどにもねぇ。
「あ、そうだ。ハリー、こっち向いてくれるか?」
「え?あ、うん」
ハリーのかけている眼鏡に指を向ける。この眼鏡、折れたフレームをテープで無理やり補強してるから掛け心地は最悪だろう。
ちょんっと触れて修復呪文をかけてやると、眼鏡が新品のように修繕された。
「うわぁ────ありがとうセルシウス!君凄いや!」
「セルシウスは他にも色んな魔法が使えるんだ!ちょっとエッチだけど僕の自慢の親友さ!」
「一言余計ですねロン・ウィーズリー」
余計とは言いつつも、俺はハリーの僅かに膨らんだ胸部に目が吸い寄せられていた。
視線に気づいたのか、ハリーはほんのり顔を赤くして手で胸元を隠した。
「ロンの言うとおりエッチだね」
「違うよハリー。これは視線を下ろした先にお前のおっぱいがあっただけ────ぐふっ!」
ロンに思いっきりシバかれた。コレ俺が悪いのか?
こちらの女体化ハリーは原作とほぼ同じ性格をしてますが、原作以上に面食いで執着心が強く他者に対しての依存性が極めて高いです。
見た目はジェームズそっくり、瞳はリリー似。
スネイプのストレスが加速しそうですねぇ!