ゴールポーチャー(ペナルティーエリアの密猟者)   作:シットライヌ

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設定資料集

 

 

 

■ 作品概要・舞台設定

 

 

 

舞台:1997年の 北海道函館市

 

作品のテーマ: 北海道函館市を舞台に、新選組の魂と北の海を背景に戦う架空のプロサッカークラブ(1997年はJFL所属で翌年のJリーグ参入を目指している)と、地元出身の若手ストライカーの成長を描くスポーツドラマ。

 

■ 本拠地・スタジアム情報

 

 

 

スタジアム名: スターオーシャン・スタジアム(緑の島)

 

ロケーション: 函館湾に浮かぶ人工島「緑の島」に建てられた、海上要塞のような最新鋭エコ・スタジアム。

 

交通アクセス(究極のカーフリー・スタジアム):

 

島内および新島橋への一般車両乗り入れは完全禁止。

 

市電(路面電車)の延伸: 大町電停から分岐し、新島橋を渡って島内へ観客をピストン輸送。沿線や駅周辺の駐車場と連携したパーク&ライドを導入。

 

関係者車両専用: 新島橋を通れるのは選手バス、中継車、緊急・警備車両のみ。

 

漁火いさりびシャトル: 地元漁協と提携し、ナイトゲーム時には集魚灯を点灯させた「イカ釣り漁船」が赤レンガ倉庫群側の専用桟橋から観客を輸送。海からのスタジアム上陸という世界唯一のエンタメ体験を提供。

 

■ クラブ情報

 

 

 

クラブ名: ステラマーレ函館(Stella Fort / Stella Mare)

 

 

 

1997年設立:1997年はJFLに所属し、翌年のJリーグ参入を目指している。

 

ユニフォーム: 新選組の羽織をモチーフにした浅葱色(水色)と白の「だんだら模様(山形のギザギザ)」。

 

エンブレム: 五稜郭の星(五芒星)、函館の波飛沫、新選組の「誠」の文字をスタイリッシュに配置。

 

戦術・プレースタイル: 土方歳三の戦いぶりを彷彿とさせる、陣形を一切崩さない鉄壁の「堅守速攻」。

 

スタジアムの雰囲気: スタンドを埋め尽くす浅葱色の波、和太鼓の重低音、巨大な「誠」の大漁旗、海からのダイレクト入場など、アウェイチームを圧迫する独特の熱狂空间。

 

メインスポンサー:函館市。大口の企業スポンサーは無い。市民クラブ。          

 

ライバルクラブ:同じ様にJFLに所属し、翌年のJリーグ参入を目指している、北海道札幌市に本拠地を置くクラブ(コンサドーレ札幌がモデル)。JFLで優勝かけて、競い合っている。

 

クラブのマスコット:武骨でクールな闘将「ハクゾー(白蔵)」

 

モチーフ: 北海道犬(忠誠心が高く勇敢) × 新選組隊士

 

ビジュアル: 凛々しい顔つきの白い北海道犬。浅葱色のだんだら羽織をなびかせ、頭には「誠」の鉢巻きを巻いています。可愛いというより「カッコいい」「頼りになる」デザイン。

 

最大の特徴パフォーマンス: 常に愛用の木刀を腰に差してピッチサイドをパトロールしています。ステラマーレが自慢のカウンターでゴールを決めた瞬間、その木刀をシャキッと抜刀。実はその木刀は精巧な「仕込み杖」になっており、抜いた瞬間に中から巨大な「誠」のフラッグ(または五芒星の光る刃)が飛び出すという隠しギミックを持っています。サポーターのボルテージが最高潮に達する、スタジアム名物のお約束パフォーマンスです。

 

性格: 普段は腕組みをして寡黙に戦況を見つめていますが、判定に納得がいかない時は審判に(マイルドに)抗議に行くなど、熱いハートを持っています。

 

 

 

 

 

■ 主人公(若手エースストライカー)設定

 

 

 

人物: 函館の出身の若手FW。地元の高校から入団した生粋のローカルヒーロー。

 

プレースタイル: 典型的なゴールポーチャー(フィリッポ・インザーギ型)。

 

弱点: フィジカルの強さや、単独でボールをキープ・打開する高度な足元のテクニックは持たない。守備も献身的にするが、ディフェンスでの1on1が下手。

 

最大の武器: 世界屈指の「ゴールへの嗅覚」、泥臭くこぼれ球に反応する「執念」、ワンタッチで仕留める「圧倒的な決定力」。

 

得意プレイ(得意技): ジャンピングダイレクトボレーシュート。相手DFの死角や裏のスペースへ抜け出し、浮き球のクロスやパスに対し空中での面合わせの技術で一撃必殺のゴールを奪う。               

 

主人公の名前:響木  蒼生 ひびき あおい

 

キャラクター感:普段は真面目で素直で大人しい性格で、ストライカーらしくない性格だが、試合が始まると情熱的にゴールを狙い 、ピッチ上では野生の勘でゴールを仕留める孤高の嗅覚を感じさせる。

 

モットーは「ストライカーに必要なのは才能ではなく、ゴールへの本能」

 

 

 

 

 

■ 物語の主軸 自身の「一撃必殺のゴール嗅覚」と「ジャンピングダイレクトボレー」をチームの刃として昇華させ、地元サポーターの熱狂を受け背負いながら世界屈指のストライカーへと成長していく物語。

 

 

 

 

 

 

 

主人公の経歴

 

 

 

1978年北海道伊達市生まれ。

 

 

 

5歳の時に函館に引っ越す。

 

 

 

小学生の時に地元のサッカークラブに入りサッカーを始める。

 

 

 

中学時代は函館市内の公立中学校のサッカー部に所属し、全国大会出場。

 

 

 

高校時代も函館市内の公立高校サッカー部に所属し、全国大会出場。(父親が高校の体育の教師でサッカー部顧問、室蘭にある全国大会出場常連校に北海道大会決勝で勝利し、悲願の初出場を飾る)

 

 

 

高校卒業時に1997年に設立された地元クラブ(ステラマーレ函館)にスカウトされ入団。

 

 

 

【監督】鬼方おにかた 陣じん

 

 

 

〜 規律と戦術を狂信的に重んじる「函館の鬼」〜

 

 

 

年齢・背景: 40代後半。ステラマーレ函館の初代監督。現役時代は泥臭いプレースタイルで知られた元日本代表DF。引退後に欧州(特にイタリア・セリエA)でカテナチオと戦術学を徹底的に学び、新設されたステラマーレの指揮官として地元北海道へ招聘された。

 

キャラクター・性格: 冷徹で妥協を許さない完璧主義者。常に黒いスーツとトレンチコートを身に纏い、ピッチサイドで腕を組んで戦況を見つめる姿から、サポーターやメディアからは「鬼方おにかた」の名をもじって「鬼の指揮官」と呼ばれている。冷酷に見えるが、誰よりもクラブと選手の勝利を渇望している熱い男。

 

戦術哲学(戦い方): 彼の哲学は「陣形ダンダラを崩す者は、ピッチに立つ資格なし」。 新選組の法度のごとく、守備時には11人全員がミリ単位で連動し、強固なブロック(陣形)を形成する。個人のアドリブによる守備の飛び出しは一切許さず、相手を罠に誘い込んでボールを奪取する。 そしてボールを奪った瞬間、一転して鋭い牙を剥く。中盤を省略した正確なロングカウンターで、前線の主人公ただ一人にフィニッシュを託す。

 

【キャプテン】門倉かどくら 鉄馬てつま

 

 

 

〜 「誠」の大旗をピッチで体現する、不動の巨大防壁 〜

 

 

 

モチーフ:新選組二番隊組長・永倉新八(面倒見の良い兄貴分)

 

ポジション: センターバック(CB) / 背番号3

 

年齢・背景: 31歳。チーム最年長のベテラン。Jリーグ創設期から強豪クラブを渡り歩いてきたが、度重なる怪我で一度は引退を考えた。しかし、鬼方監督の熱烈なオファーを受け、ステラマーレの初代キャプテンとして函館の地で再起を誓う。

 

キャラクター・性格: 筋骨隆々の巨漢で、温厚で面倒見の良い兄貴分。しかしピッチに入り、浅葱色のキャプテンマークを巻いた瞬間、闘神のような気迫を放つ。圧倒的な統率力でディフェンスラインをコントロールし、若手選手がミスをしても彼が最後の壁となってすべてを跳ね返す。

 

プレースタイルと主人公との関係: 空中戦の勝率はほぼ100%を誇り、相手の外国人エースストライカーにもフィジカルで絶対に負けない「ステラマーレの絶対防壁」。 主人公にとっては頼れる「盾」。「俺たちが絶対にゼロで抑える。だからお前は、たった一度のチャンスだけを狙って前を向いていろ」と、守備能力が皆無な主人公のプレースタイルを完全に肯定し、背中を押す存在。

 

【キーマン:相棒】沖瀬おきせ 司つかさ

 

 

 

〜 主人公の「嗅覚」へピンポイントで刃を届ける天才パサー 〜

 

 

 

モチーフ:新選組一番隊組長。沖田総司(ガラスの天才)

 

ポジション: トップ下(OMF)/ 背番号10

 

年齢・背景: 主人公と同年代(19歳前後)。天才的なサッカーセンスを持ちながら、先天的な病気が原因で、フル出場が難しいという致命的な弱点を持つガラスの天才。

 

プレースタイル(役割): 沖瀬の右足から放たれるパスは「日本刀の斬撃」と称されるほど鋭く正確。鬼方監督の戦術における「速攻」のスイッチ役であり、彼がボールを持った瞬間、チーム全体が攻撃に転じる。 主人公の「相手の死角に抜け出す嗅覚」をチームで唯一完全に理解しており、主人公が跳躍する先の空間へ、ミリ単位の精度で浮き球クロスやロブを配給する。主人公の「ジャンピングダイレクトボレー」は、沖瀬のこの完璧なパスがあってこそ初めて成立する、二人の合体必殺技とも言える。

 

【ボランチ】斎間さいま 創はじめ

 

 

 

〜 相手の息の根を止める、無口で冷徹な「中盤の猟犬」 〜

 

 

 

モチーフ: 新選組三番隊組長・斎藤一(寡黙な凄腕の剣客)

 

年齢・背景: 24歳。他クラブのユース出身だがトップチームに上がれず、くすぶっていたところを鬼方監督に「ボールを奪う技術」だけを評価されてステラマーレに引き抜かれた。

 

キャラクター・性格: 極めて無口で、ピッチの内外を問わず感情を全く表に出さない。メディア嫌いで愛想はないが、与えられた任務タスクは血を吐いてでも完遂するプロフェッショナル。

 

プレースタイルと役割: 無尽蔵のスタミナと、獲物を狩るようなプレッシングでボールを奪い取る「クラッシャー(守備的MF)」。彼にマークされた相手エースは、90分間何もできずにピッチから消えることになります。 自ら攻め上がることは一切せず、「ボールを奪取した0.5秒後には、トップ下の沖瀬(OMF)の足元へ正確なショートパスを届ける」ことだけを自らの絶対の存在意義としています。スタミナのない沖瀬と、守備を一切免除されている主人公(FW)の分まで中盤のスペースを走り回ってカバーする、ステラマーレの戦術において絶対に欠かせない「裏のMVP」。

 

【ゴールキーパー(GK)】近江おうみ 勇将ゆうしょう

 

 

 

〜 函館湾の荒波が育てた、最後尾にそびえる「星の城郭(五稜郭)」 〜

 

 

 

モチーフ: 新選組局長・近藤勇(豪快で情に厚いリーダー)

 

年齢・背景: 28歳。地元・函館の漁師の長男。元々は家業を継ぐつもりで漁船に乗っていたが、ずば抜けた身体能力を買われて高校から本格的にキーパーを始めた遅咲きの守護神。

 

キャラクター・性格: 豪放磊落で涙もろく、チームメイトを家族のように愛する熱血漢。キャプテンの門倉(CB)が冷静にディフェンスラインを統率する「理」のリーダーなら、近江は雷鳴のような大声でチームを最後尾から鼓舞する「情」のリーダーです。

 

プレースタイルと役割: 揺れるイカ釣り漁船の甲板で幼い頃から鍛え上げられた、驚異的な体幹とバランス感覚の持ち主。至近距離からのシュートに対しても全く体勢を崩さず、驚異的な反射神経で弾き出します。 また、彼の最大の武器は「ハーフウェイラインを越える低弾道のスローイング」。彼がシュートをキャッチした瞬間、凄まじい肩の強さで前線のスペースへ直接ボールを投げ込み、たった1本のパスで「超速攻」のスイッチを入れることができます。

 

■ チームの「堅守速攻」のメカニズム(連携イメージ)

 

 

 

このメンバーが揃うことで、ステラマーレ函館の戦い方が以下のように完成。

 

 

 

【壁と猟犬】 近江(GK)と門倉(CB)が分厚い壁となり、斎間ボランチが中盤で相手のボールを無慈悲に刈り取る。

 

【天才のタクト】 奪ったボールが瞬時に沖瀬(トップ下OMF)に渡る。

 

【一撃必殺】 沖瀬のパスに合わせ、相手の死角に抜け出した主人公が「ジャンピングダイレクトボレー」で決める。

 

「自分たちが無失点で耐えれば、前線のアイツが必ずワンタッチで仕留めてくれる」

という、チーム全員の主人公に対する強烈な信頼関係。

 

 

 

【GMゼネラルマネージャー】 榎えのき 武臣たけおみ

 

 

 

〜 クラブの青写真を描き、函館を世界へ繋ぐ「壮大な航海士」 〜

 

 

 

モチーフ: 榎本武揚(旧幕府海軍副総裁・蝦夷共和国総裁。国際法に通じた先見の明を持つリーダー)

 

年齢・背景: 50代前半。元々は欧州の巨大海運企業で辣腕を振るっていた国際的なビジネスマン。函館のポテンシャルとサッカーの熱狂を掛け合わせるため、私財を投じてステラマーレ函館の設立に奔走したクラブの「総裁」。

 

キャラクター・性格: 常に数年先の未来(世界基準)を見据えているロマンチストでありながら、緻密な交渉術を持つやり手。緑の島への「エコ・スタジアム」建設や、地元漁協を巻き込んだ「イカ釣り漁船シャトル」など、破天荒に見えて理にかなったクラブ経営を実現させた張本人。

 

現場との関係: 鬼方監督を欧州から口説き落として連れてきた最大の理解者。ピッチ内の全権を鬼方に委ねており、「俺はクラブの帆を張る。舵取り(現場)はお前に任せた」と、スポンサーやメディアからの風当たりをフロントのトップとして全て防ぎ切る。

 

【ヘッドコーチ】 鳳おおとり 圭介けいすけ

 

 

 

〜 鬼方の「鉄壁」をデータと科学で構築する、冷徹なインテリジェンス 〜

 

 

 

モチーフ: 大鳥圭介(伝習隊を率いた軍学者。フランス式兵学を修めた合理主義者)

 

年齢・背景: 30代後半。プロ選手としての実績は皆無だが、フランスやドイツでスポーツを修めたインテリ。その類まれな分析能力を鬼方監督に買われ、右腕として抜擢された。

 

キャラクター・性格: 感情で動くことを極端に嫌う、徹底した合理主義者。相手チームのデータや自陣のフォーメーションの乱れを解析している。銀縁眼鏡とスマートなジャージ姿がトレードマーク。

 

戦術的な役割と鬼方との関係: 鬼方監督の要求する「ミリ単位で崩れない陣形」という抽象的で極めて困難な哲学を、言語化して選手に落とし込むのが鳳の役割。「鬼方の戦術(法度)」を「鳳のデータ(科学)」で裏打ちすることで、ステラマーレの堅守は完成する。 カリスマ性と威圧感でチームを縛る鬼方に対し、鳳は理詰めで選手を動かすため、時に意見を衝突させることもあるが、目指す「勝利」への執念は完全に一致している。

 

 

 

主人公の家族構成

 

 

 

父親(高校の体育の教師でサッカー部顧問)

 

 

 

母親(専業主婦)

 

 

 

兄(高校の体育の教師でサッカー部のコーチ)

 

 

 

 

 

 

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