機動戦士ガンダム〜水星の魔女~あり得ないIF集 作:自己満足です
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』IF:スレッタ・マーキュリーは我が道を行く編
「ええっ、お姉ちゃん、そんなに心配しなくても大丈夫ですっ! だって、私、水星で培ったサバイバル精神とコミュ力で、全方位に好意を振りまく自信がありますから!」
「……って、スレッタ! ちょっと待ちなさい、勝手に私を心配性キャラにしないで! そもそも『女の子も男の人も皆ゲット』って、あんた主人公としての倫理観どこに置いてきたのよ! エアリアルのデータストームがあなたの一人歩きする暴走機関車っぷりに耐えきれなくてショートしかけてるでしょ!」
【本日のアスティカシア学園・特異点ログ】
スレッタの野望: ジェルジェ、エラン、シャディク、そしてミオリネまでをも巻き込んだ大・ハーレム計画(無自覚)
エアリアルの悲鳴: 「妹の暴走を止めるセキュリティ機能はどこですかー!?」
学園の反応: 「……は? スレッタ・マーキュリー、君はいったい何を言っているんだ?」(困惑するグエル君)
「ふふーん、モテる女の子は忙しいんです! だって、お母さんだって『進めば二つ』って教えてくれました! だから、進んだ結果として全員と仲良くなっちゃうのは、自然の摂理なんですっ!」
「理屈が完全にバグってるわよ! それにお母さんの教えを曲解しないで! ああもう、ミオリネさんがトマト片手にこっちに向かって歩いてきてるわよ、どうすんのこれ!?」
「あ、ミオリネさん! あの、よかったら私と……じゃなくて、一緒に美味しいご飯食べませんか? お代わりもありますよ(^o^)」
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』IF:スレッタ・マーキュリーは我が道を行く編(第2幕)
「ちょっと、スレッタ! あなたねえ、ミオリネさんの前でそんな大口叩いて……って、あーあ、案の定フリーズしたわよ、あのツンデレ令嬢!」
トマトを片手に持ったまま、ミオリネさんは完全に動きを止めていた。目が点になり、わずかに頬が引きつっている。
「……は? なによ、あんた今、なんて言ったの?」
「あっ、ミオリネさん! あの、よかったらこのトマトご飯、半分こしませんか? お代わりはまだお鍋にたっぷりありますよ(^o^)」
「そういう問題じゃないでしょ! っていうか、『女の子も男の人も皆ゲットです』ってなに、誰がいつそんなこと許可したのよ!」
「え? 許可っていります? だって、みんな素敵な人たちですし、逃げるより進んだほうが、お友達がたくさん増えてお得じゃないですか!」
【アスティカシア学園・臨戦態勢ログ】
ミオリネ・レンブランのHP: 驚愕により一瞬でレッドゾーン突入
目撃者たち: 遠巻きに様子を伺うグエル(皿を落とす)、エラン(「……面白いね、彼女」)、シャディク(静かにメガネを押し上げる)の3名
エアリアルの実況: 「ああもう、学園の三大勢力が一斉にざわつき始めたじゃない! スレッタ、責任取りなさいよ!」
「お姉ちゃん、うるさいです! 私、自分の足でしっかり進んでます!」
「進む方向が全然違うでしょ! 花嫁は私でしょ、そこは死守しなさいよ!」
ミオリネさんが真っ赤な顔でスレッタの肩をバシッと叩く。
しかし、スレッタは相変わらずニコニコした笑顔で首をかしげるばかり。
「ふふっ、もちろんミオリネさんは特別ですよ! でも、せっかくの学園生活ですから、みんなまとめて幸せにしちゃえばいいんです!」
「スケールが大きすぎるわよ、この水星タヌキ……!」
トマトご飯の湯気が立ち込める食堂で、今日もエアリアルの電子頭脳は頭を抱えるのであった。――果たして、スレッタの暴走ハーレム計画の結末は!?
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』IF:スレッタ・マーキュリーは我が道を行く編(最終幕)
「おいおい、なんだか食堂がやけに騒がしいと思ったら……スレッタ、君は一体何を企んでいるんだ?」
ガチャリ、と食堂の扉を盛大に開けて現れたのは、制服の着こなしも完璧なグエル・ジェターク。
その手には、なぜかスレッタに渡すための高級そうな赤いバラ(どこから調達した)が握られている。
「あ、グエル先輩! よかったらご一緒にトマトご飯いかがですか? お代わりもありますよ(^o^)」
「ぐっ……! い、いきなり誘うな! ていうか、俺は君に決闘を――いや、その、なんだ、お前のそういう真っ直ぐなところは嫌いじゃないがな!」
顔を真っ赤にしてそっぽを向くグエル。すかさず、その背後から冷ややかな声が割り込んできた。
「へえ、面白そうだね。僕もその『皆ゲット』の輪に入れてもらえるのかな、スレッタ・マーキュリー?」
ふわりと微笑みながら近づいてきたのはエラン・ケレス(4号)。その瞳の奥には、いつもの冷たさとは違う、妙な興味の色が浮かんでいる。
さらに、その横からシャディク・ゼネリが静かに微笑んで割って入る。
「やれやれ、ジェターク寮もペイル社も積極的だな。グラスレー寮の僕たちとしても、スレッタさんのその大きな野望、見過ごすわけにはいかないな?」
【アスティカシア学園・大混乱最終ログ】
集結した御三家: グエル、エラン、シャディクがまさかの同盟(?)結成寸前
ミオリネの怒り: 「ちょっとあなたたち! 勝手にうちの花嫁を囲まないでくれる!?」
エアリアルの限界: 「もうダメだ、データストームの許容量を超えたわ……! スレッタ、この責任どう取る気よーっ!?」
学園の主要人物たちが綺麗に揃い踏みし、食堂は完全にカオスな修羅場の様相を呈していた。しかし、そんな中心人物であるスレッタは、周囲のピリついた(あるいは照れくさそうな)空気などどこ吹く風。
「みなさん、そんなに固くならないでください! 逃げれば一つの選択肢しか選べませんが、進めば全員と仲良くなれる二倍のチャンスです!」
「だからその理論はどこから湧いてくるのよ!」
とミオリネが叫び、
グエルが「まあ、悪くない気も……いや何でもない!」と慌て、
エランがクスリと笑う。
「さあ、お姉ちゃん! 私の『皆ゲット』計画、大成功ですね!」
「成功してるのは大トランクルの大迷惑だけよ!!……でもまあ、みんなが楽しそうだから、いっか……って、納得できるかあああッ!!」
エアリアルのモニターに表示されたエラーマークの赤色と、食堂に広がるトマトご飯の湯気が、今日もアスティカシア学園の平和(?)な日常を告げるのであった。――めでたし、めでたし?
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』IF外伝:スレッタ・マーキュリーはモデルを目指す(?)編
「私ってめちゃくちゃスタイルがいいんです! 何でも着こなします(^o^)」
「……は? スレッタ、あんた急に何を言い出すのよ。その自信はいったいどこから湧いてくるわけ?」
「えへへ、お姉ちゃん、聞いてください! 水星の重力トレーニングとモビルスーツの過酷なGに耐え抜いた私の肉体は、実はどんなハイブランドの服だって完璧に着こなせるスーパープロポーションなんですっ!」
「いや、確かにパイロットだから体幹はしっかりしてるけど……自分で『めちゃくちゃスタイルがいい』って堂々と言い切るタヌキ、初めて見たわよ……!」
【アスティカシア学園・ファッションチェックログ】
スレッタの自己評価: パリコレモデル級の逸材(自称)
エアリアルのツッコミ: 「モビルスーツのノーマルスーツは着こなせても、学園の制服はいつも少し着られている感あるでしょ!」
周囲の視線: 「……ほう、スレッタ・マーキュリーが新しい決闘の衣装でもデザインするつもりか?」
「見ててください、お姉ちゃん! まずはこのアスティカシア学園の制服、からの――地球寮特製のエプロン、さらにガンダムのパイロットスーツまで、どれを着てもバッチリ似合っちゃいますから!」
「服を着替えるたびにポーズ決めないでよ! っていうか、パイロットスーツは服っていうか戦闘用防護服だからね!?」
そこに、またしてもトマトを片手にしたミオリネが通りかかる。スレッタの華麗な(?)ポージングを見て、ジト目を向けた。
「……ねえ、あんたまた変なこと言ってないで、早く課題をやりなさいよ。いくらスタイルがどうこう言ったって、トマトの収穫作業で泥まみれになったら台無しよ」
「あっ、ミオリネさん! 私のこの抜群のスタイル、今日のコーディネートの参考にどうですか? ちなみにトマト柄のドレスとか絶対似合いますよ!」
「誰がトマト柄のドレスよ! ……でも、まあ……その、似合わなくはないかもしれないけどさ……っ!」
「おっ、ミオリネさん、今の『似合わなくはない』って褒めましたね? ふふっ、逃げたら一着、進めば二着、今日の私はミラクルコーディネーターです!」
「ファッションの法則まで歪めないでちょうだい! ああもう、このタヌキ、放っておくとどこまで調子に乗る気よ……っ!」
エアリアルのモニターで頭を抱える電子の姉と、照れ隠しにトマトを噛み締めるミオリネ。
スレッタ・マーキュリーの我が道を行くファッションショーは、今日も元気に暴走中なのであった。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』IF外伝:スレッタ・マーキュリーはモデルを目指す(?)編(第2幕)
「フッ、スレッタ・マーキュリー。君がそこまで言うなら、我がジェターク社の最新テクノロジーで作られた『究極のトレンドドレス』を着てみせてもらおうか!」
ガチャリと扉を開けて再び登場したのは、なぜか腕に謎のドレスケースを抱えたグエル・ジェターク。その目は本気(マジ)だった。
「ちょっ、グエル先輩!? なんでそんなものを常備してるんですか!」
「うるさい! ジェターク社の御曹司たるもの、いかなるシチュエーションのファッション対決にも対応できなければならんのだ!」
「待ちなさいよ、なに勝手にうちの花嫁に服を着せようとしてるわけ!?」
ミオリネがトマトのヘタを投げつけそうな勢いで睨みつけると、そこへエラン(4号)とシャディクもひょっこり現れた。
「へえ、モデルね。僕のペイル社でも、君みたいな素材は興味深いけど……どんな衣装が似合うか、試してみる価値はあるかもね」
「ふふ、グラスレー寮の誇るオートクチュール技術を貸し出すいい機会かもしれないな。どうだい、スレッタさん?」
【アスティカシア学園・ファッション戦争ログ】
御三家の暴走: スレッタの「何でも着こなす発言」を真に受けた男たちが、なぜか洋服を持ち寄り始める事態に
ミオリネの殺気: 「私の許可なくスレッタを着せ替え人形にするやつは、全員トマトの肥やしにするわよ!!」
エアリアルの限界突破: 「もうやめて、私のメインモニターがパリコレの滑走路みたいになってるじゃない!」
「わあ、みなさんありがとうございます! じゃあ、グエル先輩のドレスと、エランさんの服と、シャディクさんの服、全部重ね着しちゃいますね!」
「それじゃ唯の着膨れタヌキよ!!」
ミオリネが盛大にツッコミを入れる中、スレッタは全く気にせずクルリとターンを決める。
「大丈夫です! 逃げれば一着、進めば三着! 私にかかれば、どんな奇抜なコーディネートもトレンドの最先端にしちゃいますから!」
「ファッションの概念を力技でねじ伏せないでちょうだい……!」
頭を抱えるミオリネと、なぜか「ほう、さすが俺が見込んだ女だ……」と一人で納得し始めるグエルたち。
エアリアルの電子頭脳は、今日も今日とてスレッタの予測不能なランウェイに白旗を上げるのであった。――次なるスレッタのターゲット(?)は一体どこへ向かう!?
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』IFのIF:ツンデレスレッタ降臨編
「ツンデレスレッタ! ツンデレって需要がありますよね♡」
「……は!? スレッタ、あんた急に何を言い出すのよ! ていうか、その満面の笑みで『ツンデレの需要』とか語るの、全然ツンデレになってないからね!?」
「なっ、何言ってるんですかお姉ちゃん! 私だって、やればできるんですから! ……べ、別に、お姉ちゃんのためにエアリアルのシステムを最適化してあげたわけじゃないんだからね! 勘違いしないでよねっ……! ぷんっ!」
「……自分で『ぷんっ』って言っちゃったよ、このなんちゃってツンデレタヌキ……!」
【アスティカシア学園・ツンデレ革命ログ】
スレッタの挑戦: 大流行の「ツンデレ属性」を完全に履き違えた自己申告型ツンデレ
エアリアルのツッコミ: 「デレの成分が99%オーバーしてて、ツンがただの照れ隠しにもなってないわよ!」
目撃者の反応: 「……ほう、スレッタ・マーキュリーが新しい戦闘スタイルを……?」(真剣にメモを取るグエル)
そこに、いつものようにトマトを持ったミオリネが通りかかる。
スレッタは急にツンとした顔を作り、あさっての方向を向いて腕を組んでみせた。
「あ、ミオリネさん……べ、別に、あなたが来るのを待ってたわけじゃないんだからね! たまたま、トマトご飯がお鍋に余ってたから、分けてあげても……あ、あげるなんて言ってないわよ!」
「……は? なによ急にそのキャラ。頭でもぶつけたの、あんた?」
ミオリネは呆れたような、しかしどこか面白がるようなジト目でスレッタを見下ろす。スレッタの顔はすでに耳までまっ赤で、ツンの字の欠片もない。
「うっ……! こ、こう言うときは『バカね、素直じゃないんだから』って言うところですよ! お姉ちゃん、台本が違います!」
「台本持ってたの!? っていうか、私にツンデレは求めてないから! いつものニコニコしたタヌキでいなさいよ!」
「えー? でも、逃げればデレなし、進めばツンデレ二倍ですよ? モテる女の子は、こういうギャップも大事なんですっ!」
「どこの誰がそんな定義決めたのよ! ああもう……その、なんだ……その真っ赤な顔でツンツンされるの、ズルいでしょうが……っ!」
ミオリネがトマトで顔を隠しながらそっぽを向くと、背後から
「ほう……これがトレンドのツンデレか」「勉強になるね」「グラスレー寮でも取り入れるか?」と、またしても御三家がぞろぞろと現れ――。
「ちょっとあなたたち、勝手にうちの花嫁を観察しないでちょうだい!!」
エアリアルのモニターが盛大にエラー音を鳴らす中、アスティカシア学園のツンデレ大混乱(?)は、今日も元気に暴走していくのだった。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』IFのIF:ツンデレスレッタ降臨編(第2幕)
「ほう……ジェターク寮長として、その『ツンデレ』とやらの実力を試させてもらおうか!」
ガチャリと扉を開けて再び乱入してきたのは、なぜか「ツンデレ入門」と書かれた分厚い本を片手に持ったグエル・ジェターク。その真剣すぎる眼差しに、スレッタは誇らしげに胸を張る。
「ふんっ! グエル先輩になんか、絶対にデレてあげませんからね! ……って、あれ? お姉ちゃん、このセリフ合ってますか?」
「合ってないわよ! デレてないどころか、ただの塩対応タヌキになってるでしょ! っていうか、なんでグエル君までそのノリに乗っかってるわけ!?」
呆れ果てるミオリネの横から、今度はエラン(4号)がヒョイと顔を出す。
「ふーん……『べ、別に君のためにガンダムを調整したわけじゃないんだからね』ってやつ? 面白いね、今度僕にもそのツンデレをぶつけてよ」
「僕たちグラスレー寮も、次世代のコミュニケーション戦略として『ツンデレ戦術』のデータ収集が必要不可欠だな」と、シャディクまで涼しい顔で参戦してくる始末。
【アスティカシア学園・ツンデレ包囲網ログ】
御三家の勘違い: スレッタの迷走するツンデレに、なぜか男たちが次々と感化されていく異常事態
ミオリネのブチギレ限界突破: 「あんたたちねえ、うちの花嫁を勝手に教育番組の実験台みたいに扱わないでくれる!?」
エアリアルの実況中継: 「もうダメだ……私のデータストームが『ツンデレの定義』エラーで完全にクラッシュしたわ……!」
「みんな、そんなに私のツンデレが気になっちゃうんですか? ふふん、逃げれば一ツン、進めば二デレです! 私の魅力は留まるところを知りませんよ!」
「公式を勝手に改造しないでちょうだい!!」
ミオリネが限界を迎えたツッコミを入れると同時に、グエルが「なるほど、進めば二デレ……深いな!」と勝手に納得し、エランがクスリと笑い、シャディクが優雅にティーカップを傾ける。
「さあ、お姉ちゃん! 私のツンデレ作戦、大成功ですね!」
「成功してるのは周囲の混乱だけよ! ……でも、まあ……その……」
ミオリネは顔を真っ赤に染めながら、小さくボソッと呟いた。
「……べ、別に、そのタヌキみたいな笑顔が嫌いなわけじゃないんだからね……っ! 勘違いしないでよね!」
「あっ、ミオリネさんが本家のツンデレをやり出しましたよ! お姉ちゃん、負けてられません!」
エアリアルのモニターが真っ赤なハートマーク(エラー表示)を点滅させる中、アスティカシア学園のツンデレ大戦争は、今日も最高潮にカオスな結末を迎えるのであった。――めでたし、めでたし?