「先輩!無事に起きれたようですね。」
私は保健室で無事に目が覚めた。
私の事を心配していたのは間桐桜、正確には月の聖杯が作り出したAIである。
「ここは月海原学園の旧校舎、そして座標は月の裏側です。」
間桐桜はここの詳細を教えてくれた。
月の聖杯戦争は歪んだ事をそして記憶が無い事を、だけど私は全能によって思い出した為に無事だが他の人は思い出せていない。
『どうやら起きたみたいですね。ミセス岸波。早速ですが生徒会室に来てもらいます。』
この様子を見ていたのだろう人が私を呼び出した。
この声の人物を私は知っている。
早速行くとしよう。
「おはようございまーす!」
「お…おはようございます。」
「グッグッドモーニング!」
知っていると思ったら別の人でした失礼します。
「いえ、ぼくは正常です。だからすぐに退室しないでください。」
退室しようとしたら阻まれました。
彼はレオ、私の敵であるマスターである。
「僕の事を忘れているならキャラ替えをしてみようとしたのですが流石に悪ふざけがすぎましたね。ではいつもの冷静沈着なレオに戻ります。」
そしてレオは真剣な表情に戻った。
「ではお待ちしていました白野さん。」
「…ユリウスだ。今はレオのサポートを徹底している。」
「サーヴァント、ガウェインです。…その我が主は現在とし相応の無邪気さを発散しています。ですので多少わがままは大目に見ていただけますよう皆さんの寛容さを切実に期待します。」
レオの他にも生徒会室にはいて1人はユリウスそしてもう1人はレオのサーヴァントであるガウェインだった。
私はレオとの共同戦線を取る事にしてレオと話し合う事になった。
「そう言えば白野さんのサーヴァントはどうしたんですか?並行世界のとはいえアーサー王はかなり強力なサーヴァントです。」
「実は並行世界の部分が問題になりました。本来なら存在しないサーヴァントであるからこの異常事態の時に正常に働いたムーンセルによって排除されてしまい元の世界に戻されてしまったみたいなんです。」
「それは困りました。実は表に繋がっている構造体がこの校舎にありましてね。それは迷宮となっていて中にはエネミーがいます。ガウェインなら余裕にいけると思いますが中の時刻は夜に設定されていてガウェインが万全の力を発揮できません。時間に関係ないアーサー王なら余裕で攻略出来ると思ったのですがこれは困りました。」
「それにしてはおかしいかと。岸波白野の側にまだサーヴァントがいる気配があるのですがどういう事でしょうか?」
「それに関してはサーヴァントを用意してくれた側が再度用意してくれたみたいなんですよ。では自己紹介してくれる?」
そうムーンキャンサーに問いかけるとムーンキャンサーは直ぐに姿を現した。
皆さんはびっくりしたでしょう。
だった私とそっくりな人物が服装は違えど現れた訳だから。
「サーヴァント、ムーンキャンサーだよ。並行世界で聖杯戦争に勝利した岸波白野だよ。」
流石に聖杯戦争に勝利した私はレオには予想できなかったのだろう、驚愕した表情になっていた。