そのまま靴箱で僕たち三人は彩葉さんを待っていた、別に待つことだけでやることは無いので近くのベンチでスマホゲームをプレイをして時間を潰していた、適当にゲームアプリを開いてログインボーナスを受け取る作業を行う。
「わぁー、意外と橘くんって字って綺麗なんだよねぇ〜テストの点は悪いけど」
「ねぇ!?鞄を勝手に漁ってない!?てかテストの話は関係ないでしょ!?」
真実さんがニヤニヤと僕を見て笑っている、この人完全に僕で遊んでるよな....っ!鞄を取り上げてノートをガサツにしまった。
「ん!」
「ん〜?どうしたの橘くん」
「....あの、そろそろ僕のブレザーとネクタイを返してもらっても良いっすか」
「ダメ〜!代わりに私のネクタイを付けさせて上げてるんだから交換だよ、交換」
断れてしまった、良く考えれば後で返してもらえれば良い話ではあるのか、何を言っても返してくれるとは思えないし、もういいや。
「はぁ、仕方ないなぁ。帰る時には返してよねぇ....?」
「覚えてたらね〜?」
「覚えてもらってもいいですかね!?」
真美さんは僕で遊んでくるし、芦花さんに至っては僕の私物を取ってくるし、意味がわからないよっ!!深くため息をつき、それと同時にガクンと首を落とした。
「あ、彩葉来た!」
「やっと終わった?」
「え、芦花?真実?....もう帰ったと思ったけど....」
「待ってたんだって〜彩葉さんのこと」
「湊まで....?あれ、なんで芦花のネクタイしてるの?」
「あー気にしないで」
「.......」
必死に彩葉さんから目を逸らした、視線が痛すぎるし彩葉さんの顔を見たら、即死級だ、大丈夫落ち着いていけ。
「....芦花」
「どうした?....彩葉〜?」
「....それは私に対しての、宣戦布告って意味でいいんだよ....ね?」
「相変わらず、橘くんになると嫉妬深いねぇ....彩葉は、よいしょー!!」
「!?!?ちょ、なにし....てっ....!」
「あはは、彩葉顔真っ赤〜!」
芦花さんが僕のブレザーを彩葉さんに被せた、戸惑いながらも最初は焦って暴れていたが、なぜかブレザーを弾くわけでもなく大切に抱きしめだした。
「わぁ、熱烈〜....」
「彩葉、それあげるね」
「....あげるもなにも、これは私の物。」
「えぇ....?」
僕の私物がだんだん無くなりつつあるんだが、ブレザーがないとこれからの学校生活に支障がでるので困る。
「ま、とにかく帰ろ!」
「かーえろー」
「ほら、湊も行くよ」
「分かってるから、引っ張らないでっ....!」
そのまま、彩葉さんに引きずられるように連れてかれた。自分で歩けるから、逃げないからっ....痛ててて!
「こっちだよねー?」
「うん、そこの階段上ったところにあるよ、彩葉こっち〜」
「え、待って二人とも今日は何かあったっけ?」
「新しいカフェ、行くって約束したじゃん」
「真美さん勘弁してください....私は今月、節約しないとまずいんですよ。」
「僕が奢れば問題ないでしょ」
「.....」
「おー、言いますねぇ、橘くん。だってよ〜彩葉、逃げられないねぇ〜」
真実さんのグルメ炎が宿ってる、状態だから誰にも止められないのだよ、それに友達との付き合いも大切なんですよ。今度は僕が引っ張られることはなく、彩葉さんが真実さんと芦花さんに連行されて行った、僕たちがそのままお店に入っていき、オシャレ度も価格帯もハイクラスそうなカフェだった。確かに金欠学生にとって、このカフェはキツすぎるのも納得だ。店員に席を案内され席に座り、当たり前のごとく僕の隣は彩葉さんで座れと言うように、隣の席を片手でポンポンとしてきたので、そのまま座ることしか出来なかった。てか、もう既に芦花さんと真実さんが座ってたのでそうするしかなかった。流れるように真実さんと芦花さんは注文を済ましたらしい、はっや。もう決まったんかい。
「あ、彩葉と橘くんの分も頼んどいたからもう大丈夫だからね」
「仕事が速いようで....」
「ふふん、舐めてもらっちゃ困りますよ〜橘くん」
「....湊、後であーんしてあげる」
「あ、大丈夫っすっ、!?!?!?!?」
全力で足を踏まれた....なぜっ...!!!
「なんだ....って?」
「ありがたくいただきます....」
涙が止まらなかった。
最近、書くのが楽しいです、たぶん。
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面白そう!続き楽しみ!
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