【MMOで〇〇作り】配信で作った川に水竜が住み着いた 作:荼枳尼天
【Lvアップを確認。ステータスが上昇します】
【Lvアップを確認。ステータスが上昇します】
【Lv.5に到達しました。スキルポイントを獲得しました】
【Lvアップを確認。ステータスが上昇します】
【スキル【斧術】のレベルが上昇しました】
【威力が上昇します】
【【大切断】の威力が上昇します】
【スキル【斧術】のレベルが上昇しました】
【威力が上昇します】
【【大切断】の威力が上昇します】
【スキル【斧術】のレベルが上昇しました】
【威力が上昇します】
【【大切断】の威力が上昇します】
【アーツ【破盾】を習得しました】
【スキル【投擲】のレベルが上昇しました】
【威力、補正が上昇します】
【アーツ【曲射】を習得しました】
【スキル【投擲】のレベルが上昇しました】
【威力、補正が上昇します】
【【曲射】の補正が上昇します】
【スキル【体術】のレベルが上昇しました】
【威力が上昇します】
【アーツ【拳打】を習得しました】
【スキル取得条件を達成。ポイントを消費しますか?使用Pt.1/残Pt.10】
「んんんんん?!?!と、とりあえず、しゅ、習得するよ…!」
【【剣術】Lv.1を獲得しました。】
Lv.15のボス、ホブゴブリンを討伐したことにより、大量の経験値を獲得。
結果、ナナイは大きく成長した。
カーバンクルの宝石の色が消えたことの方が重要だが、とりあえず元気そう、というふわっとしたニュアンスのもと、ステータスを確認する。
━━━━━
name.ナナイ
Lv.3 → 6
species.土師族Lv.1
job.無職 Lv.1
strength.17 → 27 ×5
endurance.10 → 27 ×4
agility.7 → 10 ×0.7
dexterity.13 ×3
spell.10
HP.400 → 1080
MP.100
満腹値.54
水分値.67
passive skills
【道具作成】
active skills / 残Pt.9
【自然物鑑定】Lv.3 / 【伐採】Lv.1 / 【投擲】Lv.2 → 4 /
【斧術】Lv.2 → 5 / 【体術】Lv.1 → 2 / 【剣術】Lv.1
active arts
【大切断】 / 【破盾】 / 【曲射】 / 【拳打】
━━━━━
「えーっと…力が、17から27に上がって?耐久も10から27…んで、体力が…1080?!」
HPバーを2度見する。
蘇ってから初めて確認するが、4割程しか体力がない。
「えーっと、1080の4割だから成長前の400…?と、とんでもなく成長してしまったぜ」
敏捷は見なかったことにして、胸を張りドヤ顔。
:そりゃあんな崖際一歩手前みたいな戦闘すりゃ耐久が上がるよな
:ドワーフって硬いんすねぇ
:体力補正値の賜物ですよ
「しかも、アーツを新しく3つも手に入れたよ。剣術…は、使う機会ないよねぇ」
:ホブの両手剣断ち切ったしな
:鉄剣もぶっ壊れたし
手に入れたアーツは3つ。
【破盾】
防具、盾にダメージボーナス。
【曲射】
投擲物を曲射した時、命中率にボーナス。
【拳打】
拳を用いた攻撃にダメージボーナス。
最初に手に入れた【大切断】の効果は単純明快。
基礎ダメージ、切断ダメージにボーナスがあるというもの。
「いやー!強くなっちゃったなぁ…!」
戦う手段が充実し始めたことを改めて実感するナナイ。
地面に転がる、【魔物の素材】(どう見ても耳)、【指輪(未鑑定)】(野性的なデザイン。一応装備しなかった)、【魔石(未鑑定)】をアイテムボックスに収納したあと、鉄資源以上の価値が無くなった鉄剣の残骸と、折れた両手剣と剣先を回収する。
折れた両手剣、剣先両方を眺める。
主に切断面を。
「………なにこれ」
綺麗な切断面だった。
鉄を斬る、という現象はフィクションの中でしか見たことはなかったが、こういうのを言うのだろうな、とナナイは考える。
:すげぇ
:鉄を斬るって何?
:鉄は中堅プレイヤーを支える素材なんですけど…
:せんせー、初心者が鉄を斬りました〜
「……」
結局のところ、今回の戦闘で一番の収穫はこの斧だろう。
アイテムボックスから【斧(未鑑定)】を取り出す。
白いオーラと天使の意匠が彫り込まれた白磁色の大斧。
ナナイの背丈より大きく、普通なら扱えるような質量ではない。
「……かっっっけ〜……」
:かっこよすぎる
:ユニーク武器?
:話題に事欠かねぇ…
:凄い、神殿騎士が使ってそうな武器を野蛮人が持ってるわ
:見た目よな
「うるさいよ……カーバンクルちゃん、なにしたんだろう…?」
:蘇生はしてたな
:どうやったかはわからん
:宝石の色が無くなったのはそれ関連やろ
:蘇生+呪いの武器をユニーク武器に作り替えたってこと?
:わからん
「…うっひょ〜ほんとにかっこいい…!」
:いいなあ〜
:まじで嬉しそう
:強いの確定なユニークが手に入ったらそりゃこうなる
「…ごほん」
咳払いをして斧をアイテムボックスに収納する。
これにて、戦後処理は完了。
結果はナナイの大成長と更なる謎を残す形に終わった。
「……ポンチョもボロボロです。と」
いくらか身体を伸ばし、身体を確認すればポンチョが大きく裂けているのがわかった。装備欄を確認すると【(破損)】とアイテム名の末尾に追加されていたため見た目アイテム以上の価値はもうないのだろう。
とはいえ、修理する方法もないし現状ではどうしようも無いため、カーバンクルを手に乗せてからその場を後にする。
「…さ、なーんもわからんぞー」
主にカーバンクル案件。
相変わらず水音と光苔が映える広間に戻ってきてから立ち尽くす。
「まず、カーバンクルちゃんが懐いてきた理由!あとここにいる理由!そしてあーしに着いてきた理由!全部わからん!」
うがー!と叫ぶナナイ。
ピコン!
「ん?」
通知音が響いた瞬間、どこかからナナイの耳に見知らぬ声が届いた。
『その全てを説明いたします。中央の通路を通って、あなた方の言うモンスターハウスまで、お越しください』
年若い、というよりも幼い声がナナイに語りかけてくる。
「え?え?!なに?どこ…?」
ナナイが周囲を見渡すが当然誰もいない。
:ん?
:どうした?
:狂った?
「狂ってねぇよ!…なんか声がしたの」
:あ、通信魔法か
:トップギルドの秘書さんが持ってるという便利魔法
:配信に入らんのがダメなとこよな
「真ん中の通路を通ってモンスターハウスだった場所まで来てくれって」
若干思案するが、モンスターが全滅したこの洞窟で危険もない上、全て終わらせた後に騙す必要性も薄い。
ということで、声に従い通路を進むことにした。
通路を進み、開いたままの扉を潜り石室に入っていく。
「階段だ」
紋様の刻まれた石室は変わっていないが、正面の壁に下に降りる階段が出現していた。
階段の目の前まで来れば、壁に付けられた壁掛け松明が順に奥まで灯っていく。
「……ホブゴブリンの階段よりもボス部屋っぽい」
:わかる
:草
:草
突入を躊躇っていると、手の上に居るカーバンクルが我慢できないといった様子で「きゅ!!」とひと鳴きしたあと、手から飛び降り、階段を駆け下りて行く。
「あっ!ま!カーバンクルちゃん!!」
「きゅ〜!!」
遠く離れていくカーバンクルの声。
その声にナナイも我慢できずに続いて降りていく。
「待って〜!!」
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