やっと、風紀委員としての初日の任務が終わったので、深雪を迎えに生徒会室へと戻る。
生徒会室の前まで戻ると、廊下の壁際に見知った顔がまとまっていた。
待っていたのは深雪一人ではない。
柴田美月、千葉エリカ、西城レオンハルトまで揃っている。
放課後の校舎はもう人もまばらで、西へ傾いた光が窓から差し込み、四人の足元から伸びた影が廊下を長く横切っていた。
「おつかれ~」
最初にこちらへ気づいたエリカが、壁際から片手を上げる。
俺が返事をするより早く、深雪がこちらへ歩いてきた。途中までは普通の速度だったが、残り数歩になったところで急に距離が縮まり、ほとんど駆け寄るのと変わらない勢いになる。
「お兄様、お疲れ様でした。今日は大変なご活躍でしたね」
「それほどでもない」
横にいたミーシャは、なぜかそれを合図にしたように一歩後ろへ下がり、俺と深雪の間を邪魔しないよう壁際へ寄った。
何を気遣っているのかは分かる。
分かるが、そこまで露骨に場所を譲る必要もない。
「いやいや、二階からの見事な着地といい、一気に間合いを詰めて、そのまま一瞬で取り押さえた手際といい、完璧だったっスよ。自分なんて、ほとんど後詰めに徹してただけっスから」
ミーシャの説明を聞いて、深雪は心底嬉しそうに微笑んでいた。俺はそんな深雪を横目に、改めて周りを見回す。
「待たせたか?」
「今終わったところよ」
エリカがほとんど間を置かず答え、美月も「私たちもさっき来たばかりです」と続く。
レオまで同じ調子で頷き、深雪も特に訂正しなかった。
全員が偶然ほぼ同じ時刻に生徒会室の前へ集まった、と考えるほど俺も鈍くはない。
俺とミーシャの仕事が予定より長引いたので、そのまま待っていたのだろう。
だからといって、ここで改まって謝るのも妙だった。時間も時間なので、少し考えてから別の形で返すことにした。
「待たせた詫びというほどでもないが、何か軽く食べて帰るか。一人千円までなら出す」
深雪以外の四人の視線が一斉にこちらへ集まった。
「やった!」
最初に声を上げたのはエリカだった。
「マジか、達也!」
レオもすぐに乗り、なぜか待たせた側にいるミーシャまで両手を上げる。
「ウィっス。ごちになるっス」
「お前も対象なのか」
「同じ風紀委員として働いた仲じゃないスか」
その理屈なら、むしろ半分は支払う側ではないのか。
美月だけは一度遠慮しかけたが、周囲を見て考え直したらしい。
「では……お言葉に甘えます。ここで私だけ遠慮するのも、かえって変ですし」
「そうしてくれ」
話がまとまると、ミーシャは鞄から端末を取り出した。
「自分、一応帰るの遅くなるって連絡入れるっス」
「門限あんの?」
レオが何気なく尋ねる。
「ないっス」
「じゃあ何で?」
「義務じゃないっスよ。自分から連絡するようにしてるだけっス」
それを聞いたエリカの口が一度閉じ、美月とレオも似たような顔になった。三人ともほぼ同じところへ考えが向かったらしい。
「それって……」
「いや、さすがにそこまで厳しくはねえよな……」
エリカが言いかけて止まり、レオも少し神妙な感じになっていた。
高校生の娘が帰宅時間を逐一報告していると聞けば、家庭内の規律がかなり厳しいのではないかと考えるのも自然だ。
当のミーシャだけが、なぜ急に三人の空気が変わったのか分かっていない。
「何スか?」
「……何でもない」
エリカが視線を逸らし、深雪はそのやり取りを見ながら小さく笑っていた。
そのまま六人で学校を出て、駅へ向かう途中にあるカフェへ入った。
学生が使う店としては少し落ち着いた雰囲気だが、価格帯は高くない。夕食にはまだ早いし、軽食程度なら俺が言った予算にも十分収まる。
ミーシャにとっては初めて入る店だったらしく、しばらくの間、周囲を見回して店内を把握しようとしていたのも仕方がない。
奥の広い席へ六人で座り、注文を済ませると、特に誰かが話題を振らなくても今日一日の話になった。
「勧誘週間って、こんなに大変なんですね。廊下を歩いただけで、五回くらい声を掛けられました」
美月が言うと、エリカがすぐに返す。
「五回なら少ない方じゃない? 私なんて、いきなり物理的に囲まれたし」
「人気者は大変だな」
「その人垣から引っ張り出した本人が、よくそんな他人事みたいに言えるわね」
「エリカに聞いたが、それ普通に格好良いぞ」
レオまで加わった。
「囲んだ集団から、一人崩して道を作ったんだろ?」
「崩してはいない。転倒しない範囲で重心をずらしただけだ」
「だから、それがすげえって言ってんだよ」
その流れから、今日の風紀委員の仕事へ話が移るまでに時間は掛からなかった。
当然、桐原先輩の件も出る。
「でも、高周波ブレードって殺傷性ランクBだろ? よく止められたな」
レオが身を乗り出した。
「ランクは高いが、危険なのは振動を付加された物体そのものだ。刃に触れてはいけないという部分を除けば、良く斬れる刀と大差ない。それ程対処が難しいものではない」
「それって結局、真剣を持った相手へ素手で近づくようなものですよね?」
美月の問いに頷く。
「条件だけ見ればそうなる」
「やっぱり危険なのでは……」
「大丈夫よ、美月」
深雪が迷いなく割って入った。
「お兄様に勝てる方などいませんから」
一点の疑いもない声音だった。
「そこまで断言するな、深雪」
「事実です」
訂正する気はないらしい。
「お兄様は、魔法式そのものを無効化することもお得意ですから」
――そこまで話すのか。
俺が深雪を見ると、本人は秘密を明かしたという自覚より、兄の長所を友人へ紹介している意識の方が強そうだった。
この面子なら、外へ漏らさないことを条件に多少話しても問題はないだろう。
案の定、エリカがすぐ食いつく。
「魔法式そのものを無効化? 情報強化とか領域干渉じゃなくて?」
「違います」
「何それ。普通に珍しくない?」
エリカが俺へ問い直す前に、深雪が少し誇らしげに続けた。
「お兄様、本日はキャスト・ジャミングをお使いになりましたでしょう?」
やはり気づいていたか。
「よく分かったな。まったく、深雪にはかなわないな」
「もちろんです。お兄様のことなら、深雪は何でもお見通しです。何せ私とお兄様は深い兄妹愛で結ばれているのですから」
深雪の甘い声に、レオが「グハッ」と呻き声を漏らす。一方、エリカは「帰ろっかなー」とやさぐれ気味につぶやき、頬杖をついていた。
そろそろ頃合いだろう。俺は場の空気を変えることにした。
「深雪、悪ノリもほどほどにな。冗談だと分かっていない奴も、一人いるようだからな」
「え? え? 冗談?」
顔を赤く染めてうつむいていた美月が、何かに気づいたように慌てて周囲を見回す。
次の瞬間、張り詰めていた空気が弾けたように、美月もエリカもレオも、揃って小さく笑みをこぼした。
そんな中、珍しく会話に加わらないミーシャに目を向ける。どうやら先ほどから、ずっと何かを考え込んでいたらしい。
「キャスト・ジャミング……」
ミーシャがぽつりとつぶやき、眉間にしわを寄せた。
「確か、魔法式を……魔法式を……」
しばらく頑張っていたが、結局出てこなかった。
「忘れたっス」
テーブルが一瞬静かになる。
「途中まで格好良かったのに」
エリカが先に言った。
「知ったかぶりして間違えるよりマシっス」
それについては否定しないので、俺が続きを引き取る。
「キャスト・ジャミングは、対象物のエイドスへ魔法式が作用するのを妨害する無系統魔法の一種だ。大量の無意味なサイオン波を撒いて、魔法式が対象へ干渉する過程そのものを乱す。単純に魔法同士の干渉力を競うわけじゃないから、力押しでは突破しにくい」
レオが腕を組んだ。
「そんな便利なのがあるなら、みんな使えばいいじゃねえか」
「普通は使えない」
「なんで?」
「アンティナイトが必要だからだ」
そこでミーシャが反応する。
「高いやつっス?」
「ああ」
アンティナイトは希少なうえ、用途からして軍需物資に近い。一般の魔法師が好きに手へ入れて、常時持ち歩けるようなものではない。
「あー、この話はオフレコで頼みたいんだけど?」
俺はわざとらしく困惑した表情を浮かべ、一拍置いて周囲を見回した。夕食前ということもあって、店内に客は俺たちだけ。店員も離れた場所にいる。
それを確認してから、俺は少し身を乗り出し、声を潜めて話を切り出した。
そんな俺の態度につられるように、四人も真剣な表情になり、揃って頷いた。
「今日使ったのは、正確には通常のキャスト・ジャミングじゃない。特定の魔法だけを狙った妨害だ」
俺はテーブルに二本の指を置く。
「複数のCADを同時に動かすと、展開した起動式同士が干渉して正常な魔法式を構築できない場合がある。今日はそれを利用した。
高周波振動を起こす魔法、その振動を抑える方向の魔法を同時に起動して、矛盾する起動式同士の干渉を意図的に大きくした」
二本の指を少し近づける。
「その乱れへ桐原先輩の魔法式を巻き込んだ。それだけだ」
美月はしばらく俺の指を見ていた。
「それだけ、と言われても……」
「理屈を知ってるのと、実際にその場で使えるのは別でしょうね」
エリカの方が正確だった。
そこで、腕を組んで聞いていたレオが、腑に落ちない様子で尋ねてきた。
「何となく理屈は判ったけどよ。なんでこれがオフレコなんだ?」
「本来なら希少な物質が必要になる魔法妨害を、別の方法で代用できるという情報は、それだけで利用価値がある。魔法を無効化する技術は、犯罪に使われても厄介だ」
レオも美月も、今度はふざけずに頷き、エリカも何も挟まない。
そこに深雪が柔らかなからかうような微笑みを『作って』フォローしてきた。
「お兄様は少し考えすぎだと思いますけどね? そもそも相手が展開中の起動式を読み取ることも、CADの干渉波を投射することも、誰にでもできることではありません。
ですがそれでこそお兄様ということでしょうか?」
そこに俺もわざと情けなさそうに眉を下げた。
「……それは暗に俺が情けないヘタレだと言っているのか?」
「さあ? エリカはどう思うかしら?」
「私としては美月の話を聞きたいかな?」
「え? わ、私はその……ええっと」
次々と回された球を受け取った美月はオロオロするばかりだった。
だが、ミーシャだけはずっと黙っていた。
「つまり、あの二個のCADを使ってやらかしたんスね」
ミーシャはここまでの話を、唐突にそんな一言でまとめた。
「言い方」
エリカが間髪入れずに突っ込む。
「やらかしたという意味なら、俺よりミーシャの方が上だろう」
「何でっスか?」
不思議そうに首を傾げるミーシャを見て、エリカがいきなり吹き出した。
笑いをこらえながら、エリカはミーシャを指差す。
「三メートル」
「忘れてもいいっスよ。単なる強度二っスから」
「無理でしょ。忘れられるわけないじゃない。あんなの、一度見たら夢に出るわよ」
ミーシャはどうにも納得がいかない様子だったが、あの演舞場にいた人間の大半は、エリカと似たような感想を抱いていてもおかしくない。
そんな中、レオだけは妙に楽しそうに口角を上げていた。
「いや、でも三メートルだぞ。ちょっと楽しいだろ」
「レオが三メートルになったら、邪魔すぎるでしょ。その体格で」
それを聞いたミーシャが妙に真剣な顔で考え始める。
「でも、機会あったら頼むかもしれないっス。ちなみに倍だからレオなら四メートル近いっス」
レオが顔を上げた。
「何を?」
「巨大レオ」
「お? マジ?」
「制圧力高そうっスよ」
「いいねぇ」
このままでは本当に次の対象になりそうだ。エリカの方が露骨に嫌な顔になっている。
ところが、ミーシャはそこで別のことを思い出したらしい。
「そういえば、アンティナイトで思い出したっス」
「何だ?」
「自分も魔法道具なら作れるっスよ」
そこは聞き流せなかった。
「……それは聞いてないぞ」
自分の声が低くなるのがわかった。魔法道具という言葉の範囲は広い。
ただ、アンティナイトの話から連想したということは、単なるCADや感応石を指しているわけではないはずだ。
ミーシャは俺の反応を気にした様子もなく鞄を漁り、小さな革製のポーチを取り出した。
普段、腰へ下げている触媒用のものとは別だ。
片手に収まるほどの大きさで、口を紐で絞るだけの簡素な造り。外から見れば、魔法道具というより土産物屋に置いてある小物入れに近い。
「《便利な調味料入れ》っス」
「……調味料?」
レオが聞き返した。
エリカも同じところへ引っ掛かったらしい。
「何それ。料理用?」
「料理用っス」
迷いのない即答だった。
アンティナイトの話から、なぜ料理用品へ繋がったのか――俺には分からない。
ミーシャは紐を緩め、ポーチの口をこちらへ向けた。
「中、見てもらっていいっスよ」
受け取って覗くと空だった。
念のため指を入れて底まで探ったが、二重底や隠し袋のようなものもない。触った限りでは、ごく普通の革袋だった。
「何もないな」
返したポーチを、今度はエリカが横から覗き込む。
「本当に空じゃない」
「ここからっス」
ミーシャが片手をポーチへ入れた。
「コリアンダー」
そう宣言すると何かを探るような動きもなく、そのまま手を引き抜く。
指先には、細かく刻まれた緑色の葉が摘ままれていた。
「……は?」
レオから間の抜けた声が出る。
「コリアンダーっス」
ミーシャは何でもないことのように言った。
全員の目が、その指先へ集まる。しっかり、香りもある。エイドスもある。
見た目だけを似せた幻影ではない。少なくとも、俺が認識できる範囲では普通のコリアンダーだった。
エリカがポーチと葉を交互に見る。
「え? これだけ?」
「ウィっス」
「いや、もっと何かあるでしょ。魔法道具なんでしょ?」
「調味料を出す魔法道具っスよ」
「だから、それだけ!?」
「料理に便利っス」
本人は本気で便利だと思っているらしい。
レオが椅子の背へ身体を預けた。
「さっきまでアンティナイトとかキャスト・ジャミングの話してた反動がすげえな……」
「でも、便利だと思います」
美月は真面目にポーチを見ていた。
「料理中に調味料を切らしてしまっても、すぐ出せるんですよね?」
「その通りっス」
自分の発想を理解してくれる人間がいたのが嬉しいのか、ミーシャの返事が少し弾む。
深雪も興味を持ったらしい。
「どのようなものでも出せるのですか?」
「普通の料理に使う調味料なら大体いけるっス。塩、胡椒、シナモン、ナツメグ、クミン、ウコンとか」
「量は?」
俺が、仕様情報を集めるために聞く。
「一回につき、一食分の料理に使う程度っス。袋いっぱいとか、そういう量は無理っスね。消費した分は翌日に五回分から十回分回復するっス。キープできる上限は十回分っス」
「その回復量は、どういう基準で決まる?」
「試してみたんスけど、五回から十回のどれかがランダムで回復するみたいっス」
「つまり、6面体サイコロの出目プラス4だな」
「上手い説明っス」
俺はもう一度、ミーシャの手にある革袋を見る。
現象だけ考えれば、料理用品で片づけていいようなものではない。
さっきまで間違いなく空だった袋から、実在する物質が出てきた。
どこか別の場所にあるコリアンダーを転送しているのか。別の物質を変換したのか。それとも、本当に何もないところから生成したのか。
現代魔法で同じことを再現しようとすれば、どの可能性を選んでも簡単な話では済まない。
そして《幻想術》である以上、俺にはその過程が見えない。
だが、作った本人にはそんなことを気にしている様子がない。
おそらくミーシャにとっては、料理をしている途中で必要になった時、すぐ出せれば便利だというところから始まっている。
「……発想する順番が違うんだな」
思わず口から出た。
「何がっスか?」
「いや、何でもない」
ちょうどその時、店員が注文した料理を運んできた。
俺の前にコーヒー、美月の前に軽食のプレートが置かれ、最後にミーシャの前へミートソースのスパゲッティが置かれる。
それを見たミーシャが、まだ指先に残っていたコリアンダーへ顔を向けた。
「ちょうどいいっスね」
「おい」
止める前に、コリアンダーがミートソースの上へ散った。
「完成っス」
「何がだ」
「味変っス」
ミーシャは、満足そうにフォークを取る。
「お客様」
背後から声がした。
六人の動きが揃って止まった――店員が立っている。
笑顔は崩れていないが、さっき注文を受けた時とは明らかに種類が違う。
「申し訳ありませんが、当店では調味料を含め、飲食物のお持ち込みはご遠慮いただいております」
ミーシャのフォークが空中で止まった。
自分の皿を見る。次に革袋を見る。最後に、まだ指先へわずかに残っている緑色の葉を見る。
それでようやく何をしたのか繋がったらしい。
「……あ」
フォークを置くなり、勢いよく頭を下げた。
「す、すみませんっス! 完全に考えてなかったっス! 本当にすみません、もう出さないっス! これも自分の分だけで――いや、そういう問題じゃないっスね。すみませんっス!」
さっきまで魔法道具を得意げに見せていた人間と同一人物とは思えない勢いだった。
「今後お気をつけください」
「ウィっス! 気をつけるっス!」
店員が離れていくまで、ミーシャは背筋を伸ばして座ったままだった。
エリカがテーブルへ顔を伏せる。
「ちょ……駄目……」
肩が震えている。
レオも口元を手で押さえながら、
「魔法道具そのものじゃなくて、調味料持ち込んだことで怒られるのかよ……」
と漏らした。
「笑わないでほしいっス……」
三メートルになって剣術部員を止めていた人間とは思えないほど、ミーシャの声が小さい。
美月も笑うまいとしているようだったが、口元は完全には隠せていない。
深雪も上品に手を添えているものの、目元までは誤魔化せなかった。
「達也」
「何だ」
ミーシャが周囲を気にしながら声を潜める。
「これ……食べるのはセーフっスよね?」
店員は、まだそれほど遠くへ行っていなかった。
足が止まり振り返るが、諦めたように言葉を漏らす。
「今回はもう掛けてしまったものですから、そのままで結構です。次回からお気をつけください」
ミーシャのフォークが華麗に踊った。
【第16話:D&D使用マジックアイテム説明】
ヒューワードの便利な調味料入れ(Heward's Handy Spice Pouch)
その他の魔法のアイテム、コモン
このベルトポーチは一見すると空っぽに見えるが、10チャージを有している。
このポーチを手に持っている間、君は1回のアクションを使用して1チャージを消費し、魔法でない任意の調味料(塩、コショウ、サフラン、コリアンダーなど)の名前を口にすることで、望んだ調味料をひとつまみ取り出すことができる。
ひとつまみの調味料は、1食分の料理に味付けをするのに十分な量である。
このポーチは毎日夜明けになると、消費したチャージを 1d6+4 回復する。