無事に子供用用品を買うことができた僕たちは無事帰宅する事に成功した。それにしても、この連休日はマジで何をしていたんだろうか、電柱に赤ちゃんが居たと伝えられ、帰ろうとすれば泊まってけと脅されて、結局は赤ちゃん用の道具を買いに行くという濃すぎる連休日だったかもしれない。
「あれ....本当に何をやっているんだ、私」
「いや、マジでそれな」
「この三連休は全部勉強に充てるはずだったのに」
「勉強以外もしてくれ頭カチコチ彩葉さん」
「アンタは何を言ってるの?」
「すんません」
やべ、脊髄で話しすぎた良くない良くない。これは全部、夜のせいにしよう深夜テンションってやつだ、なんだって許されちゃうの楽しいよ、現実逃避、自分が自分じゃ無くなるからなんだってなれる気がするのだ。
「うえっ」
「ミルクね、分かった。湊〜、お湯沸かして」
「....へーい」
やかんに水を貯めてガスコンロに火をつけたそのまま買ってきた哺乳瓶にミルクの粉を入れて水が沸くまでボーッとしながら火を眺めて待っていた。彩葉さんを見ると赤ちゃんがぐずらないように抱っこ紐で抱えてあやしていた。なんだろうマジでお母さんじゃん、1人のお母さんじゃん家庭持っちゃってるじゃん。
「ママじゃん彩葉さん」
「じゃあ湊がパパってこと?」
「それは違うんじゃないかな?」
「潰すわよ」
「彩葉さんは力でねじ伏せるのが好きなんやなぁ」
「アンタだけよ」
「それはそれで怖すぎだろうが」
きゅ〜!!と水が沸いた音が鳴った、床から立ち上がり、粉が入っていた哺乳瓶を持って中にお湯を入れた、スプーンでよく混ざるようにかき回すと、特定のミルクとは違ってチーズやヨーグルトのような酸味のある発酵臭が漂った、蓋を閉じた後に軽く振って彩葉さんに渡した。
「ん、どーぞ」
「ありがとね」
そのまま、受け取った彩葉さんは赤ちゃんに慣れた手つきでミルクを飲ませていた。飲むスピードは異常に早く満タンにあったミルクは一瞬にして空になった。
「はっや....」
「ううっ」
「お腹いっぱいになった?じゃあお休みにしましょうねお嬢様」
そのまま寝かしつけた彩葉さん、この3日間は本当に赤ちゃんの世話しかしていない。分かんない事はネットで調べて見よう見まねで、この3日間良くやったものだよね。僕はほんのサポートだけだけど、本当に居ただけだ。マジでやることが無いため、本気で帰ろうとしたがやはり、引き止められて終わった。
それよりも彩葉さんから異様な威圧感があって身体も動かないわ、そもそも言葉が出ないわでどうしたら良いか分からなかったので従う事にしたのだ。
「寝た?」
「....うんやっとね」
「なんかあっという間な三日間だった気がする」
「本当にそれね、怒涛の三連休だったわ結局、全然勉強できなかったし」
「お母さんの有難みを実感できた気がする」
「ふふっ、なによそれ。確かに子育てが大変だってことを存分に理解できたわ〜....」
僕たちは二人は力が抜けたように床へと座り込んだ、途中で赤ちゃんがぐずったら、べろべろばーっとあやしたり、先程みたくミルクを与えて、それでもぐずるようだったら彩葉さんが子守唄を歌ってあげたりしていた。
「....湊もありがとね、色々と手伝ってくれてさ」
「まぁ、確実に一人じゃ大変だと思ったしいい経験になったよマジで、いつか役に立つでしょ」
「そうだね、近い頃にはもう一人増えたりして....ね?」
「....え、怖いこと言うの止めない?」
「冗談に決まってるでしょ?」
「僕には冗談には聞こえなかったんだけど!?」
「それで良いんじゃない?"今"は考えなくていいよ」
その一言に非常に寒気がしたのは僕の気のせいだろうか。
1話 1話、文章量少ないですけどごめんなさい。
面白かったですかー?
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面白そう!続き楽しみ!
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別に普通。
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面白くないー!好かなかった