魔法科高校の剣聖    作:非日常

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このサイトに登録してから初投稿になります。まだまだ初心者ですので生暖かい目で見守っていただけると幸いです。


入学前
プロローグ


遥か昔1人の男がいた。幼い頃から刀を振り、戦に向かってはいつも大活躍をする。そうして、いつしか男は剣聖と呼ばれ、日々を過ごした。

暇さえあれば剣の腕を磨き、必要な時に敵を斬り、己が心に決めた忠誠を尽くすべき主君の為に、そして、自分の為に生きていた。

 

 

 

 

 

 

しかし、時の流れは残酷である。

いつしか主君は天寿を全うし、男は剣を極めた頃にはもう死の直前であった。

 

 

「次が儂の最後の一振か。願わくばもっと剣を極め、もっと主君の為に剣を振りたかった。」

 

男は涙目で掠れていく声で言う。

だが男の願いは叶わない。そして、そんなことを言っている間に死は近づいてくる。

「ゴホッゴフォ!」

口から血が出る。どうやらもうすぐのようだ。

「もう限界か。ならば良い。最後の一振りと行こう。」

さらに掠れた声で男は言う。

そして、男は最後の居合の構えをとる。

氣と呼ばれる力を丁寧に練り刀にそして体に纏わせる、脚は地をとてつもない力で踏ん張り、心技体全てがこれまで以上に完璧な状態で男は刀を振る。その瞬間男は感じた。自分のさらなる頂を死の直前に放った一閃は目の前の山だけでなく、空間すらも歪ませた。

さらに、偶々これを観ていた神は言う。

「この一閃はどんな神ですら受けただけで致命傷となるだろう。」

そして、男はこの一閃を放ち終えたと同時に意識が落ちる。

そうして完成した最強の技は、神達に恐れられ、『神堕ろし』と名付けられた。ほとんどの神々がこの男の処遇をどうするのか決めていた。

当然である。この技は人が神を超えてしまったことの証明である。神々は自分達が生み出した存在に殺される恐怖を知ってしまった。

その原因となるこの技を生み出してしまった男を恐れてしまうのは至極当然である。しかし、このような状況の中でとある神は言う。

「この技は、この男はここで亡くなるには惜しい。だが尽きた生命を生き返らせるのは我々の『ルール』に逆らってしまう。だから、次の生命に転生させてやろう。」

もちろんこの提案は反発された。しかし、この神は最高神としての権限を使い、無理矢理男を転生させた。

そして、このような神の我儘によって男は転生させられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして遥か長い年月を経て、西暦2095年、国立魔法大学附属第一高校の入学式

男は神藤 俊道という男に転生というか憑依というか、とりあえず現在に来ていた。

「はぁ(はぁ)。どうしてこうなったんだろう(どうしてこうなったのか)。」、と

入学式中にため息を吐きながら言った。

時は少し遡り、2人は始まりを思い出す。

 

 

 

《SIDE男》

 

........次に目が覚めた時儂否、僕は赤子として生まれていた。そして、ある違和感に襲われる。

『もう1人いる?』

(オギャー!オギャー!)

どうやら男はこの赤子に転生ではなくもう一つの人格として憑依したようだ。さらに、男は肉体年齢に引っ張られ、精神年齢が下がっている。

それでも、男は冷静に判断し、『僕はどうやらこの子の中に入ったみたいだ。でもこんな幼い頃から一緒にいたらこの子も困るだろう。だから、」と、男は一拍を置いて、

『この子に本当に危機が迫った時に初めて出よう。僕は君のことをずっと見ているよ。君はまだ知らないだろうけど僕がいる限りどんな危険からも守ってみせる!』と覚悟を決めた。

(まぁ身体がある程度完成するまで僕も出れないけどね)

 

 

 

こうして男はこの世界での最初で最後の主君を見つけ、今は赤ん坊である神藤俊道は最強で最高の剣士を手に入れた。

 

 

 

 

 




どうだったでしょうか?感想と評価をお待ちしております。
まだ男の名前は明かしていませんが、これはちゃんと後の話で出しますのでしばらくお待ちください。
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