六本木の温度差   作:ぷーぷ

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「私、行きます」
3月。高校卒業。第一希望への合格。ナマエの進む場所が決まり、竜胆も音の世界へ歩き始める。蘭もまた、六本木で「怖がられる名前」ではなく、「任せられる名前」として仕事を広げていく。それぞれが、自分の場所へ進み始めた春。嬉しいことばかりのはずなのに、進むほど、夏の別れは現実になっていく。ナマエが遠くへ行く夏。蘭が、自分の夜を本当に選び取る夏。その始まりは、もうすぐそこまで来ていた。


春は待たない

I. 結果を待つ冬

 

年が明けても、ナマエは落ち着かなかった。

 

三つの大学に出願した。

合否はメールで知らせが来て、サイトで確認する形式だった。

 

第一希望は三月。

第二希望と第三希望は、二月中に結果が出る予定だった。

 

まだ先だと分かっている。

それでもナマエは、毎日のようにメールボックスを開き、大学のサイトを更新した。

 

携帯が鳴った。

蘭からだった。

 

『見すぎ』

 

ナマエは画面の前で、小さく笑った。

 

『見てません』

 

すぐに返すと、少ししてまた返事が来た。

 

『絶対見てる』

 

今度は、声を出して笑ってしまった。

 

その頃、蘭は六本木にいた。

 

新年明けのクラブイベントの打ち合わせだった。

十月に初めて現場を見て、十一月にも手伝った。

今回で三回目になる。

 

今回の箱は前より少し大きい。

客層も少し上がる。

 

紹介制に近いイベントで、来るのは経営者の息子、若い投資家、芸能関係、夜に金を落とすが、面倒事は嫌う連中だった。

 

派手ではある。

けれど、荒らしたくはない。

 

だから蘭に声がかかった。

 

「前回の評判をきいてね。客が綺麗に回った、女の子たちも安心してたって。そういうの、こっちじゃかなり大事なんだ」

 

イベント企画会社の男は資料と報酬額を書いた紙を置いた。

蘭は金額を見て、少しだけ眉を上げた。

 

「高くない?」

 

「安いくらいだよ。揉めた後始末の方が高くつく」

 

明らかに、蘭の名前に値段がついていた。

ただ怖がられる名前ではなく、任せられる名前として。

 

「全部は見ないよ」

 

「分かってる。入口、客の流れ、フロアの空気、DJの順番。そこを見てくれればいい」

 

蘭はリストに目を落とした。

 

「呼ぶ客は絞る。入口で無理そうなやつは入れない。スタッフを変な客の相手に回さない。音も、最初から上げすぎない」

 

男は少し驚いたように蘭を見た。

 

「そこまで見る?」

 

「見るために呼んだんでしょ」

 

男は満足そうに笑った。

 

「そういうところだよ。蘭くんに頼みたい理由」

 

金を使うやつ。

金で人を雑に扱うやつ。

目立ちたいだけのやつ。

酔う前から面倒なやつ。

 

そういうものを見るのは早かった。

喧嘩で覚えたのではない。

六本木で生きているうちに、勝手に身についた。

 

「他にも声かかってるだろ?」

 

男が聞いた。

 

「まあね。でも一月は、これ一本だけ」

 

男が顔を上げた。

 

「もったいないな」

 

「今はいい」

 

「女?」

 

蘭は紙から目だけを上げた。

笑ってはいなかった。

声を荒げたわけでもない。

ただ、目の奥から温度が消えた。

 

男はすぐに降参したように両手を上げ、苦笑した。

 

「悪い。聞かない」

 

「受ける仕事は選ぶ」

 

「贅沢だな」

 

「困ってないから」

 

それは、本当だった。

まだ、竜胆が学生の間は、父親からの生活費支援が入っている。

今の蘭は、金額だけで仕事を増やす必要がなかった。

 

それよりも、受ける仕事を選ぶこと。

ナマエと会う時間を削らないこと。

 

その方が、今は大事だった。

 

夜、家に戻ると、竜胆がソファに寝転がっていた。

 

「どうだった」

 

「受けた」

 

「いくら?」

 

蘭が金額を言うと、竜胆は起き上がった。

 

「は?上がりすぎじゃん。兄貴、普通に仕事になってるじゃん」

 

「今月は一本」

 

「他は?」

 

「断った」

 

「なんで」

 

「今はそんなにいらない」

 

竜胆が、にやっと笑った。

 

「ナマエちゃん?」

 

「うるさい」

 

「当たりじゃん」

 

蘭は返事をせず、携帯を見た。

ナマエからメールが来ていた。

 

『今日も発表はありませんでした』

 

蘭は短く返した。

 

『まだ出ねえよ。今日は寝ろ』

 

十時を過ぎていた。

ナマエはもう携帯を見ていない時間だが、明日の朝、その一文を読むことは分かっていた。

 

「兄貴」

 

「何」

 

「ちゃんと受かるよ」

 

「知ってる」

 

「じゃあ何その顔」

 

「どの顔」

 

「受かってほしいけど、受かったら嫌、みたいな顔」

 

蘭は返事をしなかった。

 

落ちることを望んでいるわけではない。

そんなことを望めるはずがない。

 

けれど、合格は、別れが現実になることでもあった。

 

 

II. 行ける場所

 

二月に入った、ある日の昼過ぎ、蘭の携帯が鳴った。

 

ナマエだった。

 

画面を見た瞬間、蘭は少しだけ息を止めた。

人通りの少ない路地へ入り、通話を押す。

 

「もしもし」

 

すぐに返事は来なかった。

 

「ナマエ?」

 

「蘭さん」

 

声が少しだけ震えていた。

 

「受かりました」

 

蘭は目を閉じた。

 

「どこ」

 

「第二希望の大学です」

 

第一希望ではない。

でも、受かった。

 

ナマエが自分で選んだ場所のひとつに、ちゃんと届いた。

 

「そっか」

 

嬉しかった。

本当に嬉しかった。

 

けれど同時に、胸の奥で別のものが静かに沈んだ。

 

「蘭さん」

 

「ん」

 

「私、ひとつ、行ける場所ができました」

 

その声は、まだ震えていた。

でも、逃げる声ではなかった。

 

「おめでとう」

 

今度は、ちゃんと言えた。

 

電話の向こうで、ナマエが息を詰まらせた。

 

「ありがとうございます」

 

「頑張ったじゃん」

 

「……喜んで、いいんでしょうか」

 

「受かったんだろ」

 

「はい」

 

「じゃあ、今日は喜べ」

 

少し乱暴な言い方だった。

けれどナマエは、その言葉でようやく小さく笑った。

 

「はい」

 

「第一希望は、ちゃんと待てばいい。怖くなっても、先に勝手に折れんなよ」

 

「はい」

 

「俺も待つから」

 

電話の向こうが静かになった。

 

その沈黙は、不安ではなかった。

二人で同じ結果を待つための、静かな約束みたいだった。

 

「今日は、ちゃんと飯食って、ちゃんと寝ろ」

 

「蘭さん」

 

「何」

 

「お父さんみたいです」

 

蘭は黙った。

 

「それ、嬉しくないんだけど」

 

電話の向こうで、ナマエが笑った。

 

「でも、安心しました」

 

その言葉が、思っていたより深く胸に落ちた。

 

あの夏の夜、自分はナマエを不安にさせた。

残れよ、と言って、自分の寂しさを押しつけた。

 

でも今は違う。

 

ナマエが行く場所を、ちゃんと支える側にいたかった。

 

その夜、竜胆に合格を伝えると、竜胆は自分のことのように喜んだ。

 

「すげえじゃん。ナマエちゃん」

 

「第二希望だけどな」

 

「でも受かったんでしょ。じゃあ、すげえじゃん」

 

「三月に、本命が出る」

 

「じゃあ、まだ兄貴の心臓に悪い日が続くわけだ」

 

「うるさい」

 

ナマエも進む。

竜胆も、春には音の方へ進む。

蘭にも、六本木で仕事として立つ場所が見え始めている。

 

それでも、ずっと近くにあった気配が少しずつ別の方へ動いていくのは、思ったより寂しかった。

 

 

III. 制服の終わり

 

三月。

 

先に卒業したのは、竜胆だった。

 

式には行かなかった。

竜胆も、来いとは言わなかった。

 

けれどその朝、竜胆はいつもより少しだけきちんと制服を着て、玄関で靴を履いた。

 

「卒業じゃん」

 

「うん」

 

「おめでと」

 

「軽」

 

「重く言われたいの?」

 

「別に」

 

竜胆は笑って扉を開けた。

 

その背中を見送ってから、蘭は少しだけ思った。

制服で出ていく竜胆を見るのも、これで最後かと。

 

数日後、ナマエの卒業式があった。

 

蘭は学校へは行かなかった。

 

父も母も式に出る。

ナマエは家族と写真を撮り、友人たちや先生に挨拶をする。

 

その時間は、ナマエのものだった。

 

だから蘭は、式が終わる頃に、通学路にあるカフェへ向かった。

二人が初めてちゃんと会話した場所だった。

 

足元には、小さな紙袋がある。

大きな花束ではなく、持って歩いても困らないくらいの小さなブーケにした。

 

『式が終わりました。両親と友達と少し写真を撮ってから向かいます』

 

『ゆっくりおいで』

 

そう返したのに、十分ほどで、カフェの扉が開いた。

 

ナマエが立っていた。

 

制服姿だった。

 

白いブラウス。

リボン。

チェック柄のスカート。

白いラインの入ったブレザー。

セミロングの黒髪。

 

何度も見たはずなのに、その日だけは違って見えた。

 

「蘭さん?」

 

「……いや」

 

蘭は視線を外し、紙袋から小さなブーケを取り出した。

 

「卒業おめでとう」

 

ナマエの表情が、ぱっと綻んだ。

両手でブーケを受け取り、少し顔を近づけた。

 

「ありがとうございます」

 

向かいの席に座って、ナマエが紅茶を頼む。

窓の外には、制服の生徒たちがまだ行き来している。

二人は、その様子を見ながら、何も言わなかった。

 

暫くして、ナマエが蘭の方を見て言った。

 

「終わりました」

 

「ああ」

 

「高校生じゃなくなりました」

 

「そうだな」

 

蘭はナマエを見た。

 

「見納めじゃん」

 

「制服ですか」

 

「他に何があるんだよ」

 

ナマエは少し頬を赤くして笑った。

 

学校帰りのナマエ。

勉強道具を持ったナマエ。

制服でカフェに座るナマエ。

 

その時間は、もう終わった。

 

「学校、楽しかった?」

 

「楽しいことばかりではなかったです。でも、一番充実していた一年だったと思います」

 

「そっか」

 

「将来のことも、自分のことも、こんなに真剣に考えたことはありませんでした」

 

ナマエは少し照れたように笑った。

 

「蘭さんと出会ったからです」

 

一瞬、蘭の視線が止まる。

 

「大変なことも多かったですけど」

 

「それは悪かったね」

 

「本当に思っていますか?」

 

「思ってない」

 

ナマエは吹き出した。

 

「ここ、蘭さんと初めてちゃんと会話したお店です」

 

「よく覚えてるね」

 

「忘れません。私には、大事な場所なので」

 

蘭は少しだけ黙った。

 

「……そんな場所だった?」

 

「はい。この場所で、私は自分の人生を自分で選ぶ方へ進んだんだと思います」

 

ナマエは顔を上げた。

 

「だから、今日にここで会えてよかったです」

 

蘭はしばらく何も言えなかった。

 

「今日、家の人、よく許してくれたね」

 

「はい。式のあとなら、と」

 

「信用された?」

 

「蘭さんが約束を守ってきたからだと思います」

 

門限。

連絡。

会う場所。

無理に会わないこと。

隠さないこと。

 

最初は面倒だと思った。

でも、それを守ることでしか、ナマエの世界を壊さずにそばにいる方法はなかった。

 

カフェを出る頃には、夕方に近づいていた。

駅までの道を、二人で歩く。

 

ナマエの制服の裾が春の風に揺れる。

蘭は歩きながら、その姿を目に焼きつけるように見ていた。

 

「蘭さん」

 

「何」

 

「見すぎです」

 

「見納めだから」

 

ナマエは照れたように笑った。

 

「そういうこと、言うようになりましたね」

 

「うるさい」

 

「嬉しいです」

 

蘭は返事の代わりに、ナマエの手を少しだけ取った。

指先だけ触れるように繋ぐ。

 

長くはなかった。

駅が近づく前に、蘭は手を離した。

 

改札の前で、ナマエは振り返った。

 

「今日はありがとうございました」

 

蘭は少し黙ってから言った。

 

「卒業、おめでとう」

 

二度目の言葉だった。

ナマエは、今度は深く頷いた。

 

制服姿のナマエを見るのは、それが最後だった。

 

 

IV. 第一希望

 

三月の終わり。

 

蘭はイベントの打ち合わせを終えて、駅の近くを歩いていた。

 

携帯が鳴った。

ナマエだった。

 

「もしもし」

 

すぐに声は返ってこなかった。

 

「ナマエ」

 

「……蘭さん」

 

声が、泣いていた。

 

蘭は人の流れから外れ、ビルの壁際に立った。

 

「出た?」

 

「はい」

 

「第一希望」

 

沈黙のあと、ナマエが小さく息を吸った。

 

「受かりました」

 

蘭は目を閉じた。

 

車の音。

人の声。

駅前のざわめき。

 

全部が遠くなって、その一言だけが残った。

 

第一希望に、届いた。

 

「……そっか」

 

それしか出なかった。

けれど今度は、二月とは違った。

 

行ける場所ができたのではない。

 

行く場所が決まった。

 

「蘭さん」

 

「ん」

 

「私、行きます」

 

ナマエの声は震えていた。

 

蘭は、ゆっくり息を吐いた。

 

「……うん」

 

電話の向こうが静かになった。

 

「ちゃんと、聞いてる」

 

「……はい」

 

ナマエが泣きながら笑った。

 

「四年、向こうで暮らすことになります」

 

「知ってる」

 

「長いですよ」

 

「わかってる」

 

「大丈夫ですか」

 

「お前が聞く?」

 

「聞きます」

 

蘭は壁から背を離した。

 

「大丈夫にする」

 

ナマエは何も言わなかった。

 

二人の間に置かれた、約束のような沈黙だった。

 

[b:V. それぞれの場所]

 

四月に入ると、竜胆は専門学校へ通い始めた。

 

初日は、いつもより早く起きた。

服も髪も整っている。

 

「早くない?」

 

「初日だから」

 

「真面目」

 

「悪い?」

 

「悪くないけど」

 

竜胆は靴を履きながら笑った。

 

「機材触れるらしい。あと、先輩でDJやってる人いるって」

 

「へえ」

 

「兄貴、興味なさそう」

 

「あるよ」

 

「声がない」

 

蘭はソファに座った。

 

「楽しそうだなと思って」

 

「うん。楽しみ」

 

その顔を見て、蘭は何も言わなかった。

 

玄関の扉が閉まったあと、部屋が少し寂しかった。

 

 

その数日後、ナマエと三人で会った。

 

場所は昼のカフェだった。

 

「竜胆くん、学校、どう?」

 

「楽しい」

 

即答だった。

 

「いろんな機材触れるし、DJやってる人もいるし、音響って思ったより広い」

 

「竜胆くんに合ってそう」

 

「でしょ」

 

竜胆は嬉しそうに笑った。

 

「ナマエちゃんは?卒業してどう?」

 

「学校に行かなくていいのに、朝起きてしまって」

 

「分かる。俺もまだ高校の時間で起きる」

 

「おまえ、朝からちゃんと行ってた日そんなにあった?」

 

蘭が突っ込む。

 

ナマエが笑いながら言った。

 

「同級生ですね」

 

竜胆は少し得意げに笑った。

 

「そうだよ。俺とナマエちゃん、同級生」

 

「今さら?」

 

「兄貴、忘れてる時あるじゃん。ナマエちゃんのこと、たまにすごい年下みたいに扱う」

 

ナマエが少し笑った。

 

「それは、あるかも」

 

「何で組んでんの」

 

竜胆とナマエが口を揃えた。

 

「同級生だから」

 

竜胆が楽しそうで。

ナマエが笑っていて。

自分の大事な二人が、別々の場所へ向かいながら、同じテーブルにいる。

 

それなのに、胸の奥に少しだけ引っかかるものがあった。

 

竜胆には、学校がある。

音がある。

 

ナマエには、アメリカの大学がある。

新しい友人ができて、自分の知らない生活が始まる。

 

みんな、それぞれの場所へ行く。

 

竜胆が席を外した時、ナマエが小さく声をかけた。

 

「蘭さん。少し、寂しいですか」

 

「何が」

 

「竜胆くんが、学校を楽しそうにしていること」

 

蘭はすぐには答えなかった。

 

「嬉しいよ。でも、変な感じ。ずっと一緒だったから」

 

蘭は目を伏せた。

 

「別に、縛りたいわけじゃない。竜胆が自分で行く場所見つけたなら、それでいい。でも、帰ったらいない日が増えるんだろうなって思っただけ」

 

ナマエは静かに頷いた。

 

「竜胆くんは、蘭さんから離れていくんじゃないと思います」

 

蘭はナマエを見た。

 

「自分の場所を作りに行っているんだと思います」

 

ナマエは少しだけ笑った。

 

「私も、そうです。アメリカに行くのは、蘭さんから離れたいからではありません」

 

「知ってる」

 

「はい。でも、言いたかったんです」

 

その時、竜胆が戻ってきた。

 

「何の話?」

 

「竜胆くんが楽しそうでよかったっていう話」

 

「何それ」

 

竜胆は席に戻り、残っていたケーキを食べた。

 

蘭はナマエを見た。

 

ナマエは何も言わず、紅茶を飲んでいた。

 

その横顔は、少し大人びていた。

 

 

四月の終わりに近づく頃、蘭のところへ仕事の話が増え始めた。

 

新年のイベントが、予想以上に評判がよかった。

 

「灰谷が見るなら安心」

 

そう言われるようになった。

それは、不良の名前とは違う意味の評判だった。

 

報酬もまた上がった。

けれど、蘭は相変わらず全部を受けなかった。

 

仕事として広げる時は、いつか来る。

本気でやる時は、もっと先にある。

 

ナマエは合格した。

竜胆も進み始めた。

蘭の仕事も動き始めた。

 

全部が少しずつ良い方へ向かっている春だった。

 

けれど、その春はいつまでも続かない。

 

夏が来る。

 

ナマエが遠くへ行く夏。

蘭が、自分の夜を本当に選び取る夏。

 

その始まりは、もうすぐそこまで来ていた。

 

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